〜舞ちゃんの玩具・捕らわれの少女
舞響は強かった。アクアは為すすべもなく敗れ、気を失った。
やがてアクアは意識を取り戻したが、どれだけ時間が経ったかは
分からなかった。見渡すと、そこは何も無い部屋・・・
一緒だった仲間の姿もない。飴もない。自分ひとり、鎖で手足の
自由を奪われ、ただその場に座っているよりほかはなかった。
しばらく考え、そしてアクアは自分が敗れたことを自覚した。
自分じゃ何もできないのに・・・
舞響の言葉が去来する。
この百年、結局自分は変われなかったのか・・・仲間の期待も裏切った・・・
アクアはひどく自分を責めた。
扉が開いた。入ってきたのは舞響だった。
「あら、アクアちゃん、気がついたの?」
舞響は笑顔だった。
「・・・あたしをどうする気だい?おばさん。」
「おばさんなんて、ひどいわぁ。あなたの実の妹なのに。」
「だれがあたしの妹なもんか!出鱈目いうんじゃないよ。」
声を上げるアクアに、舞響は少し困った顔をして
「なに言ってるの?あなたの妹のアロアよ、アロア。
忘れちゃったの?お姉ちゃん。」
顔を近づける舞響をアクアはキッとにらみ、反抗した。
舞響はアクアの耳元で、そっと言った。
「自分がどういう立場なのか分かってるの?アクアちゃん。
あなたはもう私のものなのよ。わたしの可愛いお姉ちゃんなの。」
それがどういう意味か、アクアはよくは分からなかった。
「勝手なこと言うな!しょせんグリムリアの手下風情だろ。
あんたなんか、あたしがきっとぶっ倒してやる!」
舞響はかるい笑みを浮かべた。
「しょうがない子ね、アクアちゃん。いいわ。すぐに自分が
どういう立場にいるのか分かるから。」
そう言って、舞響はアクアの服に手を伸ばした・・・
「!?」
冷たい感触がアクアの襟元を伝わる。さらにその感触は
アクアの首から背中へとすべり、続いて肩の方へと進んだ。
「ち、ちょっと・・・何するんだよ・・・!」
身をよじらせ抵抗するアクアだが、舞響はお構いなしに
アクアの肩、脇、胴をなめるようにゆっくりとなでた。
舞響はアクアの素肌のなめらかさを愉んでいるようだ。
しかしその姿勢では都合が悪いらしく、舞響は一旦鎖をはずし、
嫌がるアクアを横の寝台に寝かせ、そして再び四肢を鎖につないだ。
舞響はご機嫌な様子で、身動きのとれないアクアを服の上から
なでまわし、ゆっくりとアクアの服を上へとずらした。
「・・・・・・っ・・・!?・・・」
アクアは何となく、これから自分が何をされるのか気づいていた。
それは、現実として認めたくないことだった。
「どうしたの?アクアちゃん。さっきまでの威勢はどこへ行ったの。」
アクアはどうすることもできない。ただ、舞響の思うままに
辱めを受けるしかなかった。
「こうやって一緒になるのも久しぶりだね。もっとお姉ちゃんのこと
よく見てみたいわぁ。」
そうして舞響はついにアクアの服をいっぱいまでまくりあげ、
アクアは胸部を露出させられた。
「あらー、アクアちゃん小っちゃいのね。可愛い可愛い♪」
とたんに顔が熱くなった。不安は現実になった。
13歳のそれに比べると多少未熟だが、それでも女性としての
特徴は現れはじめていた。舞響は遠慮なくアクアの胸を
指で押して、柔らかさを確かめた。
他人に見せるはずのない場所を、もまれ、指で確かめられた。
恥辱だった。
舞響は顔を近づけ、凝視する。そして、舌をつかってまでして
念入りに調べた。
アクアは抵抗することもできなかった。
舞響の手が下へ伸びる。アクアは反射的に脚をばたつかせ、
抵抗の素振りを見せた。しかし、手足は固定されている。
服をつかまれた。ゆっくりと下ろされていくのがわかった。
「・・・や、やめて・・・!」
しぼり出すような声でアクアが哀願する。しかしその声は
舞響の耳にはもう入らない。
時間の感覚はすでに失われた。あっという間に下まで服を
下げられた。残された白い下着。それさえもはぎとられようと
している。アクアは思わず目をつぶった。だが、現実から
逃げることはできなかった。
「あら、アクアちゃん、こっちもまだずいぶん子どもなのね。」
13歳というのは、ちょうど大人になる入り口にあたるのだろうか。
ほんの少し、発毛している。
しかしその量はアクアの性器を隠す役割を果たしているとは言いがたい。
むしろ、思春期の体の少女にとっては恥辱をあおるもの以外、
何ものでもない。
舞響はアクアの体が気に入ったようだ。
両足を開かせ、自らその間に顔をくぐらせた。
誰にも見せたことのない場所が、思う存分のぞかれてしまう。
いろいろな思いがアクアの頭に浮かぶ。それらは複雑に交差して、
結果としてアクアを現実に釘付けにした。
逃げることはできない・・・。
恥辱の対象である幼い陰毛を、円を描くように指でいじる。
アクアの女性器を押し広げ、しかと観察する。
ゆっくりと大陰唇を指でなぞり、その柔らかさを味わう。
陰核をなであげ、反応を見る。
そして粘膜の部分にまで「調査」を行い、アクアの体温を感じ取った。
夢中の舞響の脇から、涙でかすれた声が響いた。
「お願いだから、もうやめて・・・あたしが悪かったよ。妹であること
