突然ですが私、デスパイアです。  
 
ニョロ県ニョロ市ヌメリ町の独身触手寮105号室住民の新米触手であります。  
本名は明かせないけど周りからはザコパイアと呼ばれているので、今回はその名で行かせて頂きます  
 
さて、今日は12月24日。泣く子も黙るクリトリ…ゲフンゲフン、クリスマスです。  
何でも人間の文化では「クリスマスの夜はサンタさんがプレゼントを配る」という物があるそうで…  
ここで私は思いつきました。  
サンタは女の子の家に入りたい放題のはずです……ならば  
 
 
サ ン タ に 紛 れ て イ ロ イ ロ 犯 れ ば い い ん じ ゃ ね ?  
 
 
やばい、私は天才かもしれない。  
いつもと違って”サンタ”なる赤と白で構成された衣装を身に付けることで偽装も完璧!!  
更に今日の為に第二種卵衛生管理者免許も取得済み。  
プレゼントの大きな袋に見える半透明な物は、実は私の卵溜めの袋なのです。  
今回トナカイは残念ながら居ませんが、きっと数日後にコウノトリがいらっしゃることでしょう  
では早速全国の女の子達にプレゼントを配りにいざ夜の街へ――――  
 
プレゼント?…いいえ、卵です  
 
 
さあ、先ずはあの花屋に行ってみましょう。  
腐ってもデスパイアである私です。若い女の子の居場所は匂いと勘で分かるのです。  
 
二階のベランダからニュルっとお邪魔しま〜す。  
窓の鍵は隣人かつ友人であるスライムのジュル男に教えてもらった液化を使用して隙間から開けました。  
部屋に入ると真っ先に見えたのはベッドの上で規則正しい寝息を立てる女の子。  
中学生くらいでしょうか?膨らみかけと思われる胸が何とも可愛らしいです。  
う〜ん、でも心なしか何処かで見た覚えがあるような…  
考えすぎでしょう…気を取り直して本日最初の獲物。それではニュルニュルいただきま〜〜す  
 
起こさないようにゆっくりと忍び寄って、ある程度近づいたら一気に四肢を絡め取る!!……筈だった  
『エンジェライズ、マジカルエヴォリューション!!』  
なんと寝ていた彼女がその言葉と共に光に包まれ、一瞬にして全裸になったではありませんか!!  
未だ幼い身体つきに見とれているうちに彼女の変身が終わってしまう。  
とりあえず、こう叫ばなければやっていられなかった…  
 
「げえっ!!魔法天使!」  
 
変身を終えた彼女がベッドの上に仁王立ちし、此方を見下ろしながら言い放つ  
『デスパイア!!気配で近づいてくるのは分かってたんだから!』  
向けられたロッドの先が私の失敗を意味しているようです…  
そして今思い出しました。彼女に見覚えがあったのは我々の教科書の一つ「触手の天敵大図鑑」に載っていたから。  
確か彼女の名は魔法天使(マジカルエンジェル)ミサキだ。  
 
 
 
 
 
  たたかう  
  ぼうぎょ  
  どうぐ  
ニア にげる  
 
冗談ではない。前述の通りザコパイアな私に勝ち目など有りません  
私は一瞬で勝てないと判断し、入ってきた窓から一気に跳躍。スタコラサッサと逃走を開始する  
 
『待ちなさ〜い!!逃げるなんて卑怯よー!』  
やっぱり追ってくる。というか向こうの方が速い!!このままじゃ捕まるのも時間の問題だ。  
独身触手寮の皆…どうやら今日が私の命日のようです。  
もっとお前らとバカやっていたかったな…  
『クレセントカッターーーーーーーー!!!』  
ザシュ!!  
ミサキの声と共に出現した魔力の刃は私の脚代わりの触手を刈り取っていきました。  
痛いなんてものじゃ有りません。恐らく自己再生は追いつかないでしょう  
運良く絶命は免れましたが私の足を止めるには充分。  
蹲る私にゆっくりと歩み寄る彼女、手にしたロッドに魔力が収束していくのを感じる  
遂に彼女が歩みを止める。同時に構えられるロッド――  
これがベッドの上で死ねない触手の運命か…  
 
『これで最後ね、シャイニングディストラクション!!!!!』  
 
閃光―――  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここは…何処だろう…?  
周りに何もない空間。  
ひょっとしてココは天国で私は死んだのでしょうか?  
 
