十二町「こんな不健全な絵になるとはおねーさん正直思ってなかった」  
 
鰐塚「ッ…………まだ……まだであります……!」  
 
十二町「あら?まだぅ私と勝負する気?といっても、何を賭けるつもり?」  
 
鰐塚「……私の、体……で、あります……」  
 
財部「!? 鰐ちゃん!?」  
 
鰐塚「こうする以外……道がないんだ……!」  
 
十二町「あら、いいの?こう見えておねーさん、レズっ気たっぷりよ?あなたが負けた時、どうなっても知らないわよ?」  
 
鰐塚「……負けない!!」  
 
ーーーーーー  
 
十二町が答えられないようなクイズの内容は思いつかない。  
 
鰐塚「くっ…… ん?タカ!お前今何を隠した?」  
 
財部「ーキャラ女にバレた!ーこれは駄目!」  
 
鰐塚は財部の持っているものを確認し、奪い取る。  
 
鰐塚「委員長!好きな本を選んでいいと言うルールでありましたな。  
   ならばこちら側で用意した本をクイズのテーマにしてもよいでありますか?」  
 
十二町「勿論かまわないわよ。」  
 
鰐塚「これであります!」  
 
財部から奪ったものを掲げる。  
 
十二町「…コミックス!?」  
 
十二町は一瞬驚いたような顔を見せるが、すぐに余裕の表情へと変わる。  
 
十二町「ええ、問題ないわよ。遠慮なくその作品からクイズを出してちょーだいな。」  
    …さあ、どんな問題かしら?  
 
鰐塚はクイズの内容を口にした。  
 
鰐塚「この本何刷?」  
 
十二町「!」  
 
与次郎「刷?刷りって…なに?」  
 
球磨川「『本が増刷のかかった回数を指し示すものだよ』」  
 
喜界島「これならいくら十二町さんでも…」  
 
皆が勝利を確信した…  
 
球磨川「『それにしても懐かしいなぁ』  
 
 
 
球磨川「『僕が生まれて初めて発売日に買った本なんだよね』」  
 
 
 
 
鰐塚「え!!………」  
 
一同「………」  
 
球磨川「『ん?皆どうしたの?』」  
 
空気が凍りついていった…  
 
 
財部「球磨川せんぱいっ!クイズの答え言っちゃってどうするんですか!?」  
 
球磨川「『あ(笑)』」  
 
喜界島「禊ちゃん…」  
 
十二町「…えー……」  
 
同情しながらも、十二町は答えを口にする。  
 
十二町「…初版かしら?」  
 
鰐塚「……正解で…あります…」  
 
敗北を認めた鰐塚は ガクッとうなだれる。  
 
十二町「おねーさん少し心が痛むけど…これは約束だし観念なさい?」  
 
鰐塚「くっ…約束してしまった以上、仕方ないであります…」  
 
途端に物凄い緊張が襲う。  
 
十二町「鰐塚さん、改めて見ると良い体してるわね」  
 
どこか妖艶な雰囲気を醸しだしながら近づいてくる十二町。  
 
鰐塚の目の前まで来ると、じっと見つめてくる。  
 
鰐塚「は…早めにお願いしたいであります…」  
 
十二町「仕方無いわね…」  
 
十二町の手がするりと太腿にのびてきた。  
 
鰐塚「!」  
 
すりすり とゆっくり撫でてくる。  
 
あまりの恥ずかしさに目をぎゅっと瞑る。  
 
常に見つめられているだけで恥ずかしいのに、みんなにこの様子を見られている。  
 
他の者達はこんな光景を直視できるわけもなく、目を逸らさずに入られなかった。  
ただ一人を除いて…  
 
 
財部「ちょっ…球磨川せんぱい!」  
 
球磨川「『ここで目を逸らす奴は負け犬だ』」  
 
 
十二町「ふふ…」  
 
片方の手でサラシの上から胸を揉むと、ピクン と少し体が反応する。  
 
反応を見て さらに首筋に舌を這わせる。  
 
鰐塚「!」  
 
十二町「ん…」  
 
巧みに舌を動かしてくる。  
 
鰐塚「うっ…」  
 
最初は鈍かった感度も、次第に良くなってきてしまい、  
少しずつ妙な気分になっていく  
 
鰐塚「あぁっ…」  
 
ふっと十二町が笑ったと思うと、  
手の動きは止めずに 首筋から離した舌を絡ませてきた。  
 
鰐塚「!!…ふっ……」  
 
十二町「ん…くちゅ…」  
 
激しいキスに、思わず官能的な音が出てしまう。  
 
鰐塚は何も出来ず、十二町が一方的に絡めてくる。  
 
鰐塚「んんっ…う…」  
 
 
ついにその光景から目をそらすことができなくなった喜界島は止めに入ろうとした。  
 
喜界島「鰐塚さ…  …!?」  
 
その手を とっさに球磨川がつかんだ。  
 
喜界島「禊ちゃん…!?」  
 
球磨川「『喜界島さん。鰐塚さんは覚悟を持って 十二町さんに勝負を挑んだんだ。  
    このssではサブキャラの僕たちが手を出すことは鰐塚さんへの侮辱に値するよ』」  
 
