その夜麗子は中川の自宅に訪れていた。
支援の礼をするつもりで訪れた麗子に中川は快く迎える
麗子「圭ちゃん、ありがとう。本当に助かったわ」
中川「全然構いませんよ、そうだ上がってください。麗子さんもいろいろあって疲れたでしょう」
中川の豪邸は人が迷子になるぐらいの広さ、部屋の数は何百もある
どれくらい歩いたか、何度も曲がり、来た道はとうに分からない。麗子はそのうちの一室に案内される。
中川「さあ麗子さんどうぞ」
中川が開いた扉の部屋、麗子は入室する
麗子「圭ちゃん、暗いわ」
中川「すいません、今明かりをつけます」
パッと一気に明るくなったその部屋の光景を見て麗子は驚愕する
その部屋は、一面が鏡張り・・・。そして中央には、大の大人がゆうに4人は寝られそうな、特大のベッドが置かれていた。
麗子「け、圭ちゃん、これは・・・・」
麗子は息を飲んだ。
中川「フッ・・・ここは僕のセックスルームさ」
麗子「・・・・どっ・・どういうつもり・・・?」
中川「おや、麗子さんにしては察しが悪いんだな。キミは僕に、大きな借りがある・・・。フフフ、莫大な支援の代償を払ってもらわないとね」
麗子「・・・・圭ちゃん・・・あなた・・・」
麗子は中川を睨み、語気を荒げた。
中川「だってそうだろう? 僕だって、慈善事業をしているわけじゃない。支払い能力のないキミに、こうして機会を作ってあげたんだ。ありがたい話じゃないか」
薄笑みを浮かべながら麗子を見つめる中川は、やがてゆっくりと服を脱ぎ始める。均整の取れた、美しく引き締まった肉体が姿を現す。
中川「フフフフ・・・そんな顔をしなくてもいいじゃないか。お互い、世界有数の会社を束ねる身・・・。一度、男と女の挨拶をかわしておくのも悪くないだろう?」
麗子「・・・・・・・」
普段の麗子なら、中川が吹き飛ぶような鋭い平手打ちでもかまして部屋を出て行くところだが、中川の支援がないと、自分も路頭に迷っていたのだ。それを考えると何も言い返せず、ただ奥歯を噛み締めるしかなかった。
中川「それにね・・・・楽しめばいいんだよ、麗子さん。大丈夫、ジョディやマリアも、とっても満足してくれた・・・・フフフ、キミにも楽しんでもらえる自信はあるよ」
そう言ったところで、中川は丁度すべての衣類を脱ぎ終え、勇ましい男根が姿を現した。
麗子「・・・・!」
ジョディやマリアまで……。麗子は、その中川の真の姿と、それともうひとつ、想像以上に雄々しい男根、その2つに驚いていた。
そんな、自分の股間に視線が釘付けとなった麗子を見て、中川は満足げな笑みを浮かべつつ言った。
中川「ここまで言って信用してもらえないんなら、そうだなぁ・・・・・万が一、僕が先にキミにイカされてしまった場合、借金をチャラにしてあげるよ。フフ、ありえない話だけどね」
しばらく押し黙っていた麗子だが、ゆっくりと顔を上げて言った。
麗子「・・・・・・・・わかったわ・・・・・・・・・男に二言はないわね・・・?」
そう言うと、覚悟を決めたように服を脱ぎだした。男なら誰でもむしゃぶりつきたくなるような麗子の素晴らしい身体が、ついにあらわになっていく・・・。
流石の中川も息を飲んだ。
中川「フ、フフフフフ! いいよ麗子さん・・・素晴らしい身体だっ! 今夜は楽しめそうだね。さあ、戦いのゴングをならそうか!」
少し興奮気味に笑うと、一糸まとわぬ麗子を隆々とした腕で抱きしめた。