〜数時間後〜  
 
「ここは・・・・推すべきか?それとも引くべきか?・・・・ぬぁあぁあッ!!」  
 
秋晴はすっかり不審人物に成り果てていた。  
それもそうだ、生まれてこの方女の子の部屋に来る事なんてなかったのだから。  
女子寮のセルニアの部屋の前で身悶える男というのは・・・・・いささか不気味である。  
 
「・・・・うっし・・・・なさねばならぬ、何事もぉ!!」  
 
言っておくが、ただノックするだけである。  
 
ええいままよと秋晴はノックをした。  
部屋の中で、ガサガサと音がした後返事が返ってきた。  
 
「はい、お入りになって・・・・?」  
 
セルニアはドアを開けながら固まった。  
 
「え・・・?誰・・・?」  
「いや・・・誰って、秋晴だけど?」  
「髪の毛・・・」  
 
ああ、さっき風呂はいってたからな。ワックスも落ちたんだろう。髪の毛は確実に下りてるな。  
さぞかしビックリしたろうな、セルニアの奴。  
安全ピンも外してあるし・・・  
 
「貴方・・・意外と・・・・カッコいい・・・」  
「あ?なんか言ったか?」  
「い、いえ別に!?」  
「変な奴だな」  
「ま、まぁいいじゃありませんこと!?、さ、お入りになって」  
 
招かれるがまま俺は中に入っていった・・・の、だ、が。  
 
「広いな・・・」  
 
正直な感想が口から漏れた。  
 
ヘタしたらどっかの高級マンションよりひれーんじゃねーの?とか思いながら、払拭できない疑念とともに椅子にかけた。  
セルニアは台所の方へ行き、コーヒーの準備をしてくれてるみたいだった。  
 
やはり・・・どうにも落ち着かない。  
セルニアといえど女の部屋ということには変わりない。  
 
(なんか・・・香りが・・・その・・・ぅ、ダメだ)  
 
軽く理性を刺激される。  
甘いような、すっぱいような・・・・。  
 
「コーヒー入りましたわよ?」  
「・・・んぁ、おお!」  
「なにボーっとしてらしたんですの?」  
「なんでもない!なんでもないから!!」  
「変なの」  
 
セルニアがカップをコトンと2つ置く。  
おそらくカフェオレだろう。少し茶色がかった液体から、湯気がもうもうと噴いていた。  
 
黙ってカップに口をつけるセルニアと秋晴。  
少し飲んだところで、  
 
「お・・・ウマいな」  
 
正直な感想が口から出た。セルニアは  
 
「あ、ありがと・・・う」  
「うっ・・・」  
 
少しはにかんで微笑んだ。  
秋晴は、キュっと胸が締め付けられる感覚に陥った。  
何故なら・・・・・あまりにも可愛かった・・・から。  
 
(うぁ、反則だろ・・・それは)  
 
「えっと・・・その、なんだ・・・お前、いい嫁さんになるよ」  
「ふぁッ!?」  
「こんなウマいコーヒー淹れてくれるんだし・・・いつもさっきもみたいな顔してろよ。か、可愛かったし」  
「・・・ッ!?」  
(貴方って・・・人は・・・・なんで、)  
 
セルニアはうつむいてしゃくりあげはじめた。つまり、  
 
「おい!なんで泣いてるんだよ!?」  
 
何故か泣いていた。  
秋晴はセルニアの傍にかかえ寄り、下から顔が見えるようにアプローチしてみるものの、全く顔が見えない。  
しかも、何故泣いているかもわからないのだから何という言葉をかけてやればいいのかわからずにいた。  
 
「ひ、っ、ぐっ。ん、う、あぁぁぁ」  
「な、泣くなって。なんか、俺したか?」  
 
「、ん、ひっ、しま、したわ」  
「な、何を?」  
「何で、何でいつも貴方はそうなの!?なんで優しくするの!?」  
「は!?」  
「・・・もう、気持ち抑えられない・・・・」  
 
そして、言った。  
 
「私は・・・・貴方が・・・・好き」  
「う、ぇ!?」  
「もう、どうしようもできないぐらい好き!!・・・・でも、叶わない恋なのですのよ!?いずれ親が私の結婚相手を決めるでしょう  
 じゃあ、この気持ちはどこへ捨てればいいの!?誰が捨ててくれるの!?自分じゃ・・・もう、捨てられない・・・」  
 
