*          *          *  
 
 
「それじゃ、メグミが仕掛けるほうだね。カズミ、そこに座って」  
チカの指示通り、カズミが足を投げ出して座った。彼女は七分丈のジーンズを穿いている。  
今日の女の子の中では一番急所の防御が厚いか。  
対するメグミはロングスカート。一件、ガードが固そうに見えるが――。  
「中にもぐられたら、ノーガードと同じね……」  
「え……?」  
カズミがボソッと言う言葉をメグミは聞いていなかった。彼女は電気アンマを仕掛けるのを  
どうしようか、考えていたのだ。その様子を見てチカが思惑ありげにニヤニヤ笑う。  
 
(こ、こんな感じかな……?)  
クラスの女子達が男子にナイショで電気アンマの悪戯をたまにしているのはメグミも見た事  
があるので知っていた。しかし、自分がかける役になるとは夢にも思わなかったので、  
どうやっていいかが全然わからなかった。取り合えず見様見真似でカズミの両足を掴んで、  
Vの字に広げ、その真ん中に踵を乗せようとする。  
(ジーパンだから……平気だよね?)  
そう思いながら右足をカズミのジーンズの緩やかなカーブを描く股間にあてがい、ゆっくりと  
足に力を入れていく――。  
 
「あっ……♪」  
カズミがうめき声を上げたので、逆に慌てたメグミが足を離した。ちょっと力を入れただけ  
だったけど、痛かったのだろうか――?  
「大丈夫……続けて」  
カズミがいつもと同じ変わらない表情で言う。しかし、その頬にほんのりと朱がさしている  
のをチカは見逃さなかった。メグミの方はそれどころでなく、慌てたように頷くと、もう一度  
足を股間に乗せようとしてよろめいた。慣れないのでバランスを崩したらしい。  
実際、もうちょっとでカズミの股間を思い切り踏んでしまうところだった。  
 
「危ないなぁ……」  
クスクス、と口先で忍び笑いしながらカズミが言う。彼女は笑顔と言うものを殆ど見せない。  
「ご、ゴメン……」  
メグミの方はもう一杯一杯だった。どうしようか思案に暮れる  
「ねぇ、座った方がやりやすいよ? それだったらあてがうだけだし――私も踵で大事な所を  
踏み抜かれるのはちょっと……」  
カズミが本気とも冗談ともつかない言い方でアドバイスする。メグミはコクコクと頷き、  
指示に従うようにカズミの足の間に座り込んだ。その状態で両足を掴み、押し出すように  
踵をカズミのジーンズの股間にあてがう。  
「あっ……」  
と先程の様な呻き声をカズミが出したが、メグミもその声が痛いから出たもので無い事を  
わかったので、今度は慌てて離したりしなかった。  
 
「そのままブルブル震わせるように踵を動かすの――ジーパンを穿いてるから少し強めに  
アンマしても大丈夫だよ。ね、カズミ?」  
チカがメグミにアドバイスしながらカズミに笑いかける。カズミはフッと笑う。  
「う……うん……。じゃあ、行くね……」  
メグミが確認を取るとチカのアドバイス通り、前方に押し出すように電気アンマを開始した。  
踵をブルブル震えさせながら、足も手前に引っ張るようにする。すると――。  
 
「――んッ! …………あはぁ……ん……」  
カズミがいつもと違う色っぽい声を上げる。呻き声でなく喘ぎ声だ。女子同士の電気アンマを  
注目していた男子達がドキッ!と興奮で心臓を高鳴らせる。  
「だ、大丈夫……?」  
カズミの様子を気遣いながらメグミは電気アンマを続ける。押し出すような振動を股間に  
送ると、ジーンズを通してカズミの女の子の部分が蠢いているのが感じられる。  
カズミの太股は電気アンマに震えながらキュッと自分の右足を挟み込み、後ろで杖をつく  
ようにしている両腕から両肩に掛けてプルプル震え、唇を何かに耐えるように噛み締めて  
いる。明らかに電気アンマが効いているようだ。  
(ジーンズの上からでも……こんなに効くんだ)  
メグミはドキドキと心拍数が上がってくるのを感じながら、ふと自分の下半身の防御が  
気になった。5人の中では唯一のロングスカート。見た目には一番ガードが固く見えるが。  
(……パンツの上に何も穿いてないのは……私だけ?)  
 
