―――12月。日本の南の島でも12月にもなると寒い。  
 
  「う〜〜〜、今日は一段と寒いな〜〜」  
  往診に出かける為、診療所の扉を開けた時のコトーの第一声がそれだった。  
  ぶるっと身震いするコトーを横目で見る彩佳は呆れたように言う。  
  「…ホント先生って寒いのと暑いのが苦手ですよね…」  
  「やっぱ春と秋が一番いいよねぇ」  
  「…暑くもなく寒くもないからですね。」  
  「1年中春と秋だったらいいのになぁ…」  
  コトーは寒さでブルッと体を震わせ言った。  
  「またそんな夢みたいなこと言って。さ、行きますよ、明日は休診日だから  
  往診予定は詰まってるんですから!」  
  「う〜〜〜」  
  「う〜じゃない!早く歩いて下さい!行きますよ」  
  先に歩き出した彩佳をのろのろと付いていくコトーの姿が少し情けないそんな日だった。  
 
 
  往診の予定を何とかクリアし診療所に戻ったのが夕方の16時を過ぎたところだった。  
  とりあえずいつもの診察時間終了の17時までは診療所で待機する。  
  ちらほらと患者さんは診察に来るが17時を過ぎるとさすがに待合室はひっそりしていた。  
  コトーは時計に目をやり椅子に座ったまま大きく伸びをした。  
    
  「彩佳さ〜ん。患者さんが来る気配もないしそろそろ終わろっか?」  
  「あ、はい、そうですね。玄関、閉めてきますね」  
  ぱたぱたと玄関へと消えて行く彩佳をコトーは優しい目で追う。  
  玄関の鍵を閉める音がして待合室のスリッパや雑誌の整理をする音が聞こえる。  
 
  しばらくして待合室の片づけが終わったのか   
  「今日は外来の患者さん、少なかったですね〜」  
  と言いながらコトーの居る診察室に彩佳が入ってきた。  
  「ああ、そうだね。やっぱ今日は外が寒かったからみんな外出しないんだよ〜」  
  今日の寒さが余程身に凍みたのかコトーは窓越しに外を見た。  
  「…かもしれないですけど、みんな先生よりは寒がりじゃないから先生と一緒に  
  したら怒ると思いますよ〜?―――でも、まぁ、今日はまた別の意味で患者さんが  
  少なかったのかもしれないですけど…」  
  「へ?別の意味?」  
  「……先生、もしかして、忘れてるんですか?今日が何の日か。」  
  「ん〜〜〜っと?」  
  思い出せないのだろうか考え込むコトーを見て彩佳は呆れた。  
  「……し…信じられない!今日はクリスマス・イヴですよ?」  
 
  「あ〜!そう言えば!!」  
  コトーはぱちんと指を鳴らした。  
 
  最近、忙しかった所為かコトーは日にち感覚が狂っていて今日がクリスマスって事を  
  すっかり忘れていた。  
  東京だと街のイルミネーションなどでクリスマスを実感できるがここは離島。  
  クリスマスのイルミネーションなどは見かけない。  
 
  「…先生、疲れてるんですね…今日は早く休んだほうがいいですよ?」  
  心配そうに見つめる彩佳。  
  「ああ、大丈夫、大丈夫だよ。」  
  彩佳は怪訝そうな顔をしてコトーを見る。  
  「ホント、ホント。」  
  「…そうですか?――――あ、そうだ、ちょっと待っててください。」  
  そう言って彩佳は診察室を出て行き、紙袋を持って戻ってきた。  
 
  「これ、先生へのクリスマスプレゼントです」  
  「え?え?な、何?プレゼント?僕に?あ、開けていい?」  
  「どうぞ…」  
    
  包みを開けるとアイボリーホワイト色の暖かそうなセーターだった。  
  「…これって、彩佳さんが作ってくれたの?」  
  彩佳は恥ずかしそうに頷いた。  
 
  1日の殆どの時間を仕事とプライベートで僕と一緒に過ごし忙しかったはずなのに  
  手編みのセーターを編む時間などどこにあったのだろう。  
  きっと、無理して編んでくれたんだろうな…、僕のために。  
 
