名瀬「今からその目隠しのままで戦えるように調教してやるから感覚を研ぎ澄ませ」  
善吉「カッ、何かあると思えばいきなりかよ…こんなのどうしろってんだ」  
名瀬「全身ちんぽだと思ってりゃいいんだよ」  
善吉「…は?」  
名瀬「球磨川が手コキかまそうとしてくんだろ、早漏のお前は全力で避ける」  
善吉「マジかよ…」  
名瀬「手始めにオレは今、胸丸出しだ」  
善吉「はぁ!!?」  
名瀬「どうだ!オレのことが気になりだしただろ!」  
善吉「いや全然…」  
名瀬「てめぇ刺すぞコラ!!」  
善吉「…(大丈夫かコレ…)」  
名瀬「要はな、日之影先輩の異常の逆……トラウマを利用して相手の存在感を最大限意識しろ」  
善吉「…(ヒトカゲ?誰だ?)」  
名瀬「とりあえず30分以内にオレに捕まったら、てめぇの粗末なモノをパイズリで再起不能(リタイア)にしてやるから覚悟しな、はいヨーイどん!!!」  
善吉「!!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  
 
 
 30分後  
 
 
名瀬「マジで逃げ切るなよ……ヘコむじゃねぇか………」  
善吉「……別のトラウマが出来そうだ…」  
 
 
 
二日目  
 
 
名瀬「何かオレの方がお前より消耗している気がする」  
善吉「考えたのは名瀬先輩だろ」  
名瀬「こまけぇこたぁいいんだよチェリーボーイ」  
善吉「ぐっ…」  
名瀬「次はさらに難しいぞ、相手の視線を感じるんだ」  
善吉「嫌な予感しかしないな」  
名瀬「球磨川に勝ちたきゃ脱げ人吉!!!」  
善吉「…わかりましたよ(めだかちゃんには言えないな…)」  
名瀬「……何やってんだ全部だよ」  
善吉「…(不知火には絶対に言えないな…)」  
名瀬「……なかなか立派じゃねぇか、ほら目隠し」  
善吉「…(一週間大丈夫かオレは)」  
 
名瀬「準備出来たな…今度は俺も全裸になる」  
善吉「…名瀬先輩それ必要なのか?」  
名瀬「当たり前だ!じゃなきゃ何でお前の前でこんなメンドクセーことしなきゃいけねーんだよ/////」  
善吉「…間違いなく黒神家だな」  
名瀬「何か言ったか?」  
善吉「いいえ何も」  
名瀬「じゃあ早速オレがどこ見てるか言ってみろ」  
善吉「……………鎖骨のあたり?」  
名瀬「やるじゃねぇの、次は?」  
善吉「………へそ」  
名瀬「すげーな、当たりだ。こりゃあ調教の成果が早くも出てきたな、次はどうだ」  
善吉「……下腹部」  
名瀬「何だよハッキリ言えよ!」  
善吉「いや、あんた顔近すぎて鼻息当たってるんですよ!生暖かいのが!」  
名瀬「何だよつまんねーな(カシャ」  
善吉「!?…カシャ?…先輩何して…」  
名瀬「記録用の写真撮ったんだよ」  
善吉「ちょっと待てぇ!!!」  
名瀬「カシャ(10連写)…続けるぞ!」  
善吉「話を聞けぇぇぇぇぇぇ!!!!!」  
 
 
三日目  
 
 
名瀬「!…やべぇ、古賀ちゃんからメールきてる……ポチポチ(生理痛酷いから先帰る)…よし」  
善吉「それで…今日は何をするんですか…」  
名瀬「次は見えない敵の攻撃を知る方法を叩き込むから脱げ!!」  
善吉「…(なんだか直球になってきたな)」  
名瀬「目隠しを忘れるな」  
善吉「……わかってますよ」  
名瀬「よーし、オレも脱いだ!」  
善吉「…(阿久根先輩や喜界島はどうしてるんだろう…」  
名瀬「今日は相手の呼吸を知る方法だ。タイミングが別れば蹴りで迎撃出来るだろ」  
善吉「…(言ってることは間違ってないんだけどやり方がなぁ)」  
名瀬「人吉立て!!」  
善吉「はいはい…」  
名瀬「…(ピトッ)」  
善吉「せ、先輩何を!?」  
名瀬「黙れ火星人!さっさとお前もオレを抱きしめろ!!」  
善吉「…(特訓だよな、特訓なんだよなこれ)」  
名瀬「童貞がビビってんじゃねーよ、オレも処女だ」  
善吉「特訓じゃねぇ!!」  
名瀬「うるせーな、呼吸合わせろよ。気を落ち着かせて心拍をオレに合わせろ」  
善吉「…(一応特訓ぽいけど…わからん)」  
名瀬「リズムがわかればいつ仕掛けてくるかわかんだろ、やってみろ」  
善吉「でも、先輩こそ心拍が早くなってきて……」  
名瀬「お前に合わせてやってんだよ!!ほら、もっと抱きしめて呼吸しろ!!!」  
善吉&名瀬「ハァ………ハァ………ハァ………ハァ………」  
名瀬「よーし、次は心拍だ」  
善吉&名瀬「ドクン………ドクン………ドクン………ドクン………」  
善吉「名瀬先輩…」  
名瀬「なんだよ?」  
善吉「勝てるんですよね」  
名瀬「ああ…オレの戦略を信じろ」  
善吉&名瀬「ドクン………ドクン……ドクン…ドクン…」  
 
