私、三枝葵、去年短大を卒業してそのまま地元で就職、OLをやっているの。
彼氏は…もうすっかりマンネリになっちゃった、岡田ナオヤって言うんだ。
あいつは大学に入って気楽な学生生活を送っている見たい、いっつも奢らされちゃっていやんなっちゃう。
それにホテル代まで…、お互い親の所で暮らしているから仕方ないけど、
いくら私が稼いでいるからってちょっとそれは無いわよね。
えっちももうなんかお座なり…こないだなんて
「ちゅぱ、ちゅぱ、どぉナオヤ、気持ちいい?」
「あー 」
「ちゅぱ、ちゅぱ、カリ首気持ちいい? 」
「ZzZz…… 」
「…! ナ・オ・ヤ! 人がしゃぶってあげてるのに何寝ているのよー! 」
「だって気持ちよくてついウトウトって… 」
「アンタもされるだけでなくってあたしを気持ちよくしてよ!
何よ、いっつもあたしが上になってばかりで、ちょっとは研究しなさいよ!」
「いいじゃん、葵敏感だし、すぐいっちゃうじゃん、ほら 」
「何よそれ! ってあぁん あっ 」
で結局入れられてオシマイ、人のこといっておいてナオヤのやつ、1分も持たなかったわ、サイテー。
そんな惰性の生活をして毎日がつまらない時にあいつ、芦谷が現れたんだ。
芦谷はあの頃と変わっていなかった。いや本当はそんなことは無い。
3年生の夏に両親に不幸があって大学受験を断念、遠くの街に就職をしたんだった。
でも目の前にいる芦谷はそんな事をみじんも感じさせない、いつもの芦谷だった。
「ああ、こんな所で君に出会える幸せ、僕たち二人に乾杯」
「芦谷、相変わらずだね、元気だった?」
「君を思えば何時いかなる時も」
「うん」
半分は本当だろう、でも芦谷は文学者になりたくて必死で勉強をしていたのを見ていた。
本当は辛かったのだろう。
「今度、僕、こちらに戻って来ることになりました」
「え?!」
「今年此処の大学を受ける事にしました。」
「えぇーーっ!」
「やっぱり文学をあきらめれません。」
「…そっか、芦谷こっちに帰って来るんだー、嬉しいなー」
「僕も嬉しいです、葵、君に会うことが出来て」
「所で葵、さきほどの君はあまり元気ありませんでしたね」
やっぱり芦谷はするどい、会った瞬間に見抜かれていた
「こんな所で立ち話も何だから何処かに行かない? 積もる話もいっぱいあるし」
「ええ、君のお誘いなら何なりと」
私たちは駅前のチェーン居酒屋に移動した
そうしてあんなとえんちゃんが今付き合っていて結構なバカップルっぷりを
見せている事なんか話していると
「そういえば葵はナオヤとまだ付き合っているのですか」
「……まぁね…。」
「ナオヤは君にやさしくしてくれますか?」
「……そおね、優しくはしてくれるわね」
「優しくは…ですか」
「何かね、私たち付き合ってもう結構経つでしょ、何となくお座なりな所がね。」
「あーあ、高校生の時はあれだけ熱を上げていたのにねー、どうしてなんだろー」
「ま、いいや、飲も!アシヤ!」
「ええ 」
そうして酎ハイの5、6盃も飲んだかな、ふと高校生の頃を思い出した
確かに初対面があんなんだったから引いたけど、でもずっと私だけを見つめてくれていた
芦谷に少しはひかれてもいた
そうして酔いの回っていたあたしはつい言ってみた
「ねぇあしやぁ、あたしの事好き?」
「もちろん」
「じゃぁさー、高校生の時みたいに言ってくれるー?」
芦谷は少し考えて、そして言ってくれた
「おれ 三枝の事が好きだ 本当だからな」
やっぱり嬉しかった。そして酔いが回ってしまった
