コトー先生と私は漁協の宴会にお呼ばれになりました。  
 宴もたけなわになった頃、その日、大漁だった原さんは特に盛り上がっていて  
 先生にお酒を無理やり飲ませてしまった!のです。  
 先生はコップ1杯のビールで酔ったみたいでその場に潰れてしまいました。  
 
 「…何だ〜?コトー先生、もう酔っちまったのか??もっと飲めって〜!」  
 潰れてしまったコトーに酒を勧める。  
 「もぅ!原さんいいかげんにして!先生、潰れちゃってるでしょ!」  
 「〜〜〜うぃ〜〜〜。星野もどうだ??飲め飲め!!ガハハハハ」  
 「〜うぃ〜、そうだ!そうだ!星野!今日は大漁だったから飲んで食え!!オレの奢りだ!!ガハハハ」  
 「し…しげさん、この宴会は漁協のお金でやってるんでしょ!もぅ!」  
 「ガハハハ!そうとも言う!ガハハハ」  
 すっかり出来あがってしまってるしげさんを睨み、ため息をつく。  
 
 「とりあえず、わたし、先生連れて帰りますから、みんなもほどほどにしてよね!明日、診療所に二日酔いで来ても断るからね!!」  
 
 と、宴会を楽しんでるみんなに言い宴会を後にした。  
 「ち…ちょっと先生!ちゃんと歩いてください!」  
 「にゃはは、歩いてるよ〜」  
 彩佳の肩を借りてよろよろと歩くコトー。  
 「何がにゃははですか!ほらぁ。もう少しで診療所だから頑張って!」    
 
 診療所にやっとの思いで辿り着きコトーを診察台に座らせ彩佳は水を差し出した。  
 「はい、先生。お水。」  
 「あ〜。ありがと〜ぉ〜」  
 ごくごく水を飲み干した。  
 「ぷは〜〜〜〜っ」  
 「…じゃ、先生、もう大丈夫ですね?私、帰りますよ?あとは自分でやってくださいね?」  
 「……星野さん、もう帰るの?せっかくここまで来たんだからゆっくりして行きなよ?」  
 コトーは彩佳の手を掴んだ。  
 
 「は??な…何言ってるんですか、先生?」  
 「…ね?星野さん??」  
 掴んでいた手を引き寄せコトーの腕の中に彩佳をおさめた。  
 「!!!せ…せんせい!??」  
 「だまって…」  
 コトーは彩佳の唇を自分の唇でふさいだ。突然のことで目を見開く彩佳。  
 「…んぅ…んんん…」  
 唇が離れて  
 「せっ…せんせ…、な、何を…」  
 彩佳にしゃべらせまいとしてコトーはまた唇をふさぎ、今度は深く激しくキスをする。  
 「んんんん……」  
 激しいキスで唾液が滴り落ちた頃彩佳の意識はもうろうとなってきはじめていた。  
 唇が離れ、コトーは首筋にキスを落としていった。  
 「っ…はぁ、はぁ……ぁ…ん…」  
 コトーの手は彩佳の腕から脇の辺りに移動して体を愛撫しはじめた。  
 「!?んぁ…?…ぁん…や…」  
 やがて手が2つの大きな膨らみに達し、やさしく愛撫した。  
 「っあ、ああ、…せ…せん…んん…」  
 衣服の上からでも感じ取れる弾力のある胸を愛撫していた指がある一点を  
 見つけた。  
 「!!きゃ!…ゃ…ん…」  
 愛撫によって固くなった一点を衣服の上から弄ぶ。  
 「あ!あ!…や…ぅん」  
 与えられる快感に体をのけぞらす。  
 「…服の上からなのに星野さんは感じやすいんだね…?服を取っちゃったら  
 もっと感じるのかな?」  
 「!!そ…そんなこと…はぁはぁ…」  
 真っ赤になる彩佳を見てコトーはクスリと笑いキスをして衣服を脱がせて行った。  
 
 下着姿になった彩佳を見てコトーは  
 「…かわいいね」  
 「…そんなことないです…、あんまり見ないでくださ…ぃ…」  
 恥ずかしさのあまり真っ赤になり顔をそらす。  
 「くす…、ううん、すべてがかわいいよ」   
 そう言いながらコトーは首筋に吸い付き彩佳の透き通るような白い体に紅い印を付けて行く。  
 「ん、ん、、、」  
 唇が胸に落とされ指がブラジャーのホックをはずす。胸が空気に晒されて彩佳の体は  
 ピクリと反応する。    
 「ん…」  
 空気に晒された胸をやさしく愛撫する。そして固く立ちあがっているピンク色の先端を  
 口に含み舌で転がした。  
 「!あ、あん、や…やだ…、せんせい…、んん…」  
 「やっぱり、すごく感じてくれてるね…?胸が弱いんだ??…こっちはどうかな?」  
 コトーの右手が彩佳の足の付け根の方になでるように移動し、かすかな快感をもたらす。  
 そして…下着越しに彩佳の秘所をなぞる。  
    