 
 
番外編  
 
めだか「何なんですかコレは!!」  
名瀬「何だよ…ノリわりーな、人吉のフルチンならさんざん見たんだろ?」  
めだか「それは昔の話です」  
名瀬「見ろよ…お前が小さいころからいじくり回したせいで、皮があまってんじゃねーか」  
めだか「話をそらさないで下さい!!」  
名瀬「わかったよ、アレだ…フォトショでいじったんだよ」  
めだか「やはり…そうでしたか」  
名瀬「……?」  
めだか「善吉は仮性包茎ではありません…真性包茎です!!」名瀬「はぁ!?」  
めだか「知識ばかりあったせいで善吉にはいろいろと無茶なことをしました」  
名瀬「………」  
めだか「まさか包茎にしてしまうとは、当時私が二歳だったことを差し引いても大人気なかったと思います」  
名瀬「……おい」  
めだか「皮オナを教えるなんて……」  
名瀬「…(てことは人吉のやつ頑張って仮性まで矯正したのか…)」  
めだか「それで…この写真はいくらですか?」  
名瀬「お、おぅ…いいよタダで(興味あるんじゃねえか!)」  
めだか「ありがとうございます。ところで善吉を知りませんか?特訓してるそうですが、まったく教えてくれぬので」  
名瀬「……いや、知らんねぇ………」  
 
 
4日目  
 
 
善吉&名瀬「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」  
名瀬「…バッチリだな」  
善吉「今朝、ボクシング部とスパーリングしたんですけど、実戦もいけそうですよ」  
名瀬「お前朝練もやってんのかよ」  
善吉「普通は普通らしく地道にやらないとダメなんですよ」  
名瀬「化け物の付き人も大変だな…(包茎になるとかよぉ)」  
善吉「ここまでこれたのも先輩のおかげですよ」  
名瀬「何言ってんだよ、オレは別に古賀ちゃんに被害が及びそうだからお前に勝って欲しいだけだぜ」  
善吉「でも、ありがとうございます」  
名瀬「………なぁ」  
善吉「何ですか?」  
名瀬「お前はどうなんだよ、トラウマ抑えるっつってもマイナスの奴らが脅威なのは変わらねぇ」  
善吉「……………」  
名瀬「お前が努力してるってことは、それだけマイナスにビビってるってことなんだろ?」  
善吉「……………」  
名瀬「逃げ出したいだろ」  
善吉「先輩は…だからオレに協力してくれたんでしょ」  
名瀬「……な、何言ってんだよ人吉…」  
善吉「大丈夫です、勝ちますよ」  
名瀬「……………」  
善吉「これからもご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします」  
名瀬「……だ…だったら呼吸法!!!もう一度やるぞ!!!」善吉「お願いします」  
善吉&名瀬「ハァ………ハァ………ハァ………ハァ………」  
名瀬「……………人吉」  
善吉「はい?」  
名瀬「明日は……目隠しは…取れ…」  
 
 
そのころ箱庭学園校庭にて  
 
古賀「名瀬ちゃーーん!!!!どこーーー!!!!」  
 
 
5日目(上)  
 
 
名瀬「人吉君、超カッケェ、ラブホ行かねー?」  
善吉「先輩誰もいないからって何言ってるんですか……特訓お願いしますよ」  
名瀬「わーかったよ……チッ」  
善吉「……先輩…そっちホテルじゃ…」  
名瀬「いいから来いよ」  
善吉「…(いよいよマズいんじゃないかコレ…)」  
名瀬「部屋選ぶって、このボタン押せばいいのか?」  
善吉「いや……来たこと無いんで」  
名瀬「だよな…オレもだ(ポチッ)」  
 
 
…………………  
 
 
名瀬「おおーすげー!!ベッドでっけぇー!!!コレって回らねーのか?」  
善吉「いまどき回るわけないでしょ」  
名瀬「回るじゃねーか」  
善吉「!?(回るのかよ!!!)」  
名瀬「そうだ……風呂風呂〜」  
善吉「…(マズい…完全に向こうのペースだ)」  
名瀬「おぉ〜、やっぱ広いな、シャワーこれか?」  
善吉「先輩!!あの、オレ…」  
名瀬「…(ピッ)」  
善吉「!?(真っ暗で見えない!?)」  
名瀬「ほら、人吉…脱げよ。オレはもう脱いだぞ」  
善吉「…はい(いかんぞ、抵抗が無くなってる!?)」  
名瀬「脱いだら、風呂場に来いよ。お前なら真っ暗でも大丈夫だろ」  
善吉「名瀬先輩…いったい今日は何をするんですか?」  
名瀬「人吉…ほら、こっちだ」  
善吉「…先輩?」  
名瀬「(ギュッ)……ようやく捕まえたぞ」  
善吉「先輩!?」  
名瀬「わかってるよな……捕まったらどうするか…」  
善吉「いや、でも…どうして…」  
名瀬「……ビビってたのはオレの方だったってわけた人吉…」  
 
