「ブルマ美少女が193人…ブルマ美少女が194人…」  
 
夜更かし好きな少女達もほとんどが寝静まった、深夜の天の妃第二女子寮。  
その一室でベッドに横たわったまま、呪文に似た奇妙な呟きを続ける寮生がいた。  
 
「ブルマ美少女が358人…ブルマ美少女が359人…ブルマ美少女が……」  
 
やがて声は途切れた。  
しかし声の主は眠ったわけではなく、単に数えるのに飽きただけらしい。  
毛布を胸から頭まで引き上げて被り、  
しばらくそのままでいたかと思うとまた胸元まで下ろす。  
ため息をつき、寝返りを打つ。また寝返りを打つ。  
さらに寝返り。もう一度ため息。そして呟きが再開された。  
 
「ランジェリー美少女が1人…ランジェリー美少女が2人…ランジェリー美少女が」  
 
「うるせえー!」  
 
羊代わりに妄想上の美少女を数えていた宮前かなこの顔面に、  
祇堂鞠也が広辞苑第六版を勢いよく振り下ろした。  
 
「たんがっ!?」  
 
「うぜえんだよ! さっきからブツブツモゾモゾと!  
オマエのせいでこっちの眼が冴えちまったじゃねえか!」  
 
「ひ、ひどーい! だって眠れないんだもん!」  
 
かなこは赤くなった鼻をさすりながら起き上がり、枕元のスタンドを点した。  
白いネグリジェ姿の鞠也は、それを見下ろしながら冷たく吐き捨てる。  
 
「必要カロリーをはるかに越える量の夕食をあさましく平らげた後、  
即横になって惰眠を貪っていたんだから当然だろう。  
今、牛になっていないのが不思議なくらいだ。乳だけは乳牛並みだが」  
 
「乳は関係ないでしょ! あーあ、もう起きて『百合姫』でも読んでようかなあ」  
 
「明かりを点けてこれ以上オレの眠りを妨げる気か、ホルスタイン女。  
そんなに寝付けないなら、いつものアレをやればよく眠れるんじゃないか」  
 
「アレ?」  
「まあ、とぼけちゃって。かなこさんったら」  
口調を変えた鞠也が微笑む。  
 
「オナニーですわ」  
 
天使のような愛らしい笑顔に見とれかけていたかなこは、  
鞠也の言葉を理解するのに数秒を要さねばならなかった。  
 
「な…な……」  
一気に真っ赤に染まった顔でかなこはわめいた。  
 
「何それ、変なこと言わないで! 私そんなことしてない!」  
 
「あぁ? オレが気づいてないとでも思ってたのか?   
ベッドの中で怪しい動きをしながらハアハアしてりゃバレバレなんだよ」  
 
「してないったらしてない! わたし女の子だもん!  
女の子はオ……とにかくそんなことしないの! 男とは違うんだから!」  
 
その言葉に嘲るような笑みを浮かべていた鞠也から表情が消えた。  
 
「何、よ」  
 
「オレはな」  
鞠也は学校では決して出さない低い声で呟いた。  
 
「高校生にもなってオナニーなんてしたことありませぇんっとか、  
アソコを手鏡で見たことなんてありませぇんっとかいう女が大っ嫌いなんだよ!  
そういう女に限ってどうせ幼稚園児の頃には  
机の角で快感に目覚めちまってるんだろ!」  
 
「そんなに早くない!  
それにわたしの場合は机の角じゃなくて昇り棒だもん!」  
 
「やかましいわ! おい、茉莉花!」  
 
「はい、ここに」  
 
夜中に突然呼ばれたにも関わらず、しっかりとメイド服を着込んだ茉莉花が  
当然のように窓を開けて部屋の中へ入ってきた。  
 
「何か御用でしょうか」  
「かなこさんを拘束してさしあげなさい」  
「わかりました」  
 
かなこは抵抗する間もなく気づいた時にはベッドの上で  
茉莉花に背後から両腕を捉えられていた。  
一体どのように抑えつけられているのか、振りほどこうとしても  
茉莉花の手は弛む気配すらない。  
 
