「はぁ・・・」  
現在時刻深夜1時30分。江戸時代から続く老舗、工具楽屋の秘書である國生陽菜は一人仕事に没頭していた。  
デスクワーク仲間の中之井さんも優さんも帰宅しており、今事務所にいるのは彼女以外だれもいなかった。  
「修了・・・と」  
 タンッ、とキーを叩く乾いた音をさせ、今日の仕事を終わらせる。パソコンの電源を切り、帰ろうと支度を始めようとする陽菜。  
が、ふと社長机を見ると見たことも無いノートパソコンが一台置いてあった。良く見るとまだ電源が落ちていない。  
社長はパソコンなんて使えないはず、と不思議に思いながらも電気代の事を考え、落とそうとした。  
「・・・佐々木?社長の御友人ですね・・。社長が彼から借りてきたんでしょうか」  
そのノートパソコンについた名前シールを見ながら、待機画面を解除した。  
するとそこには18禁なエロ画像や動画がこれでもか、というほど一気に表示されていった。  
「!!!!?」  
自分でも顔がかぁっと赤くなるのが分かった。  
常に冷静沈着、パソコンの扱いにおいても超一流のはずの陽菜だが、流石にこういうケースは想定していなかった。  
あわてて強制修了させ、バタン!とノートパソコンを閉じる。ノートパソコンの表面にポストイットが一枚。  
 
−我聞、くれぐれも壊すなよ!見るもん見たらちゃんと國生さんの写真付きで返せよー! 佐々木−  
 
「成る程、社長が写真を撮らせてくれって言ったのはこれだったと・・。それにしても・・・」  
まだ胸の動悸が鳴り止まない。とすん、とプレハブ事務所には似合わない社長椅子に座りこむ。  
自分がまだ制服だったのを思い出しながら、誰もいない室内を見渡す。  
「社長・・・」  
身体が熱い。社長のことを思うと尚更。やってはいけない、と思いながらもおもむろに右手を秘所へとすべらしていく。  
「ひぁっ・・!」  
ぴくんっと身体が軽くはねる。  
下着の上から軽く触っただけなのに感じてしまう。  
さっきの画像の件もあるが、やはり今自分が事務所の、社長の椅子の上で行為に至っているというのも拍車をかけているようだ。  
「ふっ・・・うぁあ・・・!」  
右手の動きが自然と早くなる。陽菜の下着は、すでに濡れていた。  
もっと・・・もっと感じたい。  
下着の上からでは我慢が出来なくなり、下着を脱ぐ。そして直接指で秘所をなぞる。  
「・・ふぁ・・」  
今までに無かった快感が陽菜を襲った。  
「社長ぉ・・・・もっとぉ・・・!」  
 
 

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