絢子の乳圧により、胸の谷間にはさまれていた護自身から白濁した粘液が搾り出される。
「ふふっ…3回目よ、護」
顔にかかったそれを舐め取りながら絢子は微笑む。
絢子の言う三回目とは、あくまで絢子の胸で護が果てた回数だ。絢子の膣からは、それに倍するだけの回数の絶頂を、護が絢子の中で果てたという証明が、シーツへと垂れ落ちている。
「もっとよ、護。もっとしてぇ…次はおマンコに。ねぇ、護ぅ」
「だ、駄目です、絢子さん。もう、僕…出ません、よぉ…」
限界を訴える護。だが愛欲におぼれた魔女には、愛しい少年の絶え絶えの吐息は、情火をあおるだけだった。
「嘘…まだ出来るわよ」
絢子は言いながら、その指先にビアトリスを集約、制御する。
そして白魚のような人差し指で、護の裏筋を、根元から先端に向けて一気になで上げた。
それだけで、萎えかけていた護の肉棒は、劇的な変化を見せる。
「あ、あ、あ、あ―――っ!」
ビキビキと、護のペニスは力を取り戻した。
悲鳴をあげた護だが、しかし彼が感じたのは苦痛ではなかった。それはあまりにも強い衝動だった。
犯したい!目の前の女を犯したい!抱きたい!突きまくりたい!種付けしたい!孕ませたい!陵辱したい!注ぎ込みたい!妊娠させたい!受精させたい!犯しつくしたい!
今すぐにでも絢子を押し倒し、復活した怒張で貫きたい衝動に駆られながらも、しかし護はそれを堪えた。
こんなのはいけない。セックスは愛しあう行為だ。欲望だけで絢子さんを――大切な抱くわけにはいかない!
歯を食いしばる護。その様子に、護の意思を理解している絢子は喜びを感じながらも、しかしその努力を水泡に帰させるべく囁いた。
「護…愛してる。だから護も愛して」
耳元で囁き、キスをする。
それにより、護の雄性を抑えていた最後の楔がとかれた。
「あ、絢子さん――!」
護は絢子の肩をつかんで押し倒す。
「ああんっ!護…護ぅっ!」
嬌声を上げる絢子の蜜壷に、その欲望の化身を一気に根元まで叩き込んだ。