「平行世界」の巻
今日は面倒くさく体育のある日だ、身体機能も人並み・・いやそれ以下の彼にとっては苦痛でしかない
「あーあだるいなぁ」
合同の野球を行っており、出番の少なそうな外野に配置されている和樹である
まぁこの時限ともうひとつの時限を過ごせれば、後は愛しの彼女とラブラブタイムであるから嬉しくはある
「ふぁーーあっ」
と余裕で大あくびをかました時であった
「おいっ!!式守行ったぞっ!!!」
「ふへっ!?」
そして時を同じくして女子の方は体育館でバレーボールである(なんでかって?体操服でブルマーでバレーですよ!!おっぱい祭りじゃないですかっ!!
「はっ!!和樹君が危ないっ!!」
どうその電波をキャッチしたのか、試合どころか真ん中のネット・・いや壁に至るまで人型に穴を開けて雷撃の如く駆けていく
女子A「ちょっとーーマジ!?」
女子B「ありえないんですけど」
彼女の異常性を理解しているB組面子はなんの変な顔もしない、むしろ「またか」程度の反応だ
「本当っ沙弓って式守君にお熱ね」
「どうしてそこまで本気になれるのかしら」
圧倒的な魔力を手に入れてしまっている沙弓に反論する人間がB組にいよう筈も無い・・そう彼女は行き着く所までも過ぎ去ってしまっているのだから……
怒涛の行軍で、物体は破壊され、草木は根元から地に伏し、大地は荒れ果てた荒野に早替わりしている
「和樹君っ!!危ないっ!!」(危険を察知して0.4秒後)
「えっ!?」
正に、一瞬の出来事だ…ボールが目の前にっ!と思ったら次は人影らしき物が目の前を行くのである
だが彼女はボールを後頭部でキャッチ・・受け止めてしまったのだ
「い・・いったいなにがっ・・あっ沙弓さん!」
愛しの彼女が運動場に突っ伏している、名を呼んだが返事が無い
「おい、式守っお前の彼女なんだからお前が面倒みろよ」
「判ってるよ」
何が起こったのか瞬間的に理解したB組面々は、そう促してやる、彼と彼女の関係は一種の立ち入り禁止区域なのだ
そういうわけで、彼女を背負って保健室に向かう
「おや?急病かい?」
保健室の主、紅尉が入室早々気にかけてくれる
「ええっ・・僕を守って・・その、野球ボールを頭に直撃したみたいです」
「幸せな人間だねっ君は、まぁ彼女ならそのうち目を覚ますだろ」
そんな対応でいいのかと?思われるが、学園でもトップクラスの彼さえも、既に彼女は雲の上の存在なのだから
「とりあえず、氷で直撃部を冷やせばいいだろう、うん」
そんなことが2つの世界で同時に発生していた、交わるはずの無い二つの世界が一瞬だが一つになってしまった訳である。
(通常→純愛)
「んっ・・つっ、ああ私」
「気がついたかね?杜崎君」
保健室のベットに居るところを考えれば、身を挺して主人を守った証である
「それはそうとっ!!ご主人様はっ!!ご主人様は無事なんですかっ!!!先生!!」
マジな形相で迫られ、少々どころか大分たじろいでしまう
「ん!?一体何のことだっ!!それにご主人様っって誰つっ!!!」
首根っこを捉まれぶんぶん体を揺さぶられる、酷い恐喝以外の何物でもない
とその祈りというか望みが通じたのか、授業が終了したようで当人がやってきた
「沙弓さんっ!!起きてっ・・何、してるんです?」
どう見ても恐喝現場を目撃してしまったようであるが・・だが途端に彼女は表情を一変させる
「あっ!ご主人様っ!!お怪我は御座いませんかっ!?」
「う・・うん僕は平気だったけど・・ご主人様っ?」
「きっ・・君もそう思うかね・・あくまで私の仮説だが」