を否定したのはあたしの間違いだよ・・・全部謝るから、もうやめてよ・・・」
だが、舞響は聞き入れなかった。
「そんなことはもういいの。アクアちゃんは私を喜ばせれば
それでいいのよ。アクアちゃんは私の玩具なの。玩具はだまって
いるだけでいいのよ。」
膣をひらけ、顔を寄せる。アクアの匂いを調べるためだ。
そしてやはり、味を確かめないわけにはいかないようだ。
全体から細部にわたって自分の陰部を綿密に調べ上げられる
この辱めを、アクアは耐えるしかなかった。
「きれいにしているのね、ここ。」
処女の証のあるアクアの秘部を指して言った。
「中もいいわよね、調べても。」
と言いながら無断にアクアの領域に進入しようとする舞響。
いいはずがなかった。そこは、自分が許した人だけが入れる
特別な場所なのだ。こんなかたちで奪われるなんて・・・
さらにアクアを開脚させると、もはや隠すものなど何もない。
左手でアクアの陰核をいじりながら、右手人差し指を
ゆっくりアクアの中に入れていった。
自分の全てが奪われるような感覚・・・
涙とともに悲痛な声が漏れる。アクアは普段は強がってこんな
姿を見せることは決してない。100年前、強くなると誓ったからだ。
だが、今回ばかりはそうもいかない。
舞響は本当の子どものように泣くアクアに、容赦なくレイプをした。
初めての場所・・・そこにゆっくりと指を滑り込ませる舞響。
小さな入り口をくぐりぬけ、温かな内部の質感をしっかりと探る。
どんどん進む舞響の指に、生まれて初めての刺激を受けたアクアの
膣は反射的にその進入を防ごうとした。
「緊張してるの?アクアちゃん。そうよねえ、こんなところを
触られちゃうんだものねえ。」
そう言ってさらにアクアの恥辱を誘っているのだ。
「でもアクアちゃんが悪いのよ。100年前と何にも変わってないから。」
アクアが泣いているのはこの現実に対してではではなく、何もできない
自分に対してなのかもしれない。
自分が招いた結果だ・・・だから我慢するしかない・・・
アクアは自分にそう言い聞かせた。
入るところまで指が挿入され、その次には中のあらゆる方向に
こすられた。
耐性のなかったアクアにはそれだけでもきついものがあった。
さらにもう一本。人差し指と中指で舞響はアクアの中を満喫する。
当然アクアが性的な快楽を覚えるはずがない。せいぜい防御反応と
してのわずかな精液が分泌されただけである。そのわずかな精液さえも
舞響は好んで口にした。終いには直接口をつけて、内部にいたるまで
きれいに舐めとってしまった。
舞響はだいぶ満足したようである。
舞響は少し距離を置いて、辱めを受けそれに耐えたアクアを見下ろし、
めくられたままになっていた服を見ると、それを完全に破りとって
しまったので、残されたアクアは自らの身体を隠すものを何一つもたない、
全裸の状態にされてしまった。
「可愛いわぁ、アクアちゃん。あなたの身体、とてもよかったわよ。」
不気味な笑みを浮かべる舞響。
これで・・・すべて終わったんだ・・・
恥辱と恐怖の内にかすかな喜びがアクアの心ににじむ。
だが、
「何安心しているの?まだ終わりじゃないでしょ。」
今度は自分のひざの上にアクアの腰を乗せた。そして再びアクアの
恥丘の上をなでまわす。その手は次第にアクアの女性器に近づき、
やがてそこを通り越した。
「こっちも調べなきゃね。」
アクアに寒気が走る。舞響の手が後ろの粘膜の辺りをしきりに触る。
「こっちもやわらかいわぁ。」
そちらは人が触るような場所ではない。しかし舞響にとっては
前と同じくらい重要な場所であるようだ。
再びアクアの領域が犯される・・・
「・・・うぁ・・・っ・・・!」
必死にアクアの肛門は異物の除去に努める。だが、それを防ぐ
ことはできなかった。
「力入れると余計いたいわよ、アクアちゃん。」
こんな目に遭うなど、どうして想像できただろうか。分かるのは、
今自分がとんでもない場所を犯されていることだけである。
体内を走るおぞましい感覚・・・
意識を今の行為に集中させているアクアに、不意打ちがかけられた。
予期せぬ侵入に膣は驚き、電流が流れるかのような鋭い刺激。
13歳の身体の少女が、今、大切な場所を2箇所も襲われている。
それは耐え難い苦痛だった。
どれだけ時間が経ったか分からない。ただ意識に残ったのは
恥辱と苦痛、そして自分の無力感だった。
ようやく行為から開放された。
すべてを成し遂げたかのような、舞響の満足そうな笑顔が目に映る。
「愉しかったわ、アクアちゃん。今日のところはこれで終わりにしましょ。
ここ、直してあげるわ。」
アクアの局部からは、少し血がにじんでいた。だが、舞響が手をかざすと、
瞬く間に傷は癒え、もとの「処女」にもどったのだ。
「また遊びましょうね。それと、逃げようとしても私が存在変換を
操っているから無理よ。何度壊れたって、元にもどるんだから。」
その言葉は、これからアクアを待ち受ける試練を暗示していた。
どんなにひどいことをされても、舞響の力で身体は完全に元にもどる。
しかし、アクアの心の傷だけは、治る術を知らない・・・。
完