「さぁ、あなた…。いきますよ?」  
 
精を放ったばかりのスレインに跨ったまま、レイリアはその逸物を抜くそぶりすら  
見せずに次を促した。  
 
「ちょっと休みませんか」  
「私なら大丈夫ですわ。あなたとなら、何度でも…」  
 
頬を赤らめながらレイリアは答える。レイリアにとってスレインは最愛の夫であり、  
心の拠り所でもある。今のレイリアにはスレインの好意に応える事は、義務であると  
同時に喜びでもあった。  
 
「そうではなくてですね…。その…、私が持ちません」  
 
そう素直に、スレインは妻に答える。愛し合う2人の間に隠し事はない。  
そのこともレイリアにとっては誇らしく、また、そんな夫であるスレインに愛おしさ  
すら感じてしまうのだった。  
 
「分かってます。わたくしが上になりますから、あなたは横になっていてください。  
 ――私だけを見て、私だけを感じていてください」  
 
レイリアは骨ばったスレインの手を取ると、その手を豊かな己の胸元に押し付ける。  
両腕で乳房の間で挟み込むようにすると、レイリアのたわわな乳肉が盛り上がり  
その手を柔らかく包み込んでいく。その姿勢のまま軽く円を描くようにゆっくりと腰を  
動かすと、レイリアの中で力を失っていたスレインの肉茎が再び熱を帯び始める。  
 
「…レイリア」  
 
レイリアは何も言わず、妖艶に微笑んだだけで膣肉を軽く締める。  
スレインの陰茎はお世辞にも大きいとは言えない。またその愛し方も未だに上達した  
とも言い難い。しかしそんなことは愛し合う2人にとって、全く関係が無かった。  
 
むしろレイリアにとっては、スレインに自分以外の女性経験が無く、自分だけを愛して  
くれていることを感謝したいくらいであった。当のレイリアはカーラに支配されていた  
悪夢のような7年間、貪るようにありとあらゆる肉体の快楽を経験した。しかしこれほど  
まで胸が一杯になるような、心の満たされる営みではなかった。スレインに喜んで  
貰えるのであれば、レイリアは自分の知っているありとあらゆる奉仕をスレインに捧げる  
つもりだった。  
 
「あなた…。あぁ、あなた…」  
 
昼間の清楚で凛々しい表情は消えうせ、端整な美貌は淫靡な恍惚に彩られている。  
レイリアはゆっくりと腰の動きを早めながら、自分の乳房に挟み込んだスレインの手の  
指に舌を伸ばしてはピチョピチョと舐めまわす。盛り上がった乳肉がレイリアの唾液で  
濡れ、寝台の蝋燭の灯かりにてらてらと光沢を帯びる。  
 
「はぁはぁ、はぁ…、レイリア」  
 
レイリアの下でスレインが荒い息をつく。レイリアの責めが激しさを増すに連れ、簡素な  
木製のベッドがギシギシと悲鳴をあげる。既に3回のうち2回はレイリアが上となって  
スレインと交わっている。一回の正常位で根を上げるスレインと違い、普段から心身の鍛錬を  
欠かさないレイリアの肉体は、その程度では疲れるということを知らなかった。その上、熟れた  
女の躰は今も愛する異性の精を貪欲なほど求めている。レイリアは臀部に力を込めると、  
絶妙な緩急をつけてスレインの肉棒を締め上げていった。  
 
「ん…、あなた…。もっと、ちゃんと触って下さい…」  
 
レイリアは触りやすいように少し前屈みになると、スレインの両手に自分の両の乳房を  
握らせ、その上からそっと手を重ねる。スレインの手の甲の上から、女の愛し方を  
教えるかのようにゆっくりと力をいれ、豊かな乳房を揉みしだかせる。得意の魔術を  
紡ぎ出す魔法の指先も、夜の営みでは不器用極まりない。大切なものでも扱うかの  
ような、スレインのたどたどしい愛撫も嫌いではなかったが、今はもっと力強く本能の  
ままに火照る躰を求めて貰いたかった。  
 
「ん…。もっと…。あっ…」  
 
遠慮がちなスレインの愛撫では物足りなくなり、レイリアは恍惚とした表情で自分の  
乳房を下から持ち上げると、両手で思う存分揉みしだく。もっと強く乱暴に愛されても  
いい。柔らかな胸の肉に指が埋もれるほど、乱暴に己の乳房を鷲掴みにする。  
スレインにできないことは自分ですればいいのだ。  
 