  そんな健気な彩佳の心が嬉しく、コトーは彩佳を抱きしめていた。  
  「!先生?」  
  嬉しさのあまり、ぎゅうときつく抱きしめて彩佳の体温を感じる。  
  「彩佳さん、ありがとう、すごく嬉しいよ…」  
  彩佳のぬくもりを感じながらコトーは気づいた。  
  自分が何も彩佳へのプレゼントを用意していないことに。  
      
  「彩佳さんは僕のためプレゼントの用意してくれてたのに僕は何も用意してない…」  
  「…そんなこと、いいんですよ、先生は忙しいんですから、気にしないで下さい。」  
  「そんなの理由にならないよ、彩佳さんだって僕と同じくらい忙しいのに!」  
  「私と先生の忙しさは変わらなくても大変さは比にはなりませんよ〜。  
  だから気にしないでください。私の気持ちなんですから…」  
  そう言う彩佳をコトーは納得できずに反論する。  
  「でも!」  
  「…先生、それ以上言うと怒りますよ?」  
  「う…!」  
  彩佳が怒ると怖いのは百も承知のコトーは肩をすくめた。そんなコトーを見て、  
  彩佳は少し考えて、大きな瞳をコトーに向けて言った。  
 
  「―――じゃあ、ずっと私の傍にいてください…」  
  「そんなことでいいの?そんなこと当たり前の事なのに…?」  
  「…はい、それだけで十分です…、先生はとっては当たり前の事かもしれない。  
  でも私にとっては先生がこの島からいなくなってしまうかもしれない事が怖いんです。」  
  瞳を潤まし、やんわりと微笑む彩佳が余計に愛しい。  
  「……彩佳さん…!」  
  抱きしめていた彩佳をさらにきつく抱きしめる。  
  「僕はどこにも行かないよ。この島にずっと居る。彩佳さんの傍にずっと居る…」  
  「…せんせい…」  
  彩佳の瞳から一筋の涙が頬を伝った。  
  「先生、わがまま言っていいですか?…先生は疲れてるかもしれないけど…  
やっぱり、今夜はイヴだから先生と一緒に過ごしたい…」  
  少し照れながら言う彩佳に愛しさが込み上がる。  
  「…うん。今夜は一緒に過ごそうよ。」  
  「せんせい…」  
  抱きしめられている彩佳はコトーの胸に顔を埋め、腕を背中に回し抱きついた。  
  コトーは抱きついてくる彩佳を強く抱きしめ髪に唇を落とした。  
 
 
  ―――イヴの夜。  
  恋人たちの時間とはよく言ったものである。ここにもまた1組、そんな時間を過ごしている。  
  コトーの生活拠点となる居間でクリスマスに相応しいささやかな食事が出た。  
 
  「あ〜〜、美味しかった〜〜。ごちそうさま」  
  「お粗末さまでした。」  
  ラーメンばかり食べてるコトーが普通に食事してくれたことが何だか嬉しい彩佳は機嫌が  
  良かった。  
  「センセ、ケーキとシャンパンもあるんですけどいけます?」  
  「ケーキ?シャンパン?又、本格的だね〜。普段は滅多に食べたり飲んだりしないけど  
  今日はクリスマスだし戴くよ。」  
  「はい!――あ、シャンパンはちゃんとノンアルコールですからご心配なく。」  
  コトーにそう告げて嬉しそうにケーキの用意をしている彩佳を愛しそうに眺めるコトー。  
 
  ケーキとシャンパン(しかもノンアルコール)、そして食事の材料…  
  いつ用意したのだろうか?ちゃっかり冷蔵庫にあった。  
  きっと出勤して来た時にでも持ってきたのだろうけど彩佳のしっかりさに  
  少し敬意を払ってしまう。  
 
  少しすると彩佳がトレイにケーキとシャンパン、グラスを乗せ少し重そうに居間に戻ってきた。  
  「重そうだね。手伝うよ」  
  コトーは立ち上がり彩佳の手からトレイを受け取りテーブルに置いた。  
  「ありがとうございます」  
  彩佳はテーブルに置かれたトレイからクリスマスケーキとは行かないが、いちごのショートケーキと  
  グラスがテーブルに並べられれた。  
 