喜界島「そ…そうね 禊ちゃん!(ssって何のことなんだろう…まあいいや)」  
 
財部「ーやっぱり最低だこの人…ー」  
 
球磨川「『僕は悪くない(キリッ』」  
 
 
しばらくの間 鰐塚は攻められ続けた。  
 
十二町「はぁ…」  
 
舌が離されると、唾液がいやらしく糸を引く。  
 
鰐塚「はぁっ…はぁっ…」  
 
ふと仲間達の方を見ると、皆鰐塚のことを思って目を逸らしている。  
 
少しだけ皆に感謝した。球磨川殿は知らない。  
 
 
十二町「…なかなか良かったわよ 次は…」  
 
太ももを擦っていた十二町の手は、次に鰐塚の秘部にのびた。  
下着の上から優しく触ってくる。  
 
鰐塚「っ…!」  
 
十二町「あら、下着の上から触ってるのに濡れてるのがよくわかるわ」  
 
鰐塚「そんなこと…」  
 
先ほどかなりの刺激を与えられたからだろう。  
 
十二町「んじゃ、いくわよ」  
 
徐々に手を動かし始める  
 
程なくして くちゃ…くちゃ…と卑猥な水音が聞こえてきた。  
 
鰐塚「ふ…あっ…」  
 
少しずつ動きを早めると、愛液がさらにあふれでてくる。  
 
十二町「ふふ…」  
 
鰐塚の目が段々 虚ろになってきた。  
 
十二町「いやらしい音が響いてくるようになったわね」  
 
すでに下着はぐしょぐしょに濡れていた。  
 
十二町「今度は直に触るわよ…」  
 
鰐塚「…!」  
 
十二町は下着の中に手を入れ、いきなり激しく動かし始めた。  
 
鰐塚「ッ……!?」  
 
十二町「凄いじゃない 鰐塚さん…こんなに…」  
 
鰐塚「うあ…んくっ…」  
 
ぐちゅぐちゅぐちゅっ 先ほどよりも激しい水音に変わった。  
 
十二町「もっと喘いで、おねーさんを喜ばせてちょうだい」  
 
指を中に突っ込み、それを上下に強い力をこめて動かす。  
 
鰐塚「……っ…ふあっ!」  
 
鰐塚は快感のあまり 立っていることが難しくなってきた。  
 
足はガクガクと震えている。  
 
鰐塚「はひっ…委員長…ふっ…何か…むぐっ!?」  
 
十二町が再び口を塞ぐ。  
 
十二町「んん…ちゅ…」  
 
鰐塚「…っ!」  
 
今度は鰐塚も自分から絡める。  
 
鰐塚「んっ…んっ…」  
 
唇を離すと、唾液がツーっと垂れ、床に落ちる。  
 
鰐塚「うああっ…!委員長!」  
 
十二町「そろそろかしらね?」  
 
追いうちをかけるように 思いっきり奥まで指を突っ込んだ。  
 
鰐塚「ふあっ…うああああっ!!」  
 
今までとは比べものにならないほどの凄まじい快感が  
襲う。  
 
ビクン…ビクンと痙攣し、限界を迎えた。  
 
鰐塚「く……はっ…」  
 
十二町が下着の中に入れていた手を抜き取ると、それを舐めた。  
 
鰐塚「はっ…はっ…」  
 
十二町「さて、次は私を喜ばせてもらおうかしら」  
 
鰐塚「…自分の身体が…もたないで…あります」  
 
鰐塚はいまだに足が震えていて 立つことができない。  
 
十二町「私を満足させることができたら 全員分の通行権を差し上げてもいいのよ」  
 
鰐塚「…!!」  
 
十二町「どうするの?鰐塚さん」  
 
鰐塚「くっ… それなら…やるであります…」  
 
十二町「決まりね」  
 
 
 
球磨川「『………』」  
 
財部「鰐ちゃん… 私たちの通行権を得るために…」  
 
球磨川「『鰐塚さんは本当に友達想いな人なんだねぇ …ところで』」  
 
球磨川「『喜界島さん、トイレってどこにあるのかな?』」  
 
喜界島「え?えーっと…確かそこを曲がったところにあるよ」  
 
球磨川「『ありがとう!』」  
 
球磨川はスキップしながらトイレに向かった。  
 
財部「球磨川せんぱい…もしや…」  
 
 
数分後  
 
鰐塚は試行錯誤を繰り返しながら ついに十二町を追い詰めた。  
 
鰐塚「ここかな…」  
 
十二町「ああぁっ!…そこは…っ」  
 
鰐塚「む!ここでありますか!?」ニヤリ  
 
十二町「ッ…!あああぁぁっ!」  
 
鰐塚「それともここ!?」  
 
十二町「やめっ……ああああああぁぁぁっ!あぁっ!」  
 
ビクンビクン  
 
ーーーーーーーーーーーーーー  
十二町「この私を満足させるなんて…  
    …わかった、全員分の通行権を差し上げるわ」  
 
鰐塚「ついに…やり遂げたぞ…み…ん…な……ガクッ」  
 
一同「鰐ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!」  
 
 
第   2   関   門   突   破   !  
 
 
球磨川『おしまい    …………ふぅ』  
 
 

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