平行世界がどうのこうので9割覚えてないが、要は「入れ替わった」ということっぽいらしい
「えぇっと・・僕は、式守和樹だけど・・君は?」
「はいっ!ご主人様の・・肉奴隷ですっ!」
「んー?君と僕ってどういう関係?」
「ですからっ・・誠心誠意、ご奉仕する関係ですっ!」
知りたい所を話してくれないので埒があかない
「では、杜崎君?君はどういった経緯で式守君に奉仕しているのかな?」
多少冷静な紅尉が救いの言葉を出してくれる・・
彼女が言うには、B組の(中略)で魔石を使った際に大胆、淫乱化(中略)度重なる奉仕(調教)で(中略)今に至るということらしい
「向こうの世界の君は鬼畜なようだね」
「どうでもいいですけど・・・結局沙弓さんは沙弓さんなんでしょうか?先生?」
「まぁ、彼女を知ってる人間なら外見だけ見れば、そう答えるだろう、解決方法も判らないし、とりあえず彼女のままの生活をしてもらうしか無いだろう」
ほかの世界から来たらしい杜崎沙弓は漸く自分の置かれた状況を理解しだしたようだ
「えっ・・じゃ・・じゃあ、わ・・私と、ごっご主人様はっ」
「えっと・・そのご主人様って変だから、何時もみたいに和樹君って呼んで下さいよ、沙弓さん」
そんなことを言われて顔を朱に染め恥ずかしがる
「そっ!そんなっ!!う!嬉しいですけどっ・・そのっ・・」
「いいじゃないですか、沙弓さんは沙弓さんです、僕の彼女なんですからっ!ねっ?」
彼女っ!!かーのーじょっ!!かのーじょっ!!!すなわちっ!!それは二人でっ!!ふたりっきりでっ!!ラヴュラヴュッ!エンダー出来る関係っ!
「かのっ!!?」
起き上がったと思ったら大量の鼻血を吹き上げて倒れてしまったっ
「うわーーっ!!!沙弓さんっ!!」
「衛生兵っーー!!!衛生兵っーーー!!!!杜崎君!幸せ傷は浅いぞ!!意識をしっかり持てっ!!」
「ごっ・・ご主人様とっ・・ふたりっ・・ぶふっ!」
「先生遊んでないで・・早く手当てを・・」
「非常に言いにくいが・・これほどの出血では・・っ」
ビルをも飲み込む大津波相手に土嚢袋を置く程度の処置をしておく
「っま式守君、あまり彼女を興奮させないようにしたまえ、でないと次はっ…」
「つ・・次は?」
恐る恐る聞いてみる
「彼女が自分にブレーキをかけてしまい、帰りたくないと願うようになり、君の杜崎君は戻ってこれなくなる恐れがある」
「へぇ・・きおつけます」
あれだけの大量出血をしたにも関わらず意外と彼女は元気だった
「さっ、沙弓さん帰りましょうかっ」
と自然に手を出す、いつの模様に手を繋いで、いや腕を組んで下校タイムのはずだったが
(「あっ!そうかっ!!いけないんだったっ!!」)と心の中でついさっき言われた事を思い出す
「そのーーあのーー、一緒にーもう一緒かっ・・」
「どうしましたかっ?ご主人様っ?」
不安そうな表情で自分をみつめる眼差し、見慣れた可憐な顔だが相手が沙弓であって沙弓でないので変にドギマギしてしまう
(うっ・・沙弓さんって、こんなに可愛いっけっ)
改めて惚れなおす、イメージチェンジとは違うが、仕草や言動が違うだけで見た目が同じでも他人に見える不思議。
「えっと・・沙弓さん?この後いいです?その時間?」
「ハイッ!勿論ですご主人様っ!!」
嬉しそうに返事をしキラキラと目を輝かせている、そしてメイド達が居ない、普通の寮の部屋にたどり着く
「本当に私っ・・でもっご主人様の匂いがしますっ」
改めて、他に人の居ない自分と彼二人だけの世界なのを確認した
「沙弓さんは、沙弓さんですよねっ!」
「ふへっ!?」
