「・・・どうして、どうしてこんなことするんですか? 絢子さん!」
その部屋は広かった。そしてあまりにも殺風景だった。テニスコート一面はあろうかと思われるほどの広さがある部屋なのに
ベットが一つ、あるだけだった。だが、そのベットは通常のベットよりもはるかに大きく、大人が5人並んで寝れるほどの大きさだった。
その異様な大きさのベットは不思議と、この殺風景の部屋に似合い、ある種、異様な雰囲気を醸し出していた。
そして、そのベットの中央に吉村護がいた。その四肢は鎖に繋がれていてベットの支柱に繋がれて仰向けに固定されている。
「どうして? どうしてって? そんなこと、決まっているじゃない、護。」
仰向けにされた護に覆いかぶさったまま、絢子は顔だけを護の顔の正面に向けた。
その表情はとても楽しそうで、嬉しくて嬉しくてしかたないと悠然に物語っていた。
「好きだからに決まってるじゃない」
「好きだからって・・・・・・でしたらこんーー!」
最後まで言わさず、絢子は護の口を塞いだ。自らの唇で。
護は慌てて歯で止めようとしたが、絢子の舌が素早く護の舌を捕まえて、引きずり出されてしまった。
それだけに止まらず、舌全体を弄るように舐めまわし、歯の裏側をこそぎ、頬の裏をグリグリと押したりもした。
とても、情熱で官能的なキスだった。辺りに水を啜る音と呻き声だけが響いた。
いったい、どれくらいの時間が経っただろう。ようやく満足したのか、絢子は唇を離した。
「護・・・私は貴方が好き。世界中の何よりも貴方が好き。だから、だから貴方を犯すの。
大丈夫よ護。心配しなくてもいいから、凄く気持ちいいから怖がらなくていいの。私達、一つになるのよ。」
恍惚とした顔で話す絢子はとても美しく魅惑的だったが、その瞳は濁って、どこまでも深い怒りが見えた。
ついに、ついについについについについについについについについについについについについについに
ついについについについについについについについについについについについについについについについについについに
ついについについについについについについについについについについについについについについについについについに
ついについについについについについについについについについについについについについについについについについに
護は私の元に帰って来た。あの汚物よりも汚らしい雌ブタどもから護を取り返すことが出来た。
毎日、あの雌ブタどもへの殺意を抑えるのに苦労したけど、やっと報われた。
「あ、絢子さん、は、裸っ!」
もう、護ったら騒がしいわね。そんな煩い唇は私の唇で塞いで上げる。これで、静かになった。
ああ、でも護の唇って柔らかい・・・え〜い、我慢できない、口の中も味見しちゃお♪
ちゅ・・・ちゅぷ・・・ぴちゃ・・・はむ・・・ぴちゅ・・・・・・ちゅぱ・・・・・・
美味しい! 護のヨダレ、とっても美味しい! もっと欲しい、もっと飲まして!
・・・ああん、もう護ったら、いくら恥ずかしいからって、歯を閉じたら駄目よ!
もう、本当に可愛いんだから。でも、そんな護が大好きよ。・・・あっ、そうか! いきなりキスしたのがいけないんだわ。
護は結構、ロマンチックなところもあるから、ゆっくり犯らなきゃ。あせらず、あせらず。
私は名残惜しいけど、護の体から身を起こした。
うふふ・・・・・・ヨダレまみれになった護もイイ! ゴメンね、護。少しの間キスはお預けね。
「・・・・・・あ・・・・・・絢子ひゃん、ろうひてふぉんなころを〜」
「大丈夫よ護〜、何も考えなくていいのよ、ただ私に身を任せてくれるだけでいいの」
そんな顔を真っ赤にして、涙目で、上目遣いなんて反則よ! そんなに切なそうな顔しないでよ!
