めだかちゃんと関係を持ってあれから数日。  
 
「善吉。今日は柔道部に行くぞ」  
半裸姿でそんな事を言うめだかちゃんに思わずひっくり返る。だが、慌てて起き上がってドアを閉め、鍵をかけ、カーテンを閉じ、電気を消す。  
「鍵をかけろ!カーテンを閉めろ!人目をはばかれ!何遍言ったら分かるんだ!!」  
ずいずいっと前に出て注意をするが、めだかちゃんは分かってくれない。  
「?サッパリわからん。練り上げたこの肉体を衆目にさらすことに一体何をためらう必要がある?」  
「むしろ見せたいみたいな事言ってんじゃねぇよ!!」  
ばっ、と服をはだけさせるめだかちゃんに顔を赤くして叫ぶが、やっぱり分かってくれない。  
「善吉は一体何が気に食わないと言うのだ?」  
…ぐっ……本音を言うのはすげぇ恥かしいんだが…。…俺以外の奴に肌を見せたくない、なんて独占欲丸出しなこと……。  
だが、このままではとても聞いてくれそうにないし……で、結局めだかちゃんに素直に気持ちを話す事に。  
「ふむ。なるほど…。嫉妬と独占欲という訳か」  
あ、ニィィ、とかいう物凄い笑いかたをしやがった。  
「そうかそうか。善吉が嫉妬か」  
「悪いかよ…」  
こんちくしょうが。  
「いやいや。まったく悪くないぞ。むしろ嬉しくて仕方ない」  
あーくそっ心底嬉しそうな顔しやがって。ああもう恥かしいな。  
「ふむ。嫉妬に狂う善吉を見ていてもよいのだが、お前が嫌だというなら今後は気を付けよう」  
……よし、なんとか当初の目的を達成出来たみたいだ。  
「その変わり今からお前に存分に見せてやろう」  
…………は?ナニイッテヤガリマスカコノヒト  
「何を呆けている?お前"は"私の裸を見たいのだろう?」  
「い…いやいやいや、見たくないって言えば嘘だけど今かr「ならば問題ないな」  
人の話も聞かずに少ない衣服をパッと脱いでいくめだかちゃん。前の時以来見る美しい裸体に目が釘付けになる。  
「どうだ?ここまで見せるのは流石にお前だけだぞ?」  
腰に手を当てて、そんな事を言うめだかちゃん。モデル顔負けの完璧なプロポーションを俺だけが見れる悦びに思わず身体が震えた。  
「そして、ここから先もお前だけだ」  
めだかちゃんはスッとこちらによってくると、条件反射のようにギュッと抱き締める。めだかちゃんは嬉しそうに笑うと目を閉じて唇を重ねてきた。  
 
めだかちゃんの唇が俺の唇に触れている。それだけなのに言いようのない幸福感が…。今度はこっちから舌を出し、めだかちゃんの口内に侵入していく。  
「ふ…んんっ…は……ん、んん…」  
唇を貪り、舌と舌、唾液と唾液が混じり合って官能的な音が立つ。  
「……ぷはっ!がっつきすぎだ善吉。窒息するかと思ったではないか」  
下から睨んでくるそんな姿もかわいらしくて、ごめんと謝りつつも顔はニヤけてしまう。  
「……まぁいい。今日の私は機嫌が良いからな。お前の好きにさせてやろう」  
わぁお。…なら遠慮なく。再びめだかちゃんの柔らかい唇をいただこうか。  
キスをして、舌を絡ませ、口内を蹂躙する。  
「…は…んっ……む……」  
片手を細い腰に回して身体を引き寄せギュウッと抱き締めるともう片方で胸を触る。  
「…んう!?…ふ……は…!」  
更に柔らかい胸とは対照的に固く立った先端も弄る。  
「…んんっ!…ん!…ふ…んっ!」  
 