「茉莉花さん!? 鞠也!? 何する気!?」  
「大声を出してはいけませんわ、かなこさん。他のお部屋に迷惑ですわよ」  
 
鞠也が唇の両端をきゅっと釣り上げて笑った。  
 
「嘘つきのオマエに罰を与えてやろう」  
 
鞠也はかなこのパジャマに手をかけると勢いよく左右へ引いた。  
ボタンが弾け飛び、豊満な乳房がこぼれるようにあらわになる。  
 
「ふぎゃあー!」  
「静かになさって」  
 
優しい声とは裏腹に鞠也はかなこが下半身に着ているものを  
まとめて掴むと一気に引きずり下ろす。  
茉莉花が片手でかなこを拘束したまま、もう片方の腕を素早く伸ばし、  
ズボンと下着からかなこの左足を抜き取り開かせた。  
鞠也はかなこの膝下で引っかかったままのズボンの上から右足を抑えつける。  
二人の見事な連携により、かなこの両足は大きく開かされることになった。  
 
「や、やめてよお、鞠也……」  
あられもない姿を晒しているという羞恥から、かなこの目尻に涙が滲む。  
「ふん、身体だけは本当にすくすくとよく育ってるよな。  
胸のサイズはEか? Fか?」  
 
鞠也がその手に余りそうな乳房に手を伸ばそうとすると、かなこが叫んだ。  
「や、やだ、触らないで! じんましん出ちゃう!」  
 
鞠也はチッと舌打ちしながら手を戻した。  
「ふん、わかってるさ。茉莉花、出せ」  
「はい」  
 
かなこの足を開かせていた手を放した茉莉花が片手でエプロンの下を探り、  
そこから取り出してベッドの上に置いた物。  
同じ道具をかなこは以前、興味本位で覗いた通販サイトで見たことがあった。  
 
「な、なななな何よ、これ!?」  
「見てわからんか? バイブとローターだ。  
これを使えばオマエのような下賤な女にこのオレが触れる必要がないからな」  
「…あっ! 茉莉花さん!? やめて!」  
 
かなこが道具に気を取られていた隙に、彼女の両腕は茉莉花が  
やはりエプロンの下から取り出した縄で縛り上げてられてしまっていた。  
呆然としていたかなこは微かなモーター音で我に返った。  
見れば鞠也がスイッチを入れたローターを手に微笑んでいる。  
 
「かなこさんは初心者ですから、まずはこちらから試してみましょうね」  
 
「何でもいいから理由をつけて使ってみたいだけでしょう、この性倒錯者」  
 
「オマエは黙ってろ、茉莉花。無駄口を叩いてるなら少し手伝え」  
 
「…仕方ありませんね」  
 
茉莉花の手が背後からかなこの胸を包んだ。  
 
「あっ……」  
 
ほっそりした指が白い肌に食い込むと、かなこは思わず声を上げた。  
 
「や、め……茉莉花さ……」  
 
その反応を気にした様子もなく、茉莉花はかなこの柔らかな乳房を  
絶妙な強弱をつけながら揉みしだいていく。  
 
「や……だ、めぇ……」  
 
かなこの息が次第に上がり、乳首が硬くなっていく様を眺めながら、  
鞠也は振動するローターを彼女の首筋に押し当てた。  
無機物の冷たさにかなこの身体がビクッと震える。  
ローターはそのまま火照り始めた彼女の肌の上をゆっくりと滑っていく。  
そして左の乳房へたどり着くと、乳首の周囲で円を描くように動かされた。  
 