 
5日目(中)  
 
 
善吉「名瀬先輩…オレは…」  
名瀬「人吉…オレの呼吸はどうなってる?」  
善吉「………早いです」  
名瀬「心拍はどうだ?」  
善吉「………激しいです」  
名瀬「その通りだ……そしてそれはお前もだよ」  
善吉「……」  
名瀬「今、オレたちはお互いの顔は見えないよな。でも、こうして同じようにドキドキしている」  
善吉「…はい」  
名瀬「…オレたちの気持ちは一緒ってことだよ…人吉…」  
善吉「…先輩」  
名瀬「キスさせろよ……ずっと我慢してたんだから………んっ……」  
善吉「…………」  
名瀬「ぷはぁ……人吉……本当の幸福はな、禁欲と不幸……地獄を知らないと気づけないのさ」  
  「ずっとずーっと我慢して、初めてこんな気持ちに気付いたんだ」  
  「ここまできたら、もう我慢なんかクソくらえだよ」  
善吉「名瀬先輩…」  
名瀬「座れよ人吉……、パイズリしてやるからさ」  
 
 
善吉「あの…オレ緊張して…」  
名瀬「わーかってるよ。寒くないか?少しシャワー出しとくか……」  
善吉「…先輩こそ…大丈夫ですか?」  
名瀬「終わったら一緒に風呂入ろうぜ、あたためてくれよ」  
善吉「…はい」  
 
名瀬「ここのホテルはな…デリヘルなんかにも使われるらしくてな、風呂が広いから選んだんだ」  
善吉「それでさっきあんなことを…」  
名瀬「それとあと一つ、ここの風呂場にはローションが備え付けてあるんだよ。まずはこいつを緊張して縮んだお前のに塗り込んでやるからな」  
 
 
5日目(下)  
 
 
名瀬「人吉のって包茎だけどキレイにしてんだな……」  
善吉「ちょっ、あまり皮を引っ張らないで下さいよ」  
名瀬「フン、悔しかったら早いとこおっ起てるんだな」  
善吉「そう言われても…」  
名瀬「風呂っていいよな、音が反響してエロさが増してくる。」  
善吉「…そうですね」  
名瀬「見えなくてもわかるだろ、縮んだちんぽが手のひらで揉みほぐされてグチュグチュ音をたてる」  
  「これから何が始まる?ちんぽが起ったらどうなるんだ?」  
  「想像してみろよ、オレの胸の中に埋もれてびゅるびゅる射精が止まんないんだぜ」  
  「ほら精子ども……早く出てこいよ、ウズウズしてたまんねえぞ」  
善吉「く…ぁ………」  
名瀬「ほらほらほら起ってきた、大変だぞぉ、勃起したら搾り取り尽くされるぞぉ、いいのか勃起しちまって?」  
善吉「先輩…こんなの我慢なんて無理ですよ!!」  
 
 
名瀬「あーあ起っちまったよ大変だぁ」  
善吉「先輩…お願いします」  
名瀬「待たせて悪かったな人吉……た〜っぷり……味わえよ。オレの初パイズリ」  
 
 
善吉「!?…くぅぅああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」  
名瀬「柔らかいだろたまんないだろ……オレも練習したんだぜ」  
善吉「先輩…気持ち良すぎて……苦しい…!?」  
名瀬「尿道がヒクついてやがるな……パクパクかわいいな…」  
善吉「出る…先輩!!!!」  
名瀬「我慢すんな!!!吐き出せ!!!!」  
 
 
びゅーびゅるるるるるーー、びゅっびゅっびゅっびゅっびゅっ……びゅっ…………びゅっ………………びゅっ………  
 
 
善吉「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ」  
名瀬「フン……ま〜だ始まったばかりだぜぇぇ…(舌を出す)」  
 
 
5日目(下の2)※飲尿注意  
 
 
名瀬「どうだ人吉……女の胸って柔らかいだろ。まぁ黒神のは固そうだけどな」  
善吉「先輩…いくらなんでも気持ち良すぎですよ」  
名瀬「嬉しいこと言ってくれるじゃねえか。さあ、二回戦だ」  
善吉「休み無し!?」  
名瀬「当たり前だろ、今度は挟みながら舌で亀頭をこね回してやる」  
善吉「先輩…マズいって!イったばかり!!!!!?」  
 
 
じゅるじゅるるるるるる〜じゅるるるるるる〜じゅるるるるるる〜  
 
 
名瀬「くすぐったいだろ、ムズムズして漏らしそうか?」  
善吉「せ、先輩…違うのが出る!!!」  
名瀬「!!!!…だから我慢すんなって!!!……たくっしょーがねぇな…尿道口を舌で小突いてやるよ」  
善吉「先輩ストップ!!!」  
名瀬「我慢はクソくらえって言っただろ」  
 
 
ツン…ツン…ツンツンツンツン  
 
 
善吉「ぐぁぁぁぁぁ!!!!!????」  
名瀬「おっと!(カプッ)」  
 
 
ちゅうちゅうちゅーーーーーーーーーーーーう、ちゅぽん!!!!!!  
 