部屋に入るなり早々にディープなキスの洗礼である
「んんっ!!キスッ・・キスぅう・・ご主人様からのっ・・キスぅ」
一気に彼女の表情が変わり、これはあまり変わらない発情した感じになっている
「沙弓さんっ・・キスだけでイキましたっ?」
「イキましたっ・・キスだけでぇ・・はふぅぅう」
幸せそうに彼の舌の味と余韻を楽しんでいるようである
「こんな事言うのも何ですけど、もっといいですか?」
「はいっご主人様っ…んっ!!ふぅうう!!キスッ・・キスうう」
今までこれほどの寵愛・・キスは経験がない、それだけで彼女は満足している
「はっ・・んっ、ご主人様っご主人様ぁ」
トロンだ目でみつめられ、堪らずに和樹も愛撫を激しくしていく
「んっ・・ふぅ、はふぅ、あっ!!ひゃうぅうう!!あっ!あっ!!」
ソフトタッチとハードタッチを組み合わせる、どうやら感じる所は同じようだ
「乳首もこんなに硬くしてっ・・オマンコの方も準備完了って感じですねっ」
「でもっ・・もっと、もっとして下さいっ」
そう願うのは、大体が消化試合みたいな感じで、味気はあるのだが・・どうも早送り気味のご主人様が原因だ
「何言ってるんですか、まだ始まったばかりですよ、それに僕だってほら」
彼は自分からズボンに収まっている窮屈そうなペニスを見せ付ける
「僕だって、沙弓さんが欲しくてこうしてるんですよ」
「あっ・・あぁああっ!」
猛り荒々しく天を向くペニスッ・・同じっ全てが同じだ・・
「はぁ・・ご主人様ぁあっ、もうっ・・!!」
辛抱堪らずに彼のペニスを口に含み奉仕を始める、舌・唇・喉・全てを使って奉仕する
「うわっああ!!こ!!これ凄いっ!!さ!!沙弓さんっ!!そ!そんな激しくしたらっ!!」
濃厚で激しいフェラチオに耐えられない、そもそもこんなに激しいフェラは経験が無いのだ
「先走り汁っ・・おいひっ・・んんっ!!んふっ!!はふぅう!!」
ジュポジュポと卑猥な音をたてながら奉仕を続ける
「うわっ!!くぅうう!!だめですっ!!も!!もうっ!!!射精るっ!!」
待ち望んだ熱い精液が放出される…判るっ塊となって勢いよく喉の奥にビュービューと射精されるのがっ!!
「んんんっ!!!んふぅううう!!!んんんっ!!!」
嬉しそうに吸引で少しでも多量の精を啜ろうとするのだが、あまりの量に噴出してしまった
「くぅっ!!まだっ!!射精ますよっ!!」
彼女が限界を感じ、口から出そうとする間にも射精は続き、咥内は熱く濃厚な精液で穢されていく
「うっ!!くぅうう!!凄いですっ・・こんなフェラ・・本当に沙弓さんじゃ無いんですねっ」
凄まじい量の精を放出したにも関わらず剛直は保っている、そこも同じだ
「はふぅ・・んんっ!!ご主人様のっ・・せいえきぃい・・美味しいですぅ・・んっ・・ぐちゅ、くちゅ」
口の中に残った精液を味わい、綺麗な顔面を汚した精液も指で舐め取る・・なんともエロティックな光景である
「うっ!さ・・沙弓さん・・そ、そんなことっ・・されたらっ!!」
勢い良く彼女を組み敷いて、彼女の股に顔を近づける・・雌の臭いが十分に充満したソコは待ちきれない様子である
「こんなにトロトロになってる・・このっ沙弓さんのHな汁美味しいでしょうねっ」
「はひっ!!あ!ひゃあぁああ!!!そ!そんなっ!!はふぅうう!!」
飲精で少しばかりイッタ直後の追加攻撃で耐えが効かない
「凄いっ・・Hな味がしますっ!!」
構わず和樹は沙弓のヴァギナを舐め、吸い味わう
「あっ!!だめっ!!はふぅううう!!!そんなっ!!強くっうう!!あっ!あぁああああ!!!」
