鞠也「鼎神父、実は折り入って相談が……」
鼎「!!な、なんだね祇堂くん?私に出来る事ならなんでもしよう。」
鞠也「実は、かなこさんの事なんですが……」
鼎「宮前くんにまた何か問題が?」
鞠也「ええ、実は前回の件と関係があることなんですが……」
鼎「というと?」
鞠也「かなこさん、お兄様を失ったトラウマで男性を遠ざけるようになってしまって……」
鼎「そうか……」
鞠也「それで、お兄様に似ている鼎神父が『男性』としてかなこさんを受け止めて差し上げれば、もしかしたらと思い……」
鼎「なるほど、それで、具体的にはなにをすれば?」
鞠也「(頬を染めながら)あの………かなこさんを………だ、抱いてあげて欲しいんです///」
鼎「な!?い、いやしかし、私にも神父としての立場が」
鞠也「(瞳を潤ませながら)無茶なお願いなのは重々承知しています………
けれど、鼎神父にしか出来ない事なんです!!」
鼎「………!!わ、分かった!!祇堂くんがそこまで言うのならば。」
鞠也「(鼎の手を取って)ありがとうございます、鼎神父。(ニヤリ)」