『SWEET ANNIVERSARY・ROUND2』 
 
雪の降りしきる夜。  
暖炉の前で抱きしめあい、長いキスを交わす。  
エレインの脚の間で熱を持ち続けるマティアスのそれは、再び硬さを取り戻していた。  
ずっと中に抱えているキツさを感じながらも、エレインは離すことが出来ない。  
「……ん…………」  
自ら締め続ける苦しい痛みで眉を顰めながらも、彼の律動を受け入れていると、  
エレインの舌をマティアスは搦め捕る。  
やわやわと胸を揉まれ、先程までの余韻を引き摺りながら、さらに新たな感覚を求めて  
彼の動きに身を任せていた。  
快感の連続に、頭がくらくらする。  
うってかわってゆっくりと動きながら愛撫を重ねる彼の頬を指で撫で、  
それからシャツを緩めてゆく。  
服を着たままだったために、彼の衣服はあちこちがエレインの愛液で濡れていた。  
こんな真冬では洗濯物がなかなか乾かないのに、とエレインは密かに思う。  
それでもこうして抱き合う悦びは、やめられない。  
どれほど肌の温もりを確かめても、すぐにまた欲しくなる。  
「あっ……あん」  
耳朶を甘く噛まれて思わず声を洩らす。  
ゆっくりとした律動に物足りなさを感じ始めていた刹那のことだった。  
 
背筋に電流が奔ったように身体が震える。  
緩やかな刺激がいつのまにか大きな快感となり、マティアスをより深く迎えるために  
彼の首にしがみついた。  
力を込めれば応えるようにマティアスはエレインの脚を抱きかかえる。  
促されるままに脚を彼の腰に巻き付け、夢中で腰の動きを合わせる。  
花弁の中を掻き回され、卑猥な音が静かな夜に響いていた。  
「あ……はぁっ……マティアス…………!」  
ついさっき迎えたばかりの絶頂が、再び訪れようとしていた。  
深く彼が突き刺さる。  
身体がきつくて、エレインはこれ以上堪えられそうにない。  
「マティアス……マ……あ…………」  
不意に意識が白く跳ぶ。もう何の反応も返せない。  
時間の感覚が止まり、眠気のような気怠さを感じていた。  
「イッたのか?」  
マティアスの声で我に返る。彼にしがみついたままで動きが鈍くなったエレインを  
彼は薄青い瞳で真っすぐに見つめている。  
意識が朦朧としてすぐには答えられずに、小さく頷いて彼の首に回した腕に力を込めた。  
彼はまだ自分の中にいる。自分だけまた先にいってしまった。  
一緒がいいと思ったのに、翻弄されてばかりで切なくなる。  
ちゃんと気持ち良くなってほしい。自分と同じくらいに。  
エレインは自らマティアスの唇を求める。  
今夜だけでももう100回はキスしたと思う。それでもまだ足りない。  
どうすれば彼に満足してもらえるのだろうか。  
 
マティアスは緩やかにエレインの中で動き続けている。  
ほんの少し前に精を放ったばかりだから、まだいくことができないのだろうか。  
そうしている間にも、新たなる快感の波がエレインを嘖む。  
「あ、あ、あ、あ、あ」  
震えるエレインの首筋に、マティアスは噛みつくように軽く歯を立てる。  
それが更なる震えに繋がるのを感じながら、エレインは堪らず言葉を搾り出す。  
「……どうして? わたしばかり、いくのは……っ、やだ……」  
「サービスだ」  
「な……なんでだー!」  
思わず上擦った声で叫ぶ。たまにマティアスはおかしなことを言う。  
意地悪なような、それでいて最上級に優しい笑顔を浮かべて彼は答える。  
「せっかくのニューイヤーだ、今夜はとことん付き合ってもらう。  
何度でもいかせてやるからな」  
「このっ……変態!」  
「なんとでも言え」  
不意に彼の動きが速くなる。とろけてしまいそうな結合部が本気を感じてる。  
長い長い律動の果てが、まもなく訪れようとしていた。  
それでもエレインは、必死の抵抗を試みる。  
これはもはや、彼との戦いなのだから。  
「おまえの……思い通りになんか……っ、させないんだからぁ!」  
 
