「式森君・・私そろそろ誕生日なんだぁ・・」の巻
「誕生日プレゼントは私作戦」決行より幾日日々が経過しただろうか?
男式森和樹と女山瀬千早の関係は一向に進展していない・・唯一の進展と言えば「名前」で呼び合っているぐらいだ
何故なら、あの時と同じ「行為」をあれっきりしていないからでもある、本当に体を許し合った関係かも怪しい所である
そんな日々を打ち破る重大事件が起ころうとしていた
「はぁーあ、最近暇だなぁ」
特に目立った事も無く平穏無事な生活を送っている和樹、楽しみ?と言えば時たま千早が土日にどこか行かないかと誘いが来る程度である
そんな事を食後の缶コーヒーをすすりながらぼやいていた昼下がり
「あ!和樹君!やっぱりここだ」
後ろから女性の声がした聞きなれた声だ・・山瀬だろう
「山瀬か・・あー学校じゃ・・その・・名前は恥ずかしいよ」
高校生ともなれば皆恋愛沙汰の一つや二つあるだろうし、誰かに見られれば噂にもなる
「いいじゃない、知られたって」
「そうなの?」
味も素っ気もない会話をしているとしか見えないが、それで構わないみたいである
「あのさぁ・・式森君?」
「ん?何さ」
なにやら意味ありげに話しかけてきた・・手に持っていた缶を置く
「私・・さぁ」
「うん」
どうも、話し辛い事なのだろうか・・戸惑っているように見える
「私・・さぁ・・欲しいんだ」
「ん?何が?食後のコーヒー?」
「欲しい」と言われたので、何か上げれる物を考えてもコーヒーしかなかったので言ってみた
「え?うん!そうそう!貰うね」
「え!?ちょ・・まだ・・」
一気飲みされてしまった・・まだ1/3程しか飲んでいないと言うのに・・しかも直で・・
「ふぅ」(何やってんだろ私)
「で?落ち着いた?」
彼女の言いたい事が大体判ったので改めて聞いてみる
「うん、ありがと・・それで・・私さぁ・・そのぁ・・近いんだ」
「え?何が?」
近いと抽象的に言われても何が近いのかさっぱりである
「えぇっと・・私の・・誕生日・・」
思い切って言ってみた・・彼がどう反応するかも判らない、下手をすれば「ハイ、そうですか」で終ってしまう
「あぁ・・知らなかったなぁ・・それで「欲しい」訳か・・」
彼も自分の誕生日に彼女を貰ったので何も返さないと言うのはいささか変な話である
「じゃぁ、何か考えておくよ!じゃ」
「え!?違・・もぅ・・鈍いなぁ・・」
当然彼式森和樹はプレゼントが欲しいと思い込んでいるみたいであるが・・体をプレゼントされたら返す物も体が妥当だろう(多分)
しかし、彼は筋金入りの鈍感で、それを期待するのは少々野暮だろう
「んーそうだなぁ・・女の子が喜びそうな物・・」
考えてみるが何も浮かばない、常識的に考えれば光る系統は○と考えて良いだろうが財政的に無理である
しかも、こちらはそれ相当の物を貰ってしまったので安易な物では愛想を付かされる
「そうだなぁ・・」
頭の中でイメージトレーニング *注()内の台詞は脳内での妄想です
(えぇとさぁプレゼントだけど・・色々考えてみたけどこれに決めたよ)
(別に、無理しなくていいのに・・)
とは言っても、貰っておいて返さない奴も居ない
(これ・・なんだけど・・1/100大和!塗装済み!このスケールだからこそ得られる圧倒的な重量感!それに・・ry)
(わー凄い!ずっと欲しかったんだぁ!)