濃厚な口付けを何度も繰り返していくと、めだかちゃんの目がぽぉっとして潤んできた。足をもじもじさせ、秘部からは愛液が太腿を伝っている。  
「あ…ぅ…善吉ぃ…。もう…」  
うーん。こういうめだかちゃんも新鮮で良いなぁ…。  
そんな事を思いながら前回同様にめだかちゃんをソファに運んで横たえる。  
「あ……」  
期待している目。だけど前は絞り取られてばっかりだったからな。いじめてやる。  
つぷり、と右手の人差し指を膣内へ侵入させ、内壁を擦る。  
「…ッ!あ!あっ!ゆ…びぃ!…や…ぁ!」  
更に大きくて柔らかい乳房を口に含み、左手で揉みしだく。  
「あンッ!やっ!…それ…んっ!」  
相変わらず胸が弱いのか。などと思いつつ、中指も膣内に埋める。  
「―――?!?!んん…ああ!あああっ!」  
膣内を擦る指がある場所を触った途端めだかちゃんの身体がビクンと跳ねた。どうやらGスポットという場所に当たったらしい。そこを重点的に責め始める。  
「ひ…ぁ!…ぁあ!やぁ!も…イ、ク…ゥ!」  
絶頂に達しようと膣内はウネウネ蠢いて指を締め付けてくる。  
だが  
「イッ――!……え…?」  
イク寸前指を引き抜いて、胸への愛撫も止める。  
「やぁ…ぜ、んきちぃ…な…ぜ…」  
うわぁ…可愛いぃ…。  
「…イキたい?」  
そう言うと指を膣内に侵入させて愛撫を再開する。  
「あっ!…ああん!…っぃいイ…!」  
「…でも…駄目」  
 
昂ぶった身体はすぐに絶頂を向かえようとしたみたいだが、また指を引き抜いて愛撫を中断する。  
「イッ――…あっ…ああぁ…や…だぁ…」  
「そんなにイキたい?」  
「ぉ…お願い…だからぁ…もう…!」  
「…はいはい。わかったよ」  
流石にいじめ過ぎたかな。と反省しつつ、自分の分身を取り出す。それをめだかちゃんの秘所にあてがうと一気に貫いた。  
「来…ぃああああぁあァアア!!!」  
散々焦らしたせいか、入れただけでめだかちゃんの身体は弓状にしなってビクビクと痙攣する。  
「でもお前だけってのはずるいよ、な!」  
そう言うと思い切り腰を打ち付けてズンズンとめだかちゃんの膣内を進んでいく。  
「ああァアッ!止めッ!今敏か…ああぁあ!!」  
「くぅっ…いい。気持ちいいよめだかちゃん!」  
「ああぁぁッ!ぜんきちッとめへぇぁあああ!」  
 
既にイキッぱなしな状態になったのか痙攣が止まらず、めだかちゃんの身体はガクガクと震え続ける。  
「ああっ!やめへぇ!こわれっ…こわれちゃうからぁ!」「お前は…その程度じゃ壊れないだろっ!もう少しだから…頑張、れ!」  
そう言うとめだかちゃんの身体をまさぐって淫核を親指の腹で押し潰す。  
「ひ―――!?!?あ、ああああ!!」  
「ぐっ…めだかちゃん……もうイク…!出すぞ!」  
「ああ、ああああ!だめぇ!またイクゥあぁああ!!」  
「くぁっ…めだかちゃん…射精るっ!!」  
ドクン、と分身が震えると勢いよく大量の白濁した液体を吐き出す。  
「ひっ!あ、ああァあぁァアアアッ!!!」  
同時にめだかちゃんもこの日一番の絶頂を向かえ、ビックンと大きく身体が跳ね、痙攣した。  
 
 
「ヤり過ぎだ馬鹿者!!」  
ゴツン、と拳骨が頭に落ちた。  
「っつ〜〜!!なんだよめだかちゃんも気持ち良かっただろ?」  
「それとこれとは話が別だ!貴様は女の子の身体をなんだと思っている!!」  
「……あーもう……悪かったよ」  
「まったく。次からは気を付けろよ。善吉」  
「わかったわかった…で、なんだって?柔道部?」  
「うむ。柔道部部長の鍋島三年生は知っているな?彼女から目安箱に投書があったのだ。私達に後継者選びを手伝ってほしいそうだ。柔道部といえば懐かしい顔にも会えるだろうしな。行ってみようではないか」  
 
…柔道部か…近寄りたくなかったんだが…また面倒な一日になりそうだなぁ。  
 
 
終わり  
 

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