  2人はそれぞれにのグラスに注がれたシャンパンで乾杯をし、ケーキを食べる。  
  コトーはケーキを食べながら、ふと彩佳を見ると口の横に生クリームが付いていた。  
  「彩佳さん、口の横に生クリーム付いてるよ。」  
  「え?」  
  「彩佳さん、ちょっとそのまま待って。」  
  そう言いコトーは彩佳の傍に寄り口元の生クリームを舐めた。  
  「!!!せ、先生!」  
  コトーの突然の行動に驚き思わず赤面する。  
  「ん、甘い。生クリームに誘われちゃった…」  
  「…せ、先生の変態…」  
  真っ赤になりながら言う彩佳にコトーはニッコリ笑い、  
  「…だって彩佳さんがいけないんだよ、口元に生クリームを付けて僕を誘うから…。」  
  「…さ、誘ってなんか…」  
  「ううん。あれは誘ってるとしかねぇ…」  
  含みを持たせる感じで言うコトーにそう言われると彩佳としては言い返しにくい。  
  「…う〜、違うもん…」  
  赤くなりながら悔しそうにする彩佳をコトーは横目にケーキに残る生クリームを指ですくい  
  彩佳の唇に生クリームで紅を引くようになぞる。  
  「!せ、先生?」  
  「しー。だまって…」  
  唇に唇紅のように引かれた生クリーム。はたから見ると面白いが、コトーにはたまらない  
  プレゼント。    
 
  唇に引かれた生クリームにコトーはかぶりつく。  
  「ん!」  
  唇の端から端まで丹念に舐めとり、彩佳の唇からコトーの舌が中に入り込む。  
  甘い生クリームの味がするキス。  
  「…ん」  
  甘くてとろけるようなキスに彩佳の体から力が抜けていく。  
  力が抜けた体はよろめくがコトーが自分の方にもたれかからし、甘いキスが続く。  
 
  やがて唇が離れ、  
  「…はぁ……せんせ、こう、いうの、ずるい…」  
  コトーに寄りかかり、とぎれとぎれに言う彩佳が妙に色っぽい。そんな彩佳にドキリと  
  しながらコトーは答える。  
  「そう?」  
  「…ずるいですよぉ…」  
    
  『こんなやりかたしなくてもクリスマスイヴというイヴェントがそういう流れにしてくれる  
  モノでしょ…こういうとこ男の人なんだな〜』  
 
  彩佳がむくれていると自分が寄りかかっていたはずのコトーの体がいつの間にか  
  彩佳の後ろに移動していて肩越しに彩佳の耳元でささやく。  
 
  「…ねぇ、彩佳さん。」  
  耳元でささやかれ彩佳の体がピクリと反応する。  
  「…クリスマスイヴの夜は恋人たちの時間って言うじゃない?」  
  コトーの優しい声が耳元で聞こえて体が反応して少し震える彩佳は、  
  「…はぃ…」  
  と、小さな声で返事した。  
  「恋人たちの時間って、やっぱりさ、…これがメインだよね?」  
  そう言ってコトーは背後から彩佳の唇を奪った。  
  「ん!」  
  彩佳は突然のコトーのキスに驚くが、先ほどの行為で彩佳の体は既に火が灯っていて  
  コトーのキスに答える。  
  始めはキスを楽しむ感じだったがやがてお互いがお互いを求め、激しいキスに変化する。  
  背後からのキスは少し体勢がきつく、息も絶え絶えになる。  
  「…ん、ん、、、んっ…」  
  苦しい体勢でのキスの途中、コトーの手が彩佳の胸の膨らみを背後から愛撫してきた。  
  「!んっ!ん…」  
  背後から胸を愛撫され、彩佳の唇が離れ甘い声が発せられる。  
  「んっ、っあっ、、はぁはぁ…」  
  いつもの胸への愛撫より背後からの愛撫は乳房全体を愛撫される感じで余計に  
  感じでしまい、彩佳からは断続的に声が漏れる。  
 