強制中断
「なる別けない・・他、他・・そうだなぁ」
(これ・・なんだけど・・赤ブルマ!機能性とエロテッィクを・・ry)
(わー凄い!ずっと欲しかっ・・ry)
「ただの変態だよなぁ・・でも少し想像してしまった・・反省しないとな・・」
(これ・・なんだけど・・削岩用ドリル!!この無骨な形!そして・・ry)
(わー凄い!ずっと・・ry)
どこの女子高生が削岩用ドリルを欲しがるだろうか?三度目の正直も失敗してしまった・・2度ある事は3度ある・・3度あることは4度・・
(これ・・なんだけど・・ペアのアクセサリー)
(え?ペア?うん・・ありがと・・和樹君)
妥当な線だと思う・・しかし一生に一度の物を二つも貰っておいて返す物がそこいらに売ってる品物と言うのも変だろう
(えっとさ・・プレゼントだけどさぁ・・そのぉ返す物が無くて・・無いって訳じゃないけど)
(何を・・用意してくれたの?)
(えーと・・山瀬が山瀬だったから・・僕)
歯には歯を!目には目を!体には体を!(謎)
「んー困ったなぁ」
一方その頃千早
「やっぱり無茶だったかなぁ・・式森君になにか希望するのは・・」
自分で自分の所業を反省している惨めな自分・・でも彼の誕生日に勇気を振り絞った自分もどこへいったのだろうか?
「でもあの時約束したんだけどなぁ・・」(第五話参照)
だが、あの和樹である忘れているか、その場しのぎの返事をして頭に残っていないだろう
「明日、聞いてみよ」
そして次の日
「やっぱりここに居た・・和樹君」
昨日の場所に座っていたら後ろから声を掛けられた、当然昨日の事だろう
「山瀬・・いや・・ここに居れば来ると思ったし・・」
「か!和樹君!」
「や!山瀬!」
どっかのコメディみたいに一緒に喋りかけてしまった
「あぁ・・先に山瀬が言ったら?」
「う・・うん・・あのぁ・・和樹君・・あの時の約束・・忘れちゃった?」
当然忘れている不必要な事は覚えないたちである
「あ!?え!?んと・・あの時だろ!あの時!」
「もぉ・・やっぱり・・「私の・・」
彼女がそう言いかけた時だった
「あ!思い出した!したなぁ・・そんな約束・・」
彼も多少恥らっているようである
「じゃ・・じゃどんな約束?」
「えぇっと」
彼は周囲に人が居ない事を確認し千早の耳元で呟く
「私の誕生日には・・式森君を頂戴・・って約束だろ?」
「う・・うん」
若干の静寂・・お互い気恥ずかしいのだ
「じゃ・・じゃぁ何時行けばいいかな?」
「○○日の19時頃来てくれると嬉しいな」
どうせ彼のことだ一年365日暇だろう、強いて言えば孫子繁栄に励むと言う用事があるだけだ
「あぁ判った・・じゃあその時間になったら行くよ」
昨日と同じように午後の授業に出るべくそこを立つ
「あ・・忘れないでよ!?」
「わ!忘れないよ!」
しかし誕生日の件を忘れたいた彼なのだ、例え数日でも日を置くと危ない
「じゃぁさ・・約束・・してよ・・」
彼女はそこに立って目を瞑る・・いわゆるキスしてね、の状態だ
「う・・誰も・・居ないよな?学校だし手短にしとくから・・」
又唇が触れるだけの浅いキス・・まぁ彼女はそれだけでも十分なのだが
「こ・・これでいい?山瀬?」
「覚えてくれたなら・・いいよ」
「だ!だから忘れないってば!心配性だなぁ」