ミニスカートのユウキはブルマを穿いていた。ナツミはスパッツ、チカはショートパンツ。  
今電気アンマされて足をモジモジさせながら悶えているカズミはジーンズ。  
みんな電気アンマされる時には何らかの防御があったのだ。  
(私……されたらどうしよう……)  
メグミは急激な不安感に襲われていた。今でこそ電気アンマするほうに回ってるが、  
今日は『女の子だけが電気アンマされる』ルールなのだ。自分だっていつ順番が回ってくる  
かわからない――。  
(そうなった時、大丈夫かな……?)  
心の中で広がる不安にオロオロするメグミだが、既に魔の手は彼女の足元に忍び寄って  
いる事にはまだ気づいていなかった。  
 
 
          *          *          *  
 
 
「メグミ――」  
「――は、はいっ!? ……え?」  
今誰が声を掛けたのか。メグミが気がつくとチカがにこやかに自分の顔を覗き込んでいる。  
「あ、チカ……どうしたの?」  
「メグミ、今ぼぉ〜っとしてたでしょ?」  
「そ、そんな事は……」  
「女の子はね、電気アンマしている時に油断しちゃだめだよ」  
「え? な、何の事……?」  
突然のチカの忠告にメグミは何を言われているのか、戸惑うが――。  
 
「こういう事――」  
「きゃっ!? な、なに……!?」  
別の方から聞こえてきた声に驚いてそちらを見た時、既にメグミは手遅れになっていた。  
自分が電気アンマしていた足をカズミに掴まれてそのまま引っ張られたのだ。引き寄せら  
れる時にロングスカートが捲れ上がって太股が露になる。  
「きゃあん!? ……だ、だめ……スカートが!!」  
慌ててスカートを押さえるメグミだが、チカはその対処を見てやれやれと溜め息をついた。  
「スカートなんかより、守らなきゃいけない場所、あるでしょうに――」  
チカがそうつぶやいた時、下半身の防御が甘くなったメグミの両足を、カズミががっちりと  
脇でホールドした。そして、あっという間にメグミのスカートの中に足を突っ込み、  
土踏まずの部分をその行き止まりにあてがう。クニュッ……と柔らかい感触を土踏まずに  
感じ取った。  
 
「ひゃああんッ……!?」  
メグミは思わず悲鳴を上げる。自分の恥かしいところに何かが――いや、それが何かは  
わかっている。カズミの足だ――あたる感触に鳥肌が立ちそうになる。  
(こ、こんな所を……だめぇ〜〜!!)  
今まで自分ですらあまり触る事のない場所――それを女の子とは言え足でされてメグミは  
パニック状態になりかけた。腰を振りながら引き、何とかカズミの足から逃れようとする。  
しかし――。  
 
「暴れちゃダメ……」  
カズミは冷静にメグミの逃げる腰を追いかけ、股間から足を離さない。ロングスカートの  
股間の部分で何かが蠢く姿はギャラリー達にあらぬ想像をさせ、ゴクリと唾を飲み込ませた。  
比較的冷静に見ていたチカもその成り行きから視線を外せない。  
「ああ〜〜ん!! だ……だめ〜〜!! ひゃあああッ……!?」  
トレードマークのメガネがずり落ちそうになりながらメグミが悲鳴を上げる。必死に逃げ  
ようとするが、その度にカズミが追いつき、スカートは縦に何度も揺れた。  
その中で何が起こっているのか――スカートのふくらみがメグミの股間の辺りに押し寄せる  
度に、彼女は大きく背筋を反らせた。小さく悲鳴を上げて、逃げようとして、バランスを  
崩して横の状態で床に伏す。  
 