 「あ!せんせ!そ、そこはダメ!!あん」  
 「…ダメ?でもこんなに濡れてるよ?」  
 「そ、それは…先生のせいで…あ、あ」  
 「責任はちゃんと取るよ…」  
 するとコトーは彩佳の足元の方に移動していて彩佳の足をM字型に開けた。  
 「あ、やだ、こんな格好…」  
 M字型に開けられた足の間に体を入れ、下着越しにキスをした。  
 「ひゃう!あ、あ、だ…だ…め…あ、あん」  
 彩佳の愛液とコトーの唾液で下着にシミを作る。  
 「ん、ん、はぁ、はぁ…」  
 大きく肩で呼吸をする彩佳は今までに経験したことのない快感に溺れていた。  
 夢にまで見た先生との関係に興奮しているからなのかもしれない。  
 いつのまにか下着を全部脱がされ彩佳は生まれたままの姿になっていた。  
 下着を取られあらわになった花びらにコトーは舌を這わせた。  
 秘所からはぴちゃぴちゃといやらしい音がして2人をより一層興奮させる。  
 彩佳の愛液はコトーの唾液と混ざりお尻を伝ってベットのシーツを濡らしていた。  
 「あ、あん…」  
 コトーは舌での愛撫を一旦止め、口をぬぐい、今度は十分に濡れた秘所に指を這わせた。  
 そしてくちゅりといやらしい音を立てて彩佳の中に侵入してきた。  
 「あん、ダメ…んんん」  
 彩佳の中はキツくてとても熱かった。ゆっくり指を動かし彩佳の反応を楽しむ。  
 「ん、ん、、あ、ああん…」  
 始めはゆっくり動かされていた指は次から次へと溢れてくる愛液と共に動きを早められた。  
 激しく指が彩佳の中を掻き回す。  
 「あああん…せ…せんせ…もう…私…はぁはぁ…」  
 「そ、そうだね、僕ももう限界だよ、星野さん…」  
 そう言ってズボンと下着を脱ぎ、大きく固くなっているコトー自身を彩佳の秘所に当てがった。  
 「あ、せんせ、き、来てください…」  
 コトーはゆっくり体を沈めて行った。  
 
 コトー自身がゆっくり自分の中に入ってくる。じりじりとした快感が彩佳を襲った。  
 「あ、あ、あああん」  
 コトー自身が彩佳の中にすべて収まった。彩佳の中は今にもいきそうになるくらいに  
 指で感じた数倍のきつさと熱さだった。  
 「…ぅっく…ほ、星野さん、全部入ったよ…動くよ??」  
 「ぁん…は…はい、せんせ…ぃ」  
 ゆっくり腰を動かし快感を求めて行くうちに動きが早くなって行く。  
 激しい動きでコトー自身が子宮まで突き上げる。  
 「あ、あ、や…あ、あ、ああん、そ…そこ、だ、だめぇ…」  
 「ここ?ここがいいの??」  
 と聞き、コトーは緩急をつけて何度も何度も感じるところを突かれて追い詰められる。  
 「…ぃ、やぁ…も、もぅ、だ、だめぇ〜」  
 コトーはラストスパートをかけ激しく攻めてくる。  
 「や…、せ、せんせ、もぅ…イ…イク、いっちゃう〜」  
 「…っく、ほ、星野さん、ぼ、僕も…!」   
 コトーの激しいひと突きで彩佳の中は収縮してコトーを締め付た。  
 「やぁぁぁぁぁ、いっちゃう〜〜〜〜」  
 「っ、、うっ、出る!」  
 同時にコトーも彩佳の中に精を吐き出していた。  
 彩佳はドクドクと自分の中に放たれた精を感じながら意識が遠のいた…。  
 
 気がつくとコトーは自分の隣で眠っていた。  
 そして時計はすでに夜中の2時を指していた。昨夜の情事で体が重い。  
 この心地よい体の重みを感じながらこのまま眠ってしまいたい衝動に刈られるが  
 このまま朝を迎えるとまずい。  
 こんなとこ内さんやしげさん、患者さんに見られたら何を言われるか…ι  
 彩佳は急いで身支度を整えて診療所を後にした。  
 
 …私、いったい何を……??…私、先生と…?  
 うそ…、こ、これはきっと夢よ、お酒も飲んだからきっと酔って、夢を見てるんだわ。  
   
 彩佳は自分の頬をつねってみた。  
 「痛っ、…夢じゃない…」  
 
 彩佳は昨夜のあの出来事を思い出し混乱していたが好きな人と結ばれたことが  
 嬉しくもあった。  
 
 
 次の日。  
 何て顔して先生に会えば良いか分からなかったが意を決して診察室に入って行った。  
 コトーはすでに診察室にいて机に向かっていた。  
 
 「お、おはようございます」  
 
 返事がない。  
 
 もしかして昨夜のことで気まずいとか思ってるの??ひ〜〜〜、やめて〜〜。  
 こっちも意識しちゃうから〜〜。  
 
 「せ、先生?」  
 「〜〜〜〜〜ぅ〜〜〜〜頭がガンガンする〜〜〜〜」  
 「は??」  
 「あ、ほ、星野さん、おはよう、昨日さ、僕、お酒飲んじゃった??」  
 「え?ええ、飲んでしまってますよ。」  
 「あ〜〜〜、やっぱり〜〜〜、この頭痛は二日酔いか〜」  
 「……あ、あの…先生?昨夜のこと…」  
 「え?昨夜??なんかあったの??昨夜の記憶、全然ないんだよね。  
  ここにどうやって帰ってきたかも覚えてないし、もしかして星野さん送ってくれた??」  
 「…お、覚えてない…?ゆ、昨夜のことを…?」  
 「え?え?何?何かした?僕?」  
 「…………………」  
 「星野さん…?」  
 「〜〜〜〜も〜〜〜〜ぉ〜〜〜、先生なんかサイテ〜〜〜〜〜!!」  
 
 
               END  

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