「咥えろ!」  
 一番に決まった男が鷹乃の顔の前に自分のモノを突き出す。その粗末で  
醜悪なモノに鷹乃は目を背ける。  
「咥えろって言ってるんだよ!」  
 男は自分のモノを鷹乃の顔に押し付ける。その醜悪で酷い臭いのモノを顔に  
押し付けられた鷹乃は今すぐにでも消毒液で顔を洗い流したいほどの嫌悪に  
囚われる。鷹乃はこの粗末なモノの持ち主を睨み付ける。  
「なんだよ、その目はさっさと咥えねぇかよ!!」  
「うぁっ!」  
 男は睨む鷹乃の頬に平手を一発入れる。消耗し尽くしている鷹乃は抵抗どころか  
身体を支えることもできなかった。  
「口を開けろよ!もっと痛い目に合いたいのか!!」  
 地面に伏せている鷹乃を得意げにねめつけるこの男の顔に鷹乃は見覚えが  
あった。  
 以前、学校の近くで女生徒をナンパしようとし拒絶され逆ギレしていた男である。  
鷹乃はその男をねじ伏せ、のした。鷹乃に関節を極められたその男は泣き叫び、  
みっともなく哀願し、捨て台詞を吐いて逃げ去ったチンピラ風情であった。その男が  
今、女に散々痛めつけられ、消耗し、抵抗するだけの力も奪われた鷹乃をあたかも  
自分が屈服させたかのように勝ち誇り弄ぼうとしている。  
 鷹乃は腹が煮えたぎるほどの怒りを覚えていた。この卑劣で破廉恥な男どもは  
痛めつけられ抵抗する力を奪われたものにしか強がることができないと・・・・・・あとで  
どうなろうと構わない、この男どもに屈服することは誇り高い寿々奈鷹乃にとって、  
到底許容できることではなかった。  
「俺様のちんこを咥えさせてやるから、とっとと口を開けろよ!!」  
 鷹乃は口を開けて、男のイチモツに咥えようとする。男どもはその様子を鷹乃の  
屈服と思い、ニタニタと笑いながら見ている。中にはビデオでその様を撮影している  
男すらいた。  
「(そんなに咥えて欲しいなら咥えてやる!)」  
 鷹乃は口を大きく開けて、男のイチモツを口中に入れて喰い千切らんばかりに噛み  
付こうとした。  
 
「あぶない、あぶない」  
 その鷹乃の目論みは成功することはなかった。女が咄嗟に鷹乃のポニーテールを  
掴んで後ろに引っ張った。鷹乃の歯の噛みあう音が虚しく倉庫に響き、男のモノは  
間一髪のところで食いちぎられることはなかった。  
「こ・・・この野郎!」  
 危うく己のものを食いちぎられそうになった男は再度鷹乃を殴りつけようとする。  
「すっ・・・すいません・・・・・・」  
 男の目論みは女に一睨みに阻止される。  
「ふっ、こういうじゃじゃ馬は相応に嬲れて面白いんだけど・・・  
 どうやら、貴方たちにはこなし切れそうにないわね」  
 女はそういうと鷹乃の尻にスパンキングを加える。高らかに響くその音一発一発に  
鷹乃の悲鳴が重なり共鳴する。  
「いいわ、もうちょっと馴らしておくわ」  
 死ぬかと思えるような責め苦に痛めつけられる鷹乃であったが、彼女への挿入は  
まだ女の一回のみであり、まだほんの序の口に過ぎないことをまもなく思い知らされる  
ことになる。  
「えっ・・・?」  
 鷹乃の両方の足首それぞれに手錠が掛けられる。  
「な、何?や・・・やぁ!な、何する気!!」  
 二人の少女がスイッチを押すとウインチが起動し、鷹乃の足を引っ張る。もとより  
機械の力に勝てる道理はなかったが体力が底を付いている鷹乃の足はさしたる  
有効な抵抗を為すこともなくあっさりと引っ張られた。  
