めだかは「スパイクを返す」と言って、すぐ自転車で走り去っていった。  
そして善吉は呼子に対して説明した。「むしろ助けられたのはアンタ達の方だ」と。  
その善吉も去った後、呼子は一部始終を雲仙に報告した。  
携帯の向こうから、雲仙の不機嫌さが全開で伝わってくる。  
額に汗を浮かべながら報告を終えた呼子に、雲仙は言った。  
「とりあえず戻って来いや、呼子。お仕置きだ。」  
続いてグシャッという破壊音がして、携帯が切れる。雲仙が握り潰したのだろう。  
呼子の顔が青ざめる。だがどうせ逃げられない…。  
 
1時間後の風紀委員会室。  
「どうよ、呼子。今までさんざん他人を縛り首にしてきたテメーが、  
 同じ目に遭わされる気分は?」  
「あ、ああ……お許し下さい、雲仙委員長……ううっ……。」  
呼子は全裸に剥かれ、自らの獲物であった鎖で縛り上げられていた。  
首に巻かれた鎖の先端は天井に固定され、呼子が爪先立ちしてギリギリで  
首が絞まらない長さになっている。踵をついたら、たちまち本当の絞首刑になる仕組みだ。  
 
さらに両手は後ろに拘束され、洋梨形の乳房はその上下を、くびれるように鎖で縛られている。  
そればかりではなく、乳首とクリトリスも細い鎖で締め上げられ、天井に吊られていた。  
呼子はその爪先で、自分の喉と乳首とクリトリスを支え続けていたのだった。  
30分以上が経過しており、呼子の全身から滝のように流れる汗で、床はびっしょりだ。  
脚がプルプルと震え、体力がそろそろ限界に近づいていることを示している。  
 
「許せだぁ? フザけんな、ボケがっ!」  
雲仙は乱暴に、呼子の乳首の鎖を引っ張った。乳房がぐいっと、三角錐状に伸びる。  
「い、痛いっ!うああっ!」  
「黒神めだかに負けて、おめおめ引き下がって来やがって!」  
続けて雲仙は、下腹部の鎖も引っ張る。秘芯に激痛が走った。  
「ぐううっ、ち、千切れちゃう!…やめて、やめてくださいぃ、ああっ!」  
身悶えする呼子の姿は、雲仙の加虐心に油を注ぐ一方であった。  
脂汗にまみれた下腹部に指を突っ込んだ。秘部の中をぐちゅぐちゅとかき回す。  
 
「ああっ!くう、はああんっ!!」  
極度の緊張状態にも関わらず、呼子の蜜壷は愛液が溢れんばかりであった。  
ピチャピチャという水音と共に、呼子の太腿に熱い汁が滴り落ちる。  
「ケッ、こんな状態でも濡れてやがる。この牝豚が!」  
「い、言わないで……あううっ!」  
絞首刑の恐怖と、下腹部の快楽の間で、彼女は体をくねらせて身悶えた。  
しかしマゾヒストとしての本性が打ち勝つ。花弁がぎゅっと雲仙の指を締め付ける。  
「ああっ、イクっ、い、イッちゃうぅぅ……!」  
呼子の全身が大きく痙攣した。絶頂の証の愛液が勢いよく飛び散る。  
そのまま気を失った彼女の体から力が抜けた。首がガクンと鎖で絞まり…。  
 
「チッ、仕方ねえ。」  
雲仙は手刀で、呼子の首の鎖を切断した。乳首とクリトリスの鎖も引き千切る。  
汗だくの呼子の体が雲仙にのしかかってきた。雲仙は彼女の体を床に横たえる。  
気を失ったままの呼子を見下ろしながら、雲仙はつぶやく。  
「黒神めだか、次はテメーの番だぜ。泣いて許しを請うまでそのオッパイを  
絞り上げてやっからな、ケケケ…。」  
 
(END)  
 

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