私は、誘惑を振り切るように、一度立ち上がり、自分のブラを外し、本来の役目を果たせなくなっているショーツも下ろした。
ブラを外した瞬間、大きなお椀を二つ並べたような胸がこぼれ出た。それでいて、垂れるわけでもなく美しい白乳色をしている。
ブラに守られていたその先端は尖りきっていて、刺激を求めて赤く勃起している。
既に、黒い恥毛に薄く覆われていた秘部の奥に色づく女の部分も濡れぼそり、漏れでた愛液も太ももを伝って、垂れて、
護のトランクスを濡らしていた。私はそのまま腰を下ろした。・・・・・・んん♪ 護のすっかり大きくなってる♪
ちょうど護の起立した部分に腰を下ろしたせいか、こすりつける形になり、そこから生まれた快感に身をふるわせた。
「んん・・・・・・護ってエッチね。ココをこんなふうにしちゃって」
「ふあ、んん、あ、絢子さん止めて、腰を動かさないで!」
「う〜ん・・・いいわよ。ただし、エッチな護にはお仕置きとして、護のおちんちん、お口でペロペロしちゃう」
「ええ! 止め・・・止めて・・・絢子さん! 正気に戻ってください!」
もう! 護は本当に恥ずかしがり屋なんだから。・・・いいわよ、そんな護は私のお口で素直になってもらいましょうか。
私は広げられた足の間に体をずらした。そして、そのまま体を倒して、護のおちんちんに顔を鼻先をこすりつけた。
ああ! いい匂い! すこし嗅いだだけなのに、頭の中がクラクラしちゃうくらい!
駄目! 駄目! 駄目! もう我慢できない! ヨダレが止まらない! 早く護のおちんちん食べたい!
私はトランクスを無理やり破り捨てて、固く起立した護のおちんちんにむしゃぶりついた。
半ばまで咥えて亀頭を舐め回し、一度口から出して鈴口に吸い付き、下から裏筋に沿って舌を這わせたり、思いつく限り堪能した。
うう〜、美味しいよ〜。なんで、護のおちんちんこんなに美味しいの! 止まらないよ〜、自分を制御できない!
「ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、まみょう〜、まみょう〜、まみょう〜」
・・・・・・ああ、駄目! 美味しすぎて少しの間気を失っちゃった・・・・・・駄目! しっかりしなきゃ!
こんなことで気を失ってちゃ、護と一緒になれないもの。我慢、我慢よ、絢子! ・・・ああ、でも美味しい。
「絢子ひゃん、だめ、だめ、止めて! そんなにされたら、もう・・・もう・・・・・・・・・」
「くちゅ・・・ちゅぷ・・・ちゅぷ・・・ひゃふぉう? ひょういひゃふぉ?」
「ご、ごめんなさい! 絢子さん! で、出ます!」
瞬間、護のおちんちんが膨らみ、次の瞬間には熱い精液を勢いよく噴出した。
お、美味しい〜〜〜〜! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい!
美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい!
美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい!
美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい! 美味しい!
私は一滴たりとも無駄にしないよう、注意しながら護の精液を飲み干した。
んふふふ・・・・・・護ったら、顔真っ赤にして・・・ほんとうに可愛い。
「絢子さん・・・どうして・・・どうして・・・・・・」
「決まってるじゃない。愛してるからするのよ。愛し合ってる二人が互いを求め合うのは自然の摂理じゃない」
「でも、でも・・・そ、そういえば絢子さん。一緒にいたエメレンツィ――あう!」
私は自分でも無意識のうちに、護の頬を叩いていた。ごめんね護、痛いよね。
でも護、いくら私でも、愛を確かめ合っているときに他の雌猫の話をしちゃだめよ。
特にあの『魔王の剣』とか言われてる頭の可愛そうな子なんてもっての他。
私の可愛くて愛しい愛しい護に掃き溜めの汚物よりも汚い体を擦り付ける雌ブタなんだから。
護は優しいから、歩く地球汚染のようなゴミにも笑いかけるけど、ダメ! そんなことしたら、図にのって食べられちゃうわ!
