「むーー…………」
「こ〜ら、動かないの」
「……むー………」
「そう、いい子ね命は」
「舞衣!私を子供扱いするな!」
「はいはい」
「むー……」
苦手なお風呂に無理矢理入れられ、命はむくれていた。
「はい、いくよー」
そう言いながら、舞衣は命の頭についた泡をシャワーで流す。
「うー……」
「はい終わり、後は自分でするのよ」
「…嫌だ!私はもう出る!」
よほど風呂から出たかったのか
急いで風呂から出ようとする。
「はぁ…仕方ないなぁ」
「ほら、こっち来て」
「むー」
大好きな舞衣にやってもらうなら、と半ば諦めた様子で舞衣の元に行く。
舞衣はそんな命が可愛く思う
「命は甘えん坊ね」
「ち、違うぞ!私は…舞衣にやってもらうなら――――そ、それだけだ!」
顔を赤くしながらそう言い放つ命を愛おしそうに、母親のような表情で見つめる舞衣を見て
命はさらに顔を赤くするが、何故か心地よい気分になる
「じゃあ洗うから動かないでよ」
「…うむ」
泡のついたタオルで命の身体を洗っていく
途中、くすぐったさで身体を動かすが、その度に舞衣にたしなめられる。
…と、背中を洗っているときに、命は舞衣の豊満な胸が目の前に来て思った事を口にする
「…舞衣、何故舞衣の胸はこんなに大きいのだ?」
ふにふに♪
両手で舞衣の胸を揉みながら言う。
「ひぁあ!?」
「ぁ…み、命……やめなさい」
直に胸を揉まれ、身体が反応してしまう
その反応が命にはよく分からなかったが、舞衣が嫌がるなら、と思い胸から手を離す
「? 何故だ?」
「あ、あのねぇ……」
「…はぁ……分かったわ、教えてあげる」
舞衣は呆れた様子で、命の胸を触る。
「? 舞衣、何をしているのだ?」
「胸はね、こうすれば大きくなるのよ」
そう言いながら、舞衣は命の胸を両手で優しく抱みこむように揉む。
「んっ……ふあ…ぁ…――――ま、舞衣……何か…変だ…」
初めての感覚に驚きながらも、命の身体は過敏に反応する。
「命もやっぱり女の子なのね」
「普段があんなだから、こういうのがもしかして感じないのかと思ったわ」
舞衣は安心した様子で、命のあまり育ちの良くない胸を先ほどとはうってかわって激し揉んでいく
「うあぁ…だ、だめだ……おかしく…なる……」
「…いいのよ…これが普通の反応なの…
だから我慢しないで……ね…」
「ふぅっ……わかったのだ……」
「いい子ね…命は…」
命の素直な反応に舞衣は笑顔を見せる
「それじゃあ、命にご褒美をあげる」
「…ご…ほう…び……ぁっ…」
「そう…ご褒美……」
胸を愛撫していた手を、命のまだ誰も触れたことのない場所へと伸ばしていく
「ま、舞衣!そこは…だめだ……」
「どうして?」
「……私は…胸を触られて、…下…が…濡れてしまった…のだ……
あ!おしっこではないぞ!――――でも、よく分からないのだが……恥ずかしい…」
意味はわからないが、自分のあそこが濡れているという事実はさすがの命も恥ずかしようで
頬を赤く染め舞衣から目をそむけてしまう。
そんな命を見て舞衣は優しい表情で見つめ、手を命の顔に添えて自分に向かせ優しくキスをする。
「…!?……ぅん……」
舞衣は舌を命の舌に絡ませる
最初は驚いていた命も徐々に舞衣を真似て舌を絡ませる
―――二人は深い口付けを交わす。
「んふ…っ………」
「んっ……ぷぁ…ま、舞衣……このキスは…一体何なのだ…?
このキスは、何だか身体が…むずむずするぞ」
「このキスはね、大人のキスなの」
「お…とな…?」
「そう、命もその内好きな男の子とこういう事をするのよ」
「でも…私は舞衣が好きだ」
「…ふふ、命にはまだ早かったかな?」
「わ、私を子供扱いす……ふあっ!」
舞衣に怒ろうとした命の身体から歓喜の声があがった。
命の秘部の一番敏感な、蕾の部分を舞衣の指が上下に擦る。
「あ…ぁあっっ……くぅっ……」
「命…ここ、初めてなんだね」
「…うあぁっ……んっうぁ………」
命は初めての快感に戸惑っていたが、身体は正直に反応してしまう
その様子を見た舞衣が命に説く。
「命、感じるのはいい事なのよ――――いいんだよ…感じているなら正直に…ね」
「んはっ……し…正直に……?」
「そう、大丈夫…これは恥ずかしい事じゃないの……だから…戸惑わないで…」
「…わ…わかった………舞…衣……がそう言うなら……これは恥ずかしい事ではないのだ…な」
「本当に命はいい子ね、大好きよ」
満足そうな笑みを浮かべ、秘部への愛撫を激しいものにする。
「ひああぁぁ……ま…舞衣ぃぃ……!…変に……なるぅ……!」
「いいのよ…そのまま私のご褒美を受け取って」
「…んあぁっっ…好きぃぃ……舞…衣、好きだぁぁ……ぁっああ!…」
命は自分の中で何かが来るのを感じていた
「……ま…いぃ………舞衣っ……………舞衣ぃぃぃっっ…」
「んあぁああっっくぅっ…………ふっんぅ…うあぁぁぁああぁっっっっ――――」
命は生まれて初めての絶頂を迎えた。
舞衣は満足そうな微笑みで命の頭をなでる。
「…命…どう?私のご褒美は気に入ってくれた?」
「―――はぁ…っ…はあ………」
「ふふ、大丈夫?命。」
「う…うむ……だいじょう……ぶ………―――――すー……」
命は急に舞衣の胸に倒れこみ、そのまま眠ってしまった。
先ほどの行為が命の体に思ったよりも負担をかけたのだろう、泥のように眠ってしまった。
「もぅ…命ってば、仕方ないわねぇ。」
そうため息混じりに言いながら、舞衣は命を抱き風呂場を後にする。
舞衣は命の頭をなでる、端から見ればまるで本当の親子のようだ
「でも気に入ってくれたみたいで良かった。」
と、ここで舞衣はいい事を思い付いたような表情でうなずく。
「うん。やっぱり初めてが指でなんて可哀想よね、相手は……あの子ね。」
「その方が色々と好都合だしね。」
「……んー……舞衣ぃ………」
命は心底幸せそうな寝顔で寝返りをうつ、その様子があまりにも可愛く舞衣は優しく微笑む
「明日は命の一番好きなものを作ってあげよう。」
母親のような優しい目で舞衣は言う。