名瀬「お前だって音信普通みたいなもんだったじゃねえかよー善ちゃんよー  
   俺達に連絡もよこさず今まで何やってやがったんだ?」  
 
ごそごそと懐からIDカードを取り出そうとする善吉を遮るように  
 
バーミー「実はねぇ、ヒートはここ数年色んな職場を転々としてたんだ  
      まぁ黒神グループの上で通用する人材になるための人生勉強みたいなもんでね  
      警察から病院から某研究所からスマホ会社から沢山回ったんだよ」  
喜界島「へぇ、大分苦労してきたんだね」  
善吉「へへ、まあそれほどでもあるっつうか」  
バーミー「それでだね、数年ぶりに再会した虎居さんとか赤さんとかヨジローちゃんたちとか  
      まあ色々あったんだよ。お腹が大きくなるような事態が」  
善吉「ぶふっ!?」  
バーミー「全く手が早いったら無いよ。高校時代はめだかちゃん一筋とかカッコいいこと言っておいてさ  
      いざ社会人になったら少年ジャンプから成年ジャンプにグレードアップだよ信じられるかい?」  
善吉「てめぇバーミー!言うに事欠いて根も葉もないデタラメを!お腹が大きくなるはずはねえ!  
    これでもゴムと生理周期の計算は欠かしたことがねえんだ!!」  
 
一堂「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」  
 
バーミー「さようならヒート」  
 

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