「…やっぱりぃ あしやに乗り換えちゃおっかなー」
「うん ナオヤをやめて僕にするのがいいよ」
カーっとなった。もう止められない
「よし、アシヤ! 次行こう、次!!」
店を出てあたしたちは路地の方を歩いた、さすがに飲み過ぎたらしく
口はへべれけで何言ってるんだかわからない、足は千鳥で真っ直ぐも歩けない
「葵、もう飲み過ぎです、送って行くから帰りましょう」
「帰りたくなーい、もっとのむー、あしやはあたしの酒が飲め無いっ…
気持ち悪いー」
「送るから帰りますよ」
「いやー、歩けなーい、おぶってー」
「いや、それは勘弁して下さい」
「なにー、あたしが太っているからー、こら、あしやー、あたしがどんだけ
ダイエットに頑張ってるのかしってんのー、おーし、見せてやるからここ入ろ、ここ」
「葵、タクシー呼ぶから」
「何、あたしの誘いを断るの」
もう何いってるのかわからない
「葵、僕も男ですよ、何も無しでは済みませんよ」
「いいの、あたしが誘ってるんだもの」
「わかりました、入りましょう」
芦谷はホテルには入ったことがないらしく、所在無さげにしていた
何となくお姉さん気分になって浮かれてしまった
「あしやー、私先にシャワー使わせて貰うねー」
「…どうぞ」
「それとも一緒に入る?」
「…いえ、お先にどうぞ」
入れ替わりに芦谷がシャワーに入り上がってくると
「アシヤ、前ぐらい隠してよ、丸見えよ」
「そおいう葵だってはだけてますよ」
「あたしはいいのよ、どうせ脱がされるんだし」
「それははしたないですよ」
「何言ってるの、こんな所に来て、ねぇ電気消してよ、ちょっと恥ずかしいもの」
部屋の明かりが消えた。真っ暗な中、芦谷はまだ緊張しているのか何も
してこない。そう言うあたしもナオヤ以外の人とするのは初めて、
やっぱりちょっと緊張している。
そんな感じで少し沈黙が続いた後芦谷が抱きついて来てキスをして来た。
ぎこちない、でもとっても熱いキスだった。
「葵、こうして生まれたままの姿の君を抱けるなんて思いませんでした」
「… 」
「もう君には手が届かないと思っていました。でも、こうして君は僕の手の中に居る」
「あたしもね、アシヤの事はずーっと気になっていたんだ、でもね、
あれだけナオヤに熱をあげていたからね、…」
「でもね、やっぱりね、アシヤはずっと私を見つめていた、そしていつのまにか
私も…」
そして今度はあたしからキスをした、そしてアシヤの手を乳房に寄せた
アシヤの手はぎこちなかった、ちょっと痛かった。でもとっても優しく暖かかった。
あそこがどんどん濡れていくのが解る、
その濡れそぼったあそこに手を導いた
「ね、わかるでしょ、濡れているのが、これはね、入れてもいいってしるしなの
でももうちょっと気持ちよくなりたいな、あたし、ね、ここをね、こうして…」
あたしはアシヤの手をクリトリスに持ってきて手の平をそっと押さえた
「こう、ですか…」
「そう、あぁ、気持ちイイ… あっ、そう、そこっ、アン」
「ねぇ、指いれてぇ…」
「こう、ですね…」
「あぁあー、イイ、あン、そう、かき回してぇ、もっとぉ」
あたしはアシヤのぎこちない、でも優しい指の動きにどんどんはしたなくなっていった
「あたしだけ気持ち良くなるのも何だし 」
アシヤの指ですっかり体が火照っていたが、どうにか向きを変え
アシヤのペニスをくわえた、と、その瞬間ペニスが大きく反り返り
熱い精液があたしの顔に注がれた
「 …すみません、我慢できなくて…」
さすがにすまなさそうな声を出したが
「いいのよ、ほら、出してもこんなに堅いんだもの、ね」