「だから、護がそうならないよう。私の匂いをた〜くさん付けておくの。そうしたら皆、護は私のものって自覚するから」
「あ、絢「だからね、遅かれ早かれ結婚するんだから、今から二人一緒になっても早くないよね♪」
もういいかげんに我慢の限界だから・・・・・・ね? 護は恥ずかしがり屋だから、私が積極的に行かないと。
それに護? なんだかんだ言っても、護の体は正直よ。ほら、護のおちんちん、カチカチに固くなってるじゃない。
私は護の胸に手を置き、腰を上げ、片手で私の割れ目を開いて、護を受け入れる準備をした。
そうして、胸に置いた手を護のおちんちんに添えて、外れないように固定した。
ん・・・あは、分かる、護? 今、護のおちんちん、私の入り口に触れてるんだよ。私が少し腰を落としただけで一つになれちゃうのよ
うふふ、そんなにジロジロ見ないで・・・・・・んん! ほら、先っぽの亀頭が入ったわ。イイ! 護のおちんちんイイ!
ちょっと入っただけなのにイキそう・・・あ、護! そんなに身動ぎしないで滑ったらあぶな――!
その瞬間、手を滑らした私は勢い余って、護のおちんちんを一気に飲み込んでしまった。
――――――――――――――!!!!!!!・・・・・・あ・・・・あ・・・あ、ああああああああ!!!
・・・・・・はぁはぁ、イッちゃった〜、私、護のおちんちんでイッちゃった♪
う〜〜体が痺れて上手く動けな・・・へ、まも、なんで鎖外れて・・・え、ビアトリス操作で?
あ、待って! こんな格好恥ずかしい! せ、せめて明かりをけしっきゃうん! ンア! アウ! ヒウ!
や、ダメ! 気持ちい・・・ダメ! 動かないで! もっと優し――!!ックゥ! アア! ンン! ンイイ!
まも、護〜! も・・・イク! イク! イク! ――アアアア!! や! ダメ! イッたばかりだ! から!
奥! 奥! 突かないで! そんなに激しくしないで! イ! ア! ア! ダメ! マ、またイッちゃう〜!
イク! イッちゃ、イッちゃ! イキゅうーーーーー!!!! ん・・・クゥ・・・・熱い、護の・・・熱・・・え?
アヒ! クゥうう! ダメ! 護! もうダメ! イクの! イッタの! もうイッタから! 動かないで!
・・・・一時間後・・・・
や〜、護〜〜こんな格好嫌〜。こんなワンちゃんみたいなかっ――!! だ! め! まも、動か! あ! あ!
や! や! 休ませ! あ! あ! イク! イク! またイク〜、え、やだ! 恥ずかしい、そんなこと言いたくな・・・ンヒイ!
や! ああ! はん! はい! はい! 言います! 言います! 私! 鷹栖! 絢子! は! 護の! おちん! ちん! で!
激し! くう! オ、オマンコ! いっちゃ! イッちゃいます! あ! あ! あああああああ!!!!!!
・・・・二時間後・・・・
あ! くぅ! あ! だ! ち、違! 護! そこ、そこ! おし! り! あ! イイ! やあ! 胸! 揉ま! ないで!
乳首! くり・・・くり! ダメ! 変! に! なる! ひぅ! 耳! なめ! ない! でぇ! くぅ! や! や!
だめ! おっ! おっぱ! もん! じゃ! だ! あ! ちく! 乳首! イイ! 乳首イイ! ンヒィ! イク! イク!
おっぱいでイク! 乳首でいっちゃ! イッちゃ! 〜〜〜〜〜〜!!!!!!
・・・・三時間後・・・・
ンアア! アヒィイ! ちんぽ! ちんぽイイ! 護のちんぽ! 気持ちイイ! 護ちんぽ! しゅごい! や! ま! まりゃ!
