「私はいつまでも」の巻き  
 
いつもの日常、清清しい朝、小鳥たちの囀りが聞こえる  
「あーちょっと長引かせたかな・・」  
「し・・式森様が・・もう一度と言うからです」  
困ったようにも少し怒ったようにも聞こえるリーラの声、これも週4の事だ(ほぼ毎日!!  
「い!いってきまーす!!」  
「行ってらっしゃいませご主人様」  
慌しく玄関を飛び出る和樹、いつもの人影もいる  
「いってらっしゃい、式森さん」  
「あーいってきまーす管理人さん」  
いつものように聞き流して、適当な返事を返しておく  
「いってらっしゃい、式森さん・・どうかご無事で」  
彼に一種特別な目線と言葉を発する管理人さん、しかしただ学校に行くだけなのにオーバーである  
「私が・・彼を愛してしまえば・・彼はきっと・・」  
なにやら深い深い理由があるようだ  
 
「はぁ・・初めの人は・・蒙古襲来で、次の人は戊辰戦争・・その次は国のためだって・・旅順で・・最後は大和が行くなら俺も行くと・・沖縄で・・」  
語れば語るほど思いを寄せた男性はことごとく「戦死」した模様である  
「ダメとは判っていても・・私も、女ですもの・・判っているのに」  
何故か知らないが、自分が呪われているようで嫌になってくる、これでは彼を殺しかねない  
「でも、少しくらい・・少しなら、神様も許してくれる」  
今まで神の存在は信じていなかったが都合上今は信じている  
 
「ふう・・今日も遅くなちゃったな」  
いろいろな人物とやりまくるおかげで帰宅する時間が2時間は遅くなった  
「ただい・・あれ?」  
いつもは彩雲寮の前は彼の帰宅時間になると、メイドで溢れんばかりになっているが、今日は一人も見えない珍しい事もあるものだ  
「まーいいか・・あぁ管理人さん」  
「あ、式森さん、おかえりなさい」  
「そういえば・・今日はどうしたんですかね?」  
もちろん管理人さんも、毎日出迎えてくれるメイドが居ないことに不思議に思っているに違いないと聞いてみた  
「え?確か授業中に緊急任務といって一人残らずすっ飛んでいきましたよ?」  
自分に話しもなく姿を消すメイド達、よほど急用なのだろう  
「そうなんですか?大丈夫かなぁ」  
「きっと大丈夫だと思いますよ?それより式森さん?お茶でもいかがです?」  
 
「え?お茶ですか・・んー暇だしご馳走になります」  
帰ってから速攻ryしようと思ったが相手が居なければ仕方ない、ここは好意に甘えお茶をいただく事にする  
「では、どうぞ?」  
招かれるままにホイホイと管理人室についていってしまう  
「どうぞ」  
「あ、ごめんなさい・・だけど意外と寂しいものですね・・見慣れたものが突然消えるって」  
「そう・・ですね、特に意中の人だったら特に」  
顔を見るに地雷を踏んだようである  
「あ、え!えと!今日は・・今日は天気がいいですねぇ」  
突拍子もなく天気の話題を振る、幸い空にはお天道様が燦々と日光を注いでいる  
「ところで・・式森さん?メイドさん達・・いえリーラさんの事をどう思っていらっしゃるんですか?」  
まさか管理人さんからこのような話題を振られるとは思ってもいなかった  
「え?んーなんて言っていいのかな・・そのぉ」  
言葉で言い表せないほど感謝しているし、愛とか好きとか、その次元を超えた感情を持っている  
「よくわからないけど・・リーラ達が消えたら・・僕が僕でなくなっちゃうかもしれません」  
彼女達と一緒に居る時間より、一人の時間の方が断然長かったわけだが、ある意味彼女たちのお陰で今の嬉し恥ずかしハーレム生活が成り立っている  
「そうですか・・」  
「ま・・まぁ、で?なんでしたっけ?」  
と相手の顔を見た途端意識が遠のいてしまった  
 