体を大きく反らせ絶頂に達する沙弓、それと同時に透明な液体を勢い良く噴出してしまう
「潮まで吹いて・・そんなに良かったですか?僕も良かったですけど」
「あ・・はぁ・・凄いっ・・気持ちいいですっ」
彼女の目の先には剛直を保ったままのペニスが写る
「あのっ!!ご主人様っ・・私の・・ここにっ!!オマンコにっ!!オチンポ挿入してくださいっ!!」
足をM字に開き、自らの指で秘部をくぱぁと開き挿入を懇願する
「だめですよっ、沙弓さんっ……和樹君って呼んで下さい?」
ペニスの先端を入り口にこすり付けながら、彼女の耳元で囁き、キスをする
「ふぅ!んふぅう・・んんっ!!そんな・・だめですっ・・私っ、それじゃぁあ・・帰りたくなくなっちゃいますっ」
「今はっ沙弓さんは、僕の式守和樹の彼女なんです、肉奴隷じゃないんですよ・・沙弓さん」
優しいキスに加え舌を絡められる、和樹に墜ちきっている沙弓にとってそんな最強攻撃でまた墜ちない訳が無い
「か・・かずっ、和樹君っ!!!えっ・・エッチ……セックスッ!!しようっ!!」
「僕だって沙弓さんとしたかったですよっ」
腰を沈めて、一番の奥まで挿入したところで一息つく
「ああっ!!挿入ってっえぇ!!ごしゅっ・・和樹君のっ!!挿入いってきまっ・・来るのぉおお!!」
「こっちの沙弓さんも、子宮口にダメなキスされるの好きなんですねっ」
「好きっ…好きですぅ・・和樹君のことっ・・好きですうっ」
モチロン挿入だけで絶頂する沙弓は健在なので、一番奥で繋がったまま一旦間を取る
「沙弓さんっ、いいんですよ?今は僕と沙弓さんだけの時間なんですからっ」
「沙弓さんのがっ・・ねっとり絡み付いてきますよっ」
「あっ・・んっ!!だっ!!まだっ!!絶頂ったばっかっでっ!!!んんんっっっっつつつ!!!」
絶頂っぱなしは何時もの事なので気にせずピストンを開始する
「やっぱりっ!!違いますねっ!!僕のを千切りそうなほど締め付けてきますよっ!!」
「あっ!あっあ!ふあぁあ!!か!和樹君ぅん!!和樹君っ!!!」
余りの強い刺激に耐性の無い和樹はすぐにでも射精をしてしまいそうになる
「あああっ!!だめです!!そ!そんなに締め付けられたらっ!!僕っ!!くうぅうう!!!」
熱い塊を彼女の膣内に注ぎ込む・・4回・5回・6回と幾度となく
「あついのぉぉおお!!熱いの入ってきますぅぅううう!!!ドピュドピュッきてるうぅうううう!!!」
「おおおっうう絞られるっううう!!!」
射精に合わせて膣道が締め付けてくる……18・19…20回
「も・・もう射精しちゃいましたっ・・あんまり沙弓さんが気持ちよくするからっ」
事を始めて2分も経たない間に果ててしまったが不思議と充実している
「凄い・・気持ち良かったですっ」
恥ずかしいやれ嬉しいやれで、顔を紅めている沙弓・・それにビクンッ!!と反応してしまう
「沙弓さんっ・・やっぱり1回じゃ・・向こうでもそうでしたか?僕は?」
「ぜ・・絶倫は一緒ですけど・・多くても2・3回、ご主人様は忙しっ!!」
また台詞を言い終わる前に口を塞がれた
「だから、今は沙弓さんは僕だけの女性(ひと)ですし、僕は沙弓さんだけの男なんですって」
「あっ・・そんなっんんっ!!ふぁあ!」
「僕も沙弓さんも、一日に何度もしないと・・お互い満足できないんですっ!!」
また腰を打ちつけ始める、先ほど射精した濃厚なザーメンが吹きこぼれる
「あ!はひぃいい!!膣!膣でぇえ!!ドロドロの精液ぃぃいい!!動いてますすすうう!!!」
「今日の膣内射精目標は200回ですっ!!いっぱいしましょうねっ!!沙弓さんっ!!」
