『拝啓、天国のお母さん、今日はかわいいかわいいみきみきと会うことができ、
かなこはハッピーです。ですが、ひょんなことからまた同室の女装ドS少年から
正座で説教を受けることになってしまいました。』
「ちゃんと聞いているのか!今回は納得して帰ったからいいものの、
貴様は人の気持ちを汲むことができなさすぎる!
告白の件にしても、覗いたりして姉妹とはいえ、プライバシーの侵害だぞ!」
「ええと、お言葉ですが、姉としてかわいい妹が心配でして。」
「だとしたら妹が落ち込んでいるときに何も言わずに受け止めてあげるのが
姉としての優しさじゃないのか。それをあまつさえ自分から覗いたのをバラシタりして、
あいつがどれだけ傷付くのかわからないのか!」
この美少女の皮をかぶった悪魔はなぜいつもこんなに
私に厳しい罵声を浴びせるのでしょう。
ただ、今回に限っては、私のほうに悪い点がないわけでもないので、
殊勝な態度でご機嫌をとることにします。
「申し訳ありませんでした。今後、同じ過ちを繰りかえさないようにしますので、
お許しください。」
「・・・ふー。今回は大事にもならなかったことだし、
以後気をつけるように。」
どうやら悪魔にも人の心は多少残っていたようです。
「ただし、」
「詫びの態度を示すために、コレを鎮めてもらおうか。」
お母様、訂正します。こいつはやはり悪魔です。
不敵な笑みを浮かべながら、
スカートをめくりあげて露になったその醜いモノを、
私の眼前に近づけてきやがりました。
「ひいっ」
ひるんで逃げようとする私を、まりやはブラウスの袖越しに私の腕を掴み、
動きを制されてしまいました。
「嫌がるようなら、今からお前の妹を呼び戻して、あいつに奉仕させてもいいんだぜ。」
この外道には、やはり人の心は残っていないようです。
私は観念し、
「・・・頑張りますので、どうかあれだけはつけさせてください。」
まりやは口元を少し緩ませ、
「これは失礼しました。」
ポケットから避妊具を取り出して私の手におき、
「それではかなこさん、お付けいただけますでしょうか。」
怒張越しに天使のような笑顔を浮かべたまりやに対し、
私は直に触れることの無いよう、慎重にまりや自身にかぶせていきます。
「それでは、ご奉仕させていただきます。」
「お願いしますわ、かなこさん。」
最初は根元のほうから唇ではさみ、頂点に近づくにしたがって
徐々に舌先で裏筋をなぞる様に動きを変えていきます。
「勉強はとても不出来なのに、こちらはとてもお上手になりましたね。
もっとも最初は不出来でしたから、日頃の努力の賜物かもしれませんね。」
そんなことほめらても全然嬉しくない。
私は、まりや自身全体を口に含み、上下運動に
切り替えました。
「ふふ、素敵なお顔ですわ。今この場にみきさんがいらっしゃったら
余計な説明は必要なかったかもしれませんわね。」
「うー!」
「ふふ、冗談ですわ。怒った顔もかわいいですわよ」
まりやからの意外な言葉に、恥ずかしくてまりや自身を咥えながら、
反射的に目をふせてしまいました。
「あらあらかなこさん、そんなうつむかず、お顔をよく見せてください。」
「っぱぁ」
まりやに言われ、私は仕方なく目を合わせながら奉仕をつづけることになりました。
しばらくして、まりやの息が段々荒くなってきました。
もうすこしだと思い、さらにペースをあげたところで
「ふうっ」
口内から引き抜かれ、
「口をあけて舌を出していただけますか?」
この瞬間はいつも不安で、つい目をつぶってしまいます。
刹那、下の上に熱い苦味の泡沫が飛び乗ってきました。
まりやはすべてを出し切ったようなので、
口を閉じて飲み込むことにしました。
「っん」
あいかわらずこの味には慣れることができません。
「まったく、飲めなんて言ってないのに
勝手に飲み込むなんて、とんだ雌豚だな。」
「だって、吐き出したら服を汚しちゃうし、ゴミ箱に捨てたって、
ほかの寮生に気付かれちゃうじゃない!。」
「ああそうだな。さて、俺の方は一応満足したが、
お前のほうは満足いってないようだが。」
「え?」
『お母様、この悪魔はなんとずるくて意地悪なのでしょう。
私の苦難の日々は、まだ続きそうです。』
そういってまりやは私を押し倒し、制服越しに胸に顔をうずめ、
くすぐるように私をまさぐってきます。
「んっ」気持ちとは裏腹に声をあげてしまいました。
「お願い。乱暴にしないで。」
「心外だな。今までも乱暴にしてきたことはないつもりだが。
それともここでやめた方がいいのか?」
「…ずるい。」「…続けていいんだな?」
私は精一杯言葉で拒否しているのに、
この悪魔は綺麗な目で見つめながら私を追い詰めていきます。
こんなの抵抗できるわけないじゃない。
「せめて、ベッドの上で、ね?」
「はいはい。じゃ、悪いが自分でベッドまで行ってくれないか?」
「そうだよね、まりやは小っちゃいんだから、
お姫様抱っこしてもらうわけにはいかないもんね。」
ビシッ
空気が割れる音が聞こえました。
「あのう、今のは言葉の綾でして」
刹那の沈黙の後、鞠やは不自然に笑顔とともに女の子口調に戻っていました。
「いやですわかなこさん、そんな怒った人をなだめるような○×△…」
うわーやっちゃったー。怒ってるよー。目元がひきつってるよー。
「やはりメスブタにはそれ相応に扱うべきですわね。」
腰が抜けて四つん這いでベッドの端に逃げる私にまりやがにじり寄ってきます。
「っダメーッ。ごめんなさいごめんなさい、そっちの穴はー!」
さっきまで優しく愛撫してくれていたまりやはそこに居ません。鬼畜です。
「ほうらっ」
「っぎぃ」
そのままお尻の穴から侵入してきました。
「っうっ。ひどい。乱暴にしないって言ったのに」
涙を浮かべて振り向きながら哀願しましたが、
「あら、メスブタに対しては十分すぎるほど丁寧な扱いかと思いませんか?
もっともこのだらしない胸では乳牛さんかもしれませんけど。」
「それに、嫌ならばもう少し必死に抵抗してくださればよいのでは?」
どうやら、初めての後ろの体験なのに
すでに受け入れかけているのがばれているようです。
「そるにかなこさん、私はかなこさんの大事な初めてを
前も後ろも頂くことができてとても嬉しく思ってますわ。」
この悪魔は耳元で心にもないことを甘く囁いてきますが、
もはや快感で頭が回らず反論できません。
「っああーっ」
天国のお母さん、どうかかなこの身も心も弄ぶこの悪魔に天罰をお願いします。