桃子たちが真芝から工具楽屋に再就職し、我聞たちが普通の高校生活に戻ってもう一週間。
本日も我らが御川高校卓球部は全力で
天野 「それ、ロン!」
…遊んでます
中村 「おまえら 本当に卓球しろよ。 もう部活時間も終わりだぞ。」
天野 「息抜きよ、息抜き。」
住 「たまにはいいよね〜。」
佐々木 「そうだ!邪魔すんな!」
中村 「ったく、じゃ俺らは帰るけど、戸締まりはきちんとしてけよ?あと陽菜さんは仕事はいいの?」
陽菜 「はい、今日は非番ですから。 それに、取り返さなければいけない物がたくさんありますし・・・」
天野 「るなっち、本当にこういう勝負ごとに弱いよね。」
陽菜 「今度は負けませんよ。だいぶ麻雀のコツはわかってきました。」
………… (三十分後)
天野 「・・・るなっち本当に弱いね。」
住 「恵は容赦しなさすぎ…」
陽菜 「……(プルプル)」
佐々木「(ふふふ、勝負に弱い君もかわいいよ)」
天野 「もう賭ける物もなさそうだし、今日はこの辺で。」
佐々木 「まて、まだあるじゃないか! とっておきの物が!」
住 「それってなに?」
天野 「脱衣マージャンとか言ったら 泣くまで蹴るわよ?」 佐々木 「(ビクッ!」
陽菜 「脱衣マージャン?それって、なんですか?」
天野 「あー、ツモられた人が一枚づつ服を脱いでいくっていう馬鹿なルールの麻雀よ、気にしないで。」
陽菜 「……わかりました、私のみそのルールでいきましょう…」
天野 「ばっ!馬鹿な事言わないで! るなっち」
住 「そうよ! 佐々木くんだっているのよ!」
陽菜 「大丈夫です。 靴下までにしておきます…」
………(三十分後)
陽菜 「…次はネクタイでいいですね…、このワイシャツを賭けてもう一勝負!」
住 「(恵!さすがにもうヤバいわ!)」
天野 「(そっ!そうね おい! そこの靴下の匂いをかいでいる変態!)」
「クイッ (次に) パッパッパッ(ツモったら) グイッ(殺す) ペコッ (アンダスタンド?)」
佐々木 「ゾクッ)ブンブン (ラジャー!)」
天野 「じっ、じゃー次が最後の勝負ね!
これに勝ったら今まで負けた物全部取り返せるビッグチャンス!
(いいわね!るなっちの当り牌っぽいのだけ切るのよ!)
住・佐々木 「(ラジャー!)」
………
陽菜 「そっそれロンです! やった・・・(グスッ)」
天野 「良かったねー! じゃあ、お終いだね!」
住 「うんうん。」
佐々木 「あっ、国生さん。それノーテ… ゲフッ!」
天野 「(あんた本当に死にたいの?)」
陽菜 「…ワイシャツでいいですね? …次はこのスカートを賭けて…」
天野 「わー!もういいから!」
陽菜 「放して! まだ三枚残ってます! もう一勝負!」