なつき「よしっ! 今度はもう逃げ出さないぞ!!」  
 
昨夜、思いもかけず静留と奈緒の愛の営みを目撃したなつき。  
よほど泣き疲れたのか、夕刻まで深い眠りに落ちていた。  
静留の屋敷の前に立つなつき。  
意を決してインターホンを押したが返事はない・・・  
 
なつき「(誰もいないのか?)」  
 
門は昨夜と同様開いたままだ。  
なつきはためらうことなく中に入っていった。  
中庭に出ると問題の居間には明かりが灯っている。  
確かに人の気配がする。  
 
なつき「まさか・・・?」  
 
咄嗟に駆け出し、縁側に上がり障子を力いっぱい開くと  
そこには全裸で抱き合うの静留と奈緒がいた。  
 
なつき「(((( ;゚Д゚))) ???」  
 
部屋には静留の着物と奈緒の中等部の制服が散乱しており、  
昨夜から今、この瞬間まで二人が愛し合っていたことが容易に理解できた。  
 
静留「あら、なつきやないの。なんぞ用でっか?」  
なつき「いや、その何だ・・・」  
 
モジモジしながら何も言い出せないなつき。  
すると静留はなつきを挑発するかのようにこう言った。  
 
静留「用が無いんやったら帰っておくんなまし。あんたのやってることは不法侵入でっせ?(´д`)」  
なつき「そっ そんな言い方はないだろ! というか、この奈緒の状態は一体どうなってるんだ!?(`Д)ムキー」  
 
奈緒の虚ろな瞳からはすでに輝きは消え、  
なつきが部屋に入ってきたことにも気付かないほど陶酔しており、  
さらなる愛撫を求めるように静留の肌に口づけを繰り返していた。  
 
静留「なんや、なつきも一緒に混ざりたいんどすか?」  
なつき「・・だっ誰が!」  
静留「あら? もしかして妬いてはるん? "親友"に嫉妬するやておかしいんとちゃいますか(笑)」  
 
親友という言葉を強調する静留。  
姫の運命によって共に消滅したあの日、  
なつきは静留の告白を受け入れられず、  
確かに親友という関係でお互いに納得したはずだった。  
 
なつき「(落ち着け私・・・ 状況は昨日よりも悪化している。奈緒は完全に壊られているし、まともな話が出来る状態じゃない)」  
 
奈緒「・・・な・・つ・き?」  
 
朦朧としながら静留の快楽に身を委ねていた奈緒がなつきに気付いた。  
その至福の表情から、奈緒がどれだけ静留に愛されているかが分かる。  
 
なつき「(・・・奈緒は可愛い。性格もどこか私に似ている・・・あの後、静留が奈緒と付き合い始めても不思議ではない。  
    今さら私が静留を好きだと言っても、もはやこの想いが受け入れられることは無いのだろうか・・・?)」  
 
ハッと我に返ると、なつきは立ったまま奈緒に抱きしめられていた。  
なつきは放心状態のままいろいろな事を考えていたため、自分の置かれている状況を忘れていた。  
 
奈緒「なつき・・・」  
なつき「奈緒!?」  
 
奈緒はなつきに貪るような口づけをした。  
窒息しそうなほど激しいキスだったが、なつきは抵抗しなかった。  
それどころか、今度はなつきが奈緒を押し倒し、自分から奈緒を愛撫し始めた。  
 
奈緒「な・・つ・き・・・ きっ気持ちいいよぉ」  
なつき「奈緒ぉ」  
 
なつきは自分の欲望の赴くまま奈緒との行為に夢中になっていた。  
静留は満足そうな笑みで  
夢中で愛し合う二人の姿を見ていた。  
 
どのくらい時間が経っただろう・・・  
なつきと奈緒はあれから何時間も愛し合った。  
奈緒は最後にイってから深い眠りに落ち、天使のような寝顔を見せていた。  
 
奈緒と抱き合ったまま、まどろんでいたなつきが立ち上がろうとした瞬間、  
静留が背中に覆いかぶさってきた。  
 
なつき「静留?」  
静留「なつき・・戻ってきてくたんやね・・・」   
 
静留がなつきを背後から抱きしめ、耳元で優しく呟いた。  
なつきは最愛の人の言葉に答えを出すようにキスで答えた・・・  
 
続く?  
 
 

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