カリンSS 番外編 逃げてったメダロットの行った先の話です。
「彩りましょう、食卓を!!」
「咲かせましょう米の花!!」
二人の仮面をつけた男女が声を合わせて決めポーズをとる。
正義の怪盗、レトルトとレトルトレディーである。
博士の命令でアジトを突き止めた彼らはセレクト隊より
先回りをしていたのだ。
「君たち!!、メダロットを使った馬鹿な真似はやめるんだ!!」
「そうよ!!乙女に恥をかかすなんて絶対に許さないんだからね!!」
二人とも久々の登場なので気合が入っている。
「ロボロボ!!どうするロボ?」
「ロボロボ!!強そうロボ?」
「でも逃げ場は塞がれてるロボ!!」
「一斉にかかれば大丈夫ロボ!!」
「えぇいいちかばちかロボ!!」
これからの方針を決めたロボロボ団員は一気にメダロットを転送した。
総勢30体
「仕方ない、おとなしくセレクト隊に自首したほうが罪は軽いのに。」
「ロボロボの頭じゃ言っても無駄よ。」
「転送!!」
二人は声を合わせて叫ぶ。
転送されたのはわずか2機のメダロットだった。
「ロボロボ、大したことないロボ。かかれ〜!!」
30対2、勝負は一瞬で付いた。
アークビートルとゴッドエンペラーのタッグがロボロボ団
のメダロットに負けるはずがなかったのである。
「どうやら」「かたずいたようね。」
勝利の余韻に浸るのもつかの間。
さきほど逃げたスカートずりおろしメダロットが
レディーの後ろに回り込み、彼女のボディコンを
つかみとろうとしていた。
それに気がついたレトルト。
「まずいっ!!アークビートル、撃てっ!!」
アークビートルは変態メダロットに向けてレーザーを
発射した。少しでも狙いがずれたら間違いなくレディこと
キララに当たる。でもレトルトはアークビートルとの間に絶対の
信頼を持っていた。
ドガーン
見事に変態メダロットの頭に命中する。
しかし変態メダロットはただではやられなかった。
もうすでにキララのボディコンをつかんでいたのである。
メダロットは頭がすべてを統率している。
頭を失ったメダロットはどうなるか?
とうぜんバランスを崩して倒れる。
メダロットは人間に2倍くらいの重さがある。
「えっ、ちょっと、レトルトどうゆう・・・」
言いかけた最中だった。
倒れたメダロットに引きずられ、キララのボディコンが
ずり落ちたのである。ボディコンの下には
ブラはなかった。まずはキララの二つのふくらみが露わになった。
しかしさすがにボディコンの下にショーツはつけていたようである。
しかしながら変態メダロットの執念は機能停止してまですさまじい
ものがあった。なんとショーツに指を引っかけ、
ショーツごと倒れこんだのである。
薄い森林につつまれたキララの秘所が露わになる。
「いっ、いやっっ〜〜〜!!!!!!」
レトルトの見てる前でフルヌードを披露するレディ。
当然、そうなるとは思ってないレトルトは唖然として見とれていた。
「ばかっ!!、ヒカルの変態っ!!」
手で隠すキララ、しかしヒカルの視線はキララの方を向いていた。
「ゴッドエンペラー!!」
キララはゴッドエンペラーに命令をする。
間一髪のところにレーザーが飛んでくる。
「待てっ、キララ、話せばわかる、ちょっとした事故なんだ!!」
ゴッドエンペラーは容赦なくビームを浴びせる。
ただ、メダロット3原則は守っているらしく、
本人の回避行動を含めれば絶対に当たらない位置には
撃っていた。しかし回避しなければ保障はできない。
乙女の秘密を見たレトルトことヒカルはその後
半日はゴッドエンペラーに追い回されたそうな。
「ヒカルの馬鹿っ!!大嫌いっ!!」