「しかし、まさに犯罪的ボディだなこりゃあ」  
 派出所の休憩室で、畳の上に横たわる制服姿の麗子の姿を見ながら、改めて両津は嘆息する。  
 見慣れたはずの彼の目さえ奪って離さないその見事な肢体は、実は本物のそれではなかった。  
かつて試験的に派出所の隣に建てられたロボット派出所の一員で、本物とそっくりな人造人間麗子B  
こそが、その正体であった。  
 例のごとく金策に詰まった両津が、かつて企てた麗子大胆写真集や、等身大フィギュアの線でもう  
一儲けできないかと、本署の倉庫から無理やり借り受けてきたのだった。  
 
 そのきれいな左耳を引っ張ってスイッチを入れると、ほんの微かなハム音とともに、冷たかった  
ボディに温かみが戻るとともに、形良く天を突く豊かなバストが上下し、呼吸運動の開始を告げた。  
 だが、両津がいくら呼びかけ、肩を揺すっても、一向に目覚める気配は感じられない。  
「うーむ、ひさびさの起動だからなあ……やっぱ、メンテが必要なのかあ」  
と頭を掻いていると、不意に携帯が鳴り出した。  
「なんだよ今忙し、ウォ、部長!……ハイ両津です!……え、アレまだ出してませんでしたっけ?  
まあ、あんなもん別にいつでも、ウワそんなに怒鳴らんでも……ハイハイ、今すぐ届けます!」  
 彼は携帯をポケットに戻し、抱き起こした麗子Bを取り合えず自分のロッカーに押し込み、1週間  
前が提出期限だった書類を机の中から引っ張り出すと、そそくさと派出所を後にした。  
 
 30分ほどして、麗子本人がポルシェで出勤してきた。  
「両ちゃんおはよー、ってまたどっか行っちゃってるじゃないのよモウ」  
とため息をつきつつ、彼女はピンクの制服の上にまとったゴージャスなファーを自分のロッカーに  
しまう。すると、毎度の事ながら両津の私物が辺りに雑然と散らばっているのがどうしても目に付く。  
「注意してもどうせ聞く気ゼロだもんねえ」  
と、半ばため息をつきつつ、散乱する両津の私物をまとめてぶち込もうと彼のロッカーを開けた瞬間、  
自分と全く同じ姿がその中にあるのに気づいた。  
 短い悲鳴を上げ思わず飛びのいたが、運悪くそこに転がっていた焼酎の空き瓶で足を滑らせ、これ  
また運悪くそこにあった信楽焼きのタヌキに頭をぶつけ、気を失ってその場にノビてしまった。  
 
 程なく、部長のいつものお説教を完璧に聞き流した両津が派出所に戻り、ロッカーの前に目を  
回して倒れている麗子に気づいた。  
「ウォ!ロッカーから麗子Bが転げ出とる!」  
と、あわててその体を抱きかかえ、休憩室に運んで畳の上に寝かせた。一息つきながら、ちゃぶ台の  
湯飲みの冷めたお茶を飲みつつ、改めて彼女の全身を眺め渡す。  
 なめらかなカーブを描く引き締まった白い脚、思い切ってくびれたウエスト、大きいが仰向けでも  
全く形の崩れないスーパーバスト、そして、ややブラウンがかった金髪に包まれた、完璧に整った顔。  
無意識のうちに、彼は唾をゴクリと飲み込んでいた。  
 
 思えばここのところ、彼の周りに何人かの魅力的な女性が現われ、中にはいい雰囲気にまで発展した  
ケースもあったのに、なぜかいつもそれ以上には進まなかった。  
「身近にこんな完璧な女がいちまったから、目が肥えちまったかなあ……ようし、八つ当たりだ!  
ロボットだけど」  
と、彼は一応辺りを伺いつつ、彼女の制服のジャケットを脱がせはじめた。  
 ブラウス姿になると、その神懸り的なバストの形が一段とはっきり分かる。両津は、自分でも鼻息が  
荒くなるのを自覚しつつ、これも特注らしい、シルクのブラウスのボタンを一つ一つ外す。  
 そして、現われたレースをふんだんに使った、ゴージャスだが品のいいブラを鑑賞する間ももどかしく  
そのホックを外し、まさに神々の頂と呼ぶべきバストを白日の下にさらけ出した。  
 しばらく、その素晴らしい景色を眺めているうちに、そのトップにある薄桃色の突起をつい指でつつく。  
「ウ……ン……」という甘いうめき声とともに、わずかにムクリとその突起が起き上がってきた。彼は  
たまらず、その片方を指でいじりながら、もう片方を口に含んで舌で転がし始めた。  
 彼女の頬がわずかに上気し、形のよい唇がわずかに開いて吐息を漏らす。  
 見た目はゴツイが根が器用な両津は、巧みに強弱を付けながら、麗子のバストと乳首を弄ぶ。  
 と同時に、空いた片手が抜け目なく麗子の下半身をまさぐりはじめた。  
 ブラと対の物らしい、これもセンスのよいパンティの横から差し入れた両津の太い中指は、すでに  
ヌルリとした粘液にまみれ始めている熱い肉に飲み込まれた。  
「オォすげー!……しかし良くできてんなコイツ」  
と、まさしく本物の女性としか思えない(本物だが)感触に驚きつつ、両津はその指を無意識のうちに  
クッ、クッと締め付けてくる動きを楽しみながら、彼女の敏感なポイントを遠慮なく探り始めた。  
 