 
善吉「先輩……さすがに…………頭ん中が…………真っr!?」  
名瀬「だから始まったばかりだっつったろ!!オレはまだ精液を飲んでないだろ、そらガンバレ!!!」  
 
 
ズチュズチュっちゅうーーーーじゅるるるる〜〜〜〜〜〜〜、ビクビクビクビク!ビクン…ビクン…  
 
 
名瀬「ん!!!ん゛んんん!!!」  
善吉「あああぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ」  
名瀬「ぷっはぁ………ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……ハァ………生きてるか人吉……」  
善吉「……限界……………で………す」  
名瀬「ハァ………ハァ…そうか、じゃあ…お掃除フェラくらい耐えろよ」  
善吉「!?」  
 
 
5日目(下の3)  
 
 
ペロペロ………レロレロレロ…ちゅーーーーちゅぽん…………ちゅっっぽん  
 
 
名瀬「よーし、頑張ったな人吉……」  
善吉「……休ませて…下さい」  
名瀬「ああ、いいよ……浴槽に入りな」  
 
 
ザパーン  
 
善吉「………先輩、こっち」  
名瀬「サンキュ」  
 
ザパーン  
 
善吉「寄りかかっていいですよ」  
名瀬「ああ、じゃあそのまま後ろから抱きしめてろ」  
善吉「もちろんそのつもりです」  
名瀬「……ハァ……疲れたな」善吉「そうですね……」  
名瀬「……帰るのメンドクセーよな」  
善吉「……まさか先輩?」  
名瀬「さすがに今日はここまでだよ。まずは充分だ」  
善吉「……ふぅ」  
名瀬「お前の…立派だったぜ」  
善吉「…他にほめるとこないんですか?」  
名瀬「あ、いやそんなわけじゃねえよ」  
善吉「先輩の胸も立派でしたよ」  
名瀬「そっか?」  
善吉「また今度お願いします」  
名瀬「任せろって………お前のも頼むぜ…(ぐにぐに…)」  
善吉「何してももう出ませんよ」  
名瀬「わかってるよ…触りたいだけだ」  
善吉「…………」  
名瀬「なぁ人吉…オレは見ての通り華奢だし、古賀ちゃんは今はノーマルと何も変わらない」善吉「………」  
名瀬「もし、何かあったら」  
善吉「今度はオレからキスしますよ…」  
名瀬「おい人のはな……ん……話しを聞けよ////」  
善吉「言ったでしょ、勝ちますから!」  
名瀬「……そうだな、よろしく頼むぜ……////」  
善吉「明日の朝はラブホから学校へ直行ですね」  
名瀬「みんなにバレないようにって考えるとワクワクするな」  
善吉「…(ハッ……殺気!?)」  
 
 
 
そのころ公園では  
古賀「なーーぜーーちゃーーん!!!私何か悪いことしたーーーーーー!!!???」  
 
 
6日目(早朝)  
 
 
ちゅぱ…………ちゅぱ…………ちゅぱ…………ちゅぱ…………  
 
善吉「…ん……あ、アレ?また見えない……目隠し?」  
名瀬「お、起きたか?」  
善吉「先輩?…アレ…どうなってんだ?」  
名瀬「せっかくだから射精で起こしてやりたかったんだけどな」  
善吉「このやわらかいのは…」  
名瀬「おい、あんまり尻を触るなよ」  
善吉「先輩?」  
名瀬「お前の顔をまたいでちんぽしゃぶってんのさ…お前が鷲掴みにしてるのは尻だよ」  
善吉「えぇ?」  
名瀬「つまり目の前にあるのはパンツごしのワレメ」  
善吉「えぇー!!!???」  
名瀬「わかったら刺激すんなよ、濡れて汚したらメイド服で登校するはめになるじゃねぇか」  
善吉「どうしたんですかいきなり?」  
名瀬「特訓の一環みたいなもんだな。かたくなった体をほぐしてるわけだ」  
善吉「…何だかじんじんするんですけど…」  
名瀬「ヤりすぎてふやけちまっただけだよ」  
善吉「先輩…」  
名瀬「まあ、オレのことはオムツだとでも思ってそのまま寝てろ。まだ時間あるからよ」  
善吉「…わかりました」  
名瀬「今のお前ならオレがいつ責めるかの呼吸もわかるだろ」  
善吉「…わかります」  
名瀬「完成目前☆ご立派ご立派。じゃあ仕上げるから呼吸合わせて一気に出せ」  
善吉「わかりま………ぐ…ぁ…」  
名瀬「んーーー、これくらいの薄味なら余裕だな」  
善吉「…………ハァ」  
名瀬「ジュース取ってくれよ」  
善吉「…一本だけですか」  
名瀬「馬鹿だなぁ……二人で飲もうぜ」  
善吉「でも…時間……」  
名瀬「夏休みなんだから、ちょっとくらい遅れたっていいだろ」  
 