俺は・・・多分することは1つだけだと思った。  
 
俺はセルニアの手を引いて、自分の胸へ滑り込ませた。  
思いのほか簡単にぽすっと俺の胸に納まった。肩幅狭い辺りはやっぱり女なんだな、と秋晴は思って抱きしめた。  
 
「バカヤロー・・・・」  
「バカって!?」  
「お前は十分バカだよ。ったく、朝早いのに2回も連続で出会うかよ、何が嬉しくて荷物持ちだけでついてくバカがいんだよ、  
 女子寮に用件はあるといえ入っていける男子がどこの世界にいるんだよ。」  
「ッ!?」  
「気づけよ、バ〜カ」  
 
セルニアも俺の背中に回してそのままになっていた手を、背中を包み込むように抱いてきた。  
俺も負けじと強く背中を抱く。  
 
「おい、目ぇ閉じろ」  
「ふぇ?なんでですの?」  
「俺に言わせる気なのかよ」  
 
「・・・・・」  
「・・・・・」  
「ああ、はい!ごめんなさい!!」  
 
そう言うとセルニアは目をきつく閉じた。  
俺は肩に手をかける。  
かけた瞬間、ビクッっと肩が震えたが気にしない。  
そして、俺とセルニアの距離がどんどん縮まってゆく。  
顔全体が見えていたのに、もう鼻辺りぐらいしか見えない。  
カフェオレのミルクの香りが漂ってくる。  
そして、  
 
「むっ・・・」  
「んっ・・・」  
 
俺とセルニアの距離は、遂に0になった。  
 
目はしっかり閉じているので、相手の表情はわからないがとても幸せな顔をしているだろう。  
 
俺の初キスはミルクの味がしました、と日記に書いておかねばと関係のないことを思い浮かべながら・・・  
 
しばらくそうしていたかったが、どちらともなく唇が離れてゆく。  
リップでも塗っていたのだろうか、少し粘着質のある音とともにセルニアの唇が剥がれる。  
 
「あの・・・ッ!?、ん、んむぅ・・・」  
 
ダメ・・・・俺、もうお前、離したくないわ・・・・  
 
再びキスをする秋晴に困惑しながらも、セルニアはしっかり俺の背中に手を回してくれる。  
 
 
しかし、次の瞬間、衝撃の出来事が起こった。  
熱い・・・何かが・・・俺の口内の滑り込んできた。  
 
「ん!?、ん、んんッ!?むぅぅぅッ!?」  
(は!?なんで・・・お前・・・)  
 
舌入れてるの?  
 
 
懸命に逃れようとも、絡みつきソレを許してくれない。  
まるである一種の触手のように、俺の舌を蹂躙する。  
 
 
ひとしきり満足したのか。セルニアの触手は自分の口内に戻っていった。  
俺はというと、すっかり骨抜きにされ立つのがやっとだった。  
 
「セ、セ、セルニア?」  
 
俺はおそるおそる問いかけた。  
 
「な、なな、なんで舌入れ・・・」  
 
もはや呂律が回らない。それほど衝撃的だったのだ、セルニアのディープキスは。  
よもやセカンドキスでコレがくるとは・・・  
 
そして、少し間をおいた後セルニアが言葉を紡ぎ始めた。  
 
「・・・・その・・・・お母様が・・・」  
 
おい・・・セルニアのお母さん・・・・  
どんな教育してんすか、とツッコみたかったが今は感謝。  
 
「お母様が・・・・殿方に強引に接吻された時は舌を入れろ・・と」  
「多分、その考え間違ってる・・・・いや、間違ってないけど間違ってる」  
「え!?じ、じゃあ、さっきした事は」  
「ああ、逆効果だと思う」  
 
そう言って、俺は再び口付けをした。  
しっかりと唇を味わい、今度は俺の方から舌を伸ばしてやる。  
歯茎を舌で愛撫し、閉じている歯を突っつく。  
かろうじて少しだけ開いた隙間に、俺を滑り込ませセルニアの舌を捉える。  
再び粘着質のある触手に絡ませられながらも、負けじと俺も舌を動かす。  
 
