飛び級の特待生として我聞のクラスに転入した桃子。  
そして、一年がすぎ楽しい学校生活も、もう残すとこあと少し。  
今日は桃子の進路相談の日。  
 
桃子 「ガラガラ)、ただいま〜」  
果歩 「おかえり、ずいぶん遅かったけど進路相談どうだった?」  
桃子 「つまらなかった。 就職希望って言ったら、田中にすっごく怒られた。」  
果歩 「あなた就職希望なの? そりゃ、特待生で  
学校に入って、進学しなかったら怒られるでしょ?」  
陽菜 「でも、自分のやりたい事が見つかったのなら、早くに仕事を始めるのも良いと思いますよ。」  
我聞 「そうだな、で、どこに就職するって言ったんだ?」  
果歩 「やっぱり、工具楽屋?(ボリボリ」  
陽菜 「うちは給料は安いですよ。(ズズー。」  
桃子 「近いけど違う (ボリボリ。」  
優さん 「じゃ、どこに就職するって言ったの? (ボリボリ。」  
桃子 「ん〜、ガモンに永久就職するって言ってきた。」  
果歩・優 「ぶっっっっっっ!!」 陽菜 「……」  
桃子 「そしたら、すっごい怒られた。 ムカつくわね〜 東大にいけだの、なんだの。  
そんな所で習う事なんか、もう全部知ってるわよ(ズズー。」  
果歩 「やっ 止めときなよ! お兄ちゃんは、まだ社会人として  
未熟者よ? そんな勇み足にならなくても…」  
優さん 「そっ そうよ? なんなら、私の母校を小介しようか? 東大よりは面白いはずよ?」  
陽菜「………(ズズッ。」  
我聞 「優さん、優さん、永久就職って何?」  
果歩・優さん 「あんたは黙ってろ!!」  
 
 

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