丁度早矢たちがホテルに入った頃、両津はベッドに浅く腰掛けて考えるとも無く、天井を見上げていた。  
(しかし、部長もあれほど早矢に入れ込むとはなぁ・・・)  
腕組みしたまままま、派出所で聞いた事を反芻していた。  
「うっ!痛てぇ」  
と、自分の足元を見た。  
 
ぐちゅっ・・・じゅぼ・・・じゅぼっ・・・ぺちゃっ・・・  
 
湿った音が静かな部屋に響いていた。  
両津は自分が心ここにあらずと考え事をしていたのに痛みで気づかされた。  
脚の間からちょっと拗ねた目で両津を睨んで、わざと歯を立てたのだろう。  
おそらく考え事をしていたのがお気に召さなかったのだろう。  
長い金髪をかきあげてから、ぷんと頬を心持膨らませて抗議した。  
「もう!両ちゃんたら、もっと気をいれてよね」  
「お、おう、悪かったよ、麗子。ちょっと気になることがああってな・・・」  
「いやよ、せっかくの時間に他のこと考えてたりしたら・・・」  
「わ、わかったわかった、さァ今夜は目一杯いこうぜぇ!」  
「それでなきゃ両ちゃんらしくないわよ!」  
 
「じゃ、もう一回やってくれよ」  
「いいわよ、そのかわり後で私も・・・」  
「ああ、わかってるって・・・ほれ、咥えてくれい」  
腰のモノを麗子の整った鼻先に擦りつけながら両津は言った。  
「ああん、もう・・・いやあねぇ・・・」  
「お、イヤなのか?麗子。もっとも今日は走り回ってえらく汗かいたからなァ」  
「きっと、玉袋の方まで汗臭くて、汚れてるかもな?」  
「そんなきたないモノを出しちまって、麗子お嬢様には失礼だったかな?」  
グロウが落ちきらずに輝いている口元を赤黒い陰茎でなぞって言う。  
「よ〜し、シャワーでもってキレイキレイしてからお願いするといいのかな?お嬢様?」  
勿体をつけて、麗子の目の前でピクピク棹を動かしながらズボンに仕舞おうとすると、  
「ダメぇ!だめよ!おねがいっ!そのまま・・・そのままでぇ・・・」  
慌てて麗子は両津の性器を掴んだ。  
 
「おっ、いててて、慌てるんじゃねぇ、わしが一生懸命汗をかいてそのままにしてやったんだろう」  
「洗いも、拭きもせず、おしっこしてもそのままにしてるのも辛いンだぜ。そんな努力をした両津さんに  
 もうちょっと労をねぎらってもいいんじゃないのか?どうしてわしが苦労をしてるんだっけ?」  
「わ、わかったわ・・・ちゃんとする・・・だから、お願い・・・」  
麗子は両津の性器を握ったまま、上目遣いに両津を見上げた。  
やわやわと両津の陰茎を握りながら麗子は唾を飲み込んで言った。  
「麗子のために、一日、お・・・おち・・・んちんをよごしていただけて嬉しい・・・です・・・」  
「これから麗子にきれいにさせてください・・・」  
「ようし、いいぞ麗子やってくれ!」  
 
聞くが早いか麗子は両津の汚れた亀頭を口に収めた。  
「はん、むんむむ、はぁっ、ぴちゃ」  
時折金髪をかきあげて手入れの行き届いた細い指を絡めて一心に舐め、しゃっぶた。  
「どうだ?麗子、わしのは?」  
まだまだ舐め足り無そうにいやいや中断して答えた。  
「ええ、汗や他の分泌物と混じって、おいしいわ、それに汗のにおいもいいわ・・・」  
「しかしお嬢様の麗子にこんな嗜好があるなんて事、アイツが知ったら・・・」  
「イヤッ!言わないでっ!今は両ちゃんといるんだから・・・ネッ・・・」  
「よし、わかった。じゃ、今度は麗子に、わしがしてやる」  
頷いて麗子は立ち上がった。  
淡いピンクのシルクオーガンジードレスが品のいい麗子にとても似合っていた。  
両津は麗子の足元に屈んで、ドレスの裾を少しづつ持ち上げた。  
しかもいやらしい手つきで脹脛から太腿までを撫でる様に触りながら。  
「あんっ、両ちゃんの手がやらしい・・・」  
 