「流石はスポーツ少女というところかしら・・・柔らかい身体をしているわね」  
 ウインチによって鷹乃は逆さ吊りにされた。ただ普通の逆さ吊りと違うのは鷹乃の  
足が大開脚していることにあった。  
「まるでTの字・・・鷹乃のTね」  
 女の言うように今の鷹乃の姿はTの形となっていた。逆さ吊りによって鷹乃の両手と  
ポニーテールは地面に接しており、その両方の足はほとんど一直線になるくらいまで  
開かれていた。その180度大開脚の中心では鷹乃の秘所と肛門が隠すものが何も  
ない状態で衆目に露にされていた。  
「引き締まって・・・綺麗な脚だわ・・・・・・」  
「ひっ!」  
 女はうっとりとした目で鷹乃の脚を眺め、撫で、舌を這わせた。ただ単に犯される  
だけでない、とんでもないことをされる、もう戻れない世界に引きずり込まれそうな  
悪寒が鷹乃の背中を走っていた。  
 
「おっ・・・下ろせ・・・・・・」  
 水泳で鍛え、身体の柔らかい鷹乃とはいえ180度の大開脚は激しい苦痛であった。  
「んっ?何?聞こえない??」  
「んぁぁあぁぁっ!!」  
 女は鷹乃の身体を上下に揺さぶる。限界近くまで広げられている鷹乃の足はその振動に衝撃を受け、股関節が  
脱臼せんばかりの痛みが加えられる。  
「食べちゃいたいくらい綺麗なお尻」  
「ひっ・・・くっくぅぅ・・・・・・」  
 女はスパンキングで痛めつけた鷹乃の尻肉を舐め始める。念入りに唾液を付け、丹念に嘗め回す女の舌技に  
鷹乃は言い知れぬ不快感を覚えた。  
「(き・・・気持ち悪い・・・・・・)」  
 逆さ吊りにされてお尻を嘗め回されるなど今まで予想だにすることはなかった。だが現在、鷹乃はそのように  
弄ばれているのが現実である。叩かれて痛いところを存分に嘗め回されるのは苦痛であり屈辱でもあったが、  
大股開きされている足の痛みはそれに勝っており、どんなに苦痛であっても鷹乃は寸分たりとも身動きすることが  
できなかった。  
「はぁぁぁっ!!」  
 責め苦に身動きできない鷹乃の様子を見て女は更なる行動に出る。鷹乃の尻肉をきつく抓り上げたのである。  
その痛みに身体を動かすと股関節がきしみ、鷹乃を更に責める。  
「かわいいわぁ、鷹乃ちゃん」  
 女は鷹乃の様子に行動をエスカレーションさせる。尻に爪を立てる、尻に噛み付く、尻を引っ掻く、その痛みに  
身をよじると更なる痛みが鷹乃を襲い、苦痛を上げさせる。  
「はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・・・・」  
 時間はさして経っていないが鷹乃にとっては永劫とも言える苦痛である。女はそんな鷹乃の苦しむさまを見て  
堪能していたが、突然女の時計のアラームが鳴り響いた。  
「薬の時間ね・・・」  
 女は鷹乃の尻肉を弄ぶのを止めた。しかし、それが鷹乃の責め苦の終わりではない。  
 女が少女に合図を送ると開脚が少し緩められ、脱臼しそうな股の痛みから鷹乃を解放した。  
「は〜い、ちょっと我慢してね」  
「ひぐっ!!」  
 女は鷹乃の肛門に大きめの座薬を挿入する。  
「もうちょっと鷹乃ちゃんに楽しんで欲しいわね」  
「・・・いっ・・・・・・いっ」  
 大きな物を入れられた痛みと直腸に感じる熱感、そして逆さ吊りによる血行の流れ、  
鷹乃の苦しみはやまない。  
「なっ!」  
 女は鷹乃の秘所と肛門を隠すようにガムテープを貼る。  
「ここはダメだけど、他のところだったらいいわ!  