「ん、ふぅ・・・んぁ、ちゅるッ」  
 
もう涎が口の端から漏れて垂れていても気にしない。  
そんなこと些細な事でしかなかった。  
 
ふいに、秋晴はいい事を思いついた。  
 
「はぁ、ん、・・・・なにす・・・んんッ!?」  
 
セルニアの口内で遊ばせていた舌を抜きさり、俺は耳へとスライドさせた。  
耳朶をやさしく噛みしめ、耳の中に舌を入れてやる。  
 
「やめ、んぁッ!くすぐった・・・ひぁあぁぁん!!」  
 
「俺・・・続き・・・したいんだけど」  
 
「それって、もしかして」  
「ああ、その・・・アレだ」  
「ダ、ダメですわッ!!もっと、こう雰囲気というものがあるで」  
「嫌か?」  
「・・・う・・むぅ・・・」  
「も一度聞くぞ、嫌か?」  
「・・・・いいえ、・・・・私・・・・貴方と一つになりたいですわ・・・」  
 
その言葉を聞いて、秋晴はセルニアを抱えてベッドへと向かった。  
 
 
 
「んちゅ、んはッ!、ンぅ」  
 
ベッドにセルニアを押し倒す。覆いかぶさるように、  
最初は激しいキス。  
だが、次第に行為はエスカレートしていき、  
 
「ん?、ンんッ!?、ぷはッ、だ、そこはダメ!!」  
「何がダメなんだ?」  
 
秋晴は纏っていた衣装をはだけようとしていた。  
胸の辺りから脱がせ始めようとしたのだが、  
 
「そ、そうゆうことは自分でしますわ!」  
「そーか」  
「・・・・・」  
「・・・・・」  
「あっち向いていなさい、このバカ!!」  
「ちぇ、ヘイヘイ、わーったよ」  
 
衣擦れの音が秋晴の耳に届く。  
興奮のスパイスでしかないそれは、理性を引き剥がすのにはもってこいだった。  
そして、  
 
「脱ぎましたわよ・・・」  
 
振り向くと下着姿になったセルニアがいた。  
昼間や私服の時とはまた違う色香が秋晴の五感を襲う。  
しかも、ガーターベルトとは・・・・  
 
「あの・・・電気消してよろしいでしょうか?」  
 
セルニアが聞いてきた。  
流石に恥ずかしいのだろう。まぁ、ロウソクがあるから真っ暗ってコトにはならないだろうが。  
俺は、縦に首を振った。テーブルに置いてあったリモコンに手を伸ばしスイッチを切る。  
ロウソクのかすかな光が、より彼女を淫猥に見せる。  
 
俺は何気なくセルニアの手を引いた。  
 
「・・・やらしい」  
「え?」  
「手、汗ばんでる」  
「そ、そりゃそうだろうよ!今から何する、いやナニするんだぞ」  
「ちょ、貴方下品な言い回しはやめなさい!」  
 
「く・・・」  
「ぷ・・・」  
「はははッ」  
「ふふふッ」  
 
「俺・・・お前に出会えてよかったと思う」  
「私も・・・」  
 
「ねぇ?」  
「ん?」  
「ずっと一緒にいてくださる?」  
「はぁ・・・お前はこんな時までバカなのか?」  
「なッ!?」  
「男のセリフ、とんじゃねぇよ」  
 
そして、今日何度目になるかもわからないキスをした。  
 
 
いつしか秋晴の手はセルニアのブラジャーのホックを外しており、外気に触れた胸がピクピクと靡いているのが伺えた。  
薄暗いのでよくはわからないが、相当すごいことになっているのだろう。  
そして、俺はその二つの双丘の手を伸ばした。  
 
「ふ、ぅん・・・ッ」  
 
かすかな喘ぎ声が聴覚を刺激する。  
しっとりと、しかしそれなりの弾力はある。  
マシュマロと風船の間・・・ぐらいの柔らかさだろうか、秋晴は未知の経験を味わっていた。  
やわやわと揉んでいた胸だが、指になにか引っかかった。  
 