「う!うん!!い!いっぱいひぃいいい!!!」
その後何度も何度も交わり、絶頂に達し、濃厚なキスを繰り返した
「ふぅ・・ふぅ・・流石に、228回も膣内射精すると僕のもちょっと疲れたようですね」
といっても未だに勃起は収まらず硬さを保ている
「はぁ・・ふぁああ・・好きっ、好きですご主人様っ」
「んーだから、和樹君って・・」
今度は沙弓からのキスだった、無論拒みはしない
「判るんです、そろそろ帰る時だって……だからっ」
「そうですか・・じゃぁその事はそっちの僕に言ってあげるといいと思うよ」
相手が沙弓なので何でも判る、人間は一緒なのだ
「でもっ・・そのっ、こんなにするのは久しぶりでっ・・・」
しかし和樹の顔を直視出来ない、直ぐに見破られてしまうからだ
「あのっ!!ご主人様っ!!!だいす…き……です、宇宙で……一番」
そういい終えると彼女は目を閉じてしまう、あれだけの運動というか性行動をしたのだ・・疲れたんだろう
「沙弓さんっ?沙弓さん?」
声を掛けると……彼女は重たい瞼を開く
「あっ・・和樹君だっ・・判るっ、和樹君だっ」
それをまたしても濃厚なキスで出迎えてやる
「おかえりなさい、沙弓さん」
(純愛→通常)
「んんっ・・あっ私、和樹君を守るために・・」
「ああ、起きたかい、杜崎君」
やや後頭部に痛みが奔る・・うーん下手な所に食らったものだ
「はっ!!そうえいばっ!!和樹君はっ!!私のっ!!(ここ重要)和樹君は無事なのっ!!先生っ!!!」
必死の形相で迫る彼女に押されてしまう
「ううん?か・・彼なら無事だよ?うん、今頃日課のあれの時間じゃないか?」
日課のあれといえば学園のいい女を侍らせてあんな事やこんなことをしている事だ
「んっ・・ああそんな時間なんですかっ・・私は大丈夫なのでっ!これで失礼しますっ!!」
嵐のように床から起きたと思えば、稲妻のように去っていく
「やれやれ・・彼も苦労するねぇ」
と一方その頃の和樹の自室
「ねぇ・・和樹ぃ、早く……早くオマンコしてぇ…焦らさないでっ・・んっ!あはぁんん!!」
玖里子は胸を押し付け、熱を帯び濡れた自分の秘所をいじくっている
「わっ・・私からっ、私からだぁしっ・・式守ぃ」
凛も発情した表情で自分の秘所を弄り熱い吐息をふきかけてくる
「んん?そんなに淫乱マンコをジュポジュポして欲しいのか?」
意地悪く何をどうして欲しいのか問いただす
「してぇ!!早くぅうう!!前でもっ!後ろでもいいからぁあ!!ジュポジュポしてぇっ!!」
「し!!しきもりぃぃいい!!は・・早くぅぅうう!!わっ!私のここに挿入してくれっぇぇええ!!」
だがそこで事件が起こった
「ん?新しい客か?沙弓も参戦するのか?」
彼は至って普通の対応だったが女二人は違った
「色気でっ・・私の和樹君をっ!!!」
発情し蕩けた表情が一変し恐怖に代わる
「ちょ!!ちょっと!!なんか!!何時もと違うわよっ!!」
「な!なんなんだっ!!こっこんな殺気があるのかっ!?」
これは幻影なのだろうか・・見たことも無い禍々しい幾千万の異形の者・・
「あっ・・あれはっ・・そんなっ!!きょ・・巨人族っ!!」
人間の形をしているが図体は遥かに大きく、その巨体は山をもきり崩し、谷をも埋め尽くさんばかりである、その兵力約100万っ!!
「嘘だっ!嘘だっ!!あ!あれは・・ムスペルへイムの炎の騎士!!そして!!!その王スルトッ!!」
燃え盛る炎を操り、世界全てを業火で焼き尽くすとされている、ムスペルヘイムの魔神・・その一体一体が絶望的に強い・・その兵力500万っ!!
