GHKは、今日もなにやら怪しい会議をしていた。
優「我々GHKは、今まで様々な作戦を展開して来た。」
珠&斗馬「イエーイ!」
優「しかーし、我聞君とはるるんの仲は微々たる進展しかしていない、コレはなぜか?」
珠「ビビたるってどういう意味ですかー?」
斗馬「姉上、止めておいた方が・・・」
優は、珠を無視して続ける。
優「答えは簡単、我聞君が女性の事を知らないから!」
力説する優。あんまりにも力が入っているので、背後には変なエフェクトが。
果歩「でも、どうすればいいんです?」
優「果歩りん、いいところに気付いたね。私、森永優は考えたのです。年上として一肌脱がなければならないと!」
珠「ヒトハダってなんですかー?」
斗馬「姉上!!」
案の定、果歩のゲンコツを喰らう珠。
優「作戦名は、名付けて『お姉さんが色々教えてあげる大作戦』。」
斗馬「随分と分かり易い作戦名ですな。」
果歩「それで、内容はどのようなものに?」
優「作戦はまず、我聞君をあたしの部屋に呼び込む。そして、あたし特製のプロテインを飲ませる。」
果歩「ちょっと待ってください。プロテインって、まさか・・・」
優「当然ながら、薬を混入してあるよ。」
優は平然とした顔で答える。
優「そして、薬でダウンした我聞君を手錠で固定。」
斗馬「手錠!?」
優「だって、これ位しないと逃げられるし。―――そして、そこから先は(内容自主規制)を教えるのですよ。」
本来、小学生が2人居る場所で言うべき事ではないのだが、その場の勢いというものである。
優「この作戦が成功すれば、二人の仲を急接近させる事が出来るのですよ!」
斗馬「しかし、この事が國生さんや中之井さんに知れてはマズイのでは?」
優「その点は大丈夫。今度の土日は二人とも仕事で帰って来ません。」
一同「おおー!」
優「それじゃあ、作戦の成功を祈って。ジーク・ジオン!」
一同「ジーク・ジオン!」
我聞、最大の貞操の危機。一体、どうなる?