…両津は、彼女の弱点、秘所の最奥やや手前のざらついた部分をあっさり探り当て、中指で若干強  
めにそこを擦りながら、親指でクリトリスを軽く刺激し続けた。やがて、麗子はそのつややかな唇から  
「クッ…ア…ヒッ!」と小さな悲鳴を漏らし、その引き締まった尻をグッと突き上げると、まだ入ったまま  
の両津の指をククッと締め付けながら、彼の手の平に濃い粘液をトロリと流し出した。  
   
 彼女が、その細い足を大きく広げたまま、時折ヒクッ、ヒクッとうごめく桃色の合わせ目から、トロッと  
愛液が流れ出る様子を目で楽しみながら、両津は立ち上がりあっという間に全裸になった。  
 その毛むくじゃらの股間からは、巨大としか言いようの無いペニスがそそり立っていた。先日米軍の  
空母でシャワーをあびたときも、その場の並み居る黒人白人兵士が、全員青ざめてうなだれてしまった  
ほどである。  
 両津は、自分のゴツい片手でも握りきれないほどのその剛直をゆっくりしごきながら、麗子のしなや  
かな両足を肩に担ぎ上げてその腰を浮かせ、ヒクついている薄ピンクのヒダに剛直の先端を軽く埋め込  
んだ。そして、照準を若干修正したあと、ほぼ真上から一気にその極太ペニスを、まさに女神のような  
彼女の白く細い体の中に全部ぶち込んだ。彼女の、粘液にまみれた美しい桃色の肉ヒダが、メリメリメリッ  
と一気に限界を超えて押し拡げられ、その中の愛液が、ブチュルルッと泡立ちながら外に押し出される。  
 麗子は今までに、外国人も含め何人かのボーイフレンドとのセックスを経験済みではあったが、もちろ  
んその中にこんな日本人離れ、いや、人間離れしたペニスの持ち主はいなかった。  
 まさに、身を引き裂かれるような拡張感と、経験した事のない強烈な刺激に彼女の意識が呼び戻される。  
「ウ…ウーン…ク…ハッ…あ…何…り、両ちゃん!…な、何やって…アアッ、イヤアッ!」  
グボッ、グボッ、グボッ…  
 耳をふさぎたくなるほどの恥ずかしい音とともに、彼のペニスが微妙に角度を変え、彼女の膣内を  
強烈な硬度で満遍なく擦り上げつつ、彼女の子宮にゴツリゴツリあたってくる。麗子はすでに今までの  
セックスで絶頂と思っていた、その遥か上まであっさり押しあげられていた。彼女は両手で必死に彼の太い  
首にしがみつき、時折その美しい唇にねじ込まれる彼の舌に積極的に自分の舌を絡めた。やがて、彼の息  
がひときわ荒くなり、突き込みが一層激しくなったかと思うと、彼は「ウオッ!」と叫びながら、彼女の膣  
内に大量の精液を放出した。麗子は、胎内がその熱いマグマであっという間に満たされるのを感じ、尻を  
激しく震わせながら最初の本当の絶頂に達した。  
   
 両津は、二人の粘液で泡立つ彼女の小さな入り口にペニスを差し込んだまま、彼女の足を肩から下ろすと、  
彼女の形の良いヒップを抱え上げながらヒョイと立ち上がり、いわゆる駅弁スタイルをとった。完璧な曲線  
を描く輝くばかりに白い彼女の尻を、両津のゴツゴツした毛むくじゃらの手がしっかと握り締め、浅黒い  
グロテスクな極太ペニスを再びメチャクチャに突き込み始めた。  
 二人の繋ぎ目からあふれた、彼女の体液と両津の精液が交じり合ったものが、ボトリ、ボトリと畳に  
流れ落ちる。  
 両津は、彼女を激しく上下に揺さぶりながら、汗まみれで喘ぐ彼女に言った。  
「…ハアハア…なあ…俺のものになっちまえよ(麗子B)」  
 失神しかけていた彼女だったが、彼の衝撃的な言葉に現実に引き戻された。  
「え…そんな…こんな時に」  
「迷う事無いだろ。チンポは俺のこの1本で十分足りるだろ。(ボーイフレンドの多い本人とは違って)」  
一瞬の逡巡の後、やがて彼女は一層頬を赤く染め、彼に強くしがみつきながら、  
「…ウン…」  
とうなずいた。  
「そう来なくっちゃ。よーし、お祝いに天国に送り込んでやるぜぇ!」  
と、彼女の汗ばんだ純白の尻を一層強くひきつけ、ズバンズバン自分の腰にぶち当てる。  
 やがて2度目の噴出が彼女の最奥に叩きつけられる。彼女は、その熱すぎる感覚にしなやかな体を  
のけぞらせ、  
『あぁ…あたしの体…両ちゃんに…精液でイク事…おぼえさせられちゃった…』  
と感じながら失神してしまった。  
 結局、彼女はこの後3時間で発の精液を注ぎ込まれながら、数え切れないほどの絶頂に達していた。  
 
半年後、両津家と秋山家の全員が集まった写真の真ん中で、純白のウエディングドレスに身を包んだ、お腹の  
目立つ麗子に腕をとられた両津が、「なんでこうなったんじゃー!」と叫んでいた。           <終わり>  
 
 
 
 
 

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