しかし、止まった時には更なる悲劇が彼女を襲う。床に伏してハァハァ……と息を荒げて  
いた彼女が不意にビクン!!と震えると今度は股間の辺りを押さえて断続的に震え始めた。  
「ああぁああああぁあああ〜〜〜!!」  
綺麗に梳かしたロングヘアを振り乱し、必死で股間の部分にあるスカートの波の突起を  
退けようと体を突っ張るメグミ。しかし、その突起(勿論、カズミの足だ)は動かず、  
むしろ徐々にメグミの股間に食い入るような形で押し寄せていった。  
「ダメ……だめぇ……!! ……んっ!」  
懸命に横になったり仰向けになったりして体を捻って抵抗するが、カズミは冷静に対処し、  
電気アンマは全く外れない。  
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜!!」  
体の震えが声にも伝わり、メグミの快感と苦悶を雄弁に物語っている。スカートに隠れて  
いるとは言うものの、メグミの女の子の急所の辺りがどういう風になっているか、そこに  
いる全員に見当はつく。  
 
(ねぇ、チカちゃん……メグミちゃん、ボクたちの時より……激しくない?)  
ナツミが小声でチカに言う。ボーイッシュな彼女もこの光景には興奮を隠せない様子だ。  
(そうね……メグミって、きっと感じやすい子なんだと思う。恥かしがりやの子って、  
無意識にそういうのを避けたがるのかな? それに……)  
(なぁに?)  
(メグミ……スカートの中ってパンツ一枚だよね?)  
(あっ……)  
ナツミも何となく悟ったようで、思わず自分の股間に手をやった。そこにはスパッツの  
分厚い感触があったが、もしこれがなかったら、リョータに責められて耐えぬけただろうか?  
ナツミは思わず俯いてしまう。  
(私も、ブルマがなかったら――)  
もう少しされてもいいなんて余裕はなかっただろう、とユウキも思っていた。それは目の  
前で展開されている女の子同士の電気アンマで証明されている。  
(カズミ……そんなに責めるのは許してあげて――)  
思わず、ユウキは声に出して言いそうになった。同じ女の子同士、メグミがされている事は  
想像にたやすい分、同情する気持ちが強くなってくる。  
 
「あああああ……。も、もう許して……カズミちゃん!!」  
電気アンマで快感の渦に巻き込まれっぱなしのメグミがカズミに許しを請う。ギブアップだ。  
初めての電気アンマがパンツ一枚の上からされる電気アンマ。クニュクニュと割れ目の  
あたりを刺激されたり押されたりされる度に電気の様な衝撃が全身を貫き、内側から何か  
止め処もないものが込み上げてくる。こんな状況に経験の浅いメグミが長く耐えられる  
はずがなかった。  
(それに……あそこがヘンだよぉ……。熱いよぉ……)  
暖かいカズミの足の裏で電気アンマされる度、股間の部分が熱くなり、そして――何か  
ぬるぬるしたものがじんわりと染み出てくるのを自覚していた。  
(おしっこじゃ……ないよ……ね?)  
メグミはそれが女の子が男の子を受け入れるために出す蜜だとは知らなかった。知識と  
しては知っていたが、それは男女の関係の時に出てくるものであって、こんな電気アンマの  
様な悪戯で出てくるものだとは思わなかったのだ。  
 
(メグミ、濡れちゃってる……)  
メグミの女の子の蜜の事はもちろんカズミにはわかっていた。素足の土踏まずがねっとりと  
濡れているのだ。動かすたびにクチュクチュと音も鳴りつつある。  
表面上は冷静だが、カズミの内心も非常な高まりを覚え、体が熱くなってくる。  
チカや他の女子たちにもなんとなくメグミの状態がわかりかけてきていた。  
眠れなくてつい指で慰めていた時に起こった体の変化――チカは如実に覚えている。  
それが今メグミの体に起こっているのだ。自分の意志でなく、カズミの手によって――  
チカはメグミの真情を思い遣ると、切なくなったように太股をキュッと締めた。  
 