「あなた、あなた。あぁ、あなた…。ん…」  
 
うわ言のように繰り返しながら中指と親指で豊かな乳房の先端を摘み、捏ね回す。  
乳房に走る軽い疼痛すら、今は心地よい。そして何よりも快楽のために己の乳房を揉み  
しだく浅ましさと、その姿を愛する夫に見られていることに、精神的な被虐の喜びを  
レイリアは見出していた。  
 
「うぅっ、あっ。レイリア…っ!」  
 
スレインもまた、まるで魅入られたかのようにレイリアに痴態に見入っている。  
その一方で、時折、苦悶の表情を浮かべながら必死にレイリアの女壷のもたらす  
快楽に耐えていた。  
 
(――スレインに見られている。)  
 
何より、そのことがレイリアには堪らない。  
スレインのためなら、スレインが喜ぶのなら、どんなに淫蕩で愚かな姿も見せられる。  
 
レイリアは片手で己が乳房を持ち上げると、その先端にしゃぶりつく。じゅるじゅると  
音を立てながら吸い、軽く歯を立てて己の乳首を甘噛みし、夫に見せ付けるように  
舌先を伸ばして舐め回す。満足いくまで嘗め回すと、淫猥に舌舐めずりをしつつ  
唾液でぬらつく柔肉を乱暴に捏ね回し、熟れた果実を貪るように今度はもう片方の  
乳房にもしゃぶりついた。豊かな乳房をもつ女性にしかできない自慰行為である。  
 
レイリアもまた、いつの間にかスレインの性癖に影響されるようになっていた。  
 
夫婦生活の中で、彼女は夫が自分が乳房を弄ぶ行為に興奮することを知っていた。子に  
与えるべき乳房を快楽のために自ら吸って見せるなど羞恥極まる行為だが、それでスレインが  
満足するのであれば構わない。それに夫に見られることで羞恥心も刺激されて、レイリア自身も  
知らず知らずのうちに興奮し、そのことがレイリアの感度を高め足りない肉体の充足を  
補っていた。  
 
「うぅっ。…レイリア。またいきそうです」  
「出ますの? もう、出ちゃうのですか? ん・・出してっ。いいから、わたくしの  
 中に出してっ! わたくしの中をあなたで一杯にしてっ。」  
 
限界を告げるスレインの言葉に、レイリアも悦びに打ち震える。  
 
レイリアは本能の赴くまま腰を捻り、獣のようなうめき声を上げながらスレインを  
責め立てる。鍛えられてうっすらと割れたくびれた腹筋が波打つように脈動し、肉付きの  
よい太腿がスレインの痩せた体を逃すまいといわんばかりに挟み込む。レイリアが叩き  
付ける様にスレインを責めるたび、たぷんたぷんと豊かな二つの乳房が弾むように波打つ。  
スレインの小ぶりなペニスを粘液で濡れそぼったレイリアの膣肉が包み込み、妖しげに  
蠢きながら食い千切らんばかりの圧力で締め上げた。  
 
「うっっ!!!」  
「あっ…!、ん…」  
 
じゅびゅっ、じゅる、ぬちゅ、ぐちゅ…。  
 
湿った音とともに、レイリアの子宮にスレインが精を放つ。二人が結合した肉襞の間から  
生暖かい粘液がゆっくりと滴り落ち、レイリアの太腿を濡らす。  
レイリアはうっとりと瞳を閉じ、その感触を味わうかのように満足そうに女の悦びの余韻に  
浸っていた。スレインの肉茎は精を吸い取られ、レイリアの膣中でゆっくり力を失っていったが  
レイリアの膣肉は残りの一滴すら逃すまいと蠕動を繰り返していた。  
 
「はぁはぁはぁはぁ…」  
 
スレインはすっかり脱力し、横になったまま荒い息をついている。瞳を開けたレイリアは心底  
満足そうに微笑むと、そのまま覆いかぶさるようにスレインに抱きつき、くちづけを求める。  
スレインは何も言わず、ただ愛する妻を抱きしめ髪を撫でる。それだけでレイリアには、スレインの  
言わんとしていることが分かるような気がするのだった。  
 
「愛してますわ、あなた…。」  
 
レイリアは幼子が甘えるように、うっとりと頬ずりをする。その女の中にはスレインの放った精の  
熱さが残っている。愛する男の精を受けた充足感と征服感。彼女にとって至福のひと時だった。  
ただ未だに全身は火照り、女性ならではの疼きが下腹部にたゆたっている。  
暫らくしてから面を上げたレイリアは、申し訳なさそうにスレインの耳元で小さく囁いた。  
 
「……寝る前に、もう一回だけ、愛していただけますか?」  
 
 
終わり。  
 

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