「ボーゼル様、新スレ移行おめでとうございます」
新スレ移行を祝う宴の中、ダークプリンセスが主のグラスにワインを注ぐ。
闇の皇子はグラスを傾け芳醇な香りの液体で喉を湿らす。
「確かにこれはめでたい事だ
新スレを立てた1の功績は賞賛に値する」
「確かに1殿の手並み見事でしたな」
「ほんと、なかなかやるねぇ」
「クククッ、確かに見事ですね」
「ふん、まぁいいほめてやろう1よ」
三魔将やガイエルもボーゼルに続いて1を称える。
「1乙」
下級の魔族も口々に1の仕事を褒め称えた。
ガシャン
「しかしだ・・・・!」
ボーゼルの右手に持っていたグラスを握りつぶされる。
血のように赤い液体が手を伝わり滴り落ち、石床に赤い染みをつくる。
「一つのスレを消費しながらラングネタが一つも無いとはどういう事だ!
スレ内にはラングネタを書くと言っていた香具師が3〜4人いたはず、やつらはいったい何をしているのだ!!」
憤怒の声をボーゼルがあげる。
その声に怯え魔族達は思わず数歩後退するが、傍らに控えていた闇の巫女はボーセルを宥め様と声をかける。
「ボーゼル様、彼らは現在執筆なさっている最中なのではないでしょうか?」
しかし、
「ふざけるな!!
やつらが書くと言ってからどれだけの時間が経っているかわかるか!
それとも何か?
あやつらはそろいもそろって何十レスにも及ぶ超大作を書いているとでもいうのか!!!」
それはボーゼルの怒りに油を注いだだけに終わった。
もっともボーゼルは一度怒りを爆発させた事で気分が落ち着いたのか冷静になると、
「まぁ良い、今宵は新スレ移行を祝うめでたき日、無粋な事な事は止すとしよう・・・
のう、カルザスの姫君?」
ボーゼルはクククッと笑うと捕虜として連れて来られて来たカルザス王国の王女シェリーを見る。
光輝の姫はボーゼルから目をそらすが闇の皇子はそれに構わず話を続ける。
「せっかくの新スレ移行だ
即死防止も兼ねて記念に、昔の話でもしてやろう」
「昔の話ですか?」
ダークプリンセスがボーゼルに聞き返してくる。
「そうだ、今から数百年前・・・・
私がカオス様に認められ、新たにボーゼルとなった頃の話だ
そうそうこれからの話は陵辱物ゆえ、苦手な者はスルーするようにな」
「お前がアルテミュラーを苦しめたという軍師か?
思っていたより良い姿をしている」
ボーゼルはカオスに捧げる生贄にする為に魔将軍ガイエルに誘拐させてきた娘…
ヴェルゼリアとアルテミュラーを散々苦戦させてきたディハルトの軍師兼恋人であるルナ・トーランドを見て呟く。
「だ、だれ」
気絶から目を覚ましたルナは目の前に奇妙な仮面を被った不気味な人物がいるのに気が付いた。
「あ、あなた…もしかしてボーゼル?」
その人の雰囲気はアルテミュラーがボーゼルであったときとよく似ていた事から推察する。
「よくわかったな
さすが、あのアルテミュラーを手玉をとった軍師だけの事はある
しかも、思っていたよりはるかに美しい」
ボーゼルがルナの身体をなめるように見回す。
彼女は普段装備しているブレストアーマーを脱がされ、黒いボディスーツの上に白い短衣を着けただけの姿になっている。
「ほう、身体のほうのも大したものだ」
ルナの胸元を見詰めたボーゼルが感嘆の呟きをもらす。
確かに彼女の短衣は下から突き上げる豊かな肉塊の御蔭で大きく盛り上がっている。
少女の凛とした知的な美貌とその年齢からは到底想像出来ない大きさである。
初潮を迎えた頃から急激に膨らみだした乳房はルナにとって邪魔なものに過ぎなかった。
身体を動かす度に弾む大きな胸は幼い頃から続けてきた剣術修行の妨げにしかならなかったのだ。