「あれっ!!あれなによっぉおおお!!!」
「あ・・あれわっ!!!八岐大蛇っ!!!」
時間を増すごとに世界の神話に登場する、神獣・魔獣・魔神が大挙として自分ら目掛け押し寄せてくる
「あの大きいドラゴンなによぉぉおお!!」
「マッマスタードラゴンかと・・あははは・・あーあれなんか冥王ヘルじゃないでしょうかー」
もはや自分の置かれた状況に笑うしかない
「貴女たち?私の和樹君に何か用?」
その圧倒的な武力と兵力の真ん中に立つのが彼女だった……
「いいえ・・なっなにもありません」
震える体と口を動かしなんとか意思表示をして退却を図る
「ん?沙弓…どうした?したいんだろ?」
「もうっ!!和樹君ったらっ・・一緒に帰る日課・・忘れたのっ?」
なにか訳のわからない事を言っている
「ん?何言ってる、肉奴隷だろ?そんな事ッ……」
だが我慢というか・・二人きりになった純愛沙弓にそんな戯言が通用する訳無い
「ね・・和樹君っ・・・しよっ」
今まで何度かキスをせがまれた事はあったが……それまでにない熱烈な物だ
「ん!どうした・・そんなにしたかったのか?この躰がっ」
求めてきたので返してやる、知り尽くした彼女の感じる所をまさぐる
「んんっ!!あっ!!はうぅぅう!!んぅっ!!なんかいつもより凄っ……ッ!!ひゃんっ!!」
「ふんっ・・先ずは一度絶頂かせてやる」
軽く乳首を抓ってやるだけで、沙弓は絶頂に達した
「んっ今日の和樹君凄いっ・・もう絶頂ちゃった」
「ふむ・・こっちの準備もいいみたいだなっ!」
基本的にジックリネットリに行為を進めることは少ない、なにぶん忙しいのだ
愛液を豊かに湛えたその場所は彼を待ち望んでいる
「こんなにグチョグチョにして・・欲しいのか?」
「あっ・・ほ!!欲しいのっ!!和樹君のっ!!ココに欲しいのぉぉおお!!」
自分で自分の雌穴を広げ誘い込む
「挿入れて欲しいのか?チンポが淫乱マンコに欲しいのか?」
入り口の手前で先端を入るようで入れない、焦らしてやる
「あ・・和樹君ぅぅん・・意地悪っしないでぇ」
愛らしく、そして淫らに……ゴクリッ・・今までとは1枚も2枚も違う彼女の姿に垂涎を飲んでしまう
「いいだろうっ!!」
「ひゃふぅうう!!!き!!きたぁあ!!!オチンポきたぁあ!!!んふぅううう!!」
挿入されただけで、又しても絶頂に達してしまう
「ねっとり絡み付いてきますよっ!!」
「凄ぃぃいひぃいい!!!あ!あはぁああ!!!気持ちいいっ!!気持ちいいのぉお!!」
熱く柔らかい肉壁の、貪るような絡みつき
「いいでしょ?チンポいいでしょ?」
「ああぁあ!!!今日のっ!!和樹君凄いぃいい!!」
「よぉしっ!!子宮にたっぷり特濃ザーメンを注いであげますねっ!!!」
膣内射精宣言をしてペースを早くする、その間にもビクビクと体を震わせ絶頂しっぱなしの沙弓である
「いてっ!!一杯してぇええ!!!」
「ぐ!くぅうう!!!」
力強く突いて、奥の肉壁をやぶり子宮内射精してやる
「はひぃい!!!奥っ!!おぐぅううう!!!」
「しっかりっ!!味わってくださいっ!!」
本当の一番奥まで挿入したところでお待ちかねの精液をぶちまけてやる
「あひぃいい!!!熱っ!!!はいって!!和樹君のはいってるぅうう!!!んん・・んふぅう!!好きっ好きぃいい!!」
ドプッドプッと注ぎ込む、その射精に体を大きく震わせ歓喜している、そして彼女からの濃厚なキス
「そういえば・・沙弓さん、沙弓さんじゃ無いですよね?」
「え?何言ってるの?私は・・貴方のっ、式守和樹君の彼女の杜崎沙弓よっ?」
愛らしく、照れて頬を朱に染めそう答える
「彼女?んー細かいことはいいか、っま僕も忙しい・・」
と膣からペニスを抜こうとするが・・
「んっ・・ダメっ、もっとっ!もっとしよ?1回じゃ・・ヤダッ」
足に絡まれ抜け出せない・・それにまたあの表情だ・・本当に別人なんだろうか?(見た目は一緒だが
「仕方ないですね・・今日一日だけですよ」
「今日?ま・い・に・ち でしょ?和樹君」
その後何度も交わった・・キスをして、愛撫をして、奉仕をして、またキスをして、交わる
その経緯でどうも別人らしいと理解したようだ
「ねっ・・和樹君っ、こっちの私がどうなってるか詳しく知らないけど・・たまにわ、可愛がってあげてね?」
「ん・・まぁ・・うん」
「あっ・・んーお願いだから・・ね?和樹君っ」
そう最後に言って瞼を閉じる……疲れたのだろうか?
「ん?おいおいココで寝るなって」
声をかけつつ体を揺すってやる
「ん…あっ、判ります、ご主人様ですっ・・宇宙で一番好きなご主人様ですっ」
「帰ったのかっ・・まぁいい約束だ、今日はトコトン可愛がってやる」
二人が二人とも違う相手を楽しんだようである