(日高、大丈夫かな?)  
(う〜ん……)  
リョータ達男子にはスカートの中で繰り広げられている光景は感覚的には想像はつき  
にくいが、それでもメグミの火照った顔と苦悶の表情に、何か大変な事が起こっている  
のは理解できる。それに――。  
 
(日高の顔……本当に苦しいだけなんだろうか?)  
リョータでさえそれを感じていた。その表情は何故か自分達の体の奥を熱くさせる。  
さっきからひっきりなしに発せられる喘ぎ声も背筋をゾクゾクさせていた。  
(これが――『女』なのか?)  
リョータがチカの方を見ると不意に目がばっちりと合ってしまった。チカの方も予想外  
だったようで、ギクリとした表情を浮かべると、慌てて視線を逸らせる。その頬が赤く  
火照っていたのをリョータは見逃さなかった。  
(チカも日高みたいになるんだ……)  
それを想像すると、リョータは体の下の方が熱くなるのを感じた。  
 
「もうだめ……もうだめだよカズミちゃん! ……はぅん! クッ……アアッ!!」  
横の姿勢で肘をついた状態のメグミの体がガクガクと震えだす。  
ギブアップしてもカズミは容赦なく電気アンマを続けていた。メグミが体を捩って逃げ  
ようとすればその方向に自分も追いかけて、電気アンマのポイントをずらさせない。  
ロングスカートに遮られて見えはしないが、女の子の蜜は股間を刺激されるたびに  
とろとろと溢れていた。  
カズミはその上からグリグリするのでクチュクチュと淫猥な音を立てる。もしかしたら  
ワザとそうしてるのかもしれない――メグミの喘ぎ声を聞くたびにカズミの表情は恍惚と  
していた。珍しく笑ったその顔は小悪魔の微笑そのものだ。  
 
「ハァ……ハァ……! カズミちゃん……! お願い……もう……あああッ……!」  
「だめ……。まだやめてあげない……まだ5分経ってないもの……」  
「そ、そんな……」  
その時、偶然かどうかはわからないが、カズミの電気アンマしている足が少しずれて  
踵で割れ目をグリグリするような状態に変わった。  
「…………! はぁう……!!!」  
今までより強烈な振動を女の子の急所に受けてしまったメグミは大きく仰け反って、  
近くにあったクッションを掴む。  
だが、それだけでは耐え切れない震えが腰の奥辺りから――。  
 
「カズミちゃん! だめ……!! もう……!!」  
「後1分だよ。それが終わるまでメグミは解放されないルール……」  
「む、無理だよッ!! 私、もう……!! お願い! 離して……!」  
半ばパニック状態で懸命に手足を暴れさせて抵抗するメグミだが、両足はしっかり掴まれ  
ている上、電気アンマをされ続けて抵抗する力そのものは弱々しくなっている。  
 
「…………」  
カズミはメグミの懇願を聞いてるのかどうかわからない様子で電気アンマを続けている。  
冷酷な機械のごとく続けているように周囲には見えているかもしれない。だが、実際は  
カズミ自身はかなり気持ちが高まっていて夢中で責めていたのだ。今更止めろと言われても  
そう簡単には止まらない、止められない――。  
カズミはもう一度メグミの両足を自分の体に引き寄せると仰向けにしてがっちりと脇で  
足首を抱え込んだ。そして、股間に当てている踵を十分に力が入るようにセットしなおす。  
そして――。  
 
「これがとどめ……メグミ、覚悟して――」  
「そ、そんな……もう許して…………はぁうっ!?」  
メグミの懇願を聞かばこそ――カズミは渾身の力を踵に込め、力強い振動を送り込んだ。  
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ……と、まるで按摩器の様なストロークの短い振動で、パンツ一枚の  
メグミの股間に激しく食い込み、溜まっていた蜜がスカートの中で飛散した。  
 