「う、あっ……!」  
 
それを見た茉莉花は乳房を揉む手を休めることなく、  
右側の乳首を人差し指と中指で挟んで刺激し始めた。  
 
「あ……! ああっ……あんっ」  
 
「感じてらっしゃるのね、かなこさん。可愛いひと」  
 
ローターをすっかり勃ち上がった胸の先に押し当てながら、鞠也が甘く囁いた。  
しかし次の瞬間にはかなこの耳元に唇を寄せ、別人のような声で言う。  
 
「乳首がビンビンだぜ? 縛られて機械で刺激されて感じてんのかよ。この変態が」  
 
「ちが、う……ああ、いやぁ………」  
 
「何が違うんだよ。おい、茉莉花」  
 
鞠也に合図されて、茉莉花が片手はかなこの乳房を愛撫したまま、  
もう片方の手を胸から腹部、さらにその下へと移動させた。  
 
「ひっ……」  
 
茉莉花の指が熱を帯びた襞の表面を軽くなぞると、かなこは思わず身をよじったが、  
愛撫の手から逃れることは不可能だった。  
 
「もう滲み出ていますね」  
 
茉莉花が冷静な声で呟きながら、巧みに指を動かし、かなこのそこをパックリと開く。  
途端に内側から愛液が溢れ出るのが、かなこ自身にもわかった。  
 
「まあ、かなこさん。こんなに濡らしてらっしゃるなんて、恥ずかしい人ね。  
こんないやらしい女の子に指での刺激はもったいないわ。――オマエにはこれで充分だよ」  
 
鞠也はそう言うといきなりかなこのクリトリスにローターを押しあてた。  
 
「やっあああーっ!」  
 
かなこの口から一際高い声が上がる。  
 
「大声出してんじゃねえよ、メス豚。他の寮生達が起きちまうだろ」  
 
「あっ! ああっ! いやあっ!」  
 
「それとも起こしたいのかよ? この部屋に呼んでやろうか?  
大股開きでアソコから尻の穴までぐちょぐちょに濡らした姿を皆に見てもらったらどうだ」  
 
初めての刺激にかなこは声を抑えることもできず悶え続ける。  
振動するローターに押しつぶされたクリトリスの下にある襞はヒクヒクとうごめき、  
その内側の粘膜はさらなる刺激を求めて充血しきっていた。  
愛液は既にシーツまでしたたるほど溢れ出している。  
 
茉莉花はあいかわらず両の乳房を揉みしだき、  
先ほどよりさらに硬さを増して脈打つ乳首を強くつまむように刺激していた。  
 
「ううっ! うんっ! あっ!」  
 
鞠也と茉莉花、二人から同時に攻められ、かなこの体内で張り詰めた快感は  
頂点に上りつめることを求めて暴れ続ける。  
やがて大きく開いたかなこの足はピンと伸び、爪先がビクビクと震え始めた。  
 
「はぁ……いやぁ、あ…あっ……!」  
 
一際大きな快感の波がやってくるのを感じたかなこは、  
抵抗も羞恥も忘れてそれに身を任せてしまおうとした。  
 
――もうダメ……! いっちゃう……!  
 
しかしその瞬間、突然その波が消え、かなこの身体は虚脱感の中に放り出された。  
 
「え……?」  
 
滲んだ涙でぼやけた視界の中、鞠也が微笑している。  
 
「どうなさったの? かなこさん」  
 
ローターのスイッチが切られたのだと、ようやくかなこは理解した。  
 
「ど…して……」  
 
「嫌だとおっしゃるからやめてさしあげたのよ」  
 
可憐な少女の微笑みは、次の瞬間カードをめくるように、唇の片側だけを釣り上げた邪な表情に変わる。  
 
「続けて欲しけりゃおねだりしてみろよ、淫乱女」  
 
鞠也の白い頬がうっすらとピンクに染まり、声も僅かに上ずっていることに茉莉花は気づいた。  
どうやら鞠也も興奮しているらしい。  
しかし、絶頂をおあずけをされて身悶えるかなこにも、  
巧みに口調を変えながら嬲り続ける鞠也自身にさえも、それはわかっていないようだった。  
 
「欲しいのね? 気持ち良くして欲しいんでしょう?  
こんな小道具で感じて、クリトリスを勃てて、  
いやらしい汁を垂れ流してるなんて、とっても恥ずかしいですわね。  
でもかなこさんはそういうのがお好きなんでしょう?  
正直に言ってごらんなさい。言えたらもっといいことをしてあげますわ」  
 
鞠也がバイブを手にすると、かなこの眼に怯えの色が浮かんだ。  
可愛らしい淡いピンクをしているものの、男性器を擬したリアルな造形は、  
かなこにとってはグロテスク以外の何物でもない。  
 
「や、だぁ……っ。もうやめてっ…やめてよぉ、鞠也……」  
 
かなこの瞳から涙がこぼれ、上気した頬を伝い落ちる。  
それを見た鞠也は端整な顔を忌々しげに歪めた。  
 
「―――強情な女だな」  
 
全てを心得たように無言のままの茉莉花が再びかなこの襞に指を這わせ、大きく開いた。  
とろとろと蜜をこぼす膣口が鞠也の視線に晒される。  
鞠也がバイブを近づけると、かなこは悲鳴を上げた。  
 