その胸の膨らみをまじまじと見つめられて冷徹な軍師の麗貌に赤みがさす。
「わ、私をどうするつもりです!」
沸き起こった羞恥心を誤魔化すようにルナは強く言葉を放つ。
「くくくっ、お前にはカオス様を降臨させる為の生贄になってもらう
もっともお前ほどの器量の者を処女のままというのも少々惜しいというもの
どれ、カオス様に捧げる前に私が味見をしてやろう」
ボーゼルはそう答えると胸元を覆う短衣を切り裂いた。
胸元に手が伸ばされるのをみてルナは逃げようとするがなんらかの術を使われたのか四肢は脱力したまま動かない。
「い、いゃぁ」
身体の線を浮き立たせる密着したボディスーツが露にされルナが悲鳴をあげる。
短衣のうえからもわかった大きな胸の膨らみがボディスーツごしにボーゼルの目の前に露になった。
巨乳といっていい彼女の胸であったが剣術の修行で鍛えられている為か仰向けになっていて自重で垂れることなく美しい形を留めている。
「見事なものだ」
ボーゼルの手が豊かに実る早熟な肉の果実に伸ばされる。
はりのある肉房がボーゼルの愛撫に弾むように形を変える。
「ああっいやぁあああ」
未だ成長途上の乳房をもまれる痛みと羞恥にルナは銀色のポニーテールを振り乱して暴れるが、呪文によって自由を奪われた四肢は全く力が入らない。
始めは痛みしか感じなかった乳房も時間に乳首を尖らせ始める。
ボーゼルは硬くしこった乳首を口に含み舌でころがしながら両手でルナの足を掴むとゆっくりと左右に広げていく。
「い、いやぁーーーーー
それだけはやめてーーーーー」
なにをされるか悟ったルナは泣き叫ぶがボーゼルは意に帰す事無く短衣のしたにつけていたボディスーツを切り裂いていく。
恋人のディハルトにすら見せたことの無い薄く銀色の恥毛の生えた股間が露になる。
自慰した事の無い無垢なそれは、全く塗れていない。
ボーゼルは自らの肉の槍を露出させると処女には明らかに大きすぎるであろうそれをあてがうと躊躇無く一気に突き刺した。
「ひっぐっ」
処女膜が一撃で破られ、肉の槍はルナの子宮の入り口にまで達する。
すらりとした太ももに赤い血が流れる。
パンパンパン
ボーゼルは少女の身体を気遣う事無く、ただ自らの快楽の為だけにまったく濡れていない秘洞を破瓜の血だけを潤滑材にして腰を動かす。
「はうっひっがはぁ」
その度に身体の際奥から切り裂かれるような痛みがルナを襲う。
体験した事の無い激痛にルナは堪える事が出来ず悲鳴をあげる。
しかし、この悪夢のような初体験の中、膣は次第に湿り気を帯び始めた。
「はぁはぁはぁ」
それと共にルナの息遣いが次第に荒くなっていく。
乱暴に打ち付けられるボーゼルの腰の動きの反動で露出しているルナの乳房がその大きさを誇示するかのように重たげにゆれる。
「クックックッ、なんとも淫らな肉体だな」
ボーゼルはルナの乳房をわし掴みにすると母乳でも搾り出すかのように揉み潰す。
「あっぐぅう・・・い、痛い・・・」
その乱暴な愛撫にルナが悲鳴をあげる。
しかしその度に膣がボーゼルの肉根を締め付けている事に少女は気付かなかった。
「くっ、なんという締め付けだ・・・・
このままではそう長くもたんな・・・・」
ルナの膣はボーゼルの想像を絶する名器であった。
始めはただせまく締め付けるだけであったがこなれてくるに従い、中のひだが擦れ合い肉棒に絶妙な快楽を与えてくる。
冷徹な美貌の軍師は心ではボーゼルを拒みながら、その早熟な肉体は宿敵である魔族の長の精を身体の中で受け入れようとその肉棒を刺激しているのだ。
そのあまりの快楽にボーゼルは遂に達した。
「出すぞ」
「えっ?」