しかし決着はあっけなく着いた。  
簡単に絶頂を迎えてしまった自分に歯痒さを感じながら、脱がせかけの  
マティアスのシャツを噛む。  
「おい、ヨダレをつけるな」  
まったくこいつは、どうしてこうも性格が悪いのだろう。  
それをわかったうえで好きになってしまったけれど、たまには一泡吹かせてやりたい。  
やっと解放された花弁は、いまだに彼の感触が残滓として奥深く残っている。  
暖炉へと目を向ければ炎はいつのまにか弱くなり、薪が燃え尽きようとしていた。  
ふたりで横たわっているのは毛織りの絨毯の上で、暖炉の炎が消えても燻った灰は  
しばらく熱を持つ。まるで、彼を受け入れ続けた秘所のように。  
今は気怠げにしている彼も、同じように感じているだろうか。  
指でマティアスの身体の線を辿り、そっと彼の中心に触れてみた。  
「……まだ、熱いね」  
呟けば、彼の手が添えられた。  
「なんだ、まだ足りないのか」  
「へ?」  
「そんなつもりじゃなかったとは言わせない」  
彼の手に導かれ、エレインはまたも硬くなり始めた彼の一物を握らされる。  
やっぱり熱い。  
さっきまで自分の中で揺れて体液にまみれていた所為か、少しべた付いている。  
ここだけは他の部位とは違う生き物のようで、エレインは不思議に思う。  
「こら、引っぱるな」  
どうやら些細な動作も敏感に感じるらしい。  
このまま捻り上げたらさすがのマティアスでも一泡吹くのではないだろうかと  
好奇心がむくむくと沸き上がるが、男にとってシャレにならないらしいことは  
知識として知っているから、無体な真似は諦めた。  
かわりに出来るのは、愛すること。  
 
自分でもこの環境にはずいぶん慣れたと思う。  
好きな人とひとつ屋根の下で暮らし、ひとつのベッドで暖めあう。  
温もりを確かめあえば心がどれほど安らぐのかを知った。  
たぶんそれは、マティアスも同じ。悪態は変わらなくても、瞳に灯された愛情は、  
無闇に試さなくても理解できるようになった。  
それでも不満に感じるのは、マティアスが本音を隠してしまうこと。  
聞かせて欲しい言葉はいつだって言ってはもらえない。  
こんなふうに過ごしていても、彼の性感帯をいつまでも知ることができないのが  
エレインにとって最大の不満だった。  
今夜、彼が本気でとことんやるというのなら、マティアスにも気持ちがいいと  
言わせてみたい……その野望を胸に秘めてエレインはマティアスの熱棒を口に含み、  
べたつく体液を舐め取ってゆく。  
以前ならものすごく恥ずかしい行為だった。今でも完全に慣れたとは言えない。  
それでも舌を滑らせれば反応がある唯一の場所だから、彼の心の内が見えるような  
気がする。おそらくここは、彼の一番素直な場所……。  
ちろちろと先端を舐め、本体の表皮を伸ばしてみる。  
そこをさらに舐め上げ、全体を口に含む。  
歯を立てないようにしごき、ねっとりと舌を這わせれば、彼が小刻みに震える。  
「……気持ちいい?」  
上目遣いに訊けば、彼が僅かに紅潮して見えた。  
「まずまずだな」  
それでも涼しい顔で冷静に言われるから、物足りない。負けるもんかと思う。  
再度口に含み、くわえ込めるだけ奥まで入れ、唇を窄め、しごき続ける。  
舌を使い、負荷を与える。いろんな角度から動かして、反応を窺う。  
マティアスの指がエレインの顔をなぞり、首筋に滑らせる。  
それだけの行為でも自分は敏感に感じてしまうのに、ここまでしてもマティアスは  
何も感じないのだろうか。  
 
内心、どれほどマティアスが敏感に感じているのかをエレインは知らない。  
顔をつかみ、腰を動かしてそのまま射精してしまいたい衝動に気付かない。  
理性がそれを押し留めている。そこまで求めることはまだできないと思っている。  
だからマティアスは、エレインの唇からそれを外した。  
「これではあんたの顔が見えないだろう」  
そう囁いて、エレインの顔を上に向かせた。  
尽くされるより求めるほうが自分には合っているから。  
小さな子供を載せるように前向きに膝の上に抱え、下から持ち上げるように乳房を弄る。  
指で捏ねれば溜息に似た声を漏らし、身体を預けてくる。  
きっと疲れたであろう顎を持ち上げ、口付けを交わす。  
それでいて拗ねているようにも感じられるのは、気のせいだろうか?  
「なんだ」  
問えばむっつりと答えが返る。  
「だっておまえ、ちっともよがらない」  
「俺によがってほしいのか」  
「うん」  
素直に頷かれれば眉を顰めるしかない。  
「あんたにいかされるなんて10年早い」  
「それは、わたしが下手だから?」  
思っていることとは裏腹に、言葉は嘘をつく。  
「魔術の腕とたいして変わらないな」  
「そっか……」  
冗談めかして言ったのに、エレインは落胆して俯いた。  
どうして自分はこんな言葉しか言ってやれないのだろう。  
 