「和樹君・・だからだよ」
ごもっともな意見を言われてぐぅの音も出ない和樹であった・・
そして数日後
「式森様?この時間にお出かけですか?多少の用事ならば私達が済ませますが?」
「あぁ・・ごめんリーラ・・僕じゃないと勤まらない用事だし・・」
彼女の表情が一瞬曇る・・ほんの一瞬だ・・しかし鈍い和樹はそれに気が付かない・・ある意味幸せ者である
「左様ですか・・ではおきをつけて」
「あ・・うん、ちょっと言ってくる」
そう言って和樹は寮を出て行く
「隊長・・式森様・・行ってしまいますよ?」
「ネリー我々はメイドだ・・触れてはいかん部分もある・・」
「で?隊長?敵状視察はしねーのか?」
と悪魔の囁きが隣から聞こえた
「セレン・・いくらなんでもそれは無理だ」
「でもさ?最近日本も治安悪いだろ?多少の距離でも誘拐とかされるかもよ?」
これは大変ありえない方向であるが、可能性は全否定出来ない
「む!そ・・それはそうだな・・お前の言う事にも一理あるな・・」
「それにさぁ?一人になったところを狙われて、本部が回収に来たらどうする?」
随分忘れていたがその危険性も否定出来ない
「……よし!これより式森様の親衛隊を出す!私も行く!手空きの者を9人集めろ!」
即断即決それが彼女の良い所でもあり悪い場所でもある
「たく・・本当自分に正直じゃねぇなぁ」
「セレンさん・・隊長使って遊んでません?」
「あ!?判った!?でもさ・・これ内緒ね?あとで高級な葉巻やるから」
「私煙草吸いません」
「なんか・・視線を感じる気がするけど・・まぁいいか・・で山瀬の部屋は・・」
聞いた所では○階の○×△号室だそうだ
「あ・・ここか?とりあえずチャイムかな?」
普通のマンションと同じく呼び出し用のチャイムが付いている・・当たり前と言えば当たり前だ
ピンポーンと聞きなれた音がする
「山瀬?僕だけど・・」
「あ?式森君?やっときた・・まぁ入ってよ」
やっときたと言われたが5分前行動である・・しかし彼女にとっては、19時の約束だが18時頃から今か今かと待っていたのでる
「お邪魔します・・一応・・来たけど・・」
「一応って何よ・・ねぇ・・それより」
忘れていた今日彼女は誕生日なのだ、掛けるべき言葉があるだろう
「あ・・そっか・・おめでとう山・・じゃなくて千早」
この辺りから公私の区別を別けた、別に今は二人だけなのだ・・見学者を除いて
「で・・でもさ千早・・いいのか?部屋で?」
「うん、学校側も一人で音楽聞く生徒が居てもいい様にってしっかり防音設備も整ってる」
「そ・・そうなの?」
いわれてみてもイマイチ実感がつかめない
「お隣さんなんか毎日大音量で音楽聞くみたいだよ?」
「え?全然判らないなぁ・・」
「でもさ!そんなことより!先ずは・・」
それもそうである、誕生会と言えばケーキがつき物だ
隊員1「隊長・・どうやら今からケーキを食べる見たいです」
狙撃用の三脚つきの馬鹿でかい双眼鏡を見ていたメイドが隊長・・リーラに報告する
「うむ・・今は普通の誕生会と言った所か・・しかし気を緩めるな」
何処からの魔の手に備え(名義上)各員は相当な装備で出撃している、アサルトライフル・狙撃用ライフル・機関銃・対戦車ロケットランチャー
それにM61A1多身機関砲(!?)
隊員2「結構いいケーキですね・・奮発したかと思われます」
「うわ・・結構いいケーキだよね・・高く無かった?」
「うんうん・・だって自分の誕生日だもん」
と言うが彼の為に奮発したのは明白である
「えぇっと・・何か悪いなぁ・・その・・逆に貰ってるみたいで」
それもそうである、此方と言えば上げる物はなーんもないのである
「そんなこと・・無いよ・・じゃぁさ初めよ?」
普通ならば仲の良い友人数人を招いて行う誕生会・・だが傍に異性がいれば話は別だ
「でもさ?いいの?こんな感じの誕生会で?」
「普通そうだよ・・二人っきりで祝うんじゃないかな?」
ドラマとかでも誕生日なんかは大概二人っきりだ
「んーなんか特別変わった訳でも無いけどさぁ・・おめでと山瀬」
「うん、ありがと式森君」
このあたりは何だか気恥ずかしいので苗字で呼んだ・・別に名前でも構わないわけであるが・・
そして二人で最近の事や些細な出来事を話しながら上等のケーキをつまむ
隊員1「隊長・・どう見ても・・どっかのテレビドラマのような誕生日ですが?」
「油断するな・・いつ魔の手が忍び寄るか判らない」
メイドたちは監視・・どっちかと言うとノゾキに精を出している
そして時は流れ皿にあったケーキも二人で食べ終え・・
「ねぇ・・和樹君?」
改まって彼女が話しかけてくる・・まぁ「あれ」だろうと考える
「何?千早?」
その次の台詞は十中八九判っていたが一応返事をした
「…えぇっとさ・・キス・・しよっか?」
「あ・・うん」
何時もは積極的な彼だが彼女の前ではどうも主導権を握れない・・
彼女は身を動かしあぐらをかいて座っていた彼の前に身を移す
「式森君、式森君・・式森君!」
だが先ほどの台詞とは別の行動を彼女は取った・・彼を抱きしめたのだ・・熱い抱擁とでも言おうか?
「ど・・どうしたのさ?突然?」
予想外の行動に流石に困惑したのか彼女に聞いてみる
「ずっと・・こうしたかったの・・和樹君の誕生日以来・・和樹君が・・恋しくて・・もっと・・和樹君の傍に居たくて」
悲痛な彼女の叫びに流石の和樹も胸を痛める
「あ・・そっか・・で・・でもさ?人前だろ?今は違うけど」
「いいよ!私は・・人前でも・・少しでも傍に居たいよ」
それではどこぞやのバカップルと変わらない・・だが彼女はそう見られてでも彼の傍に居たい様だ
「あーえっと・・」
堂々と他人にどう見られようと構わないと公言されてしまっては後が無い
「じゃぁ・・山!?」
何かを言う前に口を塞がれた・・深いキス・・先日学校で交わしたものとは比べ物にならないほど深く熱いキスだ
「………」
「………」
まるで互いを貪り合うようなキスであった・・どちからといえば彼女の方が強く欲していたが
「式・・和樹君?今日は・・部屋に部屋に返さないから・・」
「え?山・・本気?」
「もぉ・・少しは私の気持ち判ってよぉ」
彼女の誘惑に多少は戸惑ったが体は正直なので既に「ハイ、帰りません」と返事をしている部分もある
「和樹君って・・やっぱりエッチだよね・・もうこんなにしてる」
ズボンの上から手を当てられ今の状態を知られる反論のしようがない
「千早のほうが・・エッチ・・じゃないの?」
「もぉ・・バカ」
そう言いながらまたキスを始める・・そして千早の手はズボンのジッパーに移る
「んん・・千早?」
口が塞がれて上手く発音できないが、彼女の行動に驚きを覚える
「いいの・・今日は私が進めるの」
「それ・・さぁ、僕からのプレゼントにならないような・・」
痛いところを突かれた、そうだ彼が主導で彼女を満足させねばどちらがプレゼントか判らない
「あ・・そっか・・いいじゃない別に」
軽くあしらわれた、そうこう言ううちに、彼自慢のモノが露出
「千早・・そんなにコレ好きなの?」
「和樹君だけだよぉ・・もぉ」
自分だけと言われて悪い気はしない、まして彼女みたいな一途な女性なら尚更だ
「じゃぁ・・いきなり全部行くね?」
「え?はう!そんな・・いきなり全部だなんて・・」
今までいきなり全部咥えてもらうのは初めてだったので少し違う感覚に興奮する
「まだ・・おおきくなるんだ」(この前・・こんなに大きかったかな?)
「や・・千早」
隊員1「隊長ー護衛任務じゃなかったんですかぁ?」
「命令あるまでそこで待機していろ!」
隊員2「濡れ場は監視させないって・・色々辛い」
監視隊と言えば濡れ場になったのでリーラしか監視していない(色々理由があるからだろう)
「あ・・あれ?千早・・上手になって・・ない?」
「ちょっと・・練習したから・・」
「れ!練習!?」
彼の脳裏には知らない男達と戯れる彼女が出てくる
「何考えてるの?バ・・バナナとかあるじゃない」
「な!なんだってぇーー!?」
男達と戯れる彼女を想像するより、バナナをアレに見立て練習する彼女を想像する方がよっぽどエロチックだろう
「そ・・そうなの?」
あまりの発言に少々動揺する
「だって・・他になかったし・・」
「そ・・それもそうか」
「ね?和樹君・・気持ちいい?」
「う・・うん・・いいよ」
ここまで上手なのは正直予想外だ
「千早が頑張ってくれるから・・もぅイケそうだ・・」
出かける前から色々期待していた面もあったので刺激には弱い
「ん・・じゃぁさ・・我慢しなくていいから・・一杯頂戴」
「判ってるさ」
以前は「我慢ってなんですか?僕の辞書に載ってません」と言いたいほど出したが、今回もそれくらい欲しいのだろう
「凄い、あの時みたいにビクビク脈うってる・・ねぇ・・早く頂戴・・和樹君の精子」
「あぁ・・イク・・イク・・ち・・千早イクよ」
言われたとおり我慢などせず一気に塊を放出する
「ん!ひゃう・・ん!ん!」
「あぁ!千早・・吸うと!ぐぅ!」
男性がイッタ時に一気に吸い上げると通常より精子が早く尿道を通りより高い感度を得る事が出来るらしい(某エロ漫画より)
「ん!んぐ?むり・・あ!あぁ」
飲み干せなくなったので口からまだ放出が止まっていないモノを取り出す・・それにより彼女の顔周辺は白に染められる
「あ〜えがった・・じゃなくて・・無理するからだぞ?」
「だって・・満足してもらいたかったし・・それに・・和樹君だもん・・」
そう言った彼女の表情がなんとも愛らしい・・とそれが原因で彼の何かが吹っ切れる
「うぅ・・や!山瀬!!」
うつ伏せに近い状態の彼女を無理矢理仰向けにして姿勢を変える
「ひゃ!し!式森君!?」
彼女も突然の事に戸惑いを隠せない・・今まで攻勢だったのも原因だ
「もう!誰にも!止められなぁ〜い」(CV:ジ○キャ×ー 日版*寺 宏@)
「え!?えぇ!?ちょ・・ん!?」
何かを言う前に口を塞がれた・・ちょっと嬉しかったけど、本性(野獣)を表した彼を止めるのは、正に自然に逆らうと同義である・・
「ちょ!式森君?急に・・あ!?」
気付けば自分の身纏っていた衣装が全て消え、すぐ近くに服を畳んで置いてある・・恐るべき神技
「あ・・だめ・・くすぐった・・ひゃぁん」
既にスイッチ前回の彼にまだこれで二回目の彼女に抗う術があるだろうか?いやありはしない
「す・・凄いよぉ・・あ・・そっちは・・んぁ」
上半身をただ触られていた(色々な部分を)だけだったが、とてつもなく気持ちいい・・とか言ううちに彼に手は既に湿った場所へと移動する
「やぁ・・私が・・進めるって言ったのにぃ・・和樹君ってばぁ」
押し寄せる快感の波をなんとか堪え必死に言葉をつなぐ
「千早は本当にエッチだよね・・もうこんなにして」
彼女のアソコに指を当て、その指を彼女に見せてみた
「あ・・だって・・気持いいんだもん・・ん?あ・・指が・・指が入ってくるよぉ」
「もう十分みたいだけど・・僕は絶頂(いった)のに千早は絶頂(いって)ないのは変だしね」
まぁ男女平等の考えだろう(違うと思うが
「い・・ひゃぁ、か・・和樹君・・いい・・いいよぉ」
彼の事を想い何度か耽った事があるが、そんな想像より遙によかった
「千早ってば・・オマ○コ、ヒクヒクさせて・・もう欲しいの?まぁ上げないけど」
彼の言うとおりもう十分彼女の準備は完了と言った所である
「あ!あ!だ・・ダメだよぉ・・も・・もう・・もうダメだよぉ」
くどく言うが彼女は慣れていない、蛇と新米兵士それだけ経験が違う
「そして極めつけが絶頂寸前のGスポットと栗トリス同時攻撃」
「え!?や!すご・・凄ひ・・あ!イク!イク!ダメぇ」
「ハイ、The End」
指を抜いてデコピンの要領で豆を弾く
「ひゃっくぅ!?イ!イクゥーー!!」
今までにない快感・・この前の本番とは又違った感覚だった・・
「いいだろ千早?これでお相子だし・・本番と行きますか」
「え!?和樹君・・私・・いったばっかり・・ん!?あぁ!」
既に我慢も出来なかったのでイッタばかりの彼女だったが特に問題も無さそうなのでそのまま挿入した
「ん!?あぁ・・やぁ・・入って・・入ってくるよぉ」
この前と違い大分・・かなりスムーズに入っていく・・しかし締め付けの具合は前回と変わりない・・いわゆる名器だろうか?
「随分スムーズだね・・それ!」
半分ほどの入り具合だったが一気に残り半分を入れる
「ひゃ!?ん!んん・・」
膣が断続的に締め上げてくる・・これは・・
「あれ?またイッタの?千早って・・敏感だったけ?」
「イッタ・・ばかりだからだよぉ・・もぉ・・」
他にも言う事があったが、それは言えなかった・・何故ならイキナリ彼が動き出したのだ・・それも前回のフィニッシュ付近のハイペースで
「え!?和樹君!?あ!ん!だ!ダメ!そんな・・激し・・激しくしちゃ・・あ!あん!」
「連続絶頂って凄くいいらしいよ、脳が爆発しそうな程だって」
実際そんな訳無いが、短時間で立て続けにイカされたらその快感は途方も無い物だろう
「本当・・凄・・あ!あぁ、気持・・良すぎちゃう・・」
「よぉし・・先ずは一発目!」
感度も十分だたので発射の態勢に入る
「や!や!本当止まらない・・あぁ!和樹・・和樹君・・」
「千早・・イク・・出すぞぉ」
最後の一撃を今までとは比較にならぬほど強く撃ち一番奥で絶頂を迎える
「ん!い!イックゥ!イクゥ!!あ!あぁ!!」
「っく・・千早」
お互い手を握り抱き合っての絶頂・・普通ならこれで終わりか、もう一回くらいだろう
「和樹君の・・一杯入ってきてるよぉ・・あの時みたいに・・温かい・・」
「千早だって・・あん時みたいに豪快に言ったじゃんか」
和樹も相手が相手なので休まずに続けて二回戦はしない、今は絶頂の余韻に浸っているのだ
「あ・・式森君?」
「ん?なんだよ急に」
どうもまだ彼女は足りないらしい、空気で察したのだ彼にしては珍しく
「お風呂・・入ってく?」
「え?いいの?」
普通こう言う施設は大風呂だが私立というだけあって各部屋一個備わっている(原作にそれと言った表現が無いのが原因だが)
「じゃ・・私入るね」
「あ・・うん・・」
これは「お風呂で悪戯してね♪」のサインだろう見逃す筈も無い
「じゃぁ・・ちょっとしたらイクよ」
「う・・うん」
「式森様・・あんなに沢山」
「おめぇは毎日あんだけ出されてるんだぞぉ?」
「セ!セレン!何時の間に!?」
監視・・もとい覗きに精を出していたせいか、近くの気配に全く気が付かなかった
「まぁ、危険は無いみたいでなによりだけどな」
「む・・そ・・そうだな・・撤収するぞ」
11人になった親衛隊は彩雲寮に戻っていった・・一方二人と言えば
「やぁ、和樹君・・後ろからなんて・・恥ずかしいよぉ・・」
「いいじゃん・・別に」
彼女の言いつけ通り御前様だったそうです