めだか「まあ善吉が18になるまで二年の我慢だ。そうだな卒業と同時に結婚して
そのあとはせいぜいいちゃいちゃするさ。しかしほぼ毎日一緒にいた善吉
に近付けないというのはそれだけでも耐えがたい事なのだが、二年というの
は待っているだけではいささか長すぎるな。今まででさえ善吉が私の近くに
いなかった時には善吉の部屋にこっそり忍び込んで取ってきた善吉の服や下着
などを懐に忍ばせていたおかげでなんとか乗り切っていたというのに、これ
からどうすればよいというのだ?とりあえず善吉の部屋にカメラを仕掛けようか。
あとはそうだないつでも善吉の近くにいるとしようか。だが私から善吉に10m
以内に近づくなと言ってしまった手前、私が近くにいることが分かると善吉が
戸惑ってしまうだろうからな、10m1cmの距離を保ち気配を消して善吉の視界
に入らないように心がけておこう。そうでなくとも常に善吉が見える場所に
いよう。そう言えば以前善吉は安心院なじみから相手の視界が見えるという
「欲視力」なるスキルを借りていたな。私もそれを使えば善吉と視界を共有で
きるな。…よし、出来たぞ。む?そう言えば安心院なじみはスキルを善吉に
渡す時に「口写し」を使ったのだったな?イライライライライライライライライライラ…ドゴオ!
イライライライライライライライライライライライライライラ安心院なじみには何か考えておこう、一応
あの人のおかげで善吉も進化したわけだしな。だがこれ以上の事は見逃さん。
しかし善吉も結構モテるからな、善吉は私と一心同体だから他の女などそこ
らへんの石ころぐらいにしか思わないし見向きもしないだろうが善吉は優しい
からな、何か勘違いした女が善吉の優しさに触れて好きになってしまうとも
限らん。そういう女にはちゃんと妻である私が二度と善吉に邪な思いを抱か
ないように釘を刺しておかねばなるまい。今まで善吉に近づいた女、不知火
やくじ姉あたりが怪しいな。不知火は善吉の親友だ何だと言って善吉に近づき
すぎだ。問い詰めてみてものらりくらりと何を考えているのか分かったもので
はない。そしてくじ姉は嫌がる善吉を無理矢理説き伏せて生徒会に入ったそう
ではないか。くじ姉は何かと善吉に構うから要注意だな。もしかしたら私から
善吉を奪うつもりなのかもしれん。もちろん善吉はくじ姉の事など歯牙にもか
けないだろうがくじ姉は強引だからそうなった場合何をしでかすか分かったも
のではない。最悪善吉を拉致して薬漬けにしてしまうかもしれん。そうなって
からでは遅いからくじ姉は今のうちに潰しておいた方がいいかもしれんな。
そう言えば善吉の所有しているアダルト雑誌も処分してやらねばなるまい。善吉
も自慰ぐらいはするだろうが、私という婚約者がいるのだからもはやそれは無用
の長物だ。こらからは善吉が自慰をする時にはすべて私を想像で犯せばいい。
その時には善吉の部屋に仕掛けたカメラがあるからその映像で私も一緒に自慰
をして善吉と一緒に絶頂を味わう事にしよう。邪魔者がすべて消えたら…ふふふ、
あとは善吉と結ばれるのを待つのみだ。二年も待つのだ結婚したら暫くは繋がり
っぱなしだぞ。子供は何人がいいかな?やはりここは一姫二太郎か?まあ善吉が
望めば何人でも産んでやるがな。名前は二人で決めた方がいいかな?あははははは楽しくなってきたぞ!」