工具楽家と工具楽屋で遊園地巡り。色々周って次は観覧車。ジャンケンでペア決め→我聞&果歩。
我聞&果歩ペアのゴンドラが頂上に来た瞬間、観覧車が突然止まり、復旧しないまま30分経過。
果歩、足をモジモジ。
「まだ直らないみたいだな…って果歩、どうかしたか?」
『…トイレ行きたくなっちゃった…』
顔を赤らめる果歩。
(…それはいかん、由々しき事態……いざ、突貫!)
『お、お兄ちゃん!?ちょっと、ちょっと、何考えてんのよ!』
今にもゴンドラを吹っ飛ばそうとする馬鹿兄を必死で止める果歩。
『これくらい我慢できるから大丈夫だよ!』
実際はゴンドラの中で済ましたいくらい我慢の限界が訪れようとしてる訳だが、そんなこと出来るはずがない。
(むむむ、ここで兄の威厳を失うわけにはいかん…。)っと、何かを思いついた我聞。
「果歩、ちょっと待ってろ」
リュックサックの中をいじる我聞。
なにか嫌な予感がする果歩。
「今日は暑かったから、もう空っぽなんだよ」
ちょっと待って、まさか…。
「ホラ、果ほげぇ!?」
屈託のない笑顔で空の水筒を差し出す馬鹿兄の右頬に、すかさず鉄拳をプレゼントする果歩。
『お兄ちゃんのバカ!妹に何させるつもりよ、この変態!!』
五分後無事に復旧し事なきをえましたとさ。