ルカ目線  
タケルにそんな過去があったなんて・・・  
タケルは人を幸せにできる人、このままで良いわけがない  
でもどうしたら・・・私に何かできることがあるだろうか・・  
 
突然ルカの心に今まで眠っていた女性の本能が少しずつ湧き上がってきた  
 
タケルは私のこと女としてか人としてか分からないけど好きだといってくれた  
もしかしたら私を受け入れてくれるかもしれない  
自分の裸を見せるのはものすごく抵抗があるし、自分自身の性も否定することになる  
それでもタケルの力になりたい、トラウマを解放してあげたいという気持ちのほうが大きい  
 
ルカは決意を固めてタケルの部屋へ向かった  
 
その頃タケルはすっきりしたようなわだかまりが残るような複雑な気持ちでベットに転がっていた  
ふとドアをノックする音がする  
「タケル、入ってもいい?」  
驚きながらもドアを開け「どうしたの?」と聞く  
 
しかしいざとなるとどうしたらいいのか分からなくなるルカ  
 
しばらく黙ってみつめあっていたが、意を決し重い口を開いた  
 
「タケル・・・このままじゃダメだよ」  
「・・・・え?」  
吸い寄せられるようにタケルに抱きつく  
ちょっつ、ルカ?パニックになり固まるタケル  
「タケル、私のこと好きっていってくれたよね?女を抱けるかどうか試してみなよ  
私の体で」  
「何言ってんだよルカ、だって君は」  
とっさにタケルの唇をふさいだ  
「いつまでも過去にとらわれてちゃダメだよ。ちゃんと前見て歩かないと。  
このままじゃ結婚どころ恋愛すらできないよ。  
私そんなタケルを見るのが嫌だから・・・助けたいの・・・あなたを」  
「ルカ・・・」  
 
 
 
2人はベットに座りルカは震えながらも自分でタンクトップを脱ぎ上半身裸になった  
小ぶりだけどツンと上を向いた形の良い乳房が顔を出す  
タケルの目線が痛いのと恥ずかしさで逃げ出したい気持ちになったがもう後には引けない  
「タケル・・無理しないで、出来るとこまででいいからさ・・・あなたの好きなようにやってみて」  
 
一方のタケルはルカを凝視しながらも  
セックスや女性に対する恐怖心と、好きな人の体に触れたいという気持ちで揺れていた  
 
そんなタケルの心を察したルカは自らすり寄っていった  
軽くキスしてタケルの頭を抱き自分の胸元へ寄せる  
タケルは恐る恐る手を伸ばした  
背中や腰に触れる。想像以上に艶やかで柔らかい・・・  
モトクロスで鍛えてるとはいえ男とは明らかに違う、女性特有の柔らかさがあった  
てを前に回して胸に触れる  
「あっ・・・」  
今まで聴いたことのないルカの声にタケルの男としての本能が理性を超えた  
 
タケルはルカを押し倒して覆いかぶさり首筋に激しく唇を押し当ててきた  
その瞬間ルカは宗佑にされたことを思い出し体が硬直してしまった  
 
「あっ・・・ご、ごめん止めようか?」  
「ううん、大丈夫だから続けて」  
 
今度は気を使うように優しくキスしてきた。軽く何度も何度も  
次第に激しくなってきて舌を入れてきた。戸惑いながらも舌を絡ませる  
そしてタケルの唇が徐々に下におりていく  
首筋、鎖骨、そして胸に  
乳首を刺激されると今まで味わったことがない不思議な感覚が湧き上がり甘い声が止まらない  
熱いーーー触れられたところがめちゃくちゃアツイ  
 
しばらくするとタケルも我慢できないといった感じで尋ねてきた  
「ルカ・・・下も触っていい?」  
「いいけど・・・タケルは大丈夫なの?」  
「欲しいんだよ。君が・・・ルカの全てが欲しい・・・」  
「タケル・・・っつ・・・」  
ルカのスウェットと下着を一気に脱がし自分も全裸になった  
初めて触れ合う肌と肌、もう止まらなかった  
 
ルカの足を開かせ自分の体を入れる  
太ももの内側、足の付け根を愛撫しいよいよ秘所へ  
「ルカ・・・ここすごく濡れてるよ・・・クチュクチュゆってる・・・」  
指を這わせタケルが呟く  
恥ずかしそうに首を横に振るルカ  
そんな表情も愛しくてたまらない  
昔あんなことがあってからずっと、こんな行為考えるだけでも嫌だったのに・・・  
ルカとなら出来る、ルカとなら大丈夫だ  
 
今度は秘所を舌で愛撫してみる。まだまだ経験が浅い、ぎこちない愛撫だ  
それでもルカは感じてくれてる  
「やぁん・・・あっあんっっっ・・・」  
淫らに喘ぐルカは普段の姿からは全く想像できない  
 
そして自身の分身もはちきれんばかりにそそり立っていた  
 
 
…  
 
 
「ルカ・・・入れてもいい?もう我慢できないよ」  
「・・・いいよ・・・きて・・・」  
 
タケルは位置を確認すると一気に貫いてきた  
「やああああああっつ!!!」  
覚悟はしてたけど今まで味わったことのない痛み、まさに激痛がルカを襲う  
腰をつかまれているので逃げるに逃げられない  
痛くて涙目になってるルカの耳元でタケルがうわ言のように何度も囁いた  
「ルカ・・・愛してる」  
「タケル・・・」  
私はその言葉を受け止めた  
しばらく動かされてると次第に痛みも和らぎ別の感覚が生まれてきた  
そして心にも変化があらわれた  
 
もう自分が男なのか女なのか分からない。でもそんなこともうどうでもいい  
タケルが愛しい、タケルが欲しい、ただそれだけ  
 
だんだんタケルの息遣いが荒くなってきた  
「ごめん、俺もうダメだ・・・出ちゃうよ・・・」  
「いいよ、このまま出して」  
「ルカ・・・うっああ・・」  
短い悲鳴の後膣内に弾けるような感覚がした  
同時にタケルガ全体重を預けてきた  
そんなタケルをただただ抱きしめた  
 
 
ふと気づくとシーツが血だらけになっていた。私が処女でなくなった証だ  
「ごめん・・・汚しちゃって」  
「いいよそんなこと全然」  
タケルが後ろから抱きしめてくる  
「ルカ・・・ありがとう。君に出会えなかったら俺ずっと孤独だったと思う  
人の温もりも知らないまま年とっていってたと思う」  
「タケル・・・」  
 
ルカ・・・愛してる  
そう言いながらタケルは強く私を抱きしめたまま眠りについた  
どうやらこの人は私を離してくれそうにない  
ほどこうとする度に離れられなくなってゆく  
でも、それでいいんだ。私たちはそれでいい  
タケルの目が覚めたら正直に言おう  
「タケル、愛してるよ」って  
 
 
 
 
 
END  

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