「うぁああああああああああ……!!」  
メグミは大きく目を見開き、体を震わせたまま大きく仰け反った。大きな瞳からは涙が  
メガネを濡らし、汗びっしょりの額には振り乱した黒髪が張り付いている。  
胸もお腹も、電気アンマの振動以外のうちから込み上げてくる震えで揺れ、力のやり場の  
ない両手はクッションを切なげに握り締めている。太股はキュッと内股になって最後の  
高まりに耐えていた。  
 
そして、カズミの踵に無慈悲に責められる女の子の大事なところは――。  
 
「ああああッ……!! だめ……!! だめぇえええ〜〜〜!!!」  
メグミは大きく仰け反り、ぶるぶるぶる……と腰の辺りを激しく震わせる。  
「メグミ……?」  
「メグミちゃん!!」  
女子たちはメグミの体に起こる異変を感じ取っていた。ユウキは口元を押さえ、ナツミは  
食い入るように見つめ、チカもごくりと息を呑む――そして、カズミは――。  
「メグミ……これで……最後……!」  
カズミはありったけの力を振り絞ってメグミの股間を激しくマッサージした。  
「はぅぅぅぅ…………うっ…………ああああああああああ〜〜〜〜〜!!!」  
 
メグミの女の子の泉の入り口がプルプルと震えた後――。  
 
ぷしゃぁぁぁぁぁぁああああああ……――!!!  
 
「あ……」  
「メグ……ミ……」  
「…………」  
 
「う……あ…………ああ…………」  
3人の男子、4人の女子が見守る中――。  
メグミのスカートにはその中央から染みが広がっていった。それは、女の子の蜜ではなく、  
泉から溢れる聖なる飛沫だった――。  
 
 
          *          *          *  
 
 
「う……えっく…………ひっく……」  
メグミは女子4人に囲まれて嗚咽を漏らしていた。  
男子達は外に放り出している。二階からも遠ざけて、家族が留守中の居間に待たせておく。  
今、この階には女の子5人しかいなかった。  
 
男子の見ている前で大変な粗相をして身も世もなく泣きじゃくるメグミを、チカが着替え  
させてからシャワーを浴びさせた。残り3人で粗相の始末をする。どちらも大変だったが、  
何とか落ち着き、残りの女子も交代でシャワーを浴びた。  
今ここにいる女子は全員バスタオル一枚だけの姿だ。ベッドに腰掛けて泣いているピンクの  
バスタオル姿のメグミの肩をオレンジのバスタオル姿のユウキが慰めるように抱く。  
 
「私……もう、お嫁に行けないよぉ……」  
クスン……クスン……と鼻を啜りながらメグミはさっきから何度となく呟いている言葉を  
また言った。女子たちは困ったようにお互いの顔を見合わせる。  
流石に今度ばかりは慰めようがない。ロングスカートだから電気アンマされている時に  
中がどうなってるかは男子達に知られないようにする事は出来たが、オシッコを漏らして  
しまってはどうしようもない。『加害者』であるカズミも流石にこんな事態になるのは  
予想できなかったようで、バツが悪そうな表情で首の辺りを指で掻いている。  
 
「メグミ……もう泣かないで」  
白のバスタオルに身を包んだチカが正面に回って顔を覗き込む。メグミは俯いたままだ。  
「だって……だって……私、エッチな女の子だもん――」  
「メグミ……?」  
「私……カズミちゃんにその……で、電気アンマされて――お、オシッコしちゃうぐらい  
感じちゃって……他のみんなはそんな事なかったのに――私……絶対変だよぉ……」  
そう言うとメグミはまたすすり泣く。4人はお互いの顔を見合わせた。メグミが何故  
泣いているのか、理由の一端がわかったからだ。  
 
「なんだ、メグミちゃん、そんな事で泣いてたんだ」  
アハハハ……と笑うのはブルーのバスタオルに身を包んだナツミ。彼女のはスポーツタオル  
だったので少し他の女の子のより短い。立ってるだけでお尻が少し見えかかっている。  
そんな格好で椅子に座って足をバタバタさせたりするものだから、ベッドにいるメグミや  
ユウキからは何度も女の子の割れ目が見えてたりするのだ。ナツミのそこはまだ未発達で  
無毛に綺麗な筋が一本見えているだけだった。  
 