「あーあれ?僕・・んーー思い出せ・・って・・縛られてる」  
結構お決まりの展開だ、意識が戻ったら捕縛状態  
「すみません、式森さんどうしても聞いてもらいたいお話がありまして」  
顔はニコニコとしているが何を考えているのか判らない  
「えっと、僕縛られる意味あります?」  
「最後まで聞いてほしいので」  
まったくもって意味が判らない  
「先ほど・・意中の人を亡くすのは悲しいと申しましたよね?」  
「え、えぇ」  
「もし、もしですが私の家系が呪われているとしたらどうでしょう?」  
言っていることがイマイチ判らない  
「私の家系は昔から、子供を授かった事が判れば不思議と夫が死んでいく家系なんです」  
そんなことがあるのか?と思うが相手の顔は真剣だ  
「そ・・それで?」  
「確かに、それで?で終わってしまう話ですが・・私、数年前に結婚したんです」  
初耳だった、そう「夫」を見たことがないのだ  
「え?は・・初耳ですが・・・・・・」  
 
しばしの沈黙空気が悪かった  
「ですよね・・結婚式の当日、タクシーに乗っていたあの人の車に信号を無視して突っ込んできたトラックと激突して・・」  
たしかに名義というか・・結婚したようである  
「え・・えっと・・その・・失礼ですけど・・僕関係あります?」  
「本当に式森さんって鈍い方なんですね・・でも、お優しい方です」  
何を思ったのか突然に寄り添ってきた  
「え・・その・・えっと?管理人さん?大丈夫ですか?」  
「最初は何かの間違いかと思いました、あの人と・・いえ・・あの人とも・・もう!!もう」  
突然に泣き出し何かを訴える  
「え?え!?」  
「今の、日本なら・・戦なんてありませんよね?少しくらい・・甘えてもいいですよね?」  
失礼だが大人の魅力というもので一種目がくらんだ  
「え?だから・・意味が」  
「もう、いいです」  
そのつべこべ言う口を自ら塞いでやった  
(そ・・そんな・管理人さんが・・え?舌まで・・でも・・何か変・・)「ん、管理人さん?」  
「駄目です、式森さん?華麗とお呼び下さい」  
「その・・だから・・なんで?」  
理由が知りたいそれだけだった  
「それも貴方の魅力かもしれませんね、でも今は別人で居て下さい」  
一瞬睨まれてまた意識を失う、だがすぐに意識が戻ったが・・自分の考えとは違う行動を体がしだす  
「華麗・・すまない・・あの時、目覚ましを止めて二度寝したばっかりに」  
(テラありがちな遅刻の理由第一位だろう!)  
「いいえ、貴方は悪くない、悪いのは私ですから・・呪われた私ですから」  
また体を寄せる  
「そうか・・そんなことだったのか・・これなら安心してあの世に行けそうだよ」  
「そんな・・まだ・・まだだめ!」  
天に帰ろうとする彼に対し止まるよう説得するが  
「駄目だ、心残りも消えたし・・僕は帰らなくちゃならない、それに華麗?君には和樹君がいるじゃないか」  
「へっ!?」  
見抜かれていたのか知らないが、偶然和樹とその彼が似ていたのはともかくとして、彼の面影のある和樹にではなく彼自身に惹かれていたようだ  
「否定することはない、華麗?彼なら君を良い方向に持って行くことが出来るだろう、きっと幸せになれる」  
「そんな、私は」  
「さあ、お別れの時間だよ迎えが着たみたいだ、ほら頑張るんだよ?」  
そういって和樹はまたもかくんと首を落とす  
「そうなんですか?私、彼じゃなくて・・式森さんが好きなんですか?」  
無意味な自問自答  
 