  コトーの胸への愛撫ですっかり立ち上がった胸の先端を衣服は隠してはくれない。  
  その先端をコトーの指が探り当て指で転がす。  
  「!あっ、やっぁ…!やっ…ん!ぅんっ…んっ…」  
  快感が襲い、あえぐ彩佳にコトーは満足げに彩佳につぶやく。  
  「彩佳さん気持ちいい?もっと気持ちよくしてあげるからね?」  
  そう言ってコトーは彩佳の着ていたブラウスのボタンをはずしていく。  
  徐々にボタンがはずされブラウスから彩佳の白いブラジャーが見え隠れする。  
  あとは下のボタン、2ヶ所を残すのみという所でコトーはボタンをはずすのを止め、  
  自由になったブラウスの上部を二の腕あたりまで下ろす。  
  ブラウスを下ろされてあらわになった肩が外気に晒されるが、熱くなった彩佳の体は寒さは  
  感じられなかった。  
  あらわになった彩佳の首筋や肩にコトーはキスの雨を降らす。  
  「んっ、、、」  
  コトーが落とす唇に反応する彩佳は声が自然に出る。  
  肩や首筋にキスをしながらコトーの手は、再び彩佳の胸をブラジャー越しに愛撫する。  
  コトーの愛撫でブラジャーの肩紐が腕の方にずり落ちて行き今にも胸の先端が見えそうな  
  そんな光景にコトーは堪らず一気にブラジャーを胸からずり下ろした。  
  「!あっ!んっ」  
  胸を覆っていたブラジャーがなくなり形のいい大きな乳房が現われ、その先端は尖り、赤く充血している。  
  コトーは背後から激しくその乳房を揉みしだき、先端をつまみ、指でこねる。  
  「ゃぁっ!ぃ、痛っぁ…、…あっ、だ、だめ…そ、そんなに…きつく、、、し、ちゃぁ…」  
  彩佳は相当、感じているようでコトーの腕の中で体が反応し激しく動く。  
 
  「あっ!やんっ、んんっ…」  
  コトーの愛撫で彩佳の体は激しく反応して徐々に開いていく足…。  
  それを見逃すはずがないコトーは胸への愛撫を止め、高潮した彩佳の横顔を眺める。  
  「…彩佳さん…」  
  「…んっ…、センセイ…」  
  とろりとなっている彩佳の瞳はコトーを見つめる。  
  そんな彩佳に誘われるように彩佳の唇に深くキスをする。  
  キスを楽しむ間にもコトーの悪戯な手は彩佳の開いてしまった足に移動し愛撫し始める。  
  「んっ…」  
  彩佳は少し反応するが快感からかコトーに身を任せていた。  
  中心に近づいていくコトーの手を気にしながらもキスに酔う彩佳。  
  背後からの愛撫により開いて行く足は膝まであるフレアスカートを怪しく揺らし、  
  コトーの指がついに彩佳の中心付近に辿り付いた。そこは、スカート越しでも分かるほど熱く、  
  湿り気を帯びている。コトーの指がその湿っている付近を軽く撫でた。  
 
  「…ん…」  
  彩佳はくぐもった甘い声を発し、身じろいだ。  
  スカート越しにコトーの指は怪しく動き、その度に彩佳は色っぽい声を発する。  
  その声にコトーは興奮し、少し意地悪をしてみたくなり、キスを止め、彩佳に問う。  
  「…彩佳さん。彩佳さんのここはスカートの上からなのに、もうこんなに湿ってるよ?…そんなに気持ちいい?」  
  コトーが意地悪くそんなことを聞いてくる。  
  「ゃ…、センセイ、、そ、そんなこと、分かってるくせに…」  
  赤くなりながら言う彩佳にコトーはクスリと笑い、  
  「彩佳さんの体はエッチだね?気持ち良さそうな彩佳さんを見るのって堪らないよ、  
  もっともっと気持ちよ良くなって、いい声聞かせてよ?」  
  そう言ってコトーはスカートをめくり上げた。  
 