 
「おい!」  
 
なんだ?聞き覚えのある声が聞こえてくる  
 
「なにがサンタに偽装してにゃんにゃんだ、穴があったら入り込む。アナルがあっても入り込む。それがデスパイアってもんだろ!!」  
この声は…!?  
「あ〜あ、俺の後輩どもはこんなにヘタレちまったのか?な〜にが触手の運命だ、そんなもん膜と一緒にブチ破れってんだ!」  
 
スコルピオン遠藤さん!?  
続けて優しそうな別の声も響いてくる  
 
「ザコパイアさん、諦めるのは貴方の勝手ですがね…貴方を待っている触手だって居ることを忘れちゃいけませんよ」  
この声はまさか  
「幸い貴方は未だ完全にコチラに来ていません。なら、することは一つではないですか?」  
 
独身触手寮OBの>>59さん!?  
 
 
そうか、触手の運命なんて糞喰らえだ。そんなの作り出した幻想に逃げてるだけだ!  
俺だって寮のみんなが勝手に死ぬだなんて考えたくない!!  
ならば……私は…俺は…  
 
 
 
生 き 残 っ て 犯 る   
 
 
 
地面に倒れている自分、背を向けているミサキ  
どうやら意識を取り戻したらしい。  
死にかけたというのに何故か身体が恐ろしく軽い。  
自分のコアが熱いくらい脈動している!!これが覚醒なのか!?  
 
「ニョーーローーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」  
――咆哮  
 
止めを刺したと思って帰ろうとしていたミサキが振り返る。  
その表情は驚きを隠せないようだ。  
『そんな!?さっきより強くなってる!?!?』  
驚きの為に無防備な彼女、この隙を逃す手などあるだろうか?  
触手を一閃  
狙うは彼女のミニスカートに隠された下着だ  
 
『キャ!!ぱ、ぱんつが……な、なにするのよ変態デスパイア!!』  
素早く彼女の木綿製の下着を触手で掴んで引き下ろす。  
突然の行動に反応出来ずにミサキは尻餅を付いてしまう。  
ぱんつはいてないのでかわいい割れ目が丸見えだ。これは眼福眼福  
「”はいてない”上に”はえてない”か、これは み な ぎ っ て き た 」  
更にミニスカートですよ奥さん!!これで引き下がる触手はいるでしょうか?  
いねーよ馬鹿野郎!!!!  
考えるより先に拘束用の触手が宙を舞う。  
『くうっ!?ぱんつ返してよ…卑怯者!!』  
必死にスカートを押さえ、真っ赤な顔で触手を避け続けるミサキ。  
しかし機動力の大幅な低下は否めずに時折ロッドで切り払われる。その際かわいい小ぶりなお尻とすじがチラチラと晒された。  
 
チラリズム最高ッス!!デスパイアやっててよかった  
 
『キャ!!ロッドが!?』  
遂に触手がミサキの手首を捉える。後は動きの止まった彼女の四肢を拘束  
ついでにロッドも奪っておく  
ようやくサンタのプレゼントタイムの始まりだ  
 
