中川「う、う〜ん」
中川が目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋であった。
どこかの高級ホテルに置いてあるようなテーブルや壷があった、
中川にはここが何処か見当もつかなかった。
いや、それよりも今の状況が分からなかった、何故自分がこんな部屋にいるのか
そして先程から起き上がろうとするが起き上がれない。
体の自由がきかないのだ、それでも頭は冴えていた
少しずつだが、いろんな事を思い出してきた
中川「そういえば早乙女さんに女子寮に呼び出されたんだっけ」
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早乙女「中川さん、今日女子寮の私の部屋に来てくれませんか
夜二人で話がしたいんです」
中川「えっ・・いいよ、じゃあ勤務が終わった後に行くよ」
中川も男である、夜に自分の部屋に男を呼ぶ・・・この言葉の意味を知っている、
早乙女が自分に好意を抱いてる事は知っていた、だからそういう事だろうと中川も思っていた
早乙女は口は悪いが美人である、だから中川も断らなかった。
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中川「そうだ、それで早乙女さんの部屋に行ったんだ・・・
たしか、僕が部屋に入ってから出された紅茶を飲んだんだ」
その後の記憶が無い、――ではあの紅茶に薬が・・何故?
早乙女「中川さんお目覚めかしら?」
麗子「圭ちゃん、遅いわよ」
早矢「ふふドキドキしますわ
開けられた部屋の奥の扉、そこから見知った女性達が下着姿で出てきた。