ユーリ「あれ?ギーゼラさん。何で俺の寝室にいるの?」
ギーゼラ「陛下。最近調子が優れない様子でしたので、伺いました」
ユーリ「え、あ・・・うん。でも大丈夫だよ。熱もないし」
ギーゼラ「いえ陛下。陛下のお体は何ものにも替えられない大事なものです。
定期的な検診はお受けいただかないと」
ユーリ(何か、父親に似てきてないか、ギーゼラ)
ギーゼラ「さ、陛下。ベッドに横になってください」
ユーリ「え?座ってじゃなくて?」
ギーゼラ「より正確な脈拍と呼吸数をはかるためです。お願いいたします」
ユーリ「え、あ・・うん」
ギーゼラ「それでは失礼します」
ユーリ「いや、ちょっとちょっと!何服脱がせているの!」
ギーゼラ「脈拍を正確に計るためには胸を直接触ることが大切です」
ユーリ「え、でもそんな!」
ギーゼラ「あら陛下。妙に脈拍が多いです。これは病気の前触れかもしれません」
ユーリ「恥ずかしかったら誰でもそうなるだろう!!」
ギーゼラ「これは徹底的にお調べしなくてはなりませんね」
ユーリ「ギーゼラ!!こら、ズボンはダメだって!!!!」
ギーゼラ「陛下(にっこり)」
ユーリ「うわああああ、ヴォルフラムーーーー!!」
ギーゼラ「ああ、ヴォルフラム閣下は先ほど検診が終わりまして、向こうの部屋でお休み中です」