「や、やめてえっ! わたし処女なんだから!」  
 
「うるせえ! レズのオマエに処女も何も関係ねえだろ。  
それにオナり過ぎで処女膜なんて  
とっくになくなっちまってるんじゃねえのか?」  
 
「そんなことな…いやあああっ!!」  
 
器具の先端が入り口を押し広げて進入してくるのをかなこは感じた。  
 
「う…あ……」  
「力抜けよ」  
 
かなこが苦しげに顔を歪めるのを見た鞠也は、  
バイブを押し入れる力を少し弱めたが、やめる気はないようだった。  
 
「ああ…あっ」  
 
バイブの固さと冷たさが、ゆっくりとかなこの内壁を犯していく。  
その感覚が彼女を刺激してさらに愛液を分泌させ、  
やがてかなこの身体は鞠也の支配を完全に受け入れてしまった。  
 
「奥までちゃんと入ったみたいじゃねえか」  
 
……はあはあと息を荒げながら、かなこは内部の違和感に耐えていた。  
やがて体温が伝わってじわじわと器具が熱くなり、初体験ゆえのわずかな痛みは、  
流されるように切なくもどかしい快感に変化していく。  
 
「そろそろいいか」  
かなこの変化を感じとった鞠也がスイッチに指を伸ばした。  
 
「―――堪能なさってくださいね、かなこさん」  
 
「うっ……あっあっあああああああ!!」  
微かな振動音とともバイブがうねり始め、かなこの膣壁を擦りあげた。  
パワーは最初から最大に設定され、強烈な刺激が彼女を翻弄する。  
 
「ああっ! ひいいっ! あ…あひいっ!!」  
 
鞠也はうごめくバイブがかなこの膣から押し出されないように支えながら、  
空いた片手で、放置されていたローターに再度スイッチを入れる。  
 
「こっちにもやるよ」  
 
ローターが愛液にまみれ、ズキズキと脈打つクリトリスに押しあてられた。  
 
「ひいっいいいいい!!」  
首をのけぞらせるかなこの口元から唾液が伝い落ちる。  
 
「あまり暴れないでください、この牝豚。それにうるさいですよ」  
唾液の滴に、ビクビクとはねるかなこの身体を抑えつけていた手を  
汚された茉莉花が不快そうに罵る。その声も既にかなこには聞こえていなかった。  
 
「ああああああーっ!!!」  
 
鞠也が操る器具に膣とクリトリスを同時に攻められ、  
かなこは悲鳴に近い嬌声を上げながらあっけなく達した。  
同時にほとばしった大量のかなこの熱い愛液は、鞠也の顔にまで飛び散りその白い頬を汚した。  
 
 
 
「まったく、ろくでもないことにつきあわせてくださいますね」  
気を失ったかなこの腕から縄を解きながら、茉莉花は鞠也に文句を言った。  
 
「フン。オマエだって楽しんでたくせに」  
 
「性倒錯者のバイブで処女喪失とは。トラウマにならなければいいのですが」  
 
「心配してんのかよ? らしくねえな。相手が男だろうが女だろうが、  
いつかは体験することだろ。オレは手伝ってやっただけだ」  
 
「自分がやりたくてもできないことを、私や道具に代行させるのはどうかと思います」  
 
答えが返ってくるまでにはやや間があった。  
 
「……どういう意味だ?」  
 
「わからないなら結構です。では私はこれで」  
茉莉花がてきぱきと道具を片付け、再び窓から外へ出て行くと、  
部屋の中には沈黙が降りた。ただかなこの寝息だけが微かに聞こえてくる。  
 
「アホ面して寝やがって」  
かなこは乱れた毛布を身体の下敷きにして眠っている。  
鞠也はそれを掴んで引っ張り出すと、ほぼ全裸の彼女にそっと掛けてやった。  
 
そしてそっと囁く。限りなく甘く優しい声で。  
 
「……おやすみなさい、かなこさん」  
 
 
そして翌朝、スッキリした気分で目覚めた後、枕元に『睡眠介助代金として¥155,000』と書かれた  
茉莉花からの請求書を発見して泣くかなこの姿があった。  
 

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