 
6日目(昼)生徒会室前  
 
 
古賀「名瀬ちゃんどこだよー…」  
名瀬「オレならここだよ」  
古賀「名瀬ちゃん!!!どこ行ってたの!?最近付き合い悪いし、今日だって遅いじゃない!!」  
名瀬「わりー、朝の味噌汁が熱くてなかなか飲めなかったんだよ」  
古賀「はぁ!?」  
名瀬「で、今日は何だ?」  
古賀「…人吉のお母さんが衣装を仕立て直してくれたからそれの受け渡し。試着しといてだって。」  
名瀬「ほぅ…?そっちのは?」  
古賀「ああ、人吉の分なんだけど…一人でトレーニングしてるらしくて渡しそびれちゃって…」  
名瀬「…なら、オレが渡しとくぜ」  
古賀「え?」  
名瀬「心当たりがあるからよ」  
古賀「そ…そう?」  
名瀬「病み上がりな古賀ちゃんに雑務は押し付けらんねーしな」  
古賀「まあ、そう言ってくれるなら////」  
名瀬「任せろ」  
古賀「あ、ケーキ食べに行かない?」  
名瀬「わりぃ、便秘気味なんだよ。また今度な………(走り去る)」  
古賀「…………付き合いわるいなぁ………」  
 
 
6日目(昼)旧・名瀬の研究室  
 
 
名瀬「おーい愛しの旦那様〜」  
善吉「お疲れ様です、先輩」  
名瀬「お前のユニフォーム預かってきたぞ」  
善吉「どんなのですか?」  
名瀬「……そうだな、サイボーグ戦士みたいな」  
善吉「うおぉ、デビルかっけぇ!誰が〜ために〜戦う〜♪」  
名瀬「…(こいつ実は懐アニ好きなのか?)」  
善吉「Tシャツもあるみたいっすね…」  
名瀬「ふーん(男用にはついてたのか?)…それで成果はどうだ?」  
善吉「目隠ししたまま高千穂先輩の迷路もクリアしましたよ」  
名瀬「やるじゃねぇか」  
善吉「でも、早いとこ目隠し取りたいです」  
名瀬「何でだよ」  
善吉「このユニフォーム…名瀬先輩のシャンプーのにおいが染み付いてますよ」  
名瀬「!?」  
善吉「どんな顔してるか早く見たいじゃないですか」  
名瀬「ちょっ、バカ…ダメだ、まだ付けてろ!!!」  
善吉「怒りました?」  
名瀬「いや…怒ってねえよ」  
善吉「でも焦ってますよね…呼吸でわかりますよ」  
名瀬「………」  
善吉「覆面してるんだから大丈夫でしょ」  
名瀬「…それがな、お前といるときは外してんだよ」  
善吉「え!?」  
名瀬「ちょっと手ぇかせ」  
善吉「はい…」  
名瀬「…ほら、オレの顔触れよ」  
善吉「…………泣いてたんですか?」  
名瀬「正直この戦法が正しいのかわからねぇ…、勝率下げてるだけかもしれねぇだろ」  
善吉「………先輩…」  
名瀬「…何だよ」  
善吉「…今夜も……一緒に居て下さいね」  
名瀬「当たり前だろ」  
 
 
6日目(夜)学園近くのラブホテル  
 
 
名瀬「今週のびっくりドッキリメカ〜(ポチッ)」  
善吉「サタンかっけぇ!」  
名瀬「…(こりゃ間違いないな)…誰かに見られる前に部屋に行こうぜ」  
 
 
 
名瀬「…(サタン…魔王かぁ)」  
善吉「すぐ脱ぎます?」  
名瀬「あ、いやちょっと待て」  
善吉「…何ですか?」  
名瀬「まずはオレのこと脱がせよ」  
善吉「わかりました」  
 
 
名瀬&善吉「…………」  
善吉「本当にノーブラなんですね」  
名瀬「サイズがねぇのさ」  
善吉「……先輩の髪…いいにおいです」  
名瀬「だ…黙って脱がせよ!」善吉「はい」  
名瀬「…………よし、次はオレが脱がしてやる」  
善吉「お願いします」  
名瀬「……ほんと…いい肉体してんな」  
善吉「毎日、鍛えてますから」  
名瀬「………黒神のためか…」  
善吉「……………」  
名瀬「すまん、今のは忘れろ…」  
善吉「先輩…」  
名瀬「人吉…特訓自体はもうほとんど終わってんだよ」  
善吉「…はい」  
名瀬「でも、マイナス相手に心配し過ぎってのはないんだ」  
善吉「…………」  
名瀬「教えられることはこれで最期だよ」  
善吉「…よろしくお願いします」  
名瀬「オレは今から…お前の心をへし折る」  
善吉「…先輩」  
名瀬「お前が大事にしていた……黒神のために取っておいた貞操を奪う」  
善吉「…………」  
名瀬「わりーな、変わりにオレのはお前にやるから、勘弁してくれ」  
善吉「……わかりました」  
名瀬「すまねえな、今夜は二人で不幸なことしまくろうぜ」  
 
 
6日目ラブホその2  
 
 
名瀬「ベッドに行こうぜ」  
善吉「風呂はいいんですか?」  
名瀬「お前のにおいをかぎたいんだよ」  
善吉「汗くさいですよ?」  
名瀬「だからいいんだよ、ケモノみたくてな」  
善吉「…わかりました」  
 