「あれ?僕・・んーと・・確か縛られてて、お?自由になってる」  
「起きてくれましたか?式森さん」  
目の前には一糸まとわぬ姿の管理人さんがいる  
「のわ!!な!何してるんですか!!」  
「式森さん・・見て下さい私を、私どうやら貴方のことが好きになってしまったみたいです、ですから・・こういう事が出来るんですよ?」  
だからといってそういうことに繋がるのだろうか?  
「そ・・そうとはいっても・・う、動けない」  
「私を・・私を抱いて下さい、式森さん」  
涙を見せてそう願う、勿論和樹がそう動くように念じている  
「あ、管理・・華麗さん、さぁ来て下さい僕で良ければ」  
「ハイ、その私、初めてですので・・その」  
「そうですか・・じゃぁじっくり行きましょうか」  
相手の扱いには気をつけた、今までの言動から「本気」を出すと相手を堕としてしまうからだ  
(あ・・なにこれ?体が・・解されて行く・・凄い・・溶けてしまいそう)「そんな・・式森さん・・やぁ」  
「あ?華麗さんって一人エッチはしないタイプですか?ここをもうこんなに濡らして?」  
「え・・や・・言わないで下さい」  
確かに一人ですることなど滅多になかった自分にとって手加減していても和樹のゴットフィンガーは強力過ぎた  
「あ!やぁ!駄目!私・・や!み・・見ないで・・見ないで下さい・・やぁ!!」  
潮吹きとは違う・・まぁ一種の黄金水  
「んや?これは・・気持ちよすぎてこっちまで出ちゃいましたか?」  
「そ・・その・・私変なんです・・絶頂に達すると・・必ず・・」  
放尿してしまう美味しい体の持ち主らしい  
「そうですか・・じゃぁこれを味わったら治るかもしれませんね?もう出なくなるかな?」  
準備の整った自慢の巨砲を取り出す  
「あ・・凄い・・紫乃さんから聞いていたとおり・・大きくて・・凄い逞しい」  
ギンギンと腹に付く程角度を上げたペニスがデン!と立ちはだかる  
「これを今からここに入れるんですよ?」  
股の上部をさすってやる和樹  
「あ・・は、はい式森さん・・その・・年代物でよければ・・」  
「関係ないですよ・・気持ちいいのは一緒だと思いますよ?」  
いよいよかと息をのむ華麗  
「いきますよ?判りますか?入ってくるのが?」  
「あ・・中に・・熱いのが・・や・・私を広げて・・入ってきます・・」  
ゆっくりとその巨根を膣に沈めていく  
「お?華麗さん?今から女になりますけど・・どうです?」  
「や・・あぁ・・はい、その、式森さんの・・女にして下さい」  
それを聞いて処女膜を貫通させた  
 
「ん!!あ・・わ・・私、やっとやっと殿方と」  
思うことがあったのかまた涙を流す  
「大丈夫ですよ・・僕が、何とかしてあげます」  
操られていることを知っていても心響く物がある  
「あ!そんな!まだ・・動・・ひゃ!あぁ!」  
「動かなきゃ始まらないし、終わりませんよ・・大丈夫抵抗しないで下さい僕に身を任せて」  
体を突き抜ける快楽が凄まじく、破瓜の痛みなどみじんも感じない自分が恐ろしかった  
「や!やぁ!音・・音でてるぅ!!」  
「こういうもんですよ・・ジュプジュプいってエッチでしょ?」  
自分の秘部から聞こえる卑猥な演奏に耳を傾ける  
ジュプ!ジュプ!パン!パン!と音がするたび愛液が滴り飛び散る  
「あ・・やぁ・・繋がって・・繋がってます」  
「華麗さん?もうオマンコをキュウキュウさせて?またイクんですか?」  
流石に相手は慣れているだけあって絶頂を悟られた  
「あ!や!は!はいぃぃ・・イキそうです・・またイキます」  
「じゃぁ派手にイカせてあげますね!!」  
ハイペースで腰を動かし相手を絶頂に向かわせる和樹  
「あ!やぁぁ!そんな!激し!!あ!ん!!凄いぃぃ!気持ちいいぃぃ!!駄目ぇ!駄目です!」  
「ほら・・絶頂ってください!華麗さん!!」  
「ひゃ!!あ!あんぁぁぁ!!式森さぁぁぁんん!!!」  
またしても派手に潮吹きと同時に放尿絶頂をする華麗さん  
「そして・・こいつわっと!!」  
絶頂の締め付けで危なく膣内に放つところだったが経験上アウトコースなのでぶちまけることにした  
「やひぃぃ!!熱いいぃぃぃ!」  
「良かったですね・・華麗さん?」  
精液まみれになって、派手に絶頂に達したため疲れたのかハァハァと息をあげている  
「あ、はぁ・・あ・・はぁ」  
「ん?あれ?僕・・うわーまたやちゃったのか?」  
精液まみれの管理人さんを見て自分を悔やむ  
「ん・・式森さん・・式森さん?あ・・式森さん?」  
体を持ち上げ和樹に語りかける  
「あ・・その、管理人さん・・・ごめんなさい」  
「いえ、謝らなくていいんですよ?私は・・貴方のことが好きなんですから、ふつつか者ですが何分よろしくお願いいたします」三つ指ついてお願いされる  
「え・・そのえーと、僕じゃ嫌じゃないですか?」  
「何を言っているんですか?私が決めた男性なんですよ?素晴らしい人に決まってます」  
「あ・・・はぁ」  
「それと、私のことは華麗とお呼び下さいね?旦那様?」  
と和樹の頬にキスをする管理人であった  
 
 

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