  スカートが捲りあげられ、すらりとした白い足にピンク色のパンティが映える。  
  そのピンク色のパンティーはコトーの愛撫により溢れた愛液でシミを作っており、黒い茂みが透けて見える。  
  背後からのコトーのいたずらな手は既に湿っている中心をパンティ越しに擦った。  
  「っあん…。はっ、、んっ…」  
 
  彩佳は自分の一番、敏感な所をコトーの指で愛撫され、中心から愛液が溢れてくるのが分かるほど  
  感じていた。自分自身の愛液により下着が濡れて気持ち悪い…。  
  なのにコトーの指は執拗に中心を攻めてくる。  
    
  「んっ、あっ、ゃ、、ゃぁっ…」  
  「…ん?何がイヤなの?」  
  もぞもぞする彩佳を見て察知したコトーは、  
  「……そうか、彩佳さん、下着が濡れて気持ち悪いんだね?」  
  赤くなり無言になる彩佳を見てコトーはくすりと笑い、  
  「自分が濡らしたのに仕方ない子だね?彩佳さんは。」  
  意地悪を言うコトーに彩佳は反論しようと口を開いた。  
  「それは先生が…っあん!」  
  続きを言おうとした時、コトーの指がパンティーをずらし、彩佳のクリトリスを直に愛撫する。  
  「んっ、ゃあ…んっ…」  
  ピリピリとする何とも言えない快感が彩佳の体を襲う。  
  「だ、ダメっ、センセイ、そこ、弱いのッ…!」  
  そう言って足をガクガクさせる彩佳を見てコトーは満足そうに微笑んだ。  
  「…知ってる、だからやってるの。彩佳さんに気持ちよくなってもらいたいからね。」  
  あまりの快感に彩佳の中心からは蜜が溢れ出てくる。  
  溢れ出てくる蜜を勿体なさそうにコトーは指ですくい取り、快感で体の力が抜けてコトーに寄りかかってる  
  彩佳に見せる。  
  「ほら、彩佳さん、これが彩佳さんのラブジュースだよ。」  
  指にすくわれた彩佳の蜜はとろりとして糸を引いている。  
  「や、やだ!そんなの見せないでください!!」  
  彩佳は恥ずかしそうに真っ赤になって目を伏せた。  
 
  「何で?恥ずかしがることないよ、とってもキレイじゃない?それに、とっても美味しいし…」  
  そう言ってコトーは自分の指に付いた彩佳の蜜を美味しそうに舐めた。  
  「…うん、おいしいよ。」  
  「……ゃ、だ…センセィ…」  
  あまりの恥ずかしさに余計に赤くなりうつむく彩佳にコトーはフッと笑い、さっき蜜を舐め取った  
  指をもう1度彩佳の中心へ持って行き、まだ溢れている蜜をすくい取った。  
  「!?…んっ…」  
  「…彩佳さん。」  
  名前を呼ばれ顔を少し上げてみると、またもや蜜が付いたコトーの指が彩佳の目の前にあった。  
 
  「彩佳さんも自分の舐めてみなよ?」  
  「…?へっ?」  
  コトーは指についている蜜を彩佳の唇に寄せて口の中に指を入れた。  
  「んッ!?」  
  コトーの指が彩佳の口内で動き回って犯していく。  
  「ん、んっ…、ん、、、」  
 
  口の中で動き回る指から何とも言えない味がしてくる…  
  これが自分のかと思うほど、今まで経験したことのない何とも言えない味。  
  それほど自分はコトーの愛撫に溺れていることを改めて痛感させられた。  
 
  口内を指で犯され、彩佳の口からは唾液が伝って落ちる。  
  やがてコトーの指が彩佳の口内から抜かれ彩佳は、はぁはぁと息を着きながら口から伝った唾液を  
  手で拭った。  
  「どう?美味しいでしょ??」  
  「!…そ、そんなの、わかりま、せん、、、」  
  赤くなりながら少し拗ねたように言う彩佳にコトーは微笑み、彩佳を抱きしめた。  
 
