「…と、智也!」
「んーなんだ詩音。そんな声を上げて」
「あなたが上げさせてのでしょう!私は今紅茶を入れているのです!さっさと背中から離れてください!」
「いやだ。だって詩音の体は柔らかいし暖かいし…めっちゃいい匂いするし」
「な、何を言うのです!あなたと言う人は…!」
俺がそう言うと顔を真っ赤にする詩音。めちゃくちゃかわいい。詩音はどちらかというと綺麗って感じだが、ちょっと抜けているところとか、顔を赤らめると可愛くなる。
俺の自慢の彼女だ。
「だって詩音とこんな関係になれるとは思ってなかったんだ。転校することを知ったときは、本当に絶望したし…」
「智也…」
俺の言葉に赤らめていた顔が真剣な顔になって俺を見つめる。
とても綺麗な瞳が俺を見つめる。
(そうだ。俺はこの瞳に魅入られたんだ)
クオーターのため日本人とは異なった色をしている瞳。そこに宿っていたのは日本人に対する恐れと人を求める想い。
今は無くなり、そこには俺への愛情が宿っている。
「すまん、詩音。過ぎたことを言っちゃって…」
「いいんです、智也。あの時の私の行動があなたを恐れさせたのなら、私が悪いのですから」
そう言って俺に微笑む詩音に照れくさくなってしまう。
その照れくささをごまかすために俺は愛情を詩音にあげることにした。
「…っ、智也!!」
いきなり胸を触り始めた俺に詩音は声を上げた。
まなじりを吊り上げて俺に食って掛かるが、もみもみと胸を揉んでいると、怒りが続かないのか声を荒げ、瞳が潤んでいく。
この瞬間は何度見ても俺は好きだ。
「…と、ともや!」
「いいだろ詩音?」
怒っていた詩音も照れくささでこんなことをしていると理解しているのか抵抗は少ない。
そんな詩音にキスをするとまったく抵抗しなくなった。
紅茶のポットとカップを詩音の手から外して机に置くと、その横に詩音を寝かせると、俺は詩音の秘部へと手を伸ばした。
くちゅ…
「…あぁ!ともや…!」