「響子の夢は夜ひらく」  
 
私、本当は誰が好きなんだろう。  
五代さん、三鷹さん・・・惣一郎さん。  
 
ああ、惣一郎さんはどうして私を置いて逝ってしまったの。  
私はまだ若いのに・・・一人寝が侘しい・・・。  
 
ああ、惣一郎さん、生きてらした頃は、私の胸が好きだったわね。  
こうして・・・乳首をつまんで、  
「響子の乳首はきれいだね」なんていって。  
その後胸を舐めまわすの、私あれが恥ずかしくて・・・。  
ああん、思い出しちゃった・・・。  
 
で、惣一郎さんの手が私の大事なところの方に伸びてきて・・・。  
最初は不器用だったけど、大分上手くなったなあ・・・あん・・・こんなふうに・・・。  
やさしくやさしく、響子の・・・クリトリスを刺激するの・・・ひああん・・・あはあっ・・・。  
 
「響子、もういいかい?」ってやさしく聞いてきて、私がうなづくと、  
惣一郎さんは私の秘所に自分のを挿入するの。  
長くはないけど、太くて・・・硬くて・・・あん、そう、こんなふうに私の中で暴れまくるの・・・はあ、ああん・・・。  
「響子、そろそろいくよ」って言うと、動きが・・・あん・・・一段と速くなって・・・あん、そう・・・こんな風に、  
もっと・・・激しく・・・何も考えられないくらい・・・あああ・・・頭が真っ白になりそうな・・・、  
ひあああああっ、はああん、イッくー・・・・・・・・・・。  
 
またしちゃった・・・女だな・・・・・・だめだわ・・・女ってだめだ・・・。  
・・・私は淫乱な後家です。こんな私にも言い寄ってくる男が二人もいる。  
でも、惣一郎さん、私、あなたと過ごした日々が忘れられないの。  
忘れてしまったら、惣一郎さんを愛していた思いが、熱い日々が全部嘘になってしまう・・・。  
・・・どうして私を置いて先に逝ってしまったのよ・・・ひどいじゃない・・・。  
もう寝よう・・・明日になったら、きっといいことがあるわよ、きっと・・・。  
 

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