 20分ほど鷹乃ちゃんと遊んであげて!!」  
 女の言葉に男どもは狂喜し、鷹乃は恐怖する。  
 喜び勇んで駆け寄る男どもは鷹乃の綺麗なおっぱい、口、尻、太もも、腹などに  
一斉に貪り始める。そのがっつく様に女は呆れた様子で溜息を付き、注意を促す。  
「そんなにがっつかない〜まだまだこれからなんだから」  
 男どもの耳にそんな言葉は入らなかったが、吊るされている鷹乃の耳には恐怖と  
ともにはっきりと聞こえていた。  
 
「しっかし・・・よく見るといいケツしてんなぁ〜」  
「おっぱいも結構でかいし・・・・・・」  
「太もも、す〜りす〜り」  
「くっ・・・お前ら・・・・・・こんなことをしてタダで・・・・・・」  
「な〜に?聞こえない〜聞こえな~い」  
「そんなことを言うイケない女の乳首はこうだ!」  
「くぅあぁぁぁあぁぁぁっ!!」  
 大開脚逆さ吊りで身動きの取れない鷹乃の身体を男たちが弄ぶ。乳房を揉み、お尻を叩き、乳首を抓り、太ももを  
舐める。女が貼ったガムテープの箇所こそ蹂躙されてはいなかったが、それ以外の箇所への嗜虐を防ぐ術は鷹乃には  
なかった。  
「鷹乃ちゃん。貴女、いいお友達がいるわね〜」  
 女はそう言いながら戻ってきた。  
「一緒に勉強してるって言ったら、あっさり信じてくれたわ」  
「なっ・・・・・・」  
 女が右手に鷹乃の携帯、もう片方には鷹乃の鞄を手にしていた。  
「ああもあっさり信じてくれると拍子抜けよね。  
 折角、固定線から番号を偽装する工作をしたのに」  
「なにを・・・・・・」  
「設定としては母親じゃなくて、お姉ちゃんにしときたかったんだけど・・・・・・  
 まぁ、家族構成から考えるとそういう訳にも行かないわね」  
「なっ、何をしたんだ・・・・・・」  
「ところで、鷹乃ちゃん。お友達には可愛い子がいっぱいいるわね〜  
 特に詩音ちゃんと香菜ちゃん、この二人とは一緒に遊びたいわ!」  
「ふっ、二人に何かしてみろ・・・殺してやる・・・・・・」  
 凄む鷹乃に女は肛門周辺を撫でて、彼女に苦悶の呻きを上げさせる。  
「心配しないで、鷹乃ちゃん。今日の主役は貴女だから」  
 そして、女は先ほどまで鷹乃を弄んでいた男たちの方に向いて高らかに謳い上げる。  
「鷹乃ちゃん家に電話をして、お友達の家に勉強でお泊りするって言っといたわ。  
 だから、今夜はみんなで一緒に遊びましょう!」  
 予測だにしない女の言葉に男たちは目を丸くする。  
「主役はもちろん、浜咲学園水泳部エースの寿々奈鷹乃ちゃん!  
オールナイト、鷹乃カーニバル! みんな、寝ちゃダメよ!!」  
 その言葉に男たちは歓喜し、喝采を送る。  
「もちろん、鷹乃ちゃんも寝ちゃダメよ。というより寝させないからね」  
 廃工場の外は夕闇が迫りつつあったが、まだ明るく、そしてこの時点でも鷹乃はまだ処女であった。ここまで散々に  
痛めつけられ、体力を絞られている鷹乃であったが、むしろこれからが試練と言える。ニコニコと微笑む女の眼は鷹乃を  
恐怖に陥れるに十分であった。  
 
「さて、改めて紹介するわ。寿々奈鷹乃ちゃん、浜咲学園水泳部のエース。  
 誕生日は9月3日、もうすぐね。身長は168cm、体重は・・・ヒ・ミ・ツ。  
 スリーサイズはウエスト59、ヒップ85、そしてオッパイは・・・・・・」  
 男たちの唾をゴクリと飲む音が聞こえる。  
「オッパイは86!!」  
 なぜか、歓声と共に拍手が起こる。  
「そして、ちょっとオッパイを強調してみました!!」  
 更に歓声が沸き起こる。逆さ吊りにされていた鷹乃は既に降ろされていた。先端が駐車禁止に用いられるコーンの  
形に似た黒いラバーグローブに左右の手それぞれに肘まで嵌められた上に、後ろ手に拘束されていた。そのラバー  