一瞬ボーゼルの言葉が何のことか判らなかったルナであるが次の瞬間、子宮の中にぶちまけられた熱い液体を感じ半狂乱になる。
「いっいゃぁああああああああーーーーーー
だ、出さないで、中にださないでぇえええええええーーーーーーー」
軍師として必要な学問を物心がついた頃からひたすら学んでいたルナは性の知識に乏しかったがそれでも子供をどのように作るか位はおぼろげに知っている。
ディハルトに告白されそれを受け入れた時から、いつか彼とこうなると漠然と考えていたルナであったが、まさか魔族の長であるボーゼルに彼に捧げるはずの純潔を奪われ、そのうえ身体の際奥に精をぶちまけられるとは想像もしていなかった。
一瞬、舌を噛む事を考えたルナであったがどのような時も反撃の機会があると信じ諦めるなという父から訓えられた軍師の心得と、もう一度ディハルトに会いたいという女としての思いがそれを押しとどめる。
「ディ、ディハルト様・・・・」
ルナは愛しき男の名を呟き潰れ様とする精神を奮い立たせる。
「ふむ、おしいな」
ボーゼルが呟く。
かつて大国の王子であった彼は多くの女を抱いたがこれだけの美貌と肉体のどちらかでももった娘は見た事がなかった。
この娘の年齢を考えればあと数年でこの理知的な美貌にも数段磨きが掛かるだろうし、見事な肉体もよりいっそう成熟することだろう。
一体どれほどの美女になるかボーゼルにも考えられなかった。
しかし、彼女はカオス復活の生贄として捧げなければならない。
「やむをえんか」
ボーゼルはその後も数度にわたってルナの中に精を放ち次第に感じ始めた彼女も一度ならず絶頂をを迎える事になる。
少女の身体を存分に楽しんだ後、いくらか未練を残しながらもボーゼルは儀式の準備を始めるが、その間に足止めとしていた魔将軍ガイエルが倒され、カオス降臨の儀式は後一歩で失敗する事になる。
救出されたルナは十ヶ月後双子を産み、その一人がトーランド家を継ぐことになるがその双子の父が英雄ディハルトであるのかそれとも魔族の長ボーゼルであるのかは歴史の闇に埋もれ、今となっては確かめるすべはない・・・・・・
「中にたっぷりと出してやったからな
もしかしたら孕んだかもしれんぞ
そうであればお前の中に私の血が流れているかもしれん」
ボーゼルが嘲笑う。
「ば、馬鹿な事を言わないで!
私の御先祖はルナ様とディハルト様よ!
お前なんかじゃないわ!!」
シェリーが叫ぶがボーゼルはそれを無視して話を続ける。
「ククッ
そう言えば、昔会った事のあるお前の先祖・・・
ナームとかいったか・・・あやつは私と同じ紫の髪をしていたな
魔族にしか有り得ぬあの髪の色はどこから来たのだろうな?」
ボーゼルがからかうように言う。
「ち、違うわ
そんな事あってたまるものですか!」
シェリーは口では認めようとしないが顔色は真っ青になっている。
光輝の末裔である自分に魔族の・・・・それもよりによってボーゼルの血が流れている可能性に怯えているのだろう。
「クックックッ、気にする事は無いカルザスの姫よ
貴様の身体の使い心地が先祖と同じなのか私が調べてやろう
私の子を孕めば先ほどの話の真偽はどうあれカルザス王家の血に私の血が混ざる事にかわりあるまい」
暴れるシェリーを押さえ込むとボーゼルは剣技と肉体のみは一流の天才軍師の不肖の子孫から鎧を剥ぎ取るとその身体を押し倒した。
「えっ?あっ?いゃーーー!
助けてエルウィンーーーーーーー!」
シェリーがルナと同じようにボーゼルに犯されていく。
ただひとつ先祖と違う所はルナは恋人に助けられたのに対し、彼女が片思いをしていたエルウィンはすでに魔族に敗れ命を落としていた事であろう。
カルザス王家最後の姫君の悲鳴はいつまでも広間に響いていた。