「ん、あぁぁッ!」  
 
おそらく勃起した乳首だろう。それ以外考えられない。  
秋晴はそれに狙いを定め、そして、  
 
「は、んぁあぁぁッ!!」  
 
吸い付いた。  
 
まずは右から、左の乳房はキュッっと摘み上げていた。  
セルニアはもう、声なんて我慢していない。  
 
「もっ、ひぁゃッ!ん、・・・え?反対もッ!?」  
「右だけなんて、なんか中途半端だろ?」  
「べ、別に・・・」  
「やめるか?」  
 
秋晴がこう聞くと、セルニアは少し考えた後・・・・  
首を横に振った。  
 
それと同時に、なにか下半身の方で粘着質の音がした。  
くちゅ、とか、ねちゃ、といったような響きだった。  
秋晴はセルニアの下半身に目を落とした。  
セルニアは絶対聞かれたと思った。案の定、秋晴はその音を聞き漏らすはずもなく・・・  
 
「・・・・脱がすぞ、いいか?」  
「・・・・・・・・・ええ」  
 
秋晴はセルニアのガーターベルトを外しにかかる。  
そしてショーツに手をかけ、ゆっくりと引き下ろしていった。  
秋晴の第一感想は、  
 
「お前・・・・まだ・・・・・・・生えてないの?」  
「やッ!バカバカバカ!!そうゆうものは声に出して言うものではありませんわ!」  
「悪かったって・・・でも、え?すげぇ・・・・」  
「は・・・・生えていた方が良かったの?」  
「いや・・・・これは、その・・・・これで・・・・」  
(メッチャ興奮するっつーの)  
 
これなら性器の形がはっきりわかる。それが余計興奮させる。  
ぴちっと閉じた二枚貝からは、蜜が零れていた。  
秋晴はそれに我慢できなくなり、セルニアの秘所に手を伸ばした。  
 
「く、ふぁッ!、ん、ひゅぅ、ッああぁぁあぁッ!!」  
 
ツーっと下から上へなぞり上げる。  
それだけなのにセルニアは喘ぎ声を出していた。  
愛液はとめどなく流れ落ち、秋晴の手を汚した。  
 
次のステップに進もうと、秋晴は指を差し入れた。  
セルニアの口から甲高い声が上がる。  
 
中は熱く、秋晴の手をきつく締め付けてくる。  
ふいに、ヒダ状のモノが指に触れた。  
 
(あ・・・やっぱり処女なんだ・・・)  
 
あくまでも高貴なお嬢様だ。逆に処女じゃなければ変だ。  
 
(でも、この感じ方は・・・・軽く異常だぞ、あ・・・・もしかして・・・・)  
「お前・・・・オナニーしてたり・・・・する?」  
「な!?」  
「してる?」  
「・・・・・・・・・・す、少しだけ・・・・・」  
 
伏せ目がちに、前髪で顔が目が隠れるぐらいうつむいて言った。  
頬が赤く染まって見えるのだから、相当恥ずかしかったのだろう。  
指も先ほどよりもきつく締められ、半端ない量の蜜が零れていた。  
 
秋晴は、言った。  
 
「もう、いいか?」  
 
 
 
「ええ、」  
 
セルニアはそれだけ言うと、目を瞑った。  
 
「んっ・・・・」  
 
秋晴は自分の性器を露出させ、セルニアの秘所にあてがう。  
快電流が両者に流れる。  
 
「や、優しく・・・・お願いします・・・・」  
「わかった・・・」  
 
秋晴はうなずくと愛液でグチョグチョになったアソコへペニスをうずめていった。  
 
「どうだ?痛くないか?」  
「え、ええ。思ったより・・・痛く・・・・んッ!?」  
 
秋晴の亀頭が何かに触れた。おそらく処女膜だろう。  
セルニア自身、急な痛みに驚いていた。  
 
「い、った・・・・い」  
「大丈夫か?、もしダメならやめるが・・・」  
 
「や、やめてはいけませんわ!!・・・・・ふ、ん・・・・つぅぅうぅッ!!」  
 
そう言うと、セルニアは長い足を腰に巻きつけ一気に秋晴のペニスを押し込んだ。  
おそらく人一倍プライドが高いセルニアは、他人に気を使われるのが嫌だったんだろう。  
 
セルニアの秘所からは鮮血が筋を描いてシーツを汚していた。  
 
「バ、ッカ・・・・お前・・・・痛い、よな?」  
「ん、ンッ!・・・・んはぁ・・・痛・・・・」  
「無茶するなって・・・・ったく。」  
「で、でも・・・・やめるって思ったら・・・その、いてもたってもいられなくなって・・・・えっと」  
「無茶しちまったってワケか・・・」  
 
