珠「ただいま〜」  
斗「お帰りなさい、姉上様、しかしすごい汚れ方ですな。  
大姉様が高校から帰って来たらまた大目玉を食らいますぞ」  
珠「中学校の野球部に助っ人頼まれちゃたの!」  
斗「相変わらずですな、中学生にな  
った事ですしそろそろ女らしく」  
珠「よく見ると、あんたも汚れてるね。よし!お風呂に入るよ!斗馬!」  
斗「あっ姉上様!僕も小学校高学年ゆえそんな恥ずかしい事」  
珠「レイエツゴー!」  
斗「姉上様!ご無体な!」  
 
カポーン  
 
珠「極楽だね〜」斗「ほんにそうですな〜」  
 
ガラガラ  
 
我「ただいま〜」  
 
斗「おっ若夫婦のご帰還ですな」  
 
桃「まったく、こんな簡単な解体作業に何時間かけてるの!  
相変わらず低能なんだから!  
やっぱりあたしがいないとダメね(ポッ)」  
 
珠「お義姉ちゃんだー!」  
 
桃「(クンクン)あんた汗臭いわよ、あたしがご飯の用意している間に  
お風呂に入ってきなさい」  
我「おお、すまんな」  
 
カポーン  
 
斗「はっはっは、犬も食わぬと言う奴ですな」  
珠「…」  
斗「どうなされました?姉上」  
珠「ごめんね、あたし先にあがる」  
我「おお、珠に斗馬か、一緒に入るぞー」  
珠「ちょっ! 待って」  
 
ガラガラ  
 
珠「キャーーー!」  
 
我「どうしたんだ?珠のやつ泣いて出ていって」  
斗「さあ、私めにはさっぱり」  
 
ドタドタドタドタドタッ!  
 
桃「あ〜な〜たー!何やってるのよ!」  
我・斗「ビクッ!」  
桃「少しは子の年頃の女の子の気持ちも考えなさい!  
そんな事も分からないほど低能なの!?  
罰としてあんたらの夕食はご飯と味噌汁のみ!  
ごめんね珠、こいつらの分のローストビーフ  
はあなたにあげるから許してあげて。」  
珠「グスッ……うん!」  
我「ちょっと待て桃子!」  
斗「義姉上様!なぜ僕まで!」  
桃「問答無用!」  
 

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