 
名瀬「………今日はもういきり立ってんだな」  
善吉「我慢はやめたんです」  
名瀬「!…待て人吉…ゴムなんか使うな」  
善吉「………でも」  
名瀬「二人で不幸になるんだ」  
善吉「………はい」  
名瀬「ぬれてるからそのままこいよ」  
善吉「……(ピトッ)」  
名瀬「………ヒッ!!!(ガクガクガクガク)」  
善吉「先輩…呼吸合わせて」  
名瀬「人吉……お、おぅ…」  
 
善吉&名瀬「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……ハァ……」  
 
ズブッズブ、ズブズブ  
 
 
名瀬「!!!!!くあぁぁぁぁぁあ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁあ゛あ!!!!!!!!」  
善吉「先輩!!!オレの目を見て!!!」  
名瀬「…ハァ……ハァ……お前………このタイミングで目隠しとるとか反則だろ/////痛いの忘れそうだ…」  
善吉「すみません」  
名瀬「………ハァ……ハァ……お前さ、ポリネシアンセックスって知ってるか?」  
善吉「?いいえ」  
名瀬「体は動かさずに入れたまま抱き合うスローセックスさ」  
善吉「先輩……」  
名瀬「お前のカタチを覚えておきたいんだよ…頼む」  
善吉「いいですよ」  
名瀬「………ありがとな」  
 
 
6日目ラブホその3  
 
 
名瀬「…ぁ………ん……………くっ………」  
善吉「…痛くないですか?」  
名瀬「あぁ………少しなれてきた」  
善吉「…そうですか………」  
名瀬「コラ……力むなよ………ちんぽがビクついてるぜ」  
善吉「さすがに無理ですよ」  
名瀬「…だよな……オレの方は痛くはないけど……まだ気持ちいいのかわからねぇや……」  
善吉「…………」  
名瀬「あ、だけどな………すっげぇ満たされた気分で頭クラクラする」  
善吉「オレもです…」  
名瀬「見ろよ人吉……お前のちんぽにオレのがむしゃぶりついてて離さねえ」  
善吉「……く」  
名瀬「いちいちちんぽで反応すんなって……」  
善吉「……名瀬先輩には…かなわないですね」  
名瀬「……んべぇ(舌を出す)……まだまだこんなんじゃ終わんねえぞ」  
善吉「……わかってます」  
名瀬「ふぅ……最っ高だな!セックスしながらいろいろ考えられる」  
善吉「………はい」  
名瀬「このあと中出し…懐妊…したら退学か?どれだけ不幸があるのかと思うと背筋がゾクゾクするな」  
善吉「…先輩」  
名瀬「それとも、もっとエロいことするか?…また口で亀頭をこね回して…出てきた精液でマッサージしたり……」  
善吉「………ハハハ」  
名瀬「それとも…お前がオレのことレイプするか?ケツ穴広げてアクメ顔になるまで小便で浣腸するか?」  
善吉「…どんだけエロいんですか…」  
名瀬「…いや、別にオレとしてはだな……嫌々っていうか暇つぶしみたいな…」  
善吉「………引き抜いちゃいますよ」  
名瀬「あー悪かった!!抜くな!!!どうせならヌけ!!!!」  
善吉「ホント…満たされますね…これ」  
名瀬「だろ!だからやってみたかったんだ!」  
善吉「…じゃあ、キスしますよ」  
名瀬「…………フン」  
善吉「締め付け強くなりましたよ?」  
名瀬「早くキスしやがれってことだよ」  
 
 
6日目ラブホその4  
 
 
名瀬「そろそろ出したくなったろ人吉…」  
善吉「…はい」  
名瀬「だが、まだダメだ」  
善吉「意地悪しないでくれませんか……」  
名瀬「お前ってホント好かれやすいよな」  
善吉「いきなりなんですか?」  
名瀬「例えば黒神…あいつ本心じゃお前のためなら今回の戦挙戦降伏するんじゃねえの?」  
善吉「まさか…」  
名瀬「それとな、喜界島だ行橋先輩だってフラグメイカーもいいかげんにしろよ」  
善吉「……」  
名瀬「江迎だ?不知火だ?このたらしちんぽめ!!オラ!、オラ!!」  
善吉「ちょっ…先輩…」  
名瀬「なーんてな、嘘嘘〜☆」  
善吉「ふざけないでくださいよ」  
名瀬「このちんぽ、すっかりオレの血で汚れたなー!!あーもうこれ責任取ってオレのモノになるしかなくねぇ!!!」  
善吉「ちょっとくらい素直に言ったらどうです?」  
名瀬「うるせぇ!ダメなんだよ……顔がニヤけちまって」  
善吉「だから普段覆面なんですか?」  
名瀬「うっせーよ!!!バーカバーカ!!!」  
善吉「…(とか言いながら締め付けめちゃくちゃキツくなってるんですけど!)」  
名瀬「ま、まあこれくらいで勘弁してやるよ……たっぷりぶちまけな///」  
善吉「許可ありがとうございます」  
名瀬「ヒグゥ!!??」  
善吉「大丈夫ですか?」  
名瀬「顔見んなよ!!もっと強く抱きしめて、中に吐き出してろ!!!」  
善吉「ぐ!!!!」  
 
 
びゅるるるる〜びゅるるびゅるびゅる〜びゅるる〜〜〜〜  
 
 
名瀬「ハァ……あったけぇな」  
善吉「気持ち良かったです」  
名瀬「当たり前だろ………あ!抜くなよ!!ポリネシアンセックスだっつったろ!!!」  
善吉「え?」  
名瀬「イった後も入れっぱなしだよ」  
善吉「……また…ふやけますね」  
名瀬「オレの体液、もっともっと塗り込んでやる」  
 
 
6日目ラブホその5  
 
 
名瀬「………ん?いけね……寝ちまった………、おい人吉…起きろよ」  
善吉「……ん………あ、すみません」  
名瀬「余韻も味わったし、抜いていいぞ…」  
善吉「…はい」  
名瀬「………くぅ」  
善吉「……………うわ、ふやけた上にドロドロ」  
名瀬「エロくていいじゃねえの…オレは好きだぞ」  
善吉「………ハハハ」  
名瀬「こっちこいよ、きれいにしてやるから」  
善吉「お願いします」  
 
 
ちゅぱ…………ちゅっぱ………ちゅ…………ちゅ〜〜〜〜  
 
 
名瀬「フン、仮性包茎の余った皮がまたエロくてしびれるな」  
善吉「だから…引っ張らないでくださいよ」  
名瀬「フン………人吉く〜ん、オレはコーヒーが飲みてぇな〜〜」  
善吉「今いれますから、待って下さい。…先輩、起きないんですか?」  
名瀬「起きたら精液がこぼれちまうんだよ。確実に孕んでやる」  
善吉「マジですか…」  
名瀬「わりぃ……、ホントはアフターピル持ってきてんだよ…。遊んでるだけさ」  
善吉「先輩……最初から…」  
名瀬「いいだろ……悪いことしてるんだなって罪悪感がさ」  
善吉「…………」  
名瀬「心配すんなよ、まさかオレがこの薬飲む気がねえと思ってんのか?」  
善吉「からかわないで下さいよ」  
名瀬「ねえよ」  
善吉「…………」  
名瀬「てか、飲みたくねえんだけどな…………」  
善吉「……コーヒーはいりましたよ」  
名瀬「サンキュ」  
善吉「………先輩」  
名瀬「何だ?」  
善吉「飲むまでまだ時間ありますよね」  
名瀬「あるぜ……」  
善吉「じゃあ…」  
名瀬「おう………もっと悪いことしようぜ……人吉………」  
 
 
6日目ラブホその6  
 
 
名瀬「じゃ〜ん、メイド服」  
善吉「これ持ち主が知ったら即倒しますね」  
名瀬「いいじゃん別に……ほれほれご主人さま〜、オレにエロいご奉仕を命令しやがれ!」  
善吉「じゃあ…後ろ向いて、スカートを持ち上げて下さい」  
名瀬「お、スパンキングか?見かけによらず激しいねぇ…」  
善吉「そのまま体を前に倒して下さい……」  
名瀬「よーし、任せろ☆」  
善吉「……結構血が出ましたね」  
名瀬「おーい、人のワレメ凝視して視姦かよ」  
善吉「…無理してないですか?」  
名瀬「優しいねぇ人吉は」  
善吉「男はこういうとき優しくなるもんです」  
名瀬「………いつまでこのままだ?…くぱぁって広げるかご主人さま」  
善吉「また照れ隠しにそんなこと言って…」  
名瀬「わかってんだったら、構えよ///」  
善吉「こっち向いて下さい」  
名瀬「……うん」  
善吉「…ありがとうございます、先輩」  
名瀬「………なんだよ」  
善吉「明後日はもう本番だし、言っておきたくて」  
名瀬「いいさ……オレも楽しかったよ……」  
善吉「……すみません」  
名瀬「ヘタレるなよ、まったく………もうピル飲むぞ」  
善吉「……はい」  
名瀬「(ゴソゴソ)…………ん?…………んん!?」  
善吉「…どうしました?」  
名瀬「ピル…………落っことした……………」  
善吉「…………えぇー!!!!」  
名瀬「名前どうしよっか…善吉さん」  
善吉「か、からかわないで下さいよ」  
名瀬「いや…マジなんだなこれは…………………すまん人吉!!!!もうオレと結婚しろ!!!!!」  
善吉「……ハハハ」  
名瀬「………本当にすまねぇ………」  
善吉「…………………こっち来て下さいよ」  
名瀬「お、おぅ……」  
善吉「頑張りましょう、二人で」  
名瀬「………ああ、よろしく頼むぜ」  
 
 
6日目ラブホその7  
 
 
名瀬「ん………キスもうまくなってきたな」  
善吉「寝るときのベッドの位置も定着しましたね」  
名瀬「なるほど、これなら夫婦って言いたくもなるな」  
善吉「そうですね」  
名瀬「こら……耳たぶかじるなよ」  
善吉「すみません」  
名瀬「まあ…、妊娠検査薬てのは二週間しないとわからねぇからな。話はそれからだ。」  
善吉「庶務戦のあとですね」  
名瀬「勝つんだろ、シャキっとしろよ」  
善吉「任せて下さい」  
名瀬「………………あー!!!!もうダメだオレ!!!!幸せ過ぎるし!!!!明日死ぬんじゃねえかこれ?」  
善吉「もう…」  
名瀬「わりーわりー☆ニヤけがもう止まんねーんだよ☆☆」  
善吉「…(いい子なんだけど鬱陶しい……)」  
名瀬「すまんすまん☆☆☆☆」  
善吉「そろそろ寝ますか?」  
名瀬「そうだな…裸で抱き合って寝ようぜ!」  
善吉「はい」  
名瀬「灯り消すぞ」  
善吉「はい」  
名瀬「(ポチッ)………(ボフン)」  
善吉「ぐぇ!……あ、遊ばないで下さいよ!」  
名瀬「いいじゃねーかこれくらい」  
善吉「ちゃんと布団に入らないと風邪ひきますよ」  
名瀬「わかってんよ」  
善吉「明日はどうするんですか?」  
名瀬「また一緒にいよーぜ」  
善吉「もちろんですよ」  
名瀬「おやすみ」  
善吉「おやすみなさい」  
 
 
「………………………………………チュッ」  
 
 
7日目の朝〜昼  
 
 
名瀬「………おはよう人吉」  
善吉「………おはようございます先輩」  
名瀬「いよいよ明日か…」  
善吉「明日です…………」  
名瀬「またお前に目隠ししなきゃな」  
善吉「はい…」  
名瀬「シャワー浴びたら、また研究室に行くぞ」  
善吉「よろしくお願いします」  
 
 
旧・研究室  
 
名瀬「ほら、目隠し」  
善吉「はい」  
名瀬「今日は今までの成果を見るぜ、教えたことは惜しみなく出し切れよ」  
善吉「はい」  
名瀬「まずは相手の位置」  
善吉「はい」  
名瀬「次に視線」  
善吉「はい」  
名瀬「相手の呼吸のリズム」  
善吉「はい」  
名瀬「音を、風を、呼吸を読めば見えなくてもお前なら戦える。我慢するな、ぶち殺す勢いで蹴り抜け!!」  
善吉「はい!!」  
 
 
…………………………………………………………………  
 
 
名瀬「………完成したな」  
善吉「ありがとうございます」  
名瀬「それじゃ、目隠し取るぞ……」  
善吉「…先輩」  
名瀬「短い時間だったけど、よく頑張ったな」  
善吉「先輩のおかげですよ」  
名瀬「…………まあな」  
善吉「…ハハハ」  
名瀬「そうだ…人吉、お前甘いもん好きか?」  
善吉「え?」  
名瀬「レモンの蜂蜜漬けを作っといたんだよ、良かったら食べろ」  
善吉「ありがとうございます、じゃ遠慮なく……………酸っぱ!!」  
名瀬「疲れが取れるからもっと食っとけ」  
善吉「…はい」  
名瀬「…………汗かいたな」  
善吉「……そうですね」  
名瀬「知ってっか?この地下研究所……七階には温泉があるんだ………一緒に入ろうぜ、背中流してやるから」  
善吉「……お願いします」  
 
 
7日目(夕方)  
 
 
善吉「こんなところに温泉があったんですね」  
名瀬「オレの担当じゃねーけどな、どうせあるんなら使っておかね〜手はないだろ」  
善吉「ですね」  
名瀬「さあ、脱いだら座れよ」  
善吉「はいはい」  
名瀬「今日は頭も洗ってやる」  
善吉「お願いします」  
名瀬「……………かゆいとこね〜か♪」  
善吉「大丈夫です」  
名瀬「お湯かけるぞ」  
善吉「はい」  
名瀬「………よし」  
善吉「じゃあ次は先輩の洗いますよ」  
名瀬「よろしく頼むぜ……あ、バンソウコ気をつけてくれよな」  
善吉「シャンプーハットありましたよ」  
名瀬「ラッキー☆」  
善吉「……………かゆいとこありますか?」  
名瀬「尻!」  
善吉「…ないですね」  
名瀬「ノリが悪いねぇ」  
善吉「流しますよ」  
名瀬「おう」  
善吉「…………はい、終わりました」  
名瀬「ふぅ…さっぱりしたぜ…んじゃ次は……」  
善吉「次は?」  
名瀬「首から下を洗ってやるよ」  
善吉「タオル使います?」  
名瀬「違う!」  
善吉「?」  
名瀬「体擦りあわせんのさ……、オレの胸と手をたっぷりな」  
善吉「先輩…」  
名瀬「自己主張激しいねぇ、想像しただけで起ってやがる」  
善吉「よしてください」  
名瀬「ウブだねぇ」  
善吉「恥ずかしいだけですよ」  
名瀬「あ〜らお客さん、大丈夫ですよ〜、手をドケテクダサイ☆」  
善吉「いきなりですか」  
名瀬「寂しそうにしてるからな、胸で背中に押しつけながら後ろから握ってやるよ」  
善吉「まったく」  
名瀬「怒んなよ〜」  
善吉「今日はオレも本気出しますから覚悟して下さいね」  
名瀬「楽しみだねぇ」  
 
 

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