あたしは精液を気にせず再びペニスをくわえた。それは口の中でみるみる
大きさを取り戻しまたコチコチになった
舌でからみつく精液を削ぎ取っていると
「葵、俺また…」
「うん、あたしも欲しいの、ねえ、入れて…」
仰向けになったあたしに、アシヤが覆いかぶさってきた
そしてアシヤのペニスをあたしのあそこに導いた
「…きて…」
アシヤのペニスがあたしの中に入ってきた、ゆっくり、とても熱かった
あそこが押し広げられているのがわかる、うごきがとてもぎこちない
でもナオヤとの惰性のsexばかりしていたあたしにはすっごく新鮮だった
さすがに経験の無いアシヤは腰の動かし方がよくわからないらしく、
あたしが布団の上で腰をくねらしていた
「ねぇ、アシヤぁ、気持ちイイ?」
「ええ、とっても」
でも少し物足りなかったあたしは
「ねぇ、アシヤもね、動かしてごらんよ、あたしのあそこを優しく突いて」
アシヤは最初やはりぎこちなかったが、何往復かしてコツがわかったのか
スムーズに動かしてきた、ゴムを付けていないので、ペニスのカリが
膣に引っかかり気持ちいい、ゴツゴツいっているのがはっきりわかる
そうしてあそこの気持ちよさに恍惚としていると、アシヤのペニスが
一段と大きくなるのが分かった
「ねぇアシヤぁ、イキそうなの」
「ええ、葵のあそこはとても気持ちいいので、ごめんなさい」
「いいのよ、一緒にイキましょ」
あたしも普段とちがう動きに敏感になったのか、結構イキそうだった
そして
「あ、葵、もう…」
アシヤのピストンが一段と早くなる
「いいのよ、アシヤ、来て」
「葵!」「アシヤ!」
あたしの中でアシヤのペニスがぐっと大きくなったと思うと、
奥が熱くなった。
「葵、良かったです」
「アシヤ、あたしも…」
抱き合ってキスをした
ホテルでは勢いでしてしまったが、正直生理が来たときはほっとした、
そんなもやもやも晴れて数日後
あたしとナオヤ、アシヤ、えんちゃん、あんなで集まって居酒屋で飲み会をやった。
あんなとえんちゃんがトイレで席を外した時に思い切ってナオヤに言った
「ごめん、ナオヤ、別れて」
「はぁ?」
「あたしね、アシヤと付き合いたいの」
「へっ?」
実はあの後アシヤとも顔を合わせていなく、って言うかしょうじきどんな
顔していいのか分からなくて、この飲み会もえんちゃんに誘ってもらってたりする
なのでアシヤもきょとんとした顔で
「葵、いいのですか」
「うん、あたしは目標に向かって頑張っているアシヤと一緒にいたいの」
そんなやりとりを見ていたナオヤは
「んー、いいよ、葵」
とあっさり答えた。分かってはいたけどこおいう奴なんだよな、ナオヤは
と怒れる気持ちを静めつつ
「ごめんね、ありがとう」
と精いっぱいの作り笑顔をして答えた
飲み会の後あんな亭(独り暮らし)にて
「やっぱりナオヤと葵ちゃんはこうなったか」
「そりゃね、高校時代芦屋君はものすごい熱の入れようなのに
岡田君はあのとおりだし、葵ちゃんも冷静になれば芦屋になびくって。
落ち着くところに落ち着いて良かったじゃない。」
「まぁな、ナオヤだしなー、調子だけはいいんだけど、
これで別な女の子に言い寄られてできちゃった、とかなりそうだしなー
アイツ」
「そうね、岡田君ならありそうね、そういう話も、
さ、もう寝ようか、えんちゃん」
「ああ」
えんちゃんのトラウマをなだめすかしているうち、あんなは
すっかりえんちゃんの側にいるようになった、
おかげでえんちゃんは余計な言いよりが無くなり、絶好調(笑)