「そ、そんな事って……」  
今もナツミの大事な所が見えているのに顔を赤らめながら、メグミは少しムッとした表情  
になる。慰めるにしてもあまりにも言葉が気楽過ぎるように感じたからだ。  
「だって……」  
ナツミはそんなメグミの様子を気に留めず続ける。  
「ボクだって、オシッコしちゃったんだもん……リョータの電気アンマで」  
 
「え?」っと声を上げたのはメグミとユウキだった。カズミは特に表情を変えないし、  
チカはさもありなん、と頷く。  
「エヘヘ……ちょっとだけどね。男子達はごまかしたけど、トイレの前でカズミに見つかっ  
ちゃった」  
悪びれずに告白するナツミにメグミは目をパチクリする。  
「私も……ギリギリだったよ――てゆうか、少し漏らしてた」  
そう言ったのはチカだった。彼女は立ち上がると恥かしそうにバスタオルを上に上げる。  
太股の半ばまで覆っていた白のバスタオルのカーテンが徐々に上げられ、隠れていた  
女の子の秘密の部分が見え始めても止まらずに、割れ目の辺りが完全に見えるまで上げ  
られる。とても薄いが柔らかそうな恥毛に彩られたチカのソコは、少し赤くなっていた。  
そして、それだけではなかったのだ。  
 
「メグミ……触ってみて」  
「えっ!?」  
チカが頬を染めて言う言葉にメグミは更に真っ赤になって問い返す。触ってと言われても  
……どこを?  
「もちろん……ここ」  
チカは真っ赤になって自分の見せている割れ目を指差した。女の子が自分で秘密の場所を  
触ってみて、と言うなんて――メグミは信じられないと言った表情をする。  
 
「触ってみれば、メグミ」  
そう言って背後からメグミの手を取ったのはカズミだった。そして、躊躇っているメグミの  
手を取ると、いきなりチカの股間に持っていった。  
「あっ……!」  
「う……ん……ッ!」  
いきなり手を突き出さされたので、メグミの手は勢い余ってチカの生の割れ目に手の甲を  
当ててしまった。  
「あん……」  
驚いたチカが思わず腰を引いて喘ぐ。軽くだがパシッ!と音が鳴るほどの勢いで当たり、  
少し痛かったかもしれない。  
 
「ご、ごめん……チカ」  
「うん、大丈夫。それより……手を見て。オマタに当たった所……」  
「う、うん……あっ!」  
メグミはチカの大事な所に当たった手の甲が濡れているのに気づく。汗よりも少し粘度の  
高い液体――それはチカの匂いがした。もしやこれは――。  
 
「私もエッチなんだよ、メグミ」  
恥かしそうにチカが言う。たくし上げていたバスタオルを取り、全裸で皆の前に立つ。  
「私だけじゃなく、カズミもユウキも……みんなそうだったの。私達がおしっこしないで  
済んだのは、なんらかの防御があったから――メグミはパンツ一枚だったでしょ?   
だから仕方が無いの」  
「でも……。でも……」  
「メグミだけがエッチなんじゃないよ……女の子がアソコをグリグリされて耐えられるわけ  
無いじゃない。メグミは頑張ったんだよ」  
チカは全裸のままでメグミを抱きしめた。メグミは泣くのを止めてチカの胸に抱かれた。  
 
 
          *          *          *  
 
 
「フフフ……なんだか、ちょっと変な気持ちになってきちゃった」  
ほとんど裸同然で(チカは裸だが)たっぷりと抱擁した後、チカが上気した顔で言う。  
離れる時にチカはメグミのバスタオルの結び目を指で引っ掛けた。メグミのピンクのバス  
タオルがハラリと落ちる。  
「きゃん……!?」  
メグミは慌ててバスタオルを拾い、胸元を隠す。慌てたので胸しか隠れていなかった。  
女の子の大事な所はギリギリで見えている。チカと同じく少し恥毛が生えていた。  
それを見てチカはクスクスと忍び笑いをする。メグミは自分が悪戯した事も気づいて  
いないだろう。その狼狽振りと素直な気性が可愛らしかった。  
 