グローブには、鷹乃の決して小さいとは言えない乳房を強調する縛り方で緊縛している荒縄が括りつけられて、少しでも  
動くたびに彼女の肌に食い込んでいた。右足には鎖の枷が付けられ、その先は工場の柱に結わえられている。拘束され、  
枷を嵌められ、鷹乃は逃げる術を失っていた。いや、仮にまったく拘束されていなくてもここまでの加虐で、鷹乃には  
逃げるだけの体力はもはや残されてはいなかった。しかし、それでも鷹乃はこれから更なる凌辱を加えようとする女と  
男どもを射殺さんばかりに睨みつけていた。  
「さて。鷹乃カーニバルの始まりを祝して、みんなで乾杯しましょう!」  
 女の言葉に鷹乃をここまで誘い込んだ女子高生が男たちにコーラのペットボトルを一本ずつ手渡す。そして、女には  
紙コップを渡して、1.5リットルサイズのペットボトルからコーラを注ぎ込む。  
「じゃあ、乾杯!」  
「「乾杯」」  
 男たちはそれぞれコーラを口にする。これから行われるであろう自分の凌辱劇の開始を祝してのこの行為に鷹乃は激しい  
怒りを覚えた。  
「鷹乃ちゃんもどう?喉乾いてるでしょ」  
 コップ半分ほど飲んだ女が鷹乃に声をかける。女の言うとおり、ここまでの戦いや凌辱に鷹乃は激しい喉の渇きを感じて  
いた。しかし、ここでそんな施しを受け入れるほど鷹乃は落ちぶれていなかった。この女の問いかけに対して、鷹乃は無言で  
唇をキリッと噛みしめることで応えた。  
「そう」  
 女は口の中に残りのコーラを流し込むと、鷹乃の鼻を摘む。咄嗟のことで呼吸ができなく、口を開けた鷹乃の口に女は  
自らの唇を当てて、コーラを流し込む。  
「ムゥゥゥ・・・・・・」  
 女はコーラを流し込んだだけに飽き足らず、舌を鷹乃の口の中に入れて存分に舐め始める。急に液体を流し込まれた鷹乃は  
ろくな抵抗をする間もなく、女の舌に口の中を弄ばれるがままであった、しかし、それでもようやくに反抗を行うことができた。  
「痛っ」  
 女は鷹乃から唇を放す。鷹乃が侵入してきた女の舌を噛んだのである。本人は舌を噛み切ってやらんと行っていたが、  
いかんせん力を削がれているだけに女の舌を少し切るに留まった。  
「いらないのかしら・・・でも、困ったわね。鷹乃ちゃんのために買ってきたのに」  
 女は残念そうに1.5リットルのコーラのペットボトルをしげしげと見やる。ここでようやく有効な反撃ができた鷹乃はせめてもの  
抵抗を果たす機会に士気が上がる。  
「(何度でもするがいい、そのたびに舌を噛み切ってやる!)」  
 水泳部のエースだけあって鷹乃は肺活量に自信があった。鼻を摘まれてもできうる限り口を開くまいと、開いても飲ませる時に  
舌を噛んでやる、何度でも・・・そう決心していた。  
「う〜ん、しょうがないわね〜まっ、鷹乃ちゃんの消化器に入ればいいんだけど。  
 上からでも、下からでも・・・・・・」  
「えっ?」  
 女は女子高生に目配せをすると鷹乃を地面に突っ伏させた。土下座のような姿勢で地面に押さえつけられた鷹乃は身体を起そうと  
抵抗するが、女のパワーの前に為す術もなかった。その鷹乃の目の前で女子高生がペットボトルの中身を全て洗面器の中に注ぎ込んで  
いく。そして、女子高生はボストンバックから一本の注射器−それは鷹乃に二の腕よりも長くて太く、先端に針は付いていなかった、  
を取りだすと洗面器の中のコーラをゆっくりとその中に注入し始めた。  
「(なっ、何を・・・・・・?)」  
 女子高生はコーラを全て注入し終えると女に目配せをする。女はコーラが一杯に詰まった注射器を持つ女子高生に鷹揚に頷く。  
鷹乃には女たちがしようとしていることが全くと言っていいほど分からなかった。しかし、まもなく、身を持って知ることになる。  
 

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