眠りについた時、不思議な感覚がした。
なんだか、懐かしい様な、暖かいような……
「やぁ、破壊臣、阿久根くん…っと、今は旧破壊臣かな?」
彼女は微笑を浮かべながらおどけた調子で言う。
「…人が悪いですね、安心院さん。なにも言わず連れ込むなんて」
「おっと、すまんね。さて、阿久根くん。本題に入らせて貰うよ。」
彼女は少し真面目な表情になり、いった。
本題と言うのはもうすでに分かっている。
黒神めだかの化け物の様な強さ、あの害虫の眼力、玖摩川の能力。
喜界島はまぁ別として、明らかに生徒会の中では見劣りすると思ったのだ。
故に自分にも能力が必要だ。と考え、安心院なじむに呼び出して貰ったのだ。
「阿久根くん、君は能力が欲しいと言っていたね?なら貸し出してあげてもいい。」
「なら、どんな能力を貸して…」
「ただし、条件がある。」
「条件…ですか」
「ボクを慰めてくれないか?……最近、玖摩川くんも善吉くんも遊んでくれなくてね。かなり欲求が溜まっているんだよ。」
阿久根は絶句した。
彼女のスキルについてはすでに球磨川から聞いていたし、彼女の性格についても把握しているつもりだった。
しかし、いきなり犯せと言う趣旨の要求をされるとは思ってもいなかったからだ。
「どうしたんだい、阿久根くん?……もしかして、童貞クンだったのかな?」
もちろん童貞ではないが(鍋島猫美にレイプされた)性感帯すらしらない彼女を満足させる自信が無かった。
「黙っていても状況は変わらないよ?なんならやめるかい?ただ、能力はあげられないけど。」
「……やります。」
阿久根は覚悟を決め、じっと彼女の目を見た。
「なら、全部君に任せるよ。ボクを満足させてくれよ?」
彼女はベットに腰掛け、するすると制服のタイを外し、Yシャツを脱ごうとした瞬間阿久根は彼女の手をつかんだ。
「そのままでいい。あとは僕がやる。」
阿久根は素早く彼女の背後に回り、Yシャツの上から両手で彼女の乳首を摘み、弄ぶ。
「ふぁっ…いきなり来たね…あぅっ…なかなか巧いじゃないか…はぅっ!」
阿久根は暫く乳首を弄び、右手でスカートを下ろし、ショーツの中に手を滑り込ませた。
「もうこんなに濡れてるなんて、安心院さんは感じやすいんですね」
小悪魔の様な笑みを浮かべ、阿久根は淫裂を掻き回し、火照って淡いピンク色になった乳首を強く吸い上げた。
「ふぁぁぁぁぁぁっ!ら、らめぇぇぇ!」
彼女はビクンッと体を震わせ、一度目の絶頂を迎える。
彼女の淫裂からは止めどなく愛液が溢れ、ベットに倒れ込んだ。
「まだ挿れてないのにイくなんて…安心院さんは本当に淫乱ですね…」
そう言いながら阿久根は服を脱ぎ、立派な逸物が露わになる。
「これが欲しいですか?」
微笑を浮かべ、優しく語りかける。
「ほしぃ……挿れてぇ……」
先ほどまでのクールな態度はどこにもない。