「ん…」  
目が覚めた和樹は自分のベッドの違和感に気付いた。  
明らかに不自然な形に布団が盛り上がっている。人一人分ほどありそうだ。  
和樹はその膨らみに触れてみる。  
「にゃあ〜!くすぐったいよ〜和樹く〜ん。」  
「ま、ま、舞穂ちゃん!?」  
そこには一見小学生ぐらいに見える少女が、Yシャツ一枚で寝ていた。  
「和樹くんって意外と大胆なんだね〜」  
「へ?大胆って…」  
和樹は舞穂に触れている手を見た。その手はしっかり舞穂の小さな胸に当てられている。  
「こ、こ、こ、これは……ってなんで舞穂ちゃんがこんなとこにいるんだよ!?それにその格好!どうしたの!?」  
 
「和樹くんをゲットしにきたの。服はそこから。男の子はこういうのが好きだって。」  
舞穂は和樹のクローゼットを指差す。  
「ゲ、ゲットって…第一こんなやり方誰に聞いたんだよ!?」  
「紫乃先生。」  
和樹は頭を抱えた。  
「…あ、あの人か…また余計なことを舞穂ちゃんに教えて…」  
以前も(小説版ネタバレを含むため略)ったのだ。  
「男の子をゲットするには夜這いが一番イイって聞いたの。」  
「夜這いっていうか、もう朝だよ…はぅっ!?」  
和樹の体を電撃が走るような快感が襲った。  
見ると、舞穂の小さな手が和樹のパンツの中に入れられ、朝起ちも含め勃起しきった和樹のモノを握っている。  
「ま、ま、舞穂ちゃん!?何を…ッ!」  
「こうすると気持ちいいんでしょ?」  
「だっ…誰に…?」  
「紫乃先生。」  
 
「…もしかして全部…」  
「紫乃先生に教えてもらったの。」  
舞穂は和樹のペニスを握りながら、満面の笑みを浮かべる。  
「ここが気持ちいいんだよね。」  
舞穂は和樹のズボンとパンツを降ろすと、カリを詰った。  
「はぅっ!?」  
和樹は思わず声を上げた。  
「にゃあ〜!ピクンっていっておっきくなったよ〜」  
舞穂は無邪気な声を上げる。  
「これがおいしいんだよね〜、はむっ」  
「お、おいしいって…まさかそれも…?」  
「ひおへんへい(紫乃先生)。」  
舞穂はペニスをくわえながら答えると、小さな可愛らしい舌で尿道口をチロチロと攻める。  
「ちょっ…舞穂ちゃん…!?」  
 
和樹はフェラチオは初めてではなかった。以前、夕菜に犯されたときにされているのだ。  
だが、今はその時とはまったく違う感覚を感じていた。  
夕菜の時は少々…いや、かなり強引にイかされた感じだったが、舞穂は素直に、無邪気に自分のペニスにしゃぶりついている。  
そのあまりに可愛い姿に、和樹の射精感は急激に高まってしまった。  
「ま、まずい…ッ…舞穂ちゃん、離して…!」  
「なんで?……んんッ!?」  
舞穂の小さな口の中が、和樹の精液で満たされる。  
舞穂はそれをコクコクと飲み込み、むせて吐いてしまった。  
「ぅ〜…おいしくないよぅ…このジュースぅ〜…」 
 
「ご、ごめん舞穂ちゃん!」  
和樹は舞穂を抱き上げ、口のまわりをティッシュで拭いてやる。  
「えへへ…ありがと、和樹くん♪」  
屈託のない笑顔を向ける舞穂の唇に、和樹は自分の唇を重ねた。  
「んむっ……ぷはぁ…どうしたの?和樹くん」  
「舞穂ちゃん…僕…もう…」  
和樹はそうとだけ言うと舞穂を抱き締めた。  
「にゃあ〜、くすぐったいよ〜。」  
「………」  
和樹は無言で舞穂を抱き締め続ける。自分が下半身丸出しであることも忘れて――  
「ねぇ、和樹くん…」  
「………」  
「舞穂、見てほしいものがあるの。」  
「…なんだい?」  
「舞穂のここって子供なのかなぁ…」  
「ここってど―――」  
和樹は思わず吹き出した。  
 

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