まらイク! オマンコ! まらイク! アアア! おひり! おひりイイ! 護! おひり! いひって! なかまれ! かき!
まわして! ンアアア! イク! イク! オマンコも! おひりも! いっひゃう! いっひゃう! 護も! らして! 中に!
ちろいの! らして! いっぱいに! して! お! おお! まも! るの! ちんぽ! イク! イク! イキュ〜〜〜〜!!!!
その後の数時間、絢子の嬌声が途切れることは無かった・・・・・
「で? わざわざ私を呼び出して何事かと思ってきてみたら何? これは何? 何なのこれは?」
日も落ち、すっかり薄暗くなった生徒会室に、絢子の静かな、怒りに満ちた声が響いた。
その手には、『絢子さんは嫉妬に狂ったようです』と書かれた一枚の原稿用紙が握られている。
「これ、とは失礼だぞ絢子! ムッツリスケベなお前を思って、欲求不満解決のために、私が夜通し作成したのに!」
「そうですわ! 吉村護中毒の貴方のためを思って、貴方が満足するものを夜通し頑張って構想を練りあげましたのに!」
その絢子の言い分に不満があったのか、眼鏡を掛けたおかっぱの少女、『瑤子』と、頭おかしいんじゃないのか?
と、言われそうな髪形をした少女、『汐音』。絢子の感想に怒りをぶつけた。・・・が、
「ちょっと! 欲求不満って何よ! いきなり人を呼び出しといて、「これを読め」なんて言うからしぶしぶ読んだら何!
こんな、エ、エッチなもん読ませるんじゃないわよ! だいたい何で私と護の名前がそのまま使われてるのよ!
というより、これに出てくる私って変態じゃない! 痴女よ、痴女! なんでこんな配役なのよ!」
絢子の顔は暗い生徒会室の中でも分かるくらい真っ赤に紅潮している。だが、それに負けないくらい怒っている。
辺りのビアトリスが共鳴を始め、いつでも瑤子と汐音を吹き飛ばせる準備が静かに進んでいた。・・・が、
「ほう、そうか。だったら、吉村がちょっとくらいクラスの女子と仲良くなっても笑って済ませられるんだな?」
「そ、それとこれとは話が違うでしょ! 今私が言いたいのは「済ませられるのか」・・・出来るわけ無いじゃない」
「まあ、絢子ったら、嫉妬深いんですわね」
「嫉妬深いって・・・ふ、普通はこ、恋人が他の女の子と仲良くしてたらヤキモキくらいは湧くでしょ!」
「ふむ、確かにヤキモキくらいはするだろう。だが絢子、もしどこぞの女子が吉村に無理やりキスしたらどうする?」
「どうするって・・・・・・」
「絢子のことだから、どうせ護さんを抱きしめて熱〜〜〜〜いキスでもするのではなくて?」
「しないわよ! あ、いや、その、するけど・・・・・・でもそれよりも前に、その女の子をボコボコにするわ」
「ぼ、ボコボコ・・・いや、いくらなんでも、悪ふざけかもしれないからそこまでする必要は無いんじゃないのか?」
「何言ってるの。私の大事な大事な大事な大事な大事な大事な護にキスしたのよ? これでも軽いくらいよ」
その言葉に思わず顔を見合わせる瑤子と、汐音。二人見合わせた後、ゆっくり絢子に顔を向けた。
そこには、ん、私何か変なこと言った? と発言の重大性にまったく気づいていない魔女が一人。
思わず、瑤子と汐音は吉村護の将来に深い同情の念を抱いた。
(吉村、頼むから浮気するなよ。というより、とんでもない地雷抱えたやつを恋人にしたな)
(護さん。何だか私、護さんの将来に不安を覚えましたわ。どうか、末永くお幸せに)
ちょっと、どうしたのよ。と依然、重大発言に気づいてない人一人。そして、引きつった笑顔を見せる少女二人。
この奇妙な空間は、見回りの先生が来るまで、途切れることは無かった。