「にゃー!和樹君、おはよー」
の声とともに何かが乗っかってくる。
間宮夕菜と風椿玖里子が、間宮のお母さんが神城凛の家事能力を高めるために借りた家に行っている間、
式森和樹と間宮教授、そして、栗丘舞穂、そして、山瀬千早が同居している。
千早は食事の準備をしている。
「起きてぇ! 起きてくれないと、・・・・窒息させちゃおうかにゃ?」
言うが早いか、顔の上に座る。例によって、舞穂は脱いでいる。
正確に書けば、後ろ向きにお尻が口の真上に来る格好で。
そして腕を毛布の中に入れると、寝巻きの中に手を入れ、わきをクスグる。
モゴモゴ(わぁ、やめて、クスグッたい)
何しろ口はお尻りで塞がっている。言葉にならない。
「二人とも何してるの?早く来なさいさいよ」
と千早が声とともに近付いて来る。
「何仲良く寝てるのよ。はい、オッキ」
千早は指を一本軽く曲げる、と、一瞬にして毛布は跳ね上げられ、和樹は一糸まとわぬ姿に。
「ソーセージ頂きます」
と言うと口に含みチロチロ舐める
「ずるいよぉ」
と言いながらも、和樹が何とか呼吸しようとして、口を開け、舌で邪魔なものを退けようとするので、舞穂の大事な所は刺激を受けて口が開いてくる。
さて、そのソーセージが硬くなってきた事を確かめると、千早は素早く腰を落す。
いつもの事だが、割烹着だけを着ている。しかもスソは太ももの上まで、言い換えれば股下数センチメートルである。
この格好は、和樹と同居を始めて、女の子3人と女の人1人が別宅に行ってからの、家の中での姿である。
しばらく腰を振り、和樹の遺伝子をおなかいっぱい頂く。下腹部に意識を集中し、その遺伝子を一滴もこぼさない様、自分自身に魔法をかける。
そして顔の方に歩いていくと舞穂が腰を持ち上げたので、その口に唇を重ねる。
舞穂はそのまま前進すると向きを変えて、千早と同じ様に腰を落とし振る。
そしてやはり遺伝子をおなかいっぱい頂く。
例の、親や姉から結婚を命令された3人娘は、いまだに遺伝子の略奪が出来ていないが
遺伝子目的でなく一緒にいる2人の娘が先になった。
今後の問題は、おなかに人間がいる状況でも学生と認めてもらえるかどうかだった。
何しろ、この数ヶ月この状況なので。。。二人とも妊娠している。