秋晴は無言でセルニアを抱きしめる。  
何度かキスをして、痛みが引くのを待ってやる。  
そしてしばらくたって、  
 
「も、う・・・動いていいですわ・・・よ」  
「痛くないか?大丈夫なんだな?」  
「、ええ、今は、んッ・・・ピリピリする、感じで、ッ」  
「じ、じゃあ・・・動くからな」  
 
ゆっくりと前後運動を開始する。  
しかしまだ擦られて痛いと思われる声が、セルニアの食いしばった歯の間から漏れていた。  
だが、ここで気を使うわけにはいかない。そうすれが、また彼女は無理するに決まっている。  
それを全て理解した上で、秋晴は徐々にピストン運動を早めていく。  
 
「くふッ、・・・ん、ぁッ!、あ、ふぁ、ッ!」  
 
ふいにセルニアの口から喘ぎ声が聞こえた。  
思ったより早く快感を得られるようになったのに、秋晴は嬉しくてたまらなかった。  
 
「くっ・・・・セルニア、ッ!き、気持ちいいか?」  
「んぁッ!、い、いいです、はぁン!・・・わ、ッ!!」  
 
もはやプライドの欠片もない。  
ただそこにあるのは、始めてを捧げた少女の嬉しそうな表情と快感に歪む笑みだけだった。  
 
「もっと・・・もっと、し、てぇッ!!、あはぁぁン!!」  
「こ、こら、締めるなって、ば!」  
 
少し精液が漏れてしまう。  
歯を食いしばってとどめるが、限界が近い事を伝えていた。  
 
「あ・・、ふぁ、今、ンぁッ!」  
「ゴメ、ん・・・少し、漏れて・・・くぁッ!!お前の中・・・気持ち良すぎ・・・る」  
「嬉、ン、いッ!!、あ、秋晴!!」  
「セルニアっ!!」  
 
互いに名前を呼び合う。  
 
秋晴はピストンの動きを早めた。  
浅いトコロを、雄雄しく張ったエラでえぐるように責める。  
秋晴自身限界が近づいている事はわかっていた。  
 
「あ、き、はる・・・・ン、私、もう!!」  
「俺も、だッ!」  
「嫌、ッ、も、んぁッ!!ダメ、来る、きちゃう!!私、イってしま、はぁン!いますッ!!」  
「うぁ・・・も、ダメ、だッ」  
 
そして秋晴は一番深い所に逸物を突きたてた。  
と、同時に、  
 
「あ、ああ、んぁあはぁんッ!!」  
 
セルニアの膣が、キュウキュウときつく、そして痙攣でも起こしたかのように締め付ける。  
秋晴の方も、セルニアの膣で精液を放出した。熱い灼熱のマグマが膣壁を直撃する。  
 
「うわ・・・止まんね、くッ」  
「はぁ、秋、ンっ、晴のが・・・熱い・・・」  
 
互いを近くに感じながら、俺達はベッドに身体を預けた。  
 
 
 
しばらく経って諸事の始末を終え、秋晴は部屋に戻ろうとした時のことだった。  
 
「ちょっと待ちなさい、」  
「は?何だ?」  
「その、私を、えっと、キズモノにした責任。とってもらいますわよッ!」  
「はぁ・・・」(つーか、とるつもりだし)  
「じ、じゃあ、貴方は・・・今から、ずっと一生私の執事ですわ!何か文句でも!?」  
「それって、プロポ」  
「ち、違・・・・わないですけど」  
 
秋晴は執事的にキメてみようと思った。  
 
「かしこまりました、我が『マイ・フェア・レディ』」  
 
そういって、2人は抱き合いキスを交わした。  
 
 
 
俺は・・・一生お前を護ってみせる。  
 
なぁ、『マイ・フェア・レディ』  
     (愛しの姫君)  
 
 
〜Fin〜  
 

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