  後ろから抱きしめながら彩佳の耳元で囁く。  
  「僕にはすごく美味しいご馳走だよ。このご馳走は彩佳さんが僕に感じてくれて生み出したものだからね。」  
  「や、だ、、センセイ…。そ、ん、な、恥ずかしいこ、と…言っちゃ、やだ…」  
  背後から聞こえるコトーの声に反応し、赤くなって言う彩佳の可愛さにコトーはさらにきつく抱きしめる。  
  「〜〜〜〜〜あ〜〜〜〜っ、もう!かわいい!彩佳さん、かわいい!」  
  「ちょっ、センセ!く、苦し…」  
  苦しそうにする彩佳をそっちのけにコトーは続ける。  
  「何で、何で彩佳さんはそんなに可愛いの?!」  
  可愛くて、可愛くて、彩佳を誰にも渡したくないそんな衝動に駆られ、独占欲が湧き上がる。  
 
  彩佳の口も手も指も髪も足もすべてが可愛く感じる、今まで好きになった女性やつきあってきた女性には  
  感じたことのないそんな気持ち…。  
  そんな気持ちを持ったことを自覚できたのは初めてだ。これが本当の恋愛なのだと気づく。  
  本気に好きになった女性だからこそ…、普段は絶対言わないような言葉が自然に出てくる。  
 
  「…彩佳さん、愛してる…。…ね、つづき、してもいい?」  
  コトーからの愛の言葉に彩佳は目を見開いた。  
 
  センセイは意地悪…。愛の言葉とおねだり…、そんなこと聞かなくてもするくせに…。  
 
  「…キス…キスしてくれたら……」  
  「そんなのお安い御用だよ…」  
  コトーはそう言って彩佳に優しくキスをした。そのキスは今まで以上にとても優しくとろけるようなキス。  
  深く、深く重なり合った唇が名残惜しそうに離れたとき、彩佳は甘い吐息を漏らす。  
  コトーの離れた唇は首筋に辿りつき、きつく吸い込み紅い印を残す。  
  「んっ…」  
  コトーの唇が次々に紅い印を付けて行く中、コトーの手は彩佳の胸を揉みはじめた。  
 
  「ぁん、んん…」  
  コトーの大きな手に収めきれないほどの彩佳の胸は愛撫により自在にかたちを変える。  
  胸への愛撫により彩佳の体は再び火照り出し、彩佳は甘い声を漏らす。  
  コトーの左手が胸から離れて彩佳の下腹部に向かいパンティの中に手が入って行き、  
  クリトリスの周りを愛撫し始めた。  
  「!!ゃ!あぁん…!」  
  彩佳はピクリと体を震わせ声を上げる。  
  「彩佳さんのここはもう準備万端だね?こんなに蜜を出しちゃって…。」  
  「ゃ…」  
  彩佳は赤くなりうつむく。コトーはくすりと笑い彩佳に言う。  
  「…パンティ、脱ごうか?濡れて気持ち悪いでしょ?」  
  彩佳は小さく頷き、腰を浮かせた。コトーは彩佳の背後から腰に手を掛け、するりとふとももの辺りまで  
  パンティを降ろし、彩佳に右足を動かすように指示した。  
  彩佳は右足を動かして、ぐちょぐちょになっているパンティから足を抜いた。  
  左足に脱がし残っているパンティはそのままでコトーは彩佳のぬらつく秘所に指を這わせ、  
  肉ひだを広げ、秘所を外気に晒すと彩佳はピクリと反応した。  
  「!んっ…」  
  広げられた彩佳の秘所は外気に晒されたことによりピクピク引きつり蜜がとろりと湧き出しコトーの指を  
  濡らす。  
  「彩佳さんのここはとてもやらしいね。こんなに蜜を溢れさせて…。そんなに感じてくれてるの?」  
  「!そ、それは先生が触るから…!」  
  「うん。そうだね。彩佳さんが喜んでくれるからついね…」  
  コトーは楽しそうに言いながら、這わせていた指を彩佳の奥に入れた。  
  くちゅりと淫猥な音が響くと同時に彩佳の口からも声が漏れた。  
  「!!あんっ、ゃんんっ…」  
  先程までのコトーの愛撫により十分過ぎるほど濡れている秘所はコトーの指を難なく向かい入れた。  
 
 

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