と、同時にメグミやナツミの女の子の割れ目を見ていると、なんだか変な気持ちになって  
くる。その綺麗な筋と柔らかそうな恥肉をじっくりと見つめ、それを見ている自分が同じく  
その秘密の花園を晒している恥かしい感覚――。それを思うとチカは眩暈がするかのように  
頭がクラクラしてきた。そして、思わず息を呑んで言う。  
 
「――ねぇ。『いじりっこ』しようか……?」  
 
それを聞いた女の子全員がその場で硬直した。みんなが一斉にチカを見つめる。  
そして、その熱っぽい潤んだ瞳を見て彼女が本気である事を悟った。  
女の子達の胸がドクンドクンと心拍数を上げていく。  
部屋にいる女子全員がバスタオル一枚の状態。そして何人かがそれを外した全裸で、  
しかもみんなエッチである事を告白した妙な雰囲気の中――。  
チカが言ったのは『さわりっこ』ではない。『いじりっこ』なのだ。この言葉が持つ語感  
からして普通でない雰囲気を醸しだす。  
 
全裸の女の子の体で、『いじる』と言うエッチなニュアンスが含まれる言葉を使うのは  
どこだろうか? お尻や胸だったら『触る』と言うだろう。そしてそのぐらいの事は  
このメンバーなら日常茶飯事でやっている。『いじる』と言うのは、やはり秘密めいた、  
いけない部分を手で触れる事を示すと女の子達は思う。それはもう、一箇所しかなかった。  
(や……やだ……)  
ユウキが今顔を赤らめて思わず手で守った所――秘密の割れ目以外になかった。  
 
「ユウキは……いや?」  
素早くチカが目を走らせる。ユウキはその目に不穏なものを感じた。雰囲気がいつもの  
チカじゃない。思わずメグミと目を見合わせる。  
(止めなきゃ、いけないかも――)  
まだ理性を残している?二人がそう思ったとき――。  
 
「いいよ」  
背後からその声が聞こえてユウキとメグミは思わず飛び上がりそうになる。  
グリーンのバスタオルに身を纏ったカズミの声だ。彼女はチカの前に立つと、躊躇いも  
見せずにバスタオルを取った。まだ膨らみきっていない胸と無毛のクレヴァスが露になる。  
いつもは感情を面に出さないカズミも流石に頬を紅潮させていた。女の子同士とは言え、  
全裸で向き合っているのだ。そしてこれからする事と言えば――。  
 
「カズミ……」  
チカがカズミの体を抱くようにして密着する。カズミの体が一瞬ビクッと震えたが、すぐに  
チカに身を任せた。チカは下から手の平を上にし、指先をカズミの股間に持って行く。  
そして、そのまま筋に沿うようにして撫で上げた。  
「はぅ……ん……ッ!」  
カズミの喘ぎ声が部屋にこだまする。メグミとユウキはその光景を息を呑むようにして  
見つめていた。さっきまで明るく振舞っていたナツミも今は無言で二人の愛撫を見守って  
いる。チカの指は何度もカズミのクレヴァスを往復し、その度にカズミの体がビクビクッ!  
と震えた。カズミは目を閉じて下から押し寄せる電流の様な刺激に耐える。  
 