麗子の声に両津はニヤッと笑った。  
「ほ〜ぅ、そうか、麗子はいやらしいのがキライなんだったな?普通がいいんだったか」  
太腿を触っている手を止めて濁ったような目で麗子を見上げて聞いた。  
「じゃ、ノーマルにやるか」  
「・・・いや・・・だめよ・・・いつものように・・・して・・・」  
恥ずかしそうに顔を少し赤らめて、横を向きながら呟いた。  
「ほぉ、なんだって?・・・どうして欲しいって?」  
「両ちゃんのイジワル・・・もっといやらしく・・・お願い・・・」  
「フフフ・・・そうだろう?麗子はいやらしいのが好きなんだろ?」  
勝ち誇ったように笑いながら太腿からさらに上に触りながら裾をあげていった。  
 
「あン、ちょっ、ちょっと両ちゃん、服、皺になっちゃう・・・またパーティに戻んなきゃ・・・」  
「わかってる、まかせとけ。昨日今日の付き合いじゃねぇんだ」  
「うふ、ヘンなトコでやさしいのね。だから好きなンだけど・・・」  
「いちいちうるせェよ、黙って気分出してろよ・・・」  
毒づきながらドレスの裾を更にたくし上げた。  
「おお、麗子、ピンクのガーターベルトがいいねェ!」  
「両ちゃんこういうの好きでしょ・・・あん、息が熱い・・・」  
麗子の油をひいた様に輝くラメ入りのストッキングが露になり、  
その上端が見え始めるとちょうど下着とストッキングの間の素肌が現れた。  
両津はこの素肌とストッキングとのあわいが好きだった。  
人工の肌と素肌のコントラストが卑猥だと思っていた。  
そしてもう少し上に上っていくとやがてショーツの下端が見えた。  
「おおお、麗子・・・これは・・・・・・・」  
 
純白のショーツというか、いや、もっとセクシィな下着だった。  
かろうじて秘唇だけを覆い、極最小の布地、タンガというのだろうか、腰骨には紐だけで、  
いつかインターネットで見た水着を両津は思い出していた。  
「エロイ!麗子最高だ!それに透けてるし!」  
両津は小躍りせんばかりに狂喜していた。  
「さぁ、もうドレスなんか脱いでもっとよく見せてくれ!」  
麗子の腰を両手で掴んで激しく揺すった。  
「きゃあ!待って、今脱ぐから!」  
麗子は両津から少し離れて、ヒップを揺すりながらダンサーのように  
ドレスを脱いでいった。  
 
ピンクの薄い羽根のようなドレスを肩からすべり落とすと、豊かな乳房が現れた。  
張りがあって、しかも垂れていない巨乳のトップは下とお揃いの極小ブラで覆われていた。  
白いピンヒール、ピンクのガーターベルトにストッキング、極めつけの白い極小ブラ。  
まるで男性誌のセンターフォールドのグラビアをみているようだった。  
おまけにうっすらと透けて見えるピンクの乳頭・・・。  
視線を下にずらすと、白タンガからは金色の秘毛がはみ出ている。  
じっと目をこらせば秘唇さえもうっすら透けて見える。  
さすがの両津も今日の麗子のいでたちには声を失っていた。  
「どうかしら?両ちゃん、気に入ってもらえた?」  
目を見開いてブンブンと頷くしかできなかった。  
 
「ウフフ、本当に顔に出やすいヒトねェ・・・でも、そんなトコがいいんだけど」  
「もっと、見て、麗子のか・ら・だ・・・」  
ゆっくりとターンして、自慢の身体を見せ付けた。  
両津は床の絨毯に跪いて、とろけた目で麗子の身体を凝視した。  
普段の制服姿では決して見られない秘密の場所が今自分だけに開放されている。  
完璧な女体が隠微な下着を纏って踊っている。  
両津は涎を垂らさんばかりになって、ジリジリと麗子に近づいていった。  
「待って、両ちゃん。そこに仰向けに寝てちょうだい。もっとじっくり見せてあげる・・・」  
そう聞くが早いか両津はすぐに仰向けに寝た。  
麗子はゆっくりと両津の顔を跨いだ。  
「どぉ?見える?」  
麗子の股間が真上に見えた。  
 
