人吉とめだかの対立、新生徒会長の誕生など慌ただしい日々が過ぎた箱庭学園  
その生徒会室で異様な雰因気を放つ二人  
一方は100代目生徒会長人吉善吉、もう一人は・・・・・・  
「んちゅ、むうー、ちゅる、んはぁはぁ」  
「・・・・・・・・・・」  
椅子に腰掛ける善吉の肉棒を舐め続けるこの女性こそ安心院の端末であり候補生の一人財部である。  
「あーもういい。床に四つん這いになって尻をこっち向けろ」  
「ふぁい」  
今の彼女には選挙の時にめだかや人吉と対立したときの凛々しさは見る影も無い。  
目は虚ろで人吉に従順に従う奴隷と化していた。  
「カッ、命令通り縞パンはいてきてるじゃねえか。」  
「はい、球磨川先輩の好みなんですよね?」  
「自分の彼女が他の男の前で尻を上げながら誘ってるビッチ女だと知るとどんな顔するだろうな?」  
「そ、それは貴方が私に命令したか、ウグッ」  
無言で人吉は、財部の腹に蹴りを入れる。日頃から鍛えてる人吉の一撃は財部にとって耐えれぬほどの苦痛をあたえる。  
「あーまだ自分の立場弁えてねえの?安心院さんから見捨てられた自分の立場を」  
涙目になり屈辱に耐え「ごめんなさい」と震えながら絞りだした。  
彼女の中で色々な思い出が蘇える。彼に初めて告白した時、彼と花火祭りを見に行った時、彼に始めて裸エプロン姿を披露した時。  
だが、それは命令されてやったこと、偽りの思い出だ。  
(球磨川先輩ゴメンなさい)  
と、そこで唐突に生徒会室の扉が開かれる。  
「ひっとよしく〜ん、言われた通り連れてきたよ。」青髪少女の周りに無数の男子  
「おー悪かったな、不知火」  
彼女財部は、それを見ると絶望的な表情を浮かべる。  
「部活連合の奴らに現状の予算で納得させるためだ。頼んだぜ」  
「まって、お願いなんでも言う事聞くから」  
彼女の悲痛な訴えも彼は離れていき周りに男達が群がってくる。  
(たすけて・・・球磨川先輩)  
バタン  
生徒会室の扉が閉じられる  
「じゃあ人吉君今日は、どこに食べに行く?」  
「ああ、そうだな礼にお勧めラーメン屋教えてやる。球磨川先輩とか誘っていこうぜ」  
 
終わり  
 

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