『いやぁ…来ないでぇ……』  
そんな言葉は無視してミサキに肉薄、そのまま拘束用の触手を操作して彼女を逆さ吊りにする。  
するとミサキのスカートは重力に従って下へと垂れ、無防備な股間が目の前に広がる。  
さあ、早速胎内にプレゼントを注入しなくては  
「悪いけど時間を大分取られちゃったから愛撫は無しね」  
プレゼント袋と繋がった半透明な輸卵管をワザと彼女の顔の前を通るようにして股間へと運ぶ。  
輸卵管を流れる卵を見せ付けようという算段だ  
『え!?ちょ、ちょっと!?無理、無理だってば』  
触手を通して彼女の震えが増すのが分かる。でも俺は今夜中にプレゼントを配り終えなければいけないのだ。  
「苦しいかもしれないけど君は魔法天使だ。耐えられるだろう?」  
未だ幼い割れ目に輸卵管という名の槍を押し当てて…一気に貫く!!  
メリメリメリッ!!  
『痛い痛い痛い痛ーーーーい!!!!そんな…一気に…抜いてぇ、お願い抜いてぇ!!』  
天使の懇願とは逆のことを行うのがデスパイアという存在。  
膣肉を掻き分け引き裂いてただただ奥地を目指す  
『ぐぅうー!!痛っ…い、もう無理、入らないっ!!』  
首を激しく振って訴えるミサキ。  
事実輸卵管の先端は既に子宮口に届いている。  
後は更にその奥に存在する個室に侵入するだけだ  
 
グリッ!!  
 
『っっかっぁぁーーーーーーーー!!!!!』  
目を大きく見開いて声にならない悲鳴を上げるミサキ。  
潤滑油無しでプレゼント袋と子宮を繋ぐトンネルを開通させたのだからその痛みは想像を絶する。  
天使だから耐えることができた破壊行為。常人なら良くて気絶、ショック死してもおかしくはないだろう  
「それじゃ、デスパイアからのクリスマスプレゼントをどうぞー」  
輸卵管の根元から大小様々な大きさの卵がトンネル内部を埋め尽くしながら競り上がってくる  
その卵群がミサキの顔の目前を通過する時、彼女の顔は恐怖と絶望に染まった  
『やだぁ…こんなプレゼント…いらなぃ…』  
涙が堰を切ったかの様に零れて表情を彩る  
そして卵群はミサキの膣内にまで到達。膣肉を柔らかい塊が押し広げて確実に一歩一歩前進する感覚が彼女を襲う  
『あぁあ!!来てる…卵来てる!!』  
卵の侵攻は子宮直前まで来ている。あと一押しで邪卵がミサキの聖域を埋め尽くすことだろう  
『お願い!、卵は…卵だけは許してぇ…』  
ミサキの哀願もあざ笑うかのようにデスパイアは答える  
まるで死刑宣告をあっさりと言い捨てるかのように…  
「ミサキちゃん、メリークリスマス!」  
その一言を引き金に輸卵管は子種の放出を開始した  
 
ポロ…ボロボロ…ポコポコポコン…プコポロロ  
 
『いやぁあぁぁぁ!!入って…入ってくるぅぅううぅぅうう』  
その土石流は直ぐに赤子の個室を埋め尽くそうと激しさを増していく  
ミサキは眼前に流れる卵の塊を見せつけられることでお腹の異物感の正体を強制的に理解させられる。  
薄い膜に覆われたデスパイアの胎児の粒が次々とミサキの視界から女穴へと消えていき、胎内への衝撃と代わっていった。  
 
ボコ、ボロロ…ポロ…ポロ  
 
『もう…無理…お腹…いっぱいだから…痛っ、もう押し込まないでぇ…』  
もうミサキのお腹は外から見ても分かるほどパンパンに張ってしまっている  
ナカに一体どれだけの卵が産み付けられたことだろうか  
魔法天使は肉体の強化が為されているとはいえ、物理的にもう限界だ  
「流石にもう一杯かな?ミサキちゃんは天使だからプレゼントも倍増させてあげたからね」  
拘束した四肢を解放するとミサキは仰向けに転がり荒い呼吸を繰り返すのみ。  
無残に膨らんだお腹と股間の割れ目から入りきらない卵をボロボロと零すが、彼女の視線は宙を彷徨う  
 
 
そして今夜、ザコパイアから真のデスパイアとなったサンタによって世の女性たちへとクリスマスプレゼントが配られたという。  
その後、彼は多くの子供を養うわけになるのだがそれは別のお話…  
 

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