「ん……ッ! チカ……」  
チカにばかり責めさせてられないとばかりにカズミも反撃に出た。チカにされている様に  
指でクレヴァスをなぞりながら、その最上部で指を止め、そこで軽くグリグリと指を回す  
ように動かした。チカの体が激しく震える。  
「う……あッ! だめ……カズミ……!!」  
思わず腰を引いて悶えるチカ。カズミの責めは女の子の急所中の急所、クリトリスを直撃  
していた。意図的かどうかはわからない。でも、流石にこれをいきなり責められるのは  
キツかったようだ。  
「フフフ……ここ弱いの、チカ?」  
カズミが薄く笑う。元々感情を面に出さない子なので、それが意地悪から出ているもの  
なのかどうかまではわからなかったが。  
「お、女の子ならそこは弱いよ……カズミだって――!」  
「…………!? ひゃうん! だ、だめ……」  
チカが同じ反撃をすると今度はカズミが腰を引く。チカはそれを逃がさないとばかりに  
どんどん追い詰めた。カズミは下がっていくが、お尻がチカの机に当たる。行き止まり  
だった。  
 
「チャ〜〜ンス♪」  
チカはそう言うとカズミの前方から右手を後方から左手を股の間に入れた。そしてそのまま  
指をさわさわと蠢かせる。カズミのクレヴァスにチカの指が前後から襲い掛かった。  
「ひゃぁ〜ん……! だめ……チカ……」  
カズミはチカにもたれかかりながらその指使いから逃げようとする。しかし……。  
「だぁめ、逃がさないんだから♪」  
チカは指を何度も縦に動かし、カズミのクレヴァスを往復させながら、まだ外に出ていない  
襞の部分や突起の部分を押したり突っついたりした。その度にカズミのクレヴァスはきゅ〜  
〜〜っと蠢く。カズミ自身も腰の奥のほうからじわっとした何かが溢れてくるのを感じて  
いた。まさに『いじられている』状態だ。指の動きにあわせて悶えてしまう。  
 
「フフフ……どんな気持ち、カズミ?」  
チカが耳元で囁くと、悶えていたカズミがチカの首筋に軽く噛み付いた。  
「あん……♪」  
不意を突かれたチカが喘ぎ声を上げ、一瞬動きが止まる。その瞬間をカズミは見逃さない。  
「お返し……」  
そう言うと今度はカズミがチカのサイドに回り、前後からクレヴァスを責め立てた。  
「きゃうん……!」  
今度はチカが体をくの字に折って悶える。女の子の裸の急所を責められてあっという間に  
攻守が交代する二人。  
 
「だ、だめ……やめて……」  
「あぅん……チカこそ……」  
「……ひゃぁう!? そ、そこを……指でつまんじゃダメ……!」  
「フフフ、チカの弱点見つけた♪」  
「ああ……ンッ! そこはカズミだって同じでしょ? こ、これでどう……?」  
「……! ……ん……くッ! だ、だめ……そこは……」  
「どう? オシッコしたくなっちゃいそうでしょ? だったら、離して……」  
「は、離さない……チカもオシッコしたくなるようにしてあげる……えい」  
「だ、だめ……! きゃううん……!?」  
 
チカとカズミはお互いに急所を責められて顔をしかめたり、腰をイヤイヤするように  
動かしてお尻をプルプルさせている。クリトリスやクレヴァスを執拗に責められると  
どうやらオシッコをしたい気分になるらしく、その時は二人とも太股をプルプル震わせて  
内股にぎゅ〜〜っと相手の手を挟み込んだりした。けれどそれでも責めは防げない。  
ほんの僅か、クレヴァスにあてがわれた指を動かされるだけで、女の子はその刺激に  
悲鳴を上げてしまうのだ。  
 
「「「…………」」」  
チカとカズミの様子を呆然と見守っている残りの三人――。  
そのうちのユウキが突然「ひゃん!?」と悲鳴を上げてベッドから飛び上がった。  
「な、何するの……メグミ……」  
思わず左手で前から、右手で後ろから股間を押さえて腰を引く。その頬は恥かしさで真っ赤  
だった。表情には戸惑いも混じっている。  
 
メグミは潤んだ瞳をユウキに向ける。そして、こう言った――。  
「私たちも、しようよ……ユウキ――」  
熱っぽく吐息をつくと、メグミは自分のバスタオルの止めている部分を外し、するりと  
落とした。その全裸の股間は既に熱くびっしょりと濡れていた。  
 
 

テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル