「くだらねーなぁ、だけど俺にはこんくらいがちょうどいい」  
名瀬夭歌  
その名を語る少女は、中学校の今は使われていない教室でいつものように裸で、床に倒れふしていた。  
脱がされた、脱ぐことを命令された学校指定の制服と下着はどこにも見当たらず、  
身に付けているのは、右足の靴下とトレードマークの紙袋を頭に被っているだけだった。  
未成熟ながら、既に完成されつつあるプロポーションを誇る名瀬の体には痛々しい痣と、白濁した精液が大量に付着していた。  
「おいおぉい、いつまで寝てンだよ、さっさとケツこっち向けて穴広げろよ」  
倒れる名瀬に声変わりしたてのような少年の声がかけられた。  
教室にいる少年、いや少年たちは皆一様に名瀬から距離を取りながら、倒れ息荒く身体を震わせる姿をニヤニヤしながら見ていた。  
その視線は強者が弱者をいたぶる視線ではなく、弱者が強者を陥れて悦に入っているような弱々しい暗い視線だった。  
この少年たちは名瀬のクラスメートであり、いじめっこである。  
誰よりも早く名瀬を迫害し  
誰よりも深く名瀬を嫌悪してきた少年たちが、いくら折ろうとしても折れない名瀬夭歌という少女を破壊する為にいきついたのは  
【凌辱】だった。  
もう何ヵ月も繰り返された凌辱行為、それが今日も繰り返される  
それだけだった。  
「あ゙? てめ、聞いてんのか? おい便所豚、さっさっと穴を広げろよ」  
未だに起き上がろうとしない名瀬に腹を立てた小魚不足な下半身丸出し少年は、横柄な態度で倒れ伏す少女に近づき、その脇腹にけりをいれた。  
「むぐっ! ・・・・・・・・・・・・っ、わかったよ、立ち上がりゃ、いいんだろ?」  
蹴られた痛みに一瞬顔をしかめるが、紙袋を被っているため加害者には届かない。  
名瀬はほんの数分前まで10人以上に数時間に渡り輪姦されていたために力のうまく入らない足に力の伝えて、立ち上がる。  
立ち上がるとまんことアナルからは出された精液がボタボタと垂れて、床に精液溜まりを作る。  
「一発目から言うこと聞けよな、このグズは」  
少年はそう言いながら、名瀬を抱き抱えるように後ろから胸を揉む。  
「おっほ、相変わらず身体は優秀だよなてめーは、まじやわらけぇ」  
「んんっ・・・・・・っ」  
無遠慮な愛撫にも、快楽に敏感になるようになってしまった名瀬の身体は素直に反応する。  
体はピクンと震え、その震えで再びまんこやアナルから精液が吹き出す。  
「ぎゃはははっ! なにこいつ? 胸揉んだら精液吹き出すとかバカじゃねーの? おら、もっと揉んでやるからもっと精液を吹き出してみろよ豚ぁっ!」  
少年は他の少年たちが見易い位置に名瀬を移動させると、両胸を揉みしだいた。  
 
「おい、しっかりムービー撮っとけよ、これもネットに流そうぜ!」  
笑いながらカメラを構える少年の方向に名瀬を向ける。  
今まで撮影した名瀬の画像や映像はひとつの例外もなくネット配信されていた、これもイジメの一環だが、実益があるので少年たちは必ず行っていた。  
撮影が始まったのを確認して、絞り出すようにした乳首を人差し指でくすぐるように愛撫する。  
「あっ、んっ、ふああっ!」  
乳首を擦られる度に派手に身体を揺らし、力が入らない足は更にガクガクと揺れ、まるで卑猥な躍りのようだった。  
そして少年たちの期待通りに精液を吹き出し、まるでそんな玩具のようだった。  
「お? 感じてる感じちゃってる?  
そっか・・・・・・それじゃあつまんねーよなぁ」  
少年は意味ありげに笑うと、胸を揉む手をやめ、脇に手を入れ名瀬を持ち上げた。  
そして  
「じゃ、本番いこっかぁ!」  
狙いを定めて、自分の股間の棒に名瀬の身体を落とすようにした。  
「あっがぁぁぁぁぁあっ!!」  
いくら事前に犯されていて、潤滑油となるものがあろうと、いきなりちんこをねじ込まれたらその衝撃は凄まじいものがある。  
名瀬は紙袋の中で口をパクパクさせ、手足は小刻みに無意味に震えていた。  
周囲の少年達はその姿に野次を飛ばしていたが、飛ばされてる名瀬本人それどころではない。  
なんとか呼吸を整えようとするが、身体に力が入らない。  
更に追い討ちで、少年が名瀬の脇にいれた手に力を入れて、上下に動かし始めた。  
「あっ、あっがっ! あぅああ、あっ、いっ、ぶあっ!」  
「巨大オナホってかぁ?」  
息も絶え絶えになりながら身体を痙攣させる名瀬など気にせずに、少年は身勝手なセックスを続ける。  
「い゙、ぃあがっ、や、やば、こわ、れ、いぎぃぃぃ、おぐっ!?」  
「お前の鳴き声耳障りだわ」  
少年のセックスを見ていた一人の少年が、喘ぐ名瀬の腹に拳を叩きつけた。  
「おぇっ、おぐっ、うぇ・・・・・・なに、すんだ、ぶっ!」  
久しぶりに意味ある言葉を発した名瀬のみぞおち今度は違う少年の拳が入れられた。  
当然、名瀬は痛みに身体を動かそうとするが、自分を犯す少年に持ち上げられているために何もできない。  
「おいおい、お前らひどいことすんなぁ」  
名瀬を犯す少年は一旦動きを止めて、笑いながら話す。  
「じゃあ、ちょうど良いから名瀬ちゃんに懐かしの処女喪失と同じシチュでしてあげよっかね!」  
少年は名瀬を持ち上げ、近場の机に仰向けに寝かせると再びちんこを挿入する。  
そして拳を握り締め、名瀬の腹に落とす。  
「がっ! あっ、ぃぎっ、がはっ!」  
苦しむ名瀬を無視して何度も拳を繰り出す。  
「なっつかしぃなぁ、名瀬ちゃぁん、最初も殴りながら犯してやったよなぁ!」  
少年は笑いながら殴り、名瀬を犯す。  
それがここの 当たり前だった  
これからも続く当たり前。  
 
 
誰もいなくなった教室に取り残された名瀬は、痣だらけの身体を抱き締め震える  
「こりゃあ、最悪だな・・・・・・正しい生き方だ」  
明日も名瀬は自分を正しく生きさせる。  
痛みを認識しないで受け入れる名瀬が  
いたみ と出会うまで後・・・・・・  
 

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