「春香は寝た?」
「ええ、あなた」
そう答えた響子の上気した顔が夫のほうに向けられる。
裕作は無言で妻の腰を抱き寄せると背中に手を回し、抱き寄せながら艶やかな唇を貪った。
「ああ・・・あなた、欲しいの・・・・今夜は可愛がってくださいね」
「素敵だよ、響子」
抱き合ったまま二人はベッドへと倒れ込む。キスと愛撫を繰り返しながら着ているものを脱いでいき、若い夫婦は生まれたままの姿になった。
ボリュームと弾力に富む響子の胸を押し潰しつつ裕作は指を秘裂へと伸ばす。
響子のそこは期待で熱く潤んだまま夫の指を包んだ。
「あっ・・あなた・・」
「すごく濡れてるよ。ほんとにエッチなんだから」
「やあん! 恥ずかしいこと言わないでっ! ねえ、お願い早く・・・」
羞恥に腰をくねらせ、しかしさらに恥蜜を溢れさせて響子は淫らなおねだりをする。
しかし裕作は妻の唇から首筋を伝って胸へと顔を移動させ、豊かな胸の突端を口に含むと舌の上で甘く転がした。
「はあっ! ああっ!!」
顔を後ろに反らし、湧き上がる快感に耐えかねて響子は嬌声を迸らせる。
裕作は妻の反応を確認してもう片方の乳首も同じようにしながら右手で熱い肉壁を開き、欲情に満ちたルビーにそっと触れた。
「ああーーーーっ! そこ、そこいやあっ! 感じすぎちゃううっ!!」
響子は火照りきったグラマラスな肢体を喘ぎと共に痙攣させ、口の端から唾液を滴らせる。
「うっううぅーーー!」
軽くイった響子を俯せにし腰を高く抱えると、裕作は後ろから突き入れた。
「はあぁっ! あなたダメっ、イった後は感じ過ぎちゃうのおおっ!」
そんな響子の甘い悲鳴を裕作は受け流し、パワフルなグラインドを繰り返す。
夫の容赦ない攻めにいつしか響子はまた呑み込まれ、豊かな胸を揺らして自ら腰を動かしていった。
「ふふ・・・・こっちはどうかな」
パンパンと腰を打ち付けつつ裕作は人差し指を響子のアヌスにこじ入れる。
響子はかろうじて叫び声を抑え、もう一つの恥穴への弄辱に耐えた。
「こっちもとろけそうに柔らかいね、響子。とても美味しそうだ」
「あ・・・ダメ、そっちは弱いの・・・・・」
「でもまだ春香の弟や妹を作るわけにはいかないからね。こっちで出させてもらうよ」
「あん」
裕作は恥密まみれの剛直を秘裂から引き抜き、ピンク色の窄まりにあてがって一気に挿入する。
慎重に開発された響子のアヌスはねっとりと裕作を迎え入れ、包み込んだ。
「あうう、太い・・・太くて熱くてスゴいのおっ!!」
「響子・・・・君のここは最高だ! 暖かくてキツくて・・・おおうっ!」
「はあん! 響子のお尻、とても感じちゃってるうっ! もっと・・・・もっと激しく穿ってえっ!!」
その声に呼応するかのように裕作の腰の動きが早くなる。
響子は喘ぎ、悦びに悶えながら自分の密溢るる花園を指で自涜した。
「もう・・もう・・・・・ああスゴいっ! イくううううううっっ!!」
「ううっ!」
絡み合いのたうつ二つの身体がともに高みへと駆け上り、至福に包まれる。
やがてこれ以上ない満足げな表情で響子は裕作に微笑みかけた。
妻の顔を見て裕作も笑みを浮かべる。
「さて・・・・・次だ」
そう言って立ち上がった夫の手には、嵌口具とボンデージベルトがあった。
「んぐううっ!」
夫によって口にボールギャグを嵌められ、胸と恥部を絞り出すようにボンデージベルトで縛り上げられた響子はアパートの庭に連れ出された。
(ああ・・・・あなた、どうしようというの・・・・)
とまどいながらもアブノーマルな予感に響子は背中を淫らな期待でゾクゾクとさせる。
やがて裕作は犬小屋の前で止まると犬の惣一郎を呼んだ。
「ふふふ・・・・惣一郎に後始末を頼もうか」
そう言うと裕作は後ろから足を持って響子を抱え上げる。そして彼女の股間を全開にした。
「うむむっ?!」
「さあ惣一郎、響子のおま○こを舐めてキレイにしてやってくれ」
その命令を理解したのか、惣一郎は先ほどまでの情事の余韻でまだ濡れている響子のクレヴァスをクンクン嗅ぎ、長い舌で舐め始める。
老駄犬に情欲の泉を弄辱されて響子は息を荒くし、滾々と蜜を溢れさせたのだった。
「はは、惣一郎がいくら舐めてもきりがないようだな。ようし惣一郎、今度は尻の穴だ」
裕作は抱えている妻の身体の位置を調整し、響子のアヌスが犬の鼻先にくるようにする。
折しも先ほど放出された夫の精液がやや緩んだ肛肉の内側から漏れ、滴った。
それを惣一郎は熱心に舐め取り始め、さらにはその長い舌を狭隘な粘膜の内側にまで伸ばしていく。
(ああダメっ、惣一郎さん! そんなところまで舐めちゃいやぁっ!)
響子は獣の無遠慮な舌戯に仰け反り、柔らかく湿った軟体の侵入にガクガクと下肢を震わせる。
まだ醒めやらぬ夫の肛辱の痴悦を再び燃え上がらせるようなこの辱めの中で、若妻の熟れた肢体は火照り、淫靡にくねった。