「おはよう、パズー」
朝の光に包まれた少女が眩しくて、目を細める。
「ん〜〜!おはよう、シータ」
大きく伸びをして、すでにパッチリと開いた目を再び細めてニカッと笑う。
毎日が平和で、幸せで。
一生忘れられない空での出来事から、3ヵ月が経とうとしていた。
こんなのどかな毎日が日常になりつつある今が、これからもずっと続くこと。
これ以上の幸せって、あるのだろうか。
574 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2006/08/17(木) 10:29:56 ID:JuyvWkm2
少しずつ女らしくなってゆくシータ。
自分も背が伸び、男らしくなった気がする。
一緒に暮らし始めて、日に日に愛しさが増すけれど、シータはどうなんだろう?
彼女にとって自分がヒーローで、恋とは違う気持ちだったら・・・
そう思うと、シータに触れることが少し怖くて。