小さな下着から金色の陰毛がはみだしてまるで下着を飾るレースのようだった。  
それだけでも両津の性器はすでに臨戦態勢であったが、薄い下着の中身も透けて見えたので  
鈴口からはとうとう涎が零れはじめた。  
「れ、麗子、もっと、近くで見せてくれ!」  
両津の顔を跨いで立っていた麗子は、「クス」っと笑って膝を折り始めた。  
ゆっくりと近づいてくる麗子の花園。  
 
「ああっ・・・麗子・・・見える・・・見えるぞ・・・」  
「麗子のココはまるでひまわりのようだ・・・金色の花びらに囲まれて・・・」  
まるで実況するように両津は麗子の秘所を間近にして叫んだ。  
「どう?見える?麗子のエッチなと・こ・ろ・・・」  
目元をピンクに染めながら両津を見て言った。  
麗子もそんな卑猥なやり取りで興奮しているらしかった。  
「ああ、麗子のスケベなところが丸見えになってるぞ」  
「ふふふ・・・そう・・・見えちゃってるの・・・じゃ、脱がなくてもいい?これ・・」  
腰骨の上に引っかかっているひも状の下着の端を摘まんで焦らせるように訊いた。  
「いや!ダメだ!生で見せてくれ!」  
「あら、何を生で見たいの?エッチな両ちゃん・・・」  
「ん〜っ!ワシは見たいんだ!麗子の・・・」  
 
「麗子の・・・?なあに?」  
「麗子のスケベな、おまんこを見せてくれ!」  
卑猥な言葉を聴いた瞬間、麗子の身体がピクンと動いた。  
同時に両津の目の前の秘唇からトロっと愛液が零れた。  
息を荒げて麗子は下着に手をかけて、下にずらしていった。  
「見て・・・両ちゃん・・・麗子のいやらしい・・・お・ま・ん・こ・・・」  
自分で言いながら更に興奮したのか、愛液は両津の顔に滴るほど溢れた。  
片足を抜いて片方の太腿に下着を纏わりつかせたまま、腰を下ろした。  
両津の目にこの世で一番卑猥で、この上も無く美しいものが映った。  
「おおおぉぉ〜・・・麗子のここはいつ見ても綺麗だ・・・そして、いやらしい」  
麗子の鼠頸部をガッシリと掴んで両津はマジマジと麗子の秘部に見入った。  
金色の陰毛は形を整えてあり、先も短くカットされているようだった。  
外人のようには剃ってはいない、自然にみえて、且つ、上品な手入れがされていた。  
 
「相変わらずいいまんこだナ・・・男ならこんな綺麗なもの一度は見て死にたいだろうなぁ」  
「あん、息がかかって・・・いい・・・」  
手入れの行き届いた陰毛に囲まれて少しくすんだピンクの肉唇が息づいていた。  
ややぷっくりとした大陰唇の間にはそれよりも暗い色のピンクの小陰唇がわずかに顔を覗かせていた。  
そしてその頂点、割れ目の頂には真珠のように照明を反射している淫核が見えた。  
麗子のクリトリスはやや肥大しているのか莢から半分ほど突出していた。  
その遥か上方には金髪の長い髪をたくし上げて、上気した顔で両津を覗き込む  
美しい顔があった。  
泣きそうな顔で両津を見つめている。  
そんな顔の麗子は次にどうしたいのか両津にはわかっていた。  
「ああ、いつまで見ていても飽きないな・・・このままずっと見てたいなぁ・・・」  
チラッと麗子の顔色を窺いながら両津は白々しくつぶやいた。  
 