「えっと、じゃあさ、おまえはどうしたら気持ちいい?」  
僅かな沈黙の後、努めて明るい声でエレインは告げた。  
泣きそうなのを無理にこらえて笑う表情は、いまだに苦手だとマティアスは思う。  
どれほど言葉で傷を付けても、いつでも前向きであろうとする。  
そんなエレインにどれだけ救われてきたか、この少女は知る由もない。  
「……そのままでいい」  
後ろから強く抱きすくめ、耳元で囁いた。  
「でも……」  
続く言葉はいらない。指でそっとエレインの唇の動きを止め、口付ける。  
「あんたはそのままでいい。へたくそなのも愛嬌だ」  
もつれる髪を指に絡めたまま胸を撫で、先端をくすぐる。  
脇腹を抱え込んで唇は貪り続ける。  
マティアスの膝は、エレインの中から溢れ出す温かい雫が新たに濡らし始めていた。  
しとどに濡れた箇所へと手をやれば、粘膜が指に絡みつく。  
数本の指を割れ目に沿って滑らせると、喉から喘ぐ吐息が漏れる。  
これまでの行為で膨らんだ蕾は、ささやかな刺激でも敏感になっていた。  
膝の上にあった腰は少しずつ前へと崩れ、開いた花弁は指を中へと誘う。  
素早い動きで入り口の裏側をしばらく攻め続ければ、エレインの身体が跳ね、  
重ねた唇から逃れて悲鳴をあげた。  
「あっ……だ、だめ……!」  
震えると同時に、堰が切れたかのように熱い飛沫があがった。  
「や……あ……ぁ……」  
エレインは恥じ入るかのように、手で顔を覆う。  
さらさらとした無色透明の液体は、マティアスの右手を滴り落ちた。  
 
自らの意志に背いて迸った液体に、エレインは動揺を隠せない。  
あまりに快い刺激に耐えることができなかった。  
こんな自分をマティアスがどう思ったかを巡らせれば、絶望して泣きたくなる。  
「……ご、ごめん…………」  
そう言うだけで精一杯で、他の言葉を見つけられずにいた。  
「これであいこだな」  
不可解な言葉を呟いたマティアスに、エレインは思わず顔を上げる。  
「あんたの中にいると、俺だって出したくなる」  
厳密には違うものでも、快感に導かれた結果ならば同じだと彼は言う。  
「……おまえも気持ちがいいから?」  
恐る恐る訊ねたエレインに、マティアスは苦笑混じりに頷いた。  
「でなかったら、何度もするもんか」  
左手で頭をくしゃくしゃに撫でられ、こつんと彼の頬におでこがぶつかった。  
放出してしまった瞬間は、恥ずかしさの反面、とても甘美な陶酔に包まれていた。  
彼が自分の中で放つ時もあんなふうに感じているのだと、ようやく得た答えに  
エレインは安堵の息をつく。  
自分は今のままでもちゃんと彼を気持ち良くさせられる。  
それはエレインにとって不満を拭い去る大切なことだった。  
 
改めてマティアスの手がエレインの腰を後ろから支え、膝立ちしたかと思えば  
そのままエレインの身体を倒し、伏せた体勢のままに胸元を探る。  
肩に掛かる髪を除けながら首筋に降る口付けは、うっとりしそうなほど甘い。  
もう一方の手は濡れそぼった秘所を探り、膨らんだ蕾に優しく触れる。  
内腿は度重なる行為で溢れた愛液に濡れて、また新たな雫が滴り落ちた。  
背筋をなぞる舌に震えながら腰を反らせ、エレインの声は高く甘く、室内に響く。  
「ふぁ……あっ……や……」  
熱い吐息が漏れたところで、マティアスの怒張が秘所へとあてられた。  
「え……、あ……!」  
先程までと違う角度に、エレインは強く締めつける自分を意識した。  
行き止まるように浅い箇所で詰まったかと思えば、そこを突き抜けるように  
内襞を奔り抜けてゆく彼のそれは、新たな刺激を開発してゆく。  
一層深く繋がり、彼を根元まで受け入れて、まるで獣の交わりのようだと  
痺れた感覚の頭でエレインは思う。  
揺らめく腰の動きは最奥を突く。その都度、漏れる声は大きくなる。  
敷物に爪を立て、もどかしげに手の指の節を噛み、マティアスの動作を  
塞がれた秘所でエレインは感じ続けていた。  
「ん……あぁ……はぁ……っ」  
マティアスの手はエレインの腰を抱え込み、繋がる箇所の周囲を指でなぞりながら  
蕾を刺激し続ける。嬲るように弾かれて、あっという間に登りつめる。  
「や………いや……っ」  
掠れる声でエレインが訴えれば、マティアスの顔が耳元に近付く。  
そのまま耳朶を舐められれば、力を失ったようにエレインは伏した。  
「だめ……マティアス……あ、あ……」  
乳房の尖端に押しつけられた指先は、強くそれを揺さぶる。  
つらいほどの快感。気を抜けば飛んでしまいそうな意識をどうにか保ち、  
エレインは胸を揺する手に縋りついた。  
 
「お願い……このままはいや……」  
紅潮し、目に涙を浮かべながら懇願するエレインに、それでもマティアスは  
手を緩めない。  
「どうしてほしいんだ」  
耳元で囁かれれば、ぞくぞくと身体が震える。  
「……っ、ちゃんと抱いてよ、ばかぁっ」  
泣くか怒るかどっちかにしろと言いたい気持ちを堪えて、マティアスは  
繋がったままのエレインを抱え上げた。  
「ひぁ……!」  
膝の上に座るようにしながらも、身体の重みで更に深く彼が突き刺さる。  
脚を抱えられて上下に揺さぶられれば、大きく開脚した姿態がどうにも恥ずかしい。  
「やっ、やだ、こんな格好……!」  
「どうせ誰も見ちゃいない」  
「だめだって……あ、あん」  
言葉とは裏腹に、より深まる刺激に感じずにはいられない。  
「そ……うじゃなくて……、これじゃ……おまえの顔が見えな……あぁっ」  
最後は狼狽するような声に消えた。限界いっぱいまで攻め続けたところで  
ようやくマティアスはエレインの脚を解放し、貫いていた怒張を外す。  
脚の間から大量に雫を滴らせ、俯せに荒い息で喘ぐエレインの上に覆い被さり、  
抱きしめあう向きで深く口付けを交わしながら、再度エレインの腰へ  
そそり立つ肉棒を挿入した。  
エレインはマティアスの首へと腕を回し、彼の口の中へと舌を挿し入れて絡ませあう。  
腰と舌とを互いに繋げ、ふたつの身体はひとつの輪になった。  
強く腰を叩き続ければ、エレインはすすり泣きながらも必死に首にしがみついた。  
 
「はっ、あっ、あ、ぁ、ぁ」  
苦しげな喘ぎ声が続いている。エレインの脚は既に力が抜け、首に回した腕も  
マティアスのうなじ辺りにある髪を掴むので精一杯だった。  
「……エレイン」  
彼の呼ぶ声に、朦朧とした意識のままエレインは熱を帯びた瞳を見つめ返す。  
唇は触れ合ったままで、彼は啄ばむようなキスの合間に、もう一度彼女の名を呼ぶ。  
「エレイン……愛している……」  
聞き間違えかとエレインは耳を疑う。日頃の行いから、こんな言葉が聞こえることを  
無意識に否定してしまう。  
それでも、夢でもいい。聞き間違えでも構わない。事実はたったひとつだから。  
「愛してる……」  
ぎゅっと抱きしめながら応え、エレインはキスを返す。  
至福の瞬間だった。エレインの襞の奥深くで、彼が弾けるのを感じながら、  
意識は白い靄の中へと沈み込んでいった。  
 
 
「…………ん……」  
目覚めればそこは暖炉の前ではなく、暖かなベッドの中だった。  
いつもどおりの朝。マティアスはすぐ隣で静かな寝息を立てている。  
カーテンの向こうに、朝陽に溶けた雪が屋根からどさりと落ちる影を見た。  
慣れてきたとはいえ、昨夜の余韻が異物感となって体内に残っている。  
マティアスの中には、あれほどに熱い情熱が潜んでいる。  
毎晩こうでは身体がもたないけれど、それでも最後に聞いた彼の言葉は夢ではない。  
『愛している』  
耳の奥でこだまする言葉は、胸を熱くする。  
ついに、ようやく言わせたのだ。この減らず口の魔術師に。  
にまにまと笑顔を浮かべて、マティアスの唇にそっとおはようのキスをすると、  
腿のあたりに触れる彼の身体の変化に気がついた。  
絶句して固まるエレインをよそに、マティアスが目を覚ます。  
「朝か……。ちっとも寝た気がしない……」  
いつもの仏頂面で前髪を掻き上げながら、まじまじと自分の下半身を見つめるエレインに  
ようやく気がついた。  
「……朝っぱらからジロジロ見るな」  
そう言って隠そうとする彼に、エレインは口元に手をやりながら、呟いた。  
「おまえ……あんなにしておいて、まだ……」  
「阿呆。毎朝普通に朝勃ちして何が悪い」  
「え……毎朝なのか? 知らなかったぞ、そんなの」  
「あんたが寝坊してばかりいるからだ。健康な男子なら当たり前だ」  
「へぇー……」  
感心して頷けば、マティアスの瞳に悪戯な光が灯る。  
「なんなら、今から続きをするか?」  
がっしと腕を掴まれてエレインは怯む。  
「な、ななななにを……」  
そこから先は、語るまでもない。  
 

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