グウェンダルは憔悴しきっていた。  
「いつまでこんなことをせねばならんのだ」  
グウェンダル閣下135歳。アニシナに反抗するという発想自体を捨てて幾星霜。  
すでにアニシナの許し無しでは、実験装置の前から一歩も動けない体になっていた。  
「しかし時間も遅い。明日だって朝から会議があるし」  
そろそろ閣下の訴えも泣き言に変わってきている。  
「ふん。まぁ、いいでしょう」  
「ではとっとと帰ってくれ」  
その時だった。グウェンダルは背中にアニシナの暖かいぬくもりを感じた。  
アニシナが細い腕をグウェンダルの胸に回してくる。  
「…お前、何をしている」  
「私を抱きなさい」  
 
こうして体を求められるのは初めてではない。  
グウェンダルは思う。アニシナはいつもいつもこうなのだ。  
俺をモルモットにするばかりでなく性欲のはけ口にもしている。  
アニシナはちっちゃくてカワイイ。しかし…  
俺は一体何なのだ。アニシナの道具か。それで良いのか、俺。  
けれど、ちっちゃくてカワイイものには逆らえない性のグウェンダルである。  
今日もやはり何も言えないのであった。グウェンダルが頭を抱えている間にも、  
アニシナの指が胸を滑り降り股間に届き、まさぐり始める。  
「あ…ぅ、待て、おい」  
「ではさっさとしなさい、寝室に連れて行くのです」  
グウェンダルは言われるままにアニシナの小さな体を抱き上げてベッドに降ろした。  
アニシナが見上げてくる。水色の瞳が縋るようだ。  
こんな時のアニシナはらしくない、とグウェンダルは思う。  
何かがおかしい…と、そう考えるだけの能力を持ち合わせてはいるのだが、しかし  
「何をボッとしてるのです、さっさと服を脱ぎなさい!」などと厳しく叱られ、  
考える時間もなく慌てて裸になるのであった。  
アニシナはといえば、いつもなら全裸になっているはずなのに、今日はまだ着衣している。  
グウェンダルは困ってしまう。  
「あ…今日は脱がないのか?」グウェンダルは股間を隠しながら言う。  
「これから性交しようというのですよ?裸にならぬはずがないではないですか」  
「ではなぜ脱いでいないのだ」  
「あなたが脱がせるのです!怠けてはいけません」  
何を怒っているのだ…  
「脱がせて良いのか?」と一応確認してみる。  
「さっさとしなさい!」  
 
のそのそとベッドに乗りアニシナの体に手を伸ばす。  
閣下もこの年でありこの身分である。女の服ぐらい脱がせなれている。  
女の肉体をむさぼりながら脱がすのはグウェンダルだって大好きだ。  
だが相手がアニシナとなると勝手が違うらしい。  
どことなく必死にコルセットをはずし、ドレスのボタンに手を伸ばし、一生懸命脱がせている。  
「グウェンダル、あなたには情緒というものがないのですか?」  
「それはこちらが聞きたい台詞だな  
 そもそもどうして俺がこんなことをせねばならんのだ」  
「…っ」  
「うん?」  
アニシナは押し黙っている。  
「すまん、言い過ぎた」  
「何を謝るのですか、くだらない!早く続けるのです」  
「しかし…」  
「いいから」  
アニシナはグウェンダル好みの体をしてる。  
小作りで柔らかい、労働とは全く縁のない貴族の体。なによりもカワイイ顔。  
彼女のいうことなら何でも聞かずにはいられない身の上だと城中の誰もが知っている。  
幼い頃からの調教の成果といえるが、幼馴染ゆえの親愛の情という奴なのかもしれない。  
全裸のアニシナを抱きしめると労わるように髪を撫でた。  
「他に何か嫌なことでもあったのか?」  
頬に優しくキスをするともう一回髪を撫でた。  
「どうした?」  
アニシナは黙ったまま、しかし次の瞬間、火がついたようにしがみついて来た。  
頬グウェンダルの肩に押し付け爪を立てる。  
「どうしてあなたはそんなことばかり言うのですか、黙って抱きなさい、強く強く、もっと」  
小刻みに体が震えている。やはり泣いているのだ。  
「きれいな体だ」そういうとグウェンダルはアニシナの背を優しく撫でた。  
 
アニシナが上になり、そのままグウェンダルの股間に手を伸ばしてきた。  
それはまだ柔らかなままだった。  
一瞬、アニシナの眉がゆがんだように見えた。鍛えた分厚い胸にくちびるを這わせながら、  
アニシナがそこへ降りていく。グウェンダルはその行為に高まりを感じはじめていた。  
唇にやさしく包まれると思わず声が漏れそうになる。  
アニシナは舌を使った。股間のそれは熱く硬く変化していく。  
アニシナはそれから口を離し、グウェンダルを見下ろした。  
涙にぬれた水色の瞳が勝ち誇っている。  
グウェンダルはそれを美しいと思った。  
両手を乳房に伸ばし鷲づかみにした。激しく揉んだ。  
アニシナは自らの股間をグウェンダルのそれにこすりつけながら挑戦的な眼差しで  
グウェンダルを見下ろしている。  
グウェンダルはアニシナの背中に手を回すとグいっと引き寄せた。  
「どうして欲しいんだ?」  
 
首筋を舐めながら右手でアニシナの右足を引き寄せる。そのまま太ももを弄りつつ背筋を撫でた。  
アニシナは熱い息を吹きかけながらグウェダルの耳をなめている。  
グウェンダルは背筋を撫でていた左手をアニシナの尻に運んだ。  
「ここが好きなんだろ?」そういうとアナルに指を這わせた。  
「はあ…ん」  
「感じてるのか?」  
アニシナがグウェンダルの耳をかむ。グウェンダルは体を返しアニシナを組み敷いた。  
乳房に口を寄せ、舌で転がす。そして挿入した。  
小さなアニシナはグウェンダルが動くたびに人形のように揺れる。  
「もっと抱いて。離さないで」  
アニシナは激しく揺さぶられながら頬を高潮させ何か訴えていた。  
 
「気持ちよかったか」  
「当たり前です、そうでなかったら私があえぐはずがないでしょう」  
「うむ。で、大丈夫か?」  
「何の話です」  
さっきまで泣いていたじゃないかと思うグウェンダルだが、あのアニシナが泣いたのだ、  
これ以上聞かないのが思いやりかもしれない。俺は少しぐらいアニシナの役に立てたのだろうか。  
そしてやはり確認してしまう。  
「…もう服を着ていいか?」  
「さっさと体を離しなさい!シャワーを浴びます」  
「ここは俺の部屋なんだが…」  
グウェンダルはアニシナの気持ちに気付かない。けれどアニシナの可愛い下僕。  
 

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