「あ・・・ン・・・いぢわるな・・・両ちゃん」  
「ン?ナンだ?麗子。・・・見てちゃダメなのか?見てって言ったろ?」  
「・・・見てるだけじゃ・・・い・・・や・・・」  
わざと鼻息を荒くして秘所に吹きかける両津の行いに対しても麗子の秘唇はピクピクと  
反応して、秘肉がうごめいていた。まるでもっと刺激して欲しいとねだるように。  
両津は心の中で”ニヤリ”と笑った。  
「こんな綺麗な麗子の股にこんなモンがあるなんてな・・・」  
徐々に両津の言葉責めがヒートアップして来た。  
それにつれて麗子の愛液も量をましてきた。  
「ホントに麗子のココはいやらしくて・・・綺麗だ・・・」  
「ああン・・・り、両ちゃん・・・見てばっかりじゃ・・・」  
腰をモジモジし始めて麗子は次の行為を促した。  
「ん?・・・何だァ・・・これは・・・・」」  
両津は殊更開きかかった秘部を覗き込んだ。  
「えっ、なァに?・・・どうしたの?」  
「いや、ちょっと・・・」  
両津は鼻をひくひくさせた。  
 
「どう・・・し、たの・・・?」  
目を閉じたまま麗子はグロウリップで輝く唇を一舐めして言った。  
満足げな表情は隠しきれずに。  
ごつい鼻を金髪の陰毛に囲まれた裂け目に押し付けながら鼻を鳴らして  
匂いを嗅ぐ両津を麗子は嬉しそうに見下ろしていた。  
「あん・・・鼻が・・・当って・・・る・・・」  
そう言いながらも少しスースーする位、激しく嗅ぎまくる両津の頭を両手で抱えて自分の股間に  
押し付けて深い溜息をついた。  
「ねぇ・・・どうなの・・・ソコ?どんな風?・・・・」  
 
「どう?匂う?そこ・・・」  
「いや、匂わんだろう、普通・・・」  
「そ・・・う・・・」  
安心したように麗子は呟いた、が、どこかガッカリしたようにも見えた。  
「ああ、普通のヤツにはな。だが、わしにはハッキリ匂う!いやらしい麗子のにおいがな」  
「えっ、そんな・・・ああっ・・・・やっぱりわかっちゃうの?」  
「ああ、わしならな。麗子の股の間からぷんぷん女のにおいが漂ってるのがわかる」  
 
その言葉を聴いたとたんに麗子の割れ目から愛液がピッっと迸った。  
「あああ・・・やっぱり・・・匂うのね私の・・・そこ・・・ああ・・・」  
「お前、午後からずっと匂ってたぞ。派出所の中で」  
「いやぁ・・・だって・・・両ちゃんが外から帰ってきて汗の匂いが凄くて・・・」  
「ほ〜う、ワシの汗の匂いで発情した麗子は股を濡らしてスケベな香りを  
 そこいら中振りまいてたってか?」  
「だって・・・両ちゃんの匂いを嗅ぐと自然と・・・・」  
「自然と?どうなる?」  
「ああん、か、感じ、感じちゃうのよ・・・」  
「そうかそうか、なんてイヤらしい女なんだ、麗子は。どれ、じゃ、奥の匂いも  
 調べんとイカンな・・・どれ!」  
両津は充血しだした大陰唇を両手で寛げてワシ鼻を秘列に捩じ込んだ。  
「あっ、ああっ・・・どう?くさい?」  
「ああ、麗子のおまんこはくさいぞ。」  
「どんなにおいなの?」  
「ヴァニラの香りを纏ったスケベなにおいさ」  
 
「ああん・・・そんな・・・そんな匂いなの?・・・」  
「潮の香りと甘い蜜の匂いが凄いぞ・・・」  
「ああぁぁ・・・ンっ・・・だめ・・・嗅がないで、麗子のエッチなとこ・・・」  
最早密液で金色の陰毛もぐしょぐしょに濡れていて、言葉と裏腹に両津の大きな鼻が  
麗子の秘部をぐるぐると抉りまわすのを助けていた。  
「こんな匂いが分るのは、警察犬と麗子、おまえとわしだけだろうな・・・」  
「ああん・・・あん・・・そ、そうよ、だから同じ趣味同士で、こ、こんなコト・・・」  
「なんだ?麗子はイヤなのか?」  
「ち、ちがうぅぅの、他にこんなになるヒトいなかった・・・から・・・」  
益々溢れ出して来る愛液が内腿まで濡らして